【白猫】ミラ(リベンジ)・思い出
ミラ・フェンリエッタ CV:下田屋有依 真紅の衣装を着こなすシスター。 新たな信者の獲得をもくろんでいる。 | ||
2015/10/29 |
メインストーリー
思い出1
入信をご希望の方ですね?
普段は言葉少なでも、胸の内には秘めたる悩みがあったんですね。わかります。
さぁ!今すぐレッツご入信!お布施は後払いでもいいのよ!
なぁに目を離した隙に布教してんのよ!
いいでしょへるもんじゃなしー。
お布施を要求したくせに。
その分心が豊かになるもん!
あいかわらずだわね。イロイロあったはずなのに。
そうよねえ、イロイロあったわ。あたしのニセモノが現れたりとかね。
そうだったわ。アンタニセモノに力をよこどりされてたのよね。その後どうなったのよ。
ニセモノはとっちめてやったわ。でもとどめを刺す前に逃げられちゃってねー。
ニセモノのミラさんって、何者だったんですか?
あたしより古い『悪魔』よ。あたしのことを使い魔にしてたの。失礼しちゃうわ。
悪魔が悪魔を使い魔に?
ないことじゃないのよ。悪魔の世界じゃね。まーそんなのはいいのよ!
ニセモノ退治に力を使いすぎて、コッチはまた信仰集め直しなの!だから入信してー!
ほら、聖典も新しくなったのよっ!入信したくなったでしょ!
あいかわらず、小物にこだわるのね。
こういうのが大事なのよ!これを読んであたしに信仰を捧げて!
はい。じゃあ……読んでみますね。
なになに……あら、なんだかこの文章、いつものアンタのしゃべり方そのままね。
難しく書いたって、伝わらないもーん。
白い聖女を信じれば、なんでも上手くいくみたいね。
いくわよ?あたしを信じればね!
うさんくさい……あら、このおすすめデスメタル100選っての何よ。
文字通りだけど。基本どころはおさえといたわ。
激辛悪魔料理って、なんですか?
なんか激辛料理が一部で流行ってるっていうからさー。
悪魔的な気分になれる宿って。
ゆったり眠れて食事が美味しい、おすすめの宿。
エッセイ集か!
思い出2
いやあっはっはっは、ウケたわ!つかみからバッチリだったし!
ミラったらご機嫌ね。その調子だと布教に成功したの?
もちろんよ!チラシも全部くばったしね!
で、信徒増えたの。
ハッ……!?ウケたのに、増えてない!?
だめじゃん!
なるほど……あたしは布教について、根本的なところから考えを改める必要があったようね。
そうよ悔い改めなさいな。いろいろと。
信仰ってなんなの!
大きなテーマですね。
どうにもならないやつだわ。
………………………………………………………………………………………………………………………………………デビルのうさいぼー!!
あ、ミラの頭から湯気が。
んはぁー!!
なんか出てきた?
どうにもならなかったわ!
チャレンジ精神は認める。
でもこれだけはわかったわ。
何がよ。
チラシがなくなって、結局赤字ってことがね。
お金なら貸さないわ。
あ、あてにしてないもーん!!えーい、こーなったらバイトよ!
お仕事をするんですか?だったら……
実はこれからギルドの依頼で仕事に行くの。一緒に働く?
やるわぁ!!よーし、みてなさいよー!この悪魔の弓がファイヤーしちゃうんだからぁ!
思い出3
あ、あんたたち悪魔ね!
悪魔はアンタでしょ。
なんでよりによって教会の大掃除なんて仕事を!
ギルドの人からどうしてもって……
お給料出たんだし、いいでしょ。
こっちは悪魔だっての!教会とか聖なる場所とかあーもう虫唾がー!
面倒な『シスター』だわね。
あくまで仮の姿よー!あ、でも最近は普段もこのカッコだ。
慣れてきたんですね。
アンタ、シスターのコスプレする前はどんな格好してたの?
えーっと……悪魔っぽい恰好してたわよ。
悪魔っぽい、ねえ。
<ミラは、レコードのジャケットを取り出した>
これ、デスメタルのレコードね。なんか派手で怖い人がいるけど。
こんな格好してたわ。
スゴイわね。
とげとげがいっぱい。
コッチに比べると、シスター楽よ?
まあこれに比べると、そうでしょうね……
前は髪をセットするだけで、だいぶ時間かかってたわ。
そんな時代があったのね。
あの時代は迷走してたわ……悪魔らしさについて、日々悩んでたし。
アタシ突っ込んだ方がいいのかしら。
角生やしたり、ペイントしたり、フォークもったり、火を吹いたり。試行錯誤の連続。
形から入るタイプなのね。
いろいろ悩んだ末に、今のあたしのシスタースタイルがあるってわけ。
えーと……信仰を集めるためじゃ?
あっ。
思い出4
ねえ主人公、ちょっといい?
なんかさ、布教されるときってあるじゃない?
あるかもしれないでしょー!そういうときさ、何をもらったら入信したくなる?
え、なになに?あー、そういうのねー。いちおー参考にするわ。
何してるのよ。
もので釣ろうと思って。
ストレートですね、ミラさん……
こっちはなりふりかまってられないのよ。
前のちょっと怖い人形はどうだったの?
一部で好評だったけど、作るのに時間かかるし。もっとラクなのがいい。
じゃ、チラシでいいじゃん。
ラクではあるけど、あたしだったらチラシなんか文面見ないでメモにしちゃうわね。
飛行島でも、チラシはメモにしてますね。
もので釣るのも大変なのよ。
そうだわ、チラシじゃなくて紙をくばったら?
いいわねえ、両面メモになるし!
ってなによそれはー!!何をもらったら入信をしたくなるか聞いてるの!
なんでしょうね?
もらって嬉しいものね。
そうね。それでいて、わざわざ買わない奴。
わざわざ買わないけど、もらったらうれしいもの……
そうねえ……
キャトラ&アイリス&ミラ
タオル。
……えっと……
タオルつくりましょう。もらってあげるわよ。いくらでも。
ぜったいそういうのじゃない!
思い出5
ふっふ~ん。
ずいぶん上機嫌ね。あえて聞かないわ。
聞きなさいよ~!
どうせ特売品が安かったとかそういうのでしょ。
そうなの玉ねぎがね。じゃなくて!
あたし、聖典を配ってたでしょ?それがウィザーズ・マガジン出版社の目に留まってね。
アンタの……あれが?
どうも編集の人に好評だったらしくてさー。ぜひわが社で出版を、だってー!
す、すごいじゃないのー!
本が売れれば儲かるし、信仰だって集まるわぁ。地味にやってきてよかったー!
よかったですね、ミラさん!
…………
……
えーっと、ミラ、どうしたの?
しめきりがぁ~。
ヘバッてるわね。まあここ最近カンヅメだったらしいじゃない。
あれ以来ずっと執筆活動ですね。
まー本がソコソコ売れてよかったわよね。
おかげで実家兼聖堂も建ったわぁ!
貸家だけど立派よ。
今度は何の記事を書いてるんですか?
花の都の島の市場で、食べ歩きをした記事よ。もーちょっとなんだけど、頭、真っ白になっちゃって。
ミラさんってエッセイの才能があったんですね。
あったのかもね。そういえばあの学園で冊子とかつくったりしたし。
それはいいけどさ。信仰集まってるの?
そりゃもう集まってるわよ!こう見えてあたし、いろんな雑誌に連載しているし!
集まって……
どうしたの。
集まってない……はぅあああ……どうしてええ!
主人公……アレの時間かも。
思い出6 (友情覚醒)
ルーンの光……なんて清らかで澄んだ輝きなのっ。
うえっぷ。
気持ち悪くならない!
悪魔なんだからしょうがないでしょ!
どうですか? ミラさん、力は?
なーんとか持ち直したわね。いつも、ありがとね、主人公。
でも、本を出したのに、かえって信仰を無くしちゃうなんて、どうしたの?
うーん、きっとあれだわ。みんなあたしの聖典とか記事を楽しんではくれたけど……
信仰してくれるっていうか、ネタにして楽しんでただけみたいだわ……
なるほど、そういうことね。書いてる間布教しなかった分、力も下がったと……
うちで養ってる暴れん坊にも、心配かけちゃったわ。
あの元気な子ね。
原稿料も、思ったより少ないし、布教と執筆の両立はムズカシイかも。
えーい、もうやめちゃお!やっぱり地道な布教がいちばん!
アンタはそれでいいかもね。
ねえキャトラ、ミラさんのこと信じてる人って、増えてるよね。
そうよね。前に比べればね。
新しい聖典に、聖印に、チラシにもやし君っと……よっし準備完了!
あら、その聖典って出版されてソコソコ売れたやつね。前のと内容は同じ?
けっこう書き足してるのよ。ありがたーいことに変わりはないけどね?
ちょっと読んでみてもいい?
いいけど?
ふむふむ……
『アンタが誰であっても、信じてくれる人はいるものよ。
そういう人がいるから世の中まわってるんだからね!』か。
ミラさん……
いいこと書いてるじゃないの。
こ、声に出して読まないでよ!照れるじゃない!
気を取り直して……さあ行くわよ!信徒のみんなのところへっ!
覚醒絵・覚醒画像
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