「童冀綴る魔女」クラリエテス コメント一覧 (2ページ目)
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さすらいの癒術師さん
172018年12月29日 17:13 ID:qs6gx502クラリエテス「でも、あの人はほら、ほとんど文献にも残されていない人でしょう? だから今までは想像で書くしかなくって……。」
主人公「書いたこと自体はあったのか?」
クラリエテス「何冊かね。時には王子様だったり、金色の鼠だったり。色んな想像のパネットーネ様を書いてきたわ。」
クラリエテス「だけど、ようやく……。ようやく本当のパネットーネ様を書くことができる。ふふふ、筆が止まらないわ。」
主人公「……実際に会ってみて、どうだった?」
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さすらいの癒術師さん
162018年12月29日 17:09 ID:qs6gx502主人公(次は何だろう? 黄色だから月? いや、お菓子の国だから、プリンだったりとか……、)
主人公「……あれ、これって?」
クラリエテス「ふふ、気づいた?」
主人公「パネットーネさん……だよな?」
クラリエテス「だいせいかーい。この絵本の主人公はね、あの人をモデルに……、というかほぼ本人。これはパネットーネ様のお話よ。」
主人公「パネットーネさんの……。」
クラリエテス「ずっと書いてみたかったの。パネテオロ様の日記であの人の存在を知ってから、ずっと。この人の物語を書いてみたい……って。」
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さすらいの癒術師さん
152018年12月29日 17:04 ID:qs6gx502クラリエテス「ふふふ、私もそろそろ手を進めようかなっと。ええっと、ここは緑色で……、」
主人公「わぁ……。」
主人公(優しい絵だ……。色鉛筆って、こんな雰囲気も出せるのか)
主人公「クラリエテスの操る砂糖の形が可愛いのも、こういうところが影響してたのかもな。子供とかも、喜びそうな造形だったもんな。」
クラリエテス「ふむ、いい感じ。じゃ、次は黄色ーっと。」
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さすらいの癒術師さん
142018年12月29日 16:59 ID:qs6gx502クラリエテス「まぁ、そういうわけだから、私のことはお気になさらず。もう一度寝るなら、私が帰るときに起こしてあげる。」
主人公「んん、どうしようかな。とりあえず、紅茶は飲むとして……、」
主人公「邪魔じゃないなければ、飲み終わるまでの間、作業をして見ててもいいか?」
クラリエテス「どうぞどうぞ。好きなだけ見ていってくださいな。」
主人公「ありがとう。それじゃあお邪魔するよ。」
クラリエテス「はぁーい。いらっしゃーい。」
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さすらいの癒術師さん
132018年12月29日 16:56 ID:qs6gx502主人公「そうだったのか……。えらいな、クラリエテスぐらいの歳で、もう仕事だなんて。」
クラリエテス「ふぅーん。くすくす。」
主人公「そ、その意味深な笑顔は……?」
クラリエテス「くすくす、若く見てもらえるのは、いくつになっても嬉しいな〜と思ってね。ありがとう、主人公くん。」
主人公「お、おお……?」
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さすらいの癒術師さん
122018年12月29日 16:52 ID:qs6gx502クラリエテス「なんて、回りくどい言い方をしてみたけど、つまるところ、絵本ってこと。」
主人公「知らなかった……。しかも趣味じゃなくて、仕事で?」
クラリエテス「これでお金を貰っているからね。それを趣味と言ってしまうのは失礼でしょう?」
クラリエテス「だけどまぁ、趣味というか、好きが高じて仕事にしたのは事実ね。絵を描くのも、物語を書くのもとても好きなの。」
クラリエテス「それから、子供たち! 絵本を読んでくれる子はみんな大好き! 読んでくれない子も大好きだけど!」
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さすらいの癒術師さん
112018年12月29日 16:48 ID:qs6gx502クラリエテス「おまたせー。くすくす、自分の分も淹れてきちゃった。まぁいいわよね。ご褒美ご褒美。」
主人公「ありがとう。この毛布も、クラリエテスがかけてくれたんだよな? それにずっと一緒にいてくれたみたいで……。」
クラリエテス「ふふふ、気にしないで。私もお仕事があったからね。」
主人公「仕事? それって……この絵のことか?」
クラリエテス「ええ、まだ下書きだけどね。このあと清書してから、文字を入れて、一冊の本として売り出すの。」
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さすらいの癒術師さん
102018年12月29日 16:44 ID:qs6gx502主人公「おはよう。ん……寝ちゃってたのか、俺。」
クラリエテス「ふふふ、よっぽど疲れてたのかしら? 待ってて、紅茶を淹れてきてあげる。砂糖たっぷりのあまーいやつ。」
主人公「あ、ありがとう……。」
主人公(……俺が寝てるあいだ、ずっと傍にいてくれたのかな?)
主人公(それに肩に毛布もかかってる……。あとでお礼を言っとかなきゃな)
主人公(うん? テーブルの上に何かある。これは……絵?)
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さすらいの癒術師さん
92018年12月29日 16:39 ID:qs6gx502主人公「ん……。母さん……?」
クラリエテス「……くすくす、残念だけど違うわ。そうね、私は……ただの世話焼き魔女。」
主人公「んん……?」
クラリエテス「あら、起こしちゃった?ごめんなさいね。主人公くん。」
主人公「クラリ……エテス?」
クラリエテス「おはよう。……って、もう夜だけどね。」
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さすらいの癒術師さん
82018年12月29日 16:35 ID:qs6gx502クラリエテス「___♪ おやすみ、ぼうや。おねむり、ぼうや。ベッドのなかで、豊かな夢を。」
クラリエテス「朝に焦がれて、目をつむりなさい。明日もきっと、良い日になると。」
主人公「すぅ……。すぅ……。」
クラリエテス「えらいね、主人公くんは。今日もたくさん頑張ったもんね……。」
クラリエテス「よしよし、いいこいいこ。幸せな夢を見るんだよ。」
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さすらいの癒術師さん
72018年12月29日 16:31 ID:qs6gx502ユニスト
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
42018年12月29日 02:54 ID:rtfyrqp2【若干のネタバレ】
妙齢という事だけど、彼の為に別の方法での長寿・不死を研究した成果が伝わっていた、とかなのだろうか。
あくまで妄想だけどもしそうなら尚更尊い。可愛い。バブみも兼ね備えていらっしゃる。可愛い。
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
12018年12月28日 01:05 ID:fihjdnguGIFどうぞ~