【白猫】エクセリア(アイドル)・思い出
エクセリア・クルス CV:丹下桜 アイドルになった<竜の国>の王女。 人と竜の絆のために奮闘する。 |
思い出1
みなさん、お久しぶりです!
久しぶりね、エクセリア。
さあ、ラピュセルとフィーユもごあいさつして?
ピィー!
あら……?フィーユ、ちょっとだけ大きくなったかしら?
そうなんですよ! 誰も少しずつ固くなってきて……顔つきも、ほら! こんなに美人さんに!
お姉さんになったからかな、フィーユ~♪
ピィ~♪
お姉さん?
プティはやんちゃな暴れん坊で、ビケットはとっても好奇心旺盛なんですよ!
ラピュセルは、そんな妹たちの成長をいつもあたたかく見守ってくれてて。責任感が強くなったというか……
ああもう、そんなみんながかわいいよ! かわいすぎるよ~! お姉ちゃんはうれしいよ~!
あいかわらずねえ、そのねこかわいがりは。……いや、りゅうかわいがりか。
ところでエクセリアさん。その服、とってもかわいいですね。
ありがとうございます! 私、実はこの度<あいどる>をやることになったんです。
アイドル? なんでまた……
私もよくわからないまま、巻き込まれちゃったんですよ。
なるほど。まきこまれ系アイドルね。
アイドルっていうのも、よくわかってはいないのですが……
なにもわかってないんじゃないの。
でも私がアイドルをすることで、竜についても、もっとよく知ってもらえるみたいですし……
なにより、他にもアイドルをやることになったみなさんが、とてもいい方たちで!
竜以外のともだち、ふえたのね。よかったじゃない。
はい! ですから……自信はあんまりないんですけど、後悔だけはしないように、頑張ってみようかなって!
その意気やよし! 頑張んなさい、アタシ達も応援するから!
みなさん……ありがとうございます!
ピィ~!
白竜ズも応援してくれてるみたいね。
うふふ……お姉ちゃん、ふたりのために頑張るからね!
思い出2
竜の事をもっと知ってもらうためにアイドルになった、ということだったわね?
はい!世間の<恐ろしい生き物>というイメージを少しでも払拭できればと思っています。
でもエクセリアさん、これまでそのために、色々な活動をされてきましたよね。
そーね。……成果はあった?
もちろんです! 冒険家として活動する中で、たくさんの方に竜のことを知っていただく機会がありました。
そーいや茶熊学園でも色々とやってたわね。
ええ。そのおかげで、<竜の国>へ視察にいらっしゃる方が、以前よりとても増えたんですよ!
交流を主な目的とした友好的な関係も、幾つか築くことができましたし……
それはすごい……!
中には、竜騎士団の設立を真剣に検討している国もあるみたいなんです!
へえ~。立派に親善大使やってるじゃない。
ですから今回のアイドル活動は、そのような成果を更に発展させていければ、と考えているんです!
というと?
王女の私か表立って活動していくことで、竜への理解を深めるだけでなく――
様々な国や島が、これまで以上に活発に交流するようになったら。それは素敵なことだと思いませんか?
……架け橋ね! 架け橋になりたいのね!
もちろん、そう簡単なことではありません。今は、ただの夢物語です。
……けれど、だからこそ、与えられたチャンスを活かして、精一杯やってみようって思ったんです。
いろいろと見すえてるわけね。
立派ですよ、エクセリアさん。
ピィ!
<主人公は、ラピュセルの頭をゆっくりとなでる。>
…………
あらあら、ほほえましいですね~♪
どれ、じゃあアタシも――
にげられた!
思い出3
じゃあ行きましょうか、ラピュセル、フィーユ。
あらエクセリア。どこかにお出かけ?
ええ、<竜の国>に……
……実は、アイドル活動をすること、まだ誰にもいってなくて。
お父様にも、ですか?
お父様には、秘密にしておこうかと……絶対、色々といってきますから。
なので、せめてゲオルクには伝えておかなくちゃって。
……ゲオルグ、絶対お父さんにいっちゃうと思うわよ?
……はあ……そうですよね……
…………
……
……なるほど。最近、お忙しそうにしていらっしゃったのは、アイドルになったから、だと。
そうなの。これからますます忙しくなるし、あんまりこっちにも帰れなくなるから、お父様にも――
…………
どうしたの、ゲオルグ?
自分は、いつだったかちらと耳にした事がございます。
アイドルとなった者は、その頂点へと登り詰めるために野を越え山を越え、時には泥水をすすり――
時には、そっ、その……破廉恥な格好をして公衆の面前に立つ事もあるのだと!
そ……そうなの? でも、他のみなさんは、とても楽しそうに――
姫様。……自分は、姫様のアイドル活動に反対は致しません。
何か新しいものに挑戦し、見聞を広める事は、王女としてとても良い事だと存じ上げているからです。
ですがっ……!……その……
心配してくれているのね? 大丈夫よ、ゲオルグ。野を越え山を越える覚悟はできているわ。
しかし! は、はは肌を露わにし、人々に見せつけるなど!
気にしすぎじゃない……? それに、いまさら後戻りなんてできないわよ。
くっ……! くぅぅぅぅぅ……!
…………
……
まあ、だいたい想像してた通りの反応ね。
反対はしないけど、応援はできない、って感じでしたね……
フクザツね。でも多分、どっちもホントの気持ちなんだと思うわ。
ゲオルクでさえ、あんななのに……お父様は、果たしてどんな反応をするんでしょうか……
私、なんだかこわくなってきました……
思い出4
はあ……アイドル、かあ……
……ラピュセル、フィーユ…………アイドルって、そんなにきついお仕事なのかな……
覚悟はできてるけど……少しだけ不安になってきたわ……
安心してください……そのアイドルの謎、私が解決してみせますから!
こんにちは、エクセリアさん!
リリーさん!あなたも、飛行島にいらしていたのですか?
アイドルの正体について調査しているところなんです。なにせ私は……探偵ですから!
なるほど……! なにか、手がかりは見つかりましたか?
いいえ……どうやらここにはなにもないようですねー。
というわけでエクセリアさん、いまから一緒に出かけましょう!
えっ?
アイドルとはなんなのか、その真実を探しにゆくんです!
えっと、私もご一緒していいんですか?
もちろんです! さあ、そこの白くてかわいいリュウちゃんたちも一緒に!
ありがとうございます、リリーさん!
…………
……
海です~~~~~~っ!エクセリアさん、とっても綺麗ですね~~!
……あら? 足跡がついています! あやしい足跡です……
あの、それはリリーさんの……
虫メガネでよく見てみることにしましょう!
…………
もっと腰をいれんだ!グワッと!?
とりゃーーーー!
えーーーーーーい!
(……はあ、はあ……なぜ、農作業を……?)
右手に見えますのは、樹齢が数千年ともいわれる、この島でも一、二を争う大木です。
うひゃ~~~!
ほんとうね、ラピュセル。とっても綺麗だわ……
……なるほど。わかりました!
甘さすっきりでとってもおいしいです!
はい、フィーユ♪ あーんして♪
ピイ~♪
……あっ!エクセリアさん、あそこ!ご当地限定ソフトクリームって書いてますよ!!
本当ですね!!行ってみましょう!
…………
……
……で、すっかり目的を忘れて、最終的にはソフトクリーム屋めぐりになった、と?
いったい、なぜ……――はっ!?もしかして、これは――
謎でもないし事件でもないからね?
でも、リリーさんと一緒に色々と見てまわれて、楽しかったです!
……まあ、アンタがいいなら、いいわよ……
思い出5
<エクセリアが飛行島を離れる日がやってきた。本格的なアイドル活動が始まる為である。>
いよいよ出発ね、エクセリア。
色々と大変でしょうけど、頑張ってくださいね。
はい!……結局、アイドルはよくわからないままですけど……
ゲオルクがいってたことはあんまり気にしなくていいんじゃないかしら?
これからアンタがその目で見て、判断すればいいことだと思うの。
そうですね……
……姫様。
うわさをすれば!
お見送りに参りました。
……お父様は、何と? ……あなたのことだから、きちんと報告したのでしょう?
……心配しておられました。
……それだけ?
……その……
アイドルなどというものに現を抜かさず、そろそろ縁談を受けて欲しい、と……
……また、縁談……
……ですが、今までの実績をしっかりと鑑みてくださったようで。
え……
『公務としては認める』との事です。
……お父様……!
よかった……
…………
ねえ、ゲオルクは……あなた自身はどう思ってるの?やっぱり……
……姫様が固く心にお決めになった事。自分からは、何も言う事はございません……
でも私は、あなたにも応援してほしいって思ってるのよ。
し、しかしっ……! ……アイドルは、そ、その……
あのねえ、アンタが思ってるほどいかがわしいモンでもないから、アイドルって。
……ぬぅぅ! ……ぬぅぅぅぅぅっ!
ものすごい葛藤してるわね。
エクセリアさーーーん!
この声は……
思い出6 (友情覚醒)
エクセリアさーーーん!
ソ……ソフィ先輩!?
エクセリアさん!
間にあってよかったです!
ヨシュア君に、ミレイユちゃんまで!
あたしもいるわよ!
久しぶりだね、エクセリア!
ハルカにマールも! アンタたち、いったいどうしたのよ!?
もちろん、エクセリアさんを応援しに来たんですよ!
ゲオルグさんが、連絡をくれたんです。
え……
他の方々は仕事などがあって、来ていただけなかったのですが……
(ねえゲオルグ。ほんとうは、ご学友にも説得していただこう、とか思ってたんでしょ)
(ぐ……!)
エクセリアさん、あなたのご活躍をお祈りしています!
……アイドルなら、あたしも一番になれるかしら……?
いいな~!あたしもアイドルやってみたいな~!
僕たちに何か手伝えることがあったら、遠慮なくいってください!
みなさん……ありがとうございます!
しかし残念だったわねゲオルグ。みんな、心からエクセリアを応援しているわよ。
姫様の大切なご友人が、あんなにも快く送り出している……
いやあ、エクセリアさん! まさかあなたが、<人々の希望>になるだなんて!
……人々の希望なんですか?
あれ? アイドルってそういうものでは? 僕、どこかでチラリと耳にした事があって……
……人々の希望?
……もしかすると、自分の考え過ぎだったのか?……そうだ、そうに違いない!
おっ。やっと考えを改めたわね?
……姫様。どうか、お体にお気を付けて……
ありがとう、ゲオルグ! 私、立派なアイドルになるから!
ピイー!
うふふ。みなさんの期待に応えないといけませんね、エクセリアさん。
はい!
……でね、うわさによると、水着とかも着るんだって。
水着ですか!? わぁ、大胆……
……何!? ハルカ君、君は今、み、みみ水着と言ったのか!? ……何という事だ!
姫様! やはり自分は心配です……! <竜の国>の王女ともあろうお方が――
もう! また始まっちゃったわ!
純心王女の絶唱 エクセリア・クルス
その他
大願成就!お正月を取り戻せ!inワイハの島! Story