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レイン(WOH2)・思い出

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レイン・ディアボルス CV:木村良平
強者との戦いを望む好戦的な悪魔。
己を見極めるためにその力を奮う。


Wings of hearts 2
飛行島の思い出 
友情覚醒画像その他相関図



思い出1


 今日も飛行島は平和だ……


「腑抜けてんじゃねえよ。」

「!?」


 空から悪魔が降ってきた!?

ようオメー。暇してるみてえだな。俺とケンカしようぜ。

あらレインだわ。

いらっしゃい、レインさん。

おう。

来ていきなりケンカとか。

悪魔らしいだろうが。ちょっとは警戒しやがれ。

いまさら悪魔っていわれても、怖い感じしないんだけど。

なめてんのかオメーは。

だって悪魔の子たち……どの子もあんまり怖くないじゃん……

クソっ、否定できねえ! どいつもこいつも!

むしろアンタが悪魔っていうのが意外だわね。

フン。

アンタも信仰を集めないと消えちゃうんじゃないの?

オレには必要ねえ。サタニアスの悪魔は、十分に信仰を集めてっからな。

そうなの? そりゃけっこうなことだけど……

昔から、名が適ってんだよ。……サタニアスは。

恨みを晴らしたいだの、邪魔な奴を消したいだの、この世を呪ってゃるだの……

そういう願いを叶えたいって連中にはな。

ろくでもないお願いね……!

悪魔らしくていいだろ?

だいたいなぁ……神様なんぞに頼れんような願いを聞くのが――

悪魔ってもんだろうが。

他の悪魔の子たちがいうには、今の時代悪魔は信仰を失ってるっていうけど……

アンタらサタニアスの悪魔が強い勢力を維持しているのって、そういうわけたったのね。

相変わらず、見てるとこは見てるじゃねえか。いいね、気に入ったぜ。

オメーらは、綺麗事を並べるだけの連中とはわけが違う……

そういう連中だからこそ! 戦いがいがあるってもんたよなぁ!


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思い出2




やるようになったな、赤髪。やっぱりオメーは面白れえ。

オメーも飽き飽きしてんのか? 平和だかなんだかによ!

もっと本気出してみろや!


チッ、テメーにゃやっぱりモチベーションってのが足りねえよな……

俺への憎悪ってのがねーと、張り合いがねえ。

いっそ、本気を出せるようにしてやろうか?

いいねえ。その表情。さあ、ヤろうぜ!


「みなさん、お元気ですか? あっ……どうしたんですか!?

「ケンカしてんだよ。

「だめですよ! ケンカなんか!

「とめてんじゃねーよ。

「どうしてケンカなんかするんですか!

「面白えからにきまってんだろ!

「悪魔みたいな考え方です!

「悪魔だ!

「レインさんも、愛を力に変えましょう!

「できるか!

愛情とやらを力に変えられるのは、オメーくらいのもんだろうが。

「レインさんのお料理には、愛情を感じるのに……!

「オメーの錯覚だ!

だいたいなぁ! 料理にそんなもんをこめる必要はねえ!

「じゃあ何が必要なんですか?

「手際と手間だ。味を足しすぎるな。素材の味を生かせ。

「つまり愛情をこめるってことですよね!

「そうそう……ちがう!!


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思い出3




「まったく脳天気な野郎どもだ。緊張感ってやつが足りんな。

悪魔らしいことをしねぇと、鈍っちまいそうだぜ……」


「このエアロンは、妥協しない男だ。

どの道、もう後には退けん。」


崖の上から、レインは男をじっと見下ろす……


「……ふ~ん。いいねぇ。

あの野郎の心の中で渦巻いてる感情、俺たちに馴染みの奴じゃねえか。

憎悪だ。」


 ***


「俺は、この手で奴を……!」

「やっちまうんだろ?」

「誰だ!?」

「オメーみてーな奴のことは、よーく知っているぜ……」

「貴様は……!?」

「見当つくだろ? 愛の女神だかを信仰している、オメーらだったらよ。」

「悪魔……!!」

「ご明察。」

「女神よ、守り給え……!」

「今更、神様を持ち出すのか? どのツラ下げて?

本気でいってんのか?」

「今すぐ消えろ……さもなくば斬る。」

「マジになるなよ。こっちはオメーの背中を押してやろうってんだ。」

「……悪魔の手など、借りるつもりはない!」

「一人でもできますってか。こいつは感心だ。

俺に見せてくれよ。あんたの憎しみって奴を……!」


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思い出4




「奴は、タイタスは……我が国の英雄だ。」

「英雄ねぇ。人間は同族殺しをそういうらしいな?」

「奴は最悪の状況から我が国を守り抜いた。その働きは確かに英雄の名にふさわしい。」

「ほう……」

「英雄は讃えられねばならん。悪魔にはわからんだろうがな。」

「で、あんたはどうしてその英雄様を恨んでいるんだ。」

「俺は騎士として、奴の隣で戦ってきた。

王都を守った戦いでも……魔物の群れが国を襲った時も……

血を塊してともに戦った。国を守るために……」

「そいつはご苦労さまだな。」

「だが、評価されるのはいつも、タイタスだ。

二番手の私には……誰も……見向きもしない……」

「二番手の男に、眼をくれる奴なんざいねえよ。

みんなが憧れて、称えるのは、一番の奴だけだ。」

「だったら、どうすればいい!」

「自分が一番になるしかねえよな。」

「そうだ……そのとおりだ……!

私は奴を、罪人にしたてあげた。」

「具体的には?」

「奴が、王国に伝わる聖剣を盗んだことにしたのだ。

タイタスは投獄された。奴は全てを失った。」

「面白くなってきたな。英雄さんはどうなる? 処刑でもされるのか?」

「……いや、国外に追放だ。」

「オメー、それで満足なのか?」

「……なんだと?」

「この程度で気が晴れるのかっていってるんだよ……」

「……奴はもう破滅した。これ以上は……」

「もっと正直になれよ。苦しかったんだろ?」

「……そうだ。私は……今までずっと苦しんできた……

……破滅程度で、満足などできるものか……!」


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思い出5



「その女は?」

「タイタスの妹だ。」

 「…………」

「へぇ……人質ってわけか。」

「奴はラヴィニアを何よりも大切にしている。

その身が危ういとなれば、きっとここにやってくる……!」

「そこをあんたが、バッサリってわけだ。」


「エアロン様……!」

「許せとはいわん。」

「…………他の結末があればと、ずっと思っておりました……でも……

……エアロン様は、ずっと……苦しんでらっしゃったから……」

「ラヴィニア……俺のことを……」

「ご武運を。」


「まぁ任せておきな、騎士様。

この俺が人払いをしてやる。山に近づくやつは誰もいない。オメーの仇以外はな。」

「――悪魔よ。俺に手を貫す見返りはなんだ。」

「オメーは、証明してくれればいい。この世に悪魔が存在する理由ってやつをな。」

「……だったら見ていろ。正しいものか強いとは限らないと教えてやる。」

「そうかい? 今のままだったら、オメーは返り討ちだぜ。」

「俺が奴に劣るとでも!?」

「そいつはオメー自身がわかってるだろう?」

「……クッ。」

「力の差を埋めるのは、唯一つ。憎悪だ。オメーの憎しみで、正しさを超えて見せろ。」



「この山ね……なんか、嫌な気配がする……」

「そうですね……これは……悪魔の気配……?」

「悪魔……?」


「チッ……クソ天使に、あいつらまでやってきやがったか。」



 剣を抜いた。タイタスの背中を守った剣だ。

 仇はやって来た――かつてただ一人の友だった男。

 おそらく牢を脱したのであろう。奴にはそれが十分可能だ。


「……タイタス。」

「エアロン! お前まで、どうしてここに……」

「つくづくお前はおめでたいな……」

「何をいってるんだ、エアロン。いや、そんなことよりも、俺の妹が……」

「ラヴィニアをさらったのは俺だ。」

「――冗談はやめろ。」


仇は、何がおこったかわからぬ様子だった。

本当に本当に、この男には、わかっていないのだ。

真実を告げた。全てを奪ったのが誰であるか、教えてやった。


「剣を抜けタイタス。」


「さあ、やっちまえよ……騎士団長。」

「!」


「俺の恨みを刻んでやる。」



俺の気配に気づいたか? ……もう遅いぜ。

信頼。友情。愛情……オメーらの好きな綺麗事は、あっという間に色腿せる。

最後に残るのは憎悪だ……見せてやるよ、その強さを!



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思い出6 (友情覚醒)



 なんだ、いつもの忌々しい光か!

 だがもう遅いぜ!


「どうした! 戦え! タイタス!! 汚らわしいルブラム人が!」

「――――」

「お前を殺したら、ラヴィニアにも後を追わせてやる!」

「エアロン……!」

「死ね!! 俺の前から消えろ!!」

「――」


タイタスの剣が、エアロンの剣を跳ね飛ばした!


「おいおいどーした騎士団長。ひよってんじゃねえ。

テメーの恨みはそんなもんか! もっと憎め!

ずっと二番でいいのか! テメーの恨みと苦しみ、そいつに叩きつけろ!」


悪魔の声が聞こえる。

立ち上がろうとしたが、足に力が入らない。

奴への恨みを、思い出そうとした。だが――どうしてだろうか。

共に背中を合わせて戦った、誇らしい日々のことしか、思い出せなかった。


「……やはり……お前にはかなわないか……」

「君は悪魔に取り憑かれていたんだ……そうなんだろう?」


恨みと苦しみを、吐き出した。言葉は剣よりも的確に、仇の心を乱した。

……初めてこの俺は、タイタスに一矢を報いたのだ。


「……だったら俺は……どうすればよかったのだ!」

 喜びはなかった。ただ虚しかった。全てが。

 

「やっぱりそこまでか。オメーは。」

「期待外れだったようだな。」

「まったくだ。クソ面白くもねえ。」

「だが俺は満足だ。この上なくな……」

「そりゃあそうだろうよ。」

「……何だと?」

「もうオメーに用はねえ。面白くもねえ残りの人生を、妥協しながら生きるんだな。」



 ***



事件の顛末は奇妙なものであった。

英雄は許され、騎士団長と英雄の妹は婚礼の式をあげた。

まるで、何事もなかったように。


一説によれば、悪魔が騎士団長の魂を狙い陰謀を企てたが――

騎士団長は悪魔の誘惑を退け、王国は人知れず危機を脱していたのだという。



むしゃこらむしゃこら……ふむ……これは……

腕を上げたわね、レイン!

昼飯くらい、黙って食え。

vレイン! わたしにはわかってたぞ!

何がだクソ天使。

v憎しみというものは、正しさの仮面をかぶって、人を惑わせるもの。

それが正しいと思う限り、憎しみは果てしなく強くなっていくのです。

レインさんは、わざとエアロンさんの憎しみを掻き立てたんですね。

vそれが正しさではなく、ただの憎悪と気づかせたのです。

悪魔である己を利用して……

ああ!! どこまでお人好しなんだ、オメーらは!

この俺をクソ天使といっしょにしてんじゃねえぞ!

赤髪。昼飯がすんだら、俺とケンカだ。

本気でいくからな! 手ェ抜いたらブチのめすぞ!




覚醒絵・覚醒画像

宿命の悪魔殺し


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その他






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画像説明
レイン・ディアボルス
<悪魔殺し>の異名を持つ悪魔。
気性が荒く、好戦的な性格をしている。
レイン(シェアハウス)
戦いを好む血気盛んな悪魔。
愛車と共に世界を爆走する。
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レイン(WOH2)
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