【白猫】ハルカ・思い出
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白魔術見習生 ハルカ・グレイヘヴン cv.大空直美 魔法学園で白魔術を学ぶ少女。 成績は万年二番手だが、くじけず努力を続ける。 | ||
2014/09/24 |
思い出1
<ハットをかぶった少女が、地団太を踏んでいる。>
<少女は涙目で怒鳴る。>
どうせ万年二番手よ! うわーん!
私はハルカ。魔法学園で白魔術を学んでるわ。
ここにはフィールドワークで来たの。
ここですっごいレポートを作って、今度こそ一番になってやるんだから!
思い出2
多くの偉大な魔道士や賢者を輩出してきたわ。
もちろん私も、最高の魔道士になるため猛勉強してるの。成績はトップクラスよ!
ずぼらで適当で変態なのに、トップをかっさらっていくのよ!
風紀委員として学園のために働いてる私より、あいつの方が評価がいいなんて理不尽よー!
思い出3
この時、地のエレメントを混ぜれば雪はヒョウになり、その変化は時のエレメントで調整を……
暗記した魔術理論を忘れちゃうじゃない!
ルーンがなくても魔法みたいな効果を発揮できるよう、古代地上人が研究して編み出したのよ。
魔術を併用すれば、高い効果を得られるわ。
だから魔法学園では、古い魔法も教えてくれるのよ。
思い出4
<ハルカが羊皮紙の束を手にして、悩んでいる。>
ルーンと白魔術を併用した、新しい治療方法を開発中なの。
完成すれば、今は不治の病とされているものも、治せるようになるかもしれないわ。
よく病気になってね……薬代がかさんで家族に迷惑をかけてたの。
白魔術がもっと発達すれば、いろんな病気を、安く簡単に治せるようになるわ。
だから私、もっとがんばらなきゃいけない。
ここに来たのも、珍しい薬草の類を入手して研究するためなの。
だから、主人公。もっと私を連れて行きなさい!
いいわね?
思い出5
<ハルカが、羊皮紙を手に、唇を噛みしめている。>
いろいろ試したけど……全滅。
それさえどうにかできれば、研究は完成するはずなんだけど……
こんなんじゃ一番にはなれない……
いつも二番手に甘んじてるようじゃ、白魔術を発展させることなんて、できやしないのに……!
思い出6
純粋な――? そうか……そうだわ!
エレメントを純化させれば、もしかしたら……!
いえ……なんとかしてみせる!
ありがとう、主人公。あんたのおかげよ。
あんた、白魔術士に向いてるかもね。
ひょっとしたら、ハルカより優秀かもよ~?
<すねたような――
しかし、楽しそうな表情で。ハルカは、きっぱりと告げる。>
奮起の白魔術士
思い出7
術式も間違いないし、調合も今まで通りできたはず。
思い出8
成功だわ! やったぁー!
この白魔術理論を発表すれば、学園主席だって夢じゃないわ!
…………たぶん!
慢心は禁物ってことよ。
あいつは思いがけないところから一番をかっさらうんだから!
でも、これで不治の病に苦しむみんなを助けることができる……!
よぉ~し! 次の研究もがんばらなきゃ!
勉学に終わりなし、ってね!
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