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「童冀綴る魔女」クラリエテス

最終更新日時 :
1人が閲覧中
作成者: ゲストユーザー
最終更新者: まーく

「童冀綴る魔女」クラリエテスの基本データ

出身お菓子の国
年齢?歳
性別
レアリティ★5
属性
成長タイプ平均
武器童夢白絵
武器種別弓矢
同時攻撃数3体
攻撃段数3段

初期体力初期攻撃力
2,2173,617
最大体力最大攻撃力
4,4347,234
覚醒体力覚醒攻撃力
6,83411,134
スキル進化体力スキル進化攻撃力
移動速度攻撃間隔
492.67
リーチタフネス
18032
DPS総合DPS
27098127
覚醒DPS覚醒総合DPS
4,17012,510
スキル進化DPSスキル進化総合DPS

スキル1-
追加日2018.12.27
12月新ユニット追加フェス2018

属性補正

炎属性

63%

水属性

160%

風属性

100%

光属性

100%

闇属性

100%


モデル


ストーリー

ネタバレ注意!

クラリエテス「___♪ おやすみ、ぼうや。おねむり、ぼうや。ベッドのなかで、豊かな夢を。」

クラリエテス「朝に焦がれて、目をつむりなさい。明日もきっと、良い日になると。」

主人公「すぅ……。すぅ……。」

クラリエテス「えらいね、主人公くんは。今日もたくさん頑張ったもんね……。」

クラリエテス「よしよし、いいこいいこ。幸せな夢を見るんだよ。」

主人公「ん……。母さん……?」

クラリエテス「……くすくす、残念だけど違うわ。そうね、私は……ただの世話焼き魔女。」

主人公「んん……?」

クラリエテス「あら、起こしちゃった?ごめんなさいね。主人公くん。」

主人公「クラリ……エテス?」

クラリエテス「おはよう。……って、もう夜だけどね。」

主人公「おはよう。ん……寝ちゃってたのか、俺。」

クラリエテス「ふふふ、よっぽど疲れてたのかしら? 待ってて、紅茶を淹れてきてあげる。砂糖たっぷりのあまーいやつ。」

主人公「あ、ありがとう……。」

主人公(……俺が寝てるあいだ、ずっと傍にいてくれたのかな?)

主人公(それに肩に毛布もかかってる……。あとでお礼を言っとかなきゃな)

主人公(うん? テーブルの上に何かある。これは……絵?)

クラリエテス「おまたせー。くすくす、自分の分も淹れてきちゃった。まぁいいわよね。ご褒美ご褒美。」

主人公「ありがとう。この毛布も、クラリエテスがかけてくれたんだよな? それにずっと一緒にいてくれたみたいで……。」

クラリエテス「ふふふ、気にしないで。私もお仕事があったからね。」

主人公「仕事? それって……この絵のことか?」

クラリエテス「ええ、まだ下書きだけどね。このあと清書してから、文字を入れて、一冊の本として売り出すの。」

クラリエテス「なんて、回りくどい言い方をしてみたけど、つまるところ、絵本ってこと。」

主人公「知らなかった……。しかも趣味じゃなくて、仕事で?」

クラリエテス「これでお金を貰っているからね。それを趣味と言ってしまうのは失礼でしょう?」

クラリエテス「だけどまぁ、趣味というか、好きが高じて仕事にしたのは事実ね。絵を描くのも、物語を書くのもとても好きなの。」

クラリエテス「それから、子供たち! 絵本を読んでくれる子はみんな大好き! 読んでくれない子も大好きだけど!」

主人公「そうだったのか……。えらいな、クラリエテスぐらいの歳で、もう仕事だなんて。」

クラリエテス「ふぅーん。くすくす。」

主人公「そ、その意味深な笑顔は……?」

クラリエテス「くすくす、若く見てもらえるのは、いくつになっても嬉しいな〜と思ってね。ありがとう、主人公くん。」

主人公「お、おお……?」

クラリエテス「まぁ、そういうわけだから、私のことはお気になさらず。もう一度寝るなら、私が帰るときに起こしてあげる。」

主人公「んん、どうしようかな。とりあえず、紅茶は飲むとして……、」

主人公「邪魔じゃないなければ、飲み終わるまでの間、作業をして見ててもいいか?」

クラリエテス「どうぞどうぞ。好きなだけ見ていってくださいな。」

主人公「ありがとう。それじゃあお邪魔するよ。」

クラリエテス「はぁーい。いらっしゃーい。」

クラリエテス「ふふふ、私もそろそろ手を進めようかなっと。ええっと、ここは緑色で……、」

主人公「わぁ……。」

主人公(優しい絵だ……。色鉛筆って、こんな雰囲気も出せるのか)

主人公「クラリエテスの操る砂糖の形が可愛いのも、こういうところが影響してたのかもな。子供とかも、喜びそうな造形だったもんな。」

クラリエテス「ふむ、いい感じ。じゃ、次は黄色ーっと。」

主人公(次は何だろう? 黄色だから月? いや、お菓子の国だから、プリンだったりとか……、)

主人公「……あれ、これって?」

クラリエテス「ふふ、気づいた?」

主人公「パネットーネさん……だよな?」

クラリエテス「だいせいかーい。この絵本の主人公はね、あの人をモデルに……、というかほぼ本人。これはパネットーネ様のお話よ。」

主人公「パネットーネさんの……。」

クラリエテス「ずっと書いてみたかったの。パネテオロ様の日記であの人の存在を知ってから、ずっと。この人の物語を書いてみたい……って。」

クラリエテス「でも、あの人はほら、ほとんど文献にも残されていない人でしょう? だから今までは想像で書くしかなくって……。」

主人公「書いたこと自体はあったのか?」

クラリエテス「何冊かね。時には王子様だったり、金色の鼠だったり。色んな想像のパネットーネ様を書いてきたわ。」

クラリエテス「だけど、ようやく……。ようやく本当のパネットーネ様を書くことができる。ふふふ、筆が止まらないわ。」

主人公「……実際に会ってみて、どうだった?」

クラリエテス「んー、正直ほぼ私の想像通りの人だったわ。思ってたより、テンション高めだったけど。」

クラリエテス「ま、そこは遺伝ね!」

主人公「う、うん、だろうな……。」

クラリエテス「だけど、……ええ、想像通り。ううん。私が理想とした通りの人だった。」

主人公「理想?」

クラリエテス「……パネテオロ様の日記で、初めてパネットーネ様のことを知ったとき、心が震えたわ。なんて偉大な人なんだろうって。」

クラリエテス「だから、あの人のことを色々調べてみたわ。各地に散らばってしまった従臣たちの日記を集めたり、王族も知らない歴史書をあさったりね。」

クラリエテス「でも、そこに記されていたのは、『無能王』としてのパネットーネ様のことだけ。パネテオロ様の日記とは、欠け離れた存在だった。」

クラリエテス「……わからなくなったわ。いったい、どれが真実のパネットーネ様なのかって。答えを得るために、色んなことをした。」

クラリエテス「絵本にしていたのもその一環ね。文字にして、絵にしてみれば整理もできるかもって。」

クラリエテス「でも、そこから生まれてくるのは、私が『こうあってほしい』と思うパネットーネ様像だけ。……うん、どうしても最初の感動から離れられなかったの。」

主人公「……だから、会うことにしたんだな。」

クラリエテス「ええ。ふふふ、想像と違う人だったらどうしようって怯えて、覚悟を決めるのに随分かかっちゃったけどね。」

クラリエテス「でも、会った。そしてあの人と話した。対峙した。……あの人のことを、知った。」

クラリエテス「疑った自分を恥じたわ。」

主人公「……。」

クラリエテス「もう私の筆に迷いはないわ。あの人の姿を正しく描き、伝えることができる。」

クラリエテス「私に人を救うことの偉大さを教えてくれた、あの人のことを、余すことなく……。ああ、やっと恩を返すことができるのね、私。」

主人公「絵本、完成するのを楽しみにしてるよ。出版されたら、絶対に買う。」

クラリエテス「まぁ、ありがとう! だけどそんな水臭いことを言わないで? 言ってくれれば、一冊プレゼントするわ!」

主人公「いいのか?」

クラリエテス「もっちろん! 私と主人公くんの仲じゃない!」

主人公「あはは、じゃあお言葉に甘えるよ。ありがとう、メルクもきっと喜ぶ。」

クラリエテス「くすくす、それは何より。貴方が結婚して、子供ができたら、ぜひ読み聞かせてあげてね。自信作だから。」

主人公「ず、随分先の話だな。」

主人公「だけど、わかった。俺も、もし自分に子供ができたら、パネットーネさんのこと……、」

主人公「ふわぁ……。」

クラリエテス「あら、眠くなっちゃった?」

主人公「ごめん、話してる最中に……。紅茶で身体が、温まって……。」

クラリエテス「ふふふ、わかるわかる。どうする? 宿に戻る?」

主人公「どう、しよう……。待ってくれ、眠気が……。」

主人公「ふわぁ……。うん……。」

クラリエテス「……。」

クラリエテス「___♪ おやすみ、ぼうや。おねむり、ぼうや。ベッドのなかで、豊かな夢を。」

クラリエテス「朝に焦がれて、目をつむりなさい。明日もきっと、良い日になると。」

主人公「……すぅ。」

クラリエテス「ふふ、可愛い寝顔。よしよし、最後まで話を聞いてくれてありがとね。」

クラリエテス「……どうか、貴方のこの安息が失われませんように。貴方の心を騒がす眠りがありませんように。」

クラリエテス「主人公という物語が、ハッピーエンドを迎えられますように。」

クラリエテス「私はそれを、心から願っているわ。」


備考



関連ユニット


※ ステータスの項目名でよくわからない場合は「ユニットページについて」を参照してください。
※ 画像やステータスなど掲載の無い場合は情報提供してくださると助かります。ストーリーはネタバレ配慮のため、コメント欄へ直接書き込まず返信から投稿してください。


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コメント (「童冀綴る魔女」クラリエテス)
  • 総コメント数27
  • 最終投稿日時 2019年02月04日 13:20
    • さすらいの癒術師さん
    27
    2019年02月04日 13:20 ID:h9glfw4n

    モーション見るたびに可愛いと呟く僕は病気でしょうか

    • さすらいの癒術師さん
    26
    2019年01月17日 15:38 ID:jcy42e0u

    >>25

    めっちゃそれ

    • さすらいの癒術師さん
    25
    2018年12月30日 11:07 ID:qddctlag

    >>1

    前進するときニコニコしててかわいい。

    • さすらいの癒術師さん
    24
    2018年12月29日 17:42 ID:qs6gx502

    >>7

    以上です。

    • さすらいの癒術師さん
    23
    2018年12月29日 17:41 ID:qs6gx502

    >>7

    クラリエテス「朝に焦がれて、目をつむりなさい。明日もきっと、良い日になると。」

    主人公「……すぅ。」

    クラリエテス「ふふ、可愛い寝顔。よしよし、最後まで話を聞いてくれてありがとね。」

    クラリエテス「……どうか、貴方のこの安息が失われませんように。貴方の心を騒がす眠りがありませんように。」

    クラリエテス「主人公という物語が、ハッピーエンドを迎えられますように。」

    クラリエテス「私はそれを、心から願っているわ。」

    • さすらいの癒術師さん
    22
    2018年12月29日 17:37 ID:qs6gx502

    >>7

    主人公「だけど、わかった。俺も、もし自分に子供ができたら、パネットーネさんのこと……、」

    主人公「ふわぁ……。」

    クラリエテス「あら、眠くなっちゃった?」

    主人公「ごめん、話してる最中に……。紅茶で身体が、温まって……。」

    クラリエテス「ふふふ、わかるわかる。どうする? 宿に戻る?」

    主人公「どう、しよう……。待ってくれ、眠気が……。」

    主人公「ふわぁ……。うん……。」

    クラリエテス「……。」

    クラリエテス「___♪ おやすみ、ぼうや。おねむり、ぼうや。ベッドのなかで、豊かな夢を。」

    • さすらいの癒術師さん
    21
    2018年12月29日 17:32 ID:qs6gx502

    >>7

    主人公「絵本、完成するのを楽しみにしてるよ。出版されたら、絶対に買う。」

    クラリエテス「まぁ、ありがとう! だけどそんな水臭いことを言わないで? 言ってくれれば、一冊プレゼントするわ!」

    主人公「いいのか?」

    クラリエテス「もっちろん! 私と主人公くんの仲じゃない!」

    主人公「あはは、じゃあお言葉に甘えるよ。ありがとう、メルクもきっと喜ぶ。」

    クラリエテス「くすくす、それは何より。貴方が結婚して、子供ができたら、ぜひ読み聞かせてあげてね。自信作だから。」

    主人公「ず、随分先の話だな。」

    • さすらいの癒術師さん
    20
    2018年12月29日 17:27 ID:qs6gx502

    >>7

    主人公「……だから、会うことにしたんだな。」

    クラリエテス「ええ。ふふふ、想像と違う人だったらどうしようって怯えて、覚悟を決めるのに随分かかっちゃったけどね。」

    クラリエテス「でも、会った。そしてあの人と話した。対峙した。……あの人のことを、知った。」

    クラリエテス「疑った自分を恥じたわ。」

    主人公「……。」

    クラリエテス「もう私の筆に迷いはないわ。あの人の姿を正しく描き、伝えることができる。」

    クラリエテス「私に人を救うことの偉大さを教えてくれた、あの人のことを、余すことなく……。ああ、やっと恩を返すことができるのね、私。」

    • さすらいの癒術師さん
    19
    2018年12月29日 17:23 ID:qs6gx502

    >>7

    クラリエテス「でも、そこに記されていたのは、『無能王』としてのパネットーネ様のことだけ。パネテオロ様の日記とは、欠け離れた存在だった。」

    クラリエテス「……わからなくなったわ。いったい、どれが真実のパネットーネ様なのかって。答えを得るために、色んなことをした。」

    クラリエテス「絵本にしていたのもその一環ね。文字にして、絵にしてみれば整理もできるかもって。」

    クラリエテス「でも、そこから生まれてくるのは、私が『こうあってほしい』と思うパネットーネ様像だけ。……うん、どうしても最初の感動から離れられなかったの。」

    • さすらいの癒術師さん
    18
    2018年12月29日 17:18 ID:qs6gx502

    >>7

    クラリエテス「んー、正直ほぼ私の想像通りの人だったわ。思ってたより、テンション高めだったけど。」

    クラリエテス「ま、そこは遺伝ね!」

    主人公「う、うん、だろうな……。」

    クラリエテス「だけど、……ええ、想像通り。ううん。私が理想とした通りの人だった。」

    主人公「理想?」

    クラリエテス「……パネテオロ様の日記で、初めてパネットーネ様のことを知ったとき、心が震えたわ。なんて偉大な人なんだろうって。」

    クラリエテス「だから、あの人のことを色々調べてみたわ。各地に散らばってしまった従臣たちの日記を集めたり、王族も知らない歴史書をあさったりね。」

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ゲーム概要 あなたの心を感動で癒す温かなストーリーを、圧倒的ボリュームで送るRPG。 簡単操作ながら遊びつくせない程の遊びと物語の世界へ、今旅立とう!

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