【白猫】ミラ(茶熊版)・思い出
園芸部部長 ミラ・フェンリエッタ CV: 園芸部を創部した修道女。 もやしの栽培に没頭する。 | ||
2015/06/09 |
メインストーリー
信徒のみんなっ!!デビルお待たせしたわ!!
園芸部部長のミラ様よ!
はいはい。
なによう。扱い冷たいじゃない。
もっと何してるのとかあんた何とか、聞いてきなさいよ!
わかったわよ。えーと、園芸部ってなにする部活?
いい質問ね! もやしを植えて育てて、収穫するのがあたしの園芸部よ!
だからそれはもやし部よ!
でも、もやしってそんなに安く手に入るんですか?
そうね? じつはもやしの種になるお豆なんだけどさー。
『豆の島』ってところで、一年中とれるらしいのよね。だからもやしって安いの。
そんな島があるんだ……
そこには<豆のルーン>ってのがあるらしいわね。
正直、予想できたわ。
その島で育つもやしのおかげで、世界中の船乗りが助かってるの。
どうして?
海の上では、野菜に含まれる栄養分が不足するんだって。だからもやしを食べるそうよ。
だからいろんな島に、もやしが売ってるんですね。
おかげでこのあたしも、大いに助かってるってわけ。
いつの間にか、まさかのもやし博士ね。
ところで……あんたのもってるそれなんだけど。
ああ、これ? まだ試作品なんだけどさ。
幸せを呼ぶマスコット、
もやし君よ。もやしがモチーフなの。
その子……幸せ呼べるの?なんか、すべてをあきらめた顔をしてるけど。
ヒヒッ!
う、動いた!?
ああ、そのへんに浮かんでた魂を入れてみたの。かわいいでしょ?
ヒャヒーッ!
……夢に出そう。
カワイイじゃない。もやしのもやしっぽさがあらわれて……
あ、あれ?なんか、立ちくらみが……
どうしたんですか、ミラさん?
……大丈夫、ちょっと寝不足かも。
そんなに忙しかったっけ?
忙しいっての。脱走した危険な悪魔を追っかけたり、大活躍よ。
に、しても……なんか変ねえ?
思い出2
今日は、あんたの意見を聞かせてもらいたいのよ。
はい。ミラ様の考えたキャラクターの、プロデュースですね?
ミラ様ねえ……そういえば、ソフィは誰でも様づけだったわ。
あんたたちも、様づけでいいのよ?ま、それはいいわ。
この子がもやし君ですか……うーん……
悩んでるわ。やっぱり相当問題があるみたいね。
この子は、100人兄弟の長男ですね!
そうなんですか!?
そうなの~?
百人で、温泉を経営しております。この子は番頭さんです。
相変わらず、想像力がたくましいわね。
このようなバックストーリーがあれば、感情移入しやすくなりますね。
百人兄弟か……吸血鬼もやしとかドラゴンもやしとか、バリエーション増やせそうね!
ご当地もやし君などもいいですね。 飛行島限定とか!
おお、なんか売れそう!
って、売ってどうするのよ。
きまってるわ。この子を使って布教するんだから!見てなさい!
ライバルキャラがいてもいいかもしれませんね。
ライバルねえ。……じゃあ、煮干しかな。煮干し君ってどう?
なんで煮干し?
安いからね。
なるほど……ちなみにアタシ煮干しの方が好きだわ。
煮干し君は、もやし君の友達のほうがいいのでは?なんだか気があいそうです。
でも煮干し買うと、もやし買えないのよ。だからライバル。
難しいんですね。
あたしも、できたら一緒に買いたいわ。
でもゴハン代は限られている。永遠のライバルだわね。
そういう意味だったのね。
こんにちは、みなさん。テーマソングのご依頼と伺いましたが?
ああ、そうそう。この、もやし君のテーマソングを作曲してほしいのよ~
高名なタクティモニス様に作曲いただけるなら、間違いなしですね。
たくてぃも……あっ、ジョバンニの名前か。有名なのよねアンタ。
僕なんか、まだまだですよ。……では。
<ジョバンニはタクトを振った。空気が振動し、音が奏でられる。>
こんな曲はどうでしょうか。
なるほどね~こうきたか……でも、こうじゃないのよね~
では、こんなのはどうですか?
あー、こっちかも~でもさっきの方がいいかな~
やっぱりこっちですか!
(ボス戦の曲)
おおっいいわねえ!でも、もやしって感じしないかも。
ミラさんって顔が広いんですね。
まあね~なんといってもあたし、人望があるからっ!!
あ、あれ?
どうしました、ミラ様?
ミラさん、どうしたんですか?
また寝不足なの?
……おっかしいなあ。昨日とかよく寝たはずなのに?
思い出3
<宿屋の厨房で、ミラが料理をしている。>
ふーんふふふーん、ふーんふふーんっと……
今日はミラがお昼を?
ミラさん、お料理できるんですね?
まーね。自炊してるしさー。
でも、みんなの分も作ってくれるって珍しいわね?
今日は、あの子が来るからね。
あの子?
シスター!
<ルーシーは、ミラに抱き付いた。>
こら、甘えん坊ね。
ぎゅーなのだー。
ほら、もやし炒め作ったから。
わーい!
……はー……
とっても、なかよしなんですね。
ねえミラ。もしかしたら、あんたが追っていた悪魔って。
ルーシーのことよ?
この子は悪魔への憎しみや復讐の願いで育つ新種だから、悪魔の国では危惧視されてたの。
でもあたしは、こんなチビを捕まえておくなんて、あんまりだと思った。
何よその顔は。ほら、あんたたちも食べるでしょ?
あ、もやしがシャキシャキしてる。シンプルでいいわね。
おいしいです、ミラさん。
ルーシーは、シスターのごはん好きなのだ。
そういえば、ルーシーが来るのわかってたみたいだけど何で?
この子の手かせが、あたしにこの子の居場所を教えてくれるの。
どこでもいっしょなのだ。でもイタズラしてもすぐ見つかっちゃうのだ。
そーよ。この前も町でモンスターとオニゴッコはじめちゃって。
あれは、ルーシー悪くないのだー!
…………
……
……この島にいたのか。あいつが――
待ってやがれよ!白い聖女!!
てめえはこの俺があの世に送ってやる!
思い出4
さー、今日も布教にいってくるとしますかね~。
オリジナル教典に、もやし君っと。あとは……
おい、てめえか……白い聖女ってのは。
あら? ようやくその呼び名が定着したようね? そうよ!このあたしが聖女ミラ様よ!
……そうか。じゃあ、くたばれ!!
え? ちょ、ちょっとおー!!なにすんのー!!
り、リアム!?
リアムさん、いつもと様子が違う……!
m待て!
マウリツィオ、あんたまで!?
止めるな神父!こいつが、すべての元凶だ!この、白い聖女が!!
m早まるな、マクラレン!
ひー、滅っせられる!って、あれ? 神父のやつ止めてくれてる?
m当初は俺も、こいつが元凶かと疑っていた。
だが違うのだ。……おいフェンリエッタ。お前の教典を見せてやれ。
な、なによう~?ほら、勝手に見なさいよ。もう。
……んん? こりゃ……なんだこの教えは?
mフェンリエッタの教えは、やつらのそれとは違う。これが証拠だ。
どういうことなのよぅ。意味がわからないんだけど!
この俺は……ガキのころに『罪の教団』っていう、奴らに捕まっていた。
俺や、同じ境遇のガキたちは、奴隷のように扱われ、教団の掟を叩きこまれた。
で、教団が崇拝していたのが、教祖である『白い聖女』だ。
えっ!? あたし!?……いや、そんなわけないわね。ってことはパクリ?
こっちが聞きたいぜ!
じゃあ、別人ってこと?
<マウリツィオは、一つのブローチを取り出した。>
m話はここからだ。見ろ、これが罪の教団のシンボルだ。
なになに……?あれ、この形って!
あ、あたしのペンダント!?
mお前、ペンダントをどこで手に入れた。
……こ、これ?あれ、そういえばあたし、いつからこれを……?
m覚えてないのか。だったらそれでもいい。
しらを切ってる訳でもなさそうだな。……フン。
m白い聖女の所業は文字通り悪魔そのもの。俺はこいつを滅する。
お前と、いかなる関係があろうともな。それだけを伝えに来た。
つきあうぜ、神父。俺もこいつだけは許せねえ!
<ミラは、ペンダントを握り締めた……>
……あ、あたしが……もう一人いるっていうの?
思い出5
まったく、パクリなんて失礼千万ね。
にしてもあたし、このペンダントをどこで……あれ?
<ミラは違和感を感じ、自分の手を見た。
ペンダントを握る手は、透けている。>
え……? ええっ……!?
どうして、どうしてよっ!?少しは信仰が集まって……力が戻ってるはずなのに!
どうしてあたしが消えるのよっ!!
シスター、ご本読んでなのだー
うっ……うっ……うううっ……
シスター、どうしたのだ?
せっかく……せっかくここまでやってきたのにこんなのってないわ!
…………
……
数日前からね。……なんか立ちくらみしたり……悪魔の力が急速に失われてるっぽいの。
原因はわからないの?
さっぱり……最近調子よかったから、無理してたのかも……
<ルーシーは、ミラに抱き付いた。>
シスター……
悪魔の国に帰ったりしたら、なんとかなるんじゃありませんか?
気を使ってくれてありがと。でも、それでどうにかなるなら、こっちで布教してないもの。
そうよね……
……ちょっと前だったら、怖さなんか感じなかったのに。今はダメねえ。
怖く……なかったんですか?
昔のあたし、召喚されて願いをかなえるだけの存在だったからねえ。
あたしら悪魔って、人間の悪魔への感情を力に変えるじゃんさ。
願いにこめられた感情を受け取るうちに、なんかあたしも変わってたのかも。
アンタ……
ルーシー、あたしが消えちゃっても、一人でもがんばんなさいよ。
嫌なのだ!!ずっといっしょなのだ!!
ううっ……うああああーっ!!
あんた……
あたしだって……消えたくないっ……!消えたくないよっ……!
思い出6 (友情覚醒)
ふふふ、なんか……久しぶりねえ。ありがと、主人公。
だ、だめなのっ!?……ミラの体が!
消えかけて……!
キャトラ、そういえばあんたにいわれたわねー。信じてくれる人を探せってさ。
あたし、わかるんだよ。悪魔のあたしも、たくさんの人に信じてもらえたって……
シスター!
贄共の思慕が、それほど心地よいか。
え? あ、あんた、誰?
其の方の捧げし力、少しは足しになった。だが――
忌むべき子を飼いならし、あまつさえ贄共を助力する。其の方の振舞い、目に余る
消えよ。
あーっ!!
……い、いやっ……こんな……こんな終わりなんて!
消えたくない……消えたく……ない……!
<その時、ミラの手の中で、ルーンが再び光り輝いた。>
えっ、ええっ!? あっ!!
そうか、この光って……あたしの心だったわ!
ぬぅ……!?
デビル、底力ぁー!!
みんなに信じてもらって、あたしは変わった……!
あたしは『あたし』。あんたの人形じゃないわ。お生憎様!
……其の方、抗うか。
ええそうよ!みんなの信仰!!返してもらいましょうか!!
シスター……!!
あっ!!みんな見るのだ!!
……ミラの体が、戻ってきた!
ちっ、逃しちゃったか。さっすが古き悪魔。年の功ね。
まっいーか。悪魔パワーもどっちゃったし♪
ミラさん、無事なんですか、よかった!
いったいどうなってたの?
知らない間に、信仰の力を横取りされてたのよ。あたしより古株の悪魔にねえ。
でもあたし、信徒のみんなのおかげで強くなってたから、その支配を抜けられたってわけ。
シスター!!
おーよしよし。……あんたにも心配かけたわねー。
あ、あたしちょっくら出かけて来るわ~
どこにいくの?
力を横取りしてたやつをぶっ飛ばしにいくの。白い聖女は、二人もいらないわ。
ふふふ~あたしの名を借りての悪行、思い知らせてあげるんだから!
すごい! ミラったらなんかかっこいい!
私たちにも、できることがあったら、いってくださいね!
ふふふっ!!ひさびさにカッコいいでしょっ!!どう? あたし輝いてる!?
ははははははっ!!ふあはっ~。
ど、どーしたのよっ!?
ここここ腰がぬけた~よかった!よかった消えなくて!
あたし、あたしここにいるわー!!
覚醒絵・覚醒画像
解き放たれ系デビル
その他