【白猫】グレイヴ・思い出
グレイヴ・ローグラド cv.内田雄馬 謎の多い不器用な戦士。 連れている犬の名はコテツ。 | ||
2016/10/30 |
メインストーリー
思い出1
……ここが飛行島か。
いかがですか? ご気分は?
ヒィイイイー! 高いー!
えっ!?アンタってばもしかして、高所恐怖症!?
犬が空を飛ぶなどないだろお!?
たしかにフツーないけど……
せ、せめてどこか、建物に入れてくれ~!
……宿屋に入っちゃった。
小屋を建ててやるか……
アンタ、知らなかったの?アイツが高所恐怖症だって?
いや、それがわざわざ話題になることって滅多にないだろ?
そう? 苦手なものを言い合ったりとか、しない?
キャトラの苦手なものはなんた?
カニカマかしらね。
やらんぞ。
ぎにゃー!!!
前後したが……今後、よろしく頼む。
ええ、歓迎しますよグレイヴさん♪
……俺は、人見知りが激しい。
そんなこと言われても……と、なるのは承知の上だが、激しいものは激しいんだ。
なんなら、『人見知りが激しい』を『顔見知りが激しい』と言い間違えてしまうくらいだ。
そう……それはゼンセン意味わからんけども……
だからというわけでもないが、気長に付き合ってくれるとありがたい。
はい♪ のんびりしていってくださいね♪
思い出2
…………
あ、グレイヴだ。やっほー。
やっほー。
あら。意外とノリがいいわね。
キャトラには徐々に慣れてきたから。
ふむふむ。これもアタシの人徳の為すワザねえ。
今日は、コテツさんは?
ああ……あいつなら、宿屋にひきこもっている。
ワンワン鳴きながら、読書をしていたよ。
犬がどくしょー? おかしなヤツねー。
キャトラ……あなたが言っちゃダメだと思うよ……
お前たちは不思議だな。
?
俺たちのことが気にならないのか?
グレイヴ、まだアタシたちのことが、ううん、飛行島のことがわかってないみたいね。
なに?
この飛行島には、本当にいろんなひとが来るわ……
ひとに話せないような過去を背負つたひともいれば、聞いても理解ができない不可解なひともいる……
そうね……
だからね! アタシたちは!
あんま気にしないのよ!
!!
……とんでもなくおおらかなスタンスなんだな……
おーらかはいいことよ。おーらかならおーらかであるだけいいわ。
そうなのか……だが、もしも悪人がやってきてしまったらどうする?
そのときはアイリスがなんとなく気づくわ。
おおく!?
きゃ、キャトラったら……
だって実際そーじゃない?
かもしれないけど……もう……
すごいんだな、アイリスも……
も?
キャトラもすごい。そのおおらかさが。主人公もな。
!
あらあらいーのよ?そんなおべっか使わないで?
おべっかじゃないさ。そんな連中をまとめているなんて……
素直にすごいなあ、と思って。
♪
……色んな奴いすぎて、疲れない?
思い出3
ムッ!?
ぎにゃー!?予想だにしなかった組み合わせだわー!?
……なるほど。ナイフを温めるのがポイントなのか……
はい。そして準備を整えたら――
――あとは気合で切り分ける!
……承知した!
それでは♪
……ヘンな現場だったわね……
グレイヴさん、お友達が増えてるみたいでよかったね♪
そういうことなのかしら……
ううむ……どうしたものか……
バロンさんが、ひよこさんのたくさん入った箱を持ってやってきたわ!?
ええそうね!うまいこと角度がアレしてチラッと中身が見えたもの!
どうした?
おお、グレイヴだったな。
それは、ひよこか?
ああ……このひよこたちを、オスとメスに選別しなくてはいけなくてな……
しかし、どうやればいいのか皆目見当がつかず……途方に暮れていたのだ。
そういうことか……わかった。俺がやろう。
!!
……オス。……メス。
オス。メス。オス、オス、メス。
おお……!
オスオスオスメスオスメスメスオスメスオスメスオスメスメスメス……
やるではないか、グレイヴ。
……ひよこの選別がはやいのはわかったけど……
そもそも……なにやってんの……?
思い出
よう。
♪
…………
…………
いや……なんかしゃべってくれると俺の緊張もほぐれるんだが。
まあ……いいか。お互い、饒舌なタイプじゃないもんな。
なあ……お前、幸せか?
?
そんなに驚くなよ。少し、お前の話を聞いた。
飛行島を得た際……大切な人物を失ったそうだな。
だが……
――その冒険で。アイリスと出会い――
――以来、共にいる。
いかなるときも……
……どんな困難があろうと、常に、二人一緒に……!
どんな気持ちだ!?
!
絶対に裏切らない相手!心の通じる相手!
想えば応えてくれる相手が、いつもそばにいるというのは!?
…………
俺は……お前が……!
――憎い――!
思い出5
…………
あ、グレイヴだ。お~い!
……主人公?どうしたの……?
うん……?
…………
ルーグが鍋作ってくれるっていうんで、みんなで食べるんだけど、どう?
……俺が?
……グレイヴ……?
あ、今日はコテツもいた。オイっす~。
わからんかな、そんな空気じゃないことが……
じゃあどんな空気よ?
いや……
ヘンな犬だわねえ。ほら、いくわよ~。
……おい。
!
信頼する仲問たち……愛する者たちに囲まれ、食事だと……?
なぜお前は……そうまで、恵まれている……
おい、待て……
なぜお前がそこで!俺はそこじゃないんだ!
え……!?
この、幸せ者が……!お前と俺に――
――なんの違いがある!!!
やめろ! グレイヴ!
グレイヴさん!
思い出6 (友情覚醒)
「うっ……? これは……?」
「これは、ルーンの光――
――主人公の、グレイヴさんを信じる心です――」
「なんだと……?」
「そして……
私も、主人公と同じ気持ちです。
グレイヴさんのことを、信じています。」
「――!」
…………
……すまない、グレイヴ……
コテツさん……?
お前のその感情……本能は……
……いや、もう大丈夫だ。
グレイヴさん……!
すまない。己の内に、根拠の薄弱な感情が宿つていることは。自覚していたつもりだったが……
思わず……我を忘れた。……強力なものだな。本能というのは……
…………
でも、グレイヴさんは、それに勝ちました。
それは……お前たちのおかげだ。
……ありがとう。
お~い! はやくおいで~!
迎えに来た。
なにしてんだ~?早く食おうぜ~。
ほら、待ってられない連中が呼びに来ちゃったわよー。
ああ、悪かった。すぐに行く。
一緒にいきましょう♪
いや、ほんの少しだけ、先に行っていてくれ。心配はいらないから。
……わかりました。じゃあ、行こうか、主人公。
「…………」
「グレイヴ……」
「俺は……あの輪の中に、入れるんだな……」
「ああ、そうだぞ。」
「その中で……
『中心にいたい』という欲求が――
ヤツには、強いのかもしれない…………!」
「……! なるほど……!……あるかもしれんな……!
「いつか、尋ねてみたいものだな……
俺の……元――
――あの、道化師に――!」
道化師の墓穴 グレイヴ・ローグラド
その他