【ポケカ】Dレギュ落ちで影響を受けるデッキとスタン落ちの解説【ポケモンカード】

Dレギュ落ちで影響を受けるデッキ

環境デッキの影響度

影響	デッキ
終 リペア 不可
高 リペア 難
中 新規次第
低 リペア 可
極低

デッキの影響解説

影響度：終(リペア不可)

デッキ	主なスタン落ちカード
解説
ドガスダイナ
・主要なポケモンやキーカードが全てスタン落ち ・デッキコンセプトのカードが落ちるためリペア不可
WTB (ウォーターツールボックス)
・アタッカー以外のポケモンがスタン落ち ・バケツやルリナといった重要カードも抜けるため厳しい
クワガノン系統 (+レジエレキ等)
・クワガノン自体がスタン落ち

影響度：高(リペア難)

デッキ	主なスタン落ちカード
解説
ルギア単 (ルギアバレット)
・パワフルやオーロラなどの特殊エネがスタン落ち ・基本的には無色エネ加速になるので弱点を突きにくくなる ・一撃エネは残るので、ジュラルドンやゲンガーと組んだ一撃軸やかがやくムゲンダイナと組んだVMax型に変わりそう ・新しい特殊エネの登場次第で復権の可能性はある
パルキア単 (パルキア裏工作)
・ルーター兼サブアタッカーの裏工作ラインがスタン落ち ・カイ→バケツで水エネを回収することも不可能になる ・パルキア自体のパワーや、ゲッコウガとのシナジーなどは健在のため、別の形でパルキア単が生まれる可能性はある
アルセウス単 (アルセウス裏工作)
・ルーター兼サブアタッカーの裏工作ラインがスタン落ち ・キャプチャーエネルギーが落ちるのも地味に痛い ・アルセウス自体はパワーが高いため、アルセウス単以外への出張はもちろん、アルセウス単自体もビーダルなどでリペアされる可能性はある
レジギガス
・回収ネットのスタン落ちで気軽に入れ替えができなくなる ・つりざおのスタン落ちでポケモンの再利用が難しい ┗今後はクララなどで代用？ ・オーロラエネのスタン落ちでレジ系の使い分けが難しい ・ポケモン自体は残るため、新規次第で復権の可能性はある

影響度：中(リペア可?)

デッキ	主なスタン落ちカード
解説
ザシアンVSTAR
・優秀な進化元である「ふとうのつるぎ」がスタン落ち ・新しい方のザシアンVでは少しパワー不足感が否めない ・メタルソーサーが無くなることでVSTARパワーが重くなる
ロストギラティナ
・回収ネットのスタン落ちでキュワワーを回し辛くなる ・基盤への影響は薄いが、今後はロストゾーンの加速が課題 ・ギラティナはアルセウスと組むのが無難？
ロストバレット
・回収ネットのスタン落ちでキュワワーを回し辛くなる ・基盤への影響は薄いが、今後はロストゾーンの加速が課題
きままにおよぐ
・バケツやルリナのスタン落ちでエネ回収問題が出てくる ・エネが足りずに打点が伸び悩むことが増えそう
ゼラオラファイヤー
・ゼラオラやフーパなど基盤のポケモンがスタン落ち ・裏工作のスタン落ちで必要なカードを持ってきづらくなる ・そもそも水タイプ全体が弱体化することもあり、バレット系のデッキ自体の形が変わっていく可能性が高い
ハピミル (ハピナスミルタンク)
・タフネスマントや回復系カードのスタン落ちで耐久が低下 ・パワフル無色のスタン落ちで火力面も低下 ・VガードエネでVに対してはある程度耐久は確保できる ・ポケモンexに対応できないため、そもそも次環境が厳しい
ディアルガ
・メタルソーサーが無くなることでVSTARパワーが重くなる ・ザシアンやトレーニングコートのスタン落ちも痛い ・アルセウスとのペアは健在で、まだまだ活躍は期待できる
キュレムVMAX
・ヤレユータンでキュレムの特性を確定できなくなる ・バケツやルリナなど優秀な水タイプサポートもなくなる ・キュレムパルキア自体は強いため新規次第で復権はある

影響度：低(リペア可)

デッキ	主なスタン落ちカード
解説
アルジュラ (アルセウスジュラルドン)
・ハードコート持ちの進化元がスタン落ち ┗竜のVでも代用できる上、マスタードから出す分には無問題 ・お守りやすごいきずぐすりのスタン落ちで耐久性能が低下 ・主要な特殊エネが落ちてしまうが、ミュウは環境的に残りそうなので、次期環境でも一定数見かけそう
連撃ウーラオス
・裏工作軸での構築は不可能になる ・望遠スコープのスタン落ちでベンチ狙撃の火力ダウン ┗非エクを2体落とす目的なら120で特に問題はない ・今後はアルセウス基盤が主流になる？

影響度：極低(ほぼ無傷)

デッキ	主なスタン落ちカード
解説
ミュウVMAX
・スマホロトムのスタン落ちで雪道に若干弱くなる ・基盤自体は全く影響がないため来年も猛威を振るいそう
ヒスイゾロアーク
・基盤自体は今年に出たもののためほぼ影響を受けない ・Fレギュ落ちまでほぼ影響を受けない
アルセウスギラティナ
・VSTAR同士の組み合わせのためほぼ影響を受けない ・Fレギュ落ちまでほぼ影響を受けない

影響度が高いDレギュ落ちカード

環境影響度が高いカード

※タップで画像を拡大できます。
グッズ
サポート
スタジアム
ポケモン
特殊エネ

ポケモンサーチカードのスタン落ち

長らく環境を支えていた、ポケカの基本ともいえるポケモンサーチカードの2種類が落ちることになります。

汎用のポケモンサーチカードとしてはハイパーボールやヒスイのヘビーボールは引き続き使用することができます。

ネストボールの再録

「ネストボール」の再録が発表されました。

クイックボールと比較して、手札トラッシュが無い代わりに直接ベンチに出さないといけないため、トラッシュ利用のデッキやネオラント等との相性は少し悪いです。

手札トラッシュが無いのは基本大きなメリットになるので、今後のスタンダードになるのは間違いありません。

水タイプの弱体化/裏工作のスタン落ち

今年の登場から常に猛威を振るっている「パルキア」の重要パーツが軒並みスタン落ちすることになります。

バケツやルリナのスタン落ちにより、今までのような潤沢なエネルギー回収力はなくなり出力が落ちます。

裏工作に関しては水に限らず様々なデッキを支えていましたが、こちらも来年以降は使えなくなります。

代用枠

裏工作の代用として、「はたらくまえば」のビーダルは今以上に様々なデッキで採用される可能性が高いです。

非エクデッキは特に向かい風

回収ネットやふつうのつりざおなど、環境でもよく見られた汎用グッズがスタン落ちします。

特に非エクデッキは全体的に取り回しが悪くなるので、新規カードの追加に期待したいところです。

代用枠

サポート枠になってしまいますが、直接手札に加えられるふつうのつりざお効果の「クララ」は今以上に使われていく可能性が高そうです。

今後の新規カードの追加にも期待したいところです。

「HPup系どうぐ」スタン落ちによる今後の環境

ジュラルドンやミルタンクといった耐久寄りのデッキが主に影響を受けることになります。

ただし、ある意味ではポケモンV全体が影響を受ける可能性が高いカードでもあります。

今後の環境への影響

来年以降登場する「ポケモンex」はVガードエネルギーの影響を受けないため、Vガードエネルギーの影響を受けるポケモンVはポケモンexより打点が伸びにくくなります。そのため、Vからの攻撃は防げてもexからワンパンされてしまうといった状況になる可能性が高く、グッズでHPを増やせない環境ではVの方が脆くなります。

マリィのスタン落ち

相手の手札を流しつつ、自分の手札を整えたいときに非常に優秀だった「マリィ」がスタン落ちします。

代用枠

来年以降も使える似たカードに「ジャッジマン」がありますが、使った側の引ける枚数が少ないことや、流したカードを再度引かれる可能性があるため、マリィよりはかなり劣る性能になっているのは否めません。

クロバットのスタン落ち

「クロバットV」や「ワタシラガV」といったデッキを回すのに優秀な特性を持ち、時には負け筋になっていたポケモンVもスタン落ちで姿を消すことになります。

代用枠

今後のクロバット枠として、「ネオラントV」が今以上に使われていく可能性が高そうです。

強力な特殊エネのスタン落ち

汎用の無色エネとして強力だった「キャプチャーエネルギー」や、バレット系のデッキなどに使われていた「オーロラエネルギー」など優秀な特殊エネルギーがスタン落ちすることになります。

今後の特殊エネ枠

今後、汎用の特殊エネ枠には「ギフトエネルギー」の採用が検討できそうです。また、Vが多い環境であれば「Vガードエネルギー」の採用も検討できます。

Dレギュ落ちはいつ？

来年1月20日から新レギュレーションが施行

Dレギュレーションの使用可能な期間が1月19日までであることが発表されました。

翌日の20日からは新たに入るGレギュと入れ替わる形でDレギュはスタンダードで使用不可になります。

久しぶりの世代交代

今回はスタン落ちだけでなく、実に4年ぶりとなる剣盾世代からSV世代へのシリーズ世代変更でもあります。

多くの汎用カードの入れ替わりや、今後の基盤になるようなカードの登場が予想されるレギュレーション変更になりそうです。

スタン落ち(レギュ落ち)とは？

スタンダードレギュレーションで使用不可になる

ポケカで最もポピュラーなルールである「スタンダードレギュレーション」で使用できなくなることを「レギュ落ち」や「スタン落ち」と言われます。「スタンダードレギュレーション」は、初心者でも参加しやすいルール性等からも公式大会が多く開かれているルールです。

エクストラや殿堂レギュレーションでは使用可能

スタン以外のレギュレーションでは、過去のカードを使用できるレギュレーションもあるため、そちらではスタン落ちしたカードも使用することができます。

ただし、公式で開かれている大会数が少ないです。

スタン落ちの周期

どのカードがどのレギュレーションのカードなのかは、カードの左下にあるアルファベットから確認できます。

新レギュレーションは毎年1回追加され、直近の3つめのマークまでがスタンで使用することができます。

そのため、例年通りであれば、発売から2～3年たったカードはもうすぐ使えなくなると覚えておきましょう。

一部カードはスタン落ちせずに更新されることも

極一部のカードは、再録時にレギュレーションマークが更新されることがあります。直近では、Dレギュだった「博士の研究」や「ボスの指令」が、スタートデッキ100の発売に合わせてFレギュに更新されています。

過去のカードから登場することも

過去のレギュレーションに登場していて、すでにスタン落ちしたカードが、再録されることで現行のレギュレーションに追加されることがあります。