【白猫】ソフィ・思い出
ソフィ・R・ファルク cv.本泉莉奈 氷の国の良さを伝えるために旅をしている王女。 親善大使を務めている。 | ||
2014/12/24 |
メインストーリー
思い出1
皆様こんにちは! 氷の国から来たソフィです。よろしくお願いします!
私はアイリス、こっちはキャトラと主人公です。よろしくお願いします。
アイリス様、キャトラ様、主人公様ですね。覚えました!
すごくあったかそうな格好ね。
氷の国、って行ったことないけどやっぱり寒いんですか?
そうですね、雪や氷がずっと溶けない気候なので……
でも、とってもいいところですよ。
あったかいところに出ると幸せな気持ちになりますし、氷の城はとてもきれいですよ!
氷の城ってどうなってるんだろう? 気になる~。
一度は見てみたいですね。
興味を持ってもらえると嬉しいです! 王女として、自慢の国ですから!
あ、ソフィって王女だったのね。
あ、はい! すみません。言いそびれちゃって……驚かせちゃいました?
いや、この島には色んな人がいるから、王女様くらいじゃ驚かないわよ。
なのでソフィさんもきっと住みやすいと思いますよ。
それは楽しみです! 親善大使として、頑張らないと!
しんぜん……たいし?
はい! 私の国を、もっといろんな方に知ってもらいたいのです!
皆様も、ぜひ一度遊びに来てくださいね! 歓迎いたします!
思い出2
むむむ……
あら? なぜか急に涼しくなったような……
風も吹いていないのに不思議ねー。
はあ……やっぱりダメですね……
あ、ソフィ。どうしたの?
力を使う練習をしているのです。でもうまくいかなくて……
『力』って、魔法のような?
はい。氷の国の王家には代々氷を作り出す能力が備わっているのですが……
私はその力が弱いのか、氷の国以外では力をうまく使えないんです。
あ、だからちょっと涼しいのね。
本来ならもっと空気を冷やさなければいけないのに…
でもこれはこれで便利よね。暑い日にいてくれると助かるし。
喜んでもらえるのは嬉しいけど。次期女王としては力をうまく使えるようにならないと……
ソフィ、女王になるの?
いずれ、ですけどね。氷の国は女王が治めるしきたりとなっているんです。
今はお母様が女王ですけど、娘は私一人なのでいずれは……ということです。
じゃあそのために外の世界に出てきた、ってわけね。
そうなのです。だから頑張らないと!
思い出3
今日は天気悪いわね~。
キャトラが顔を洗ってるから、今日は雨が降るかもね。
雨……?
あっ、やっぱり降ってきた!
今日はお出かけできないね……
すごいすごい! 空から水が降ってきてる!
これが『雨』なんですね!
どうしたのソフィ、雨は初めて?
初めてですよ! 私の国では雪しか降らないから、雨って聞いたことしかありませんでした!
でも雨が降ると濡れちゃうの、大変ですよね。建物も溶けちゃうかも……
雨はそのうち止むし、止んだら乾くから問題ないわよ?
それに、建物は氷でできてるわけじゃないから大丈夫ですよ?
あっ、そうですよね。木とか石でできた建物も初めて見たので……
知らないものだらけで楽しそうね。
楽しいです! でも、それだけじゃなくて私は色々と知識を吸収していかないと。
わからないことがあったら、何でも訊いてくださいね。
その代わり、氷の国のことをアタシたちに教えて!
任せてください! 氷の国の親善大使として、精一杯頑張ります!
その『親善大使』って、どんなことをする人なの?
国のアピールをする役割の人です。
その国の顔となるので、王女の私がやることになったんです。
元々世界を旅する予定だったので、ちょうどよかったんですよね。
でも、どうしてそんなにアピールが
必要なんですか?
氷の国はあまり外から人が来ないので、外の文化を取り入れることができないんです。
だから、文明を発達させるためにもたくさんの人が訪れるような国にしたいんです!
さすが王女様、色々と考えてるのね~
思い出4
みなさーん、お菓子を持ってきましたよー。
お菓子!? ちょうだいちょうだい!
キャトラ、お行儀が悪いわよ。ちょっと落ち着いて。
はい。氷の国銘菓<たぬきのたまご>です!
なんかヘンな名前ね……
――すごい! これおいしい!
ふわふわしてておいしい!
ふふっ、よかった。喜んでもらえて。
こんなにおいしいなら氷の国のアピールはバッチリね!
自信を持って紹介できるお菓子ですからね。
でも、この名前はどういう意味があるんだろう……
たぬきって卵産まないですよね?
えっ? ……う、産みますよ!
氷の国のたぬきは産みます!
ホント~?
もちろんです! 私は王女、氷の国のことならば知らないことは何もありません!
ソフィさんがそう言うならそうなんじゃないかな、って気がしてきました……
これも女王の資質、ってヤツなのかしら……
……と言ってはみましたけど、自信ないので後で調べておきます。
知ったかぶりだった。
思い出5
ふぅ……なかなかうまくいかないですね……
ソフィさん、どうしたんですか?
アイリス様……私、頑張っているつもりなんですが皆様にあまり氷の国に興味を持ってもらえなくて……
どうしてですかね……私はすごく行ってみたいけど……
アタシは遠慮したいかも。
えっ、どうして……?
雪とか氷とかはすごく興味あるんだけど……寒いんでしょ?
は、はい……寒い……ですね……でも! ご飯もおいしいですよ!
それに、年中見られるオーロラと氷の城が織りなす景色とか、いいものはたくさんありますよ!
アタシ寒いの苦手なんだもん。動けなくなっちゃいそう。
そう、ですか……コートとかたくさん着れば、大丈夫じゃないですか?
えー……そんなに着込んだら身体が重いし……
一番の理由は『寒さ』かもしれないですね……
キャトラ様なら私がずっと抱いていれば大丈夫ですけど……
人間相手だとそうもいかないわね。
氷の国は良いところなんです……一度来てもらえれば、きっとわかってもらえると思うんです……
その最初の一歩を踏み出させるのが私の役目なのに……
思い出6
――この光は……とても暖かい……
……? 『暖かい』?
そうだ、寒いなら暖かくすればいいんですね! 簡単なことでした!
気づかせてくれて、ありがとうございます!
暖かくする、ってどうするの?
氷の家を建てて、その良さ実感してもらうんです!
氷でできていても、家の中はとっても暖かいんですよ!
夏は涼しく、冬は暖かい。理想的な家なんです!
いや、それはいいんだけどどうやって家を?
氷もこの島にはありませんし……
……まず、この島を氷の国と同じ気候にします。
寒いのやだ~!
そして、その状態で氷の家を建て、氷の家がいかに優秀かを知ってもらうんです!
それはできたらすごいけど……ソフィさんの力では難しいのでは?
はい! でも、今すぐはできなくても、いずれは成し遂げてみせます!
すごく長期的な計画ね……
でも、もしできたら飛行島が新たな観光名所になりますね。
氷の家を体験してもらえば、きっと皆様氷の国にも興味を持ってもらえるはずです!
夏は氷の家でかき氷を、冬は氷の家で鍋を! 季節ごとに別の楽しみ方ができます!
実現できるのかしら……
ソフィさんならきっと大丈夫よ。あんなに前向きなんだもの。
氷の家ができたら、たくさん人を呼ばなきゃ!
その時はお力をお借りしますね! 主人公様!
その他
フォースター7th
外伝私立茶熊学園 Story