ルカ(WOH2)・思い出
ルカ・フォルティス CV: 愛の女神に仕える守護天使。男気あふれる拳で悪を砕く。 |
Wings of hearts 2
思い出1
サタニアスでの事件から、しばしの時が流れたころ……
このわたしが!! お守りしています!!
ルカさん、いらっしゃい。
みなさんの冒険を、わたしはいつも見守っております。
わたしが片側をもちますので。
この棒を!! 上体をそらしながら、くぐり抜けてください!
ミュージックスタート!!
レッツ!!リンボー!!
思い出2
そろそろお昼ですね。ランチといたしましょう!
vルカさん! みなさん!
vあの……人助けをしてたら、お礼にこんなものをもらってしまって……
vよかったら、みなさんでとうそ。
vいいんですか?
握ったらーい!!
vそれがいいと思います……
***
結果、かっぱ巻きとサラダとラタトゥイユができた……
ラタトゥイユとは炒めた野菜を香草とワインで煮た素朴な料理のことである……!
vいただきまーす!
思い出3
「ふぅ……疲れるわねえ。
おばあちゃんが、荷物をもって坂道を上がっている……
ルカはおばあちゃんを背負った。
ルカは坂道を駆け上がる!
「ああ……天使さまが、お迎えに……?
はっ、この気配……罪のない人が苦しんでいる!?
***
「……うっ……誰だ……
「天使様、この罪人にいかなる報いをお与えになるのですか。
「私の言葉を、信じていただけるのですか……?
「私はタイタス。この国の騎士です。私は今……いわれなき罪で、囚われております。
「数日前、私は王宮の警護をしておりました。
ですがその日、王宮に賊が忍び込みました。賊は我が国の至宝である聖剣を奪い、行方をくらませました。
「賊の行方も知れずにいたころ、あるものが、王に告げました。
聖剣を盗んだのが、この私であると……!
「国の者たちは私を調べました。その結果、私の荷物から聖剣か見つかったと告げられました。
「……お言葉どおりです。
あなたの無実を証明してご覧にいれます!
思い出4
ルカは、王宮に忍び込んだ……
時にはこのように、忍び足でお邪魔もするのです!
「……異常なし。
「だいぶ大事になりましたな。
「それはそうだろう。あやつは我が国の誇りだ。誇りだった。
「それがどうして?
「今となってはわからぬが、あやつの生まれがそうさせたかもしれぬな……
「タイタス殿は、我が国の敵国、ルブラムの生まれでしたな。
「結局我らは、やつの心を知らなかったのであろう。
「いかなる沙汰となりましょう?
「本来なれば極刑に処すところだか、今日にいたるまでの功績を鑑み、騎士の位を剥奪し、追放する。
「ねえ、聞いた?
「聞いたよ……騎士団長になれなかったのが、そんなに悔しかったのかねぇ。
「そうかもね……あたしだって、エアロン様より、タイタスさんのほうが、団長にふさわしいって……
「いうもんじゃないよ。そんなこと……騎士団長様は、ずっと気にされてるんたから。
「タイタス様の妹さんは、どうなるのかしら。
「エアロン様とは、破談ってことになるかもね……
急がないと……!
***
王宮の大食堂……
「本当だよ! 見たんだ! タイタス様の荷物に、あの方が聖剣を……
「ぼうず、滅多なことをいうもんじゃない……!
「どうしてタイタス様が……こんなの、おかしいよ。
「お前のためなんだ。ぼうず。
「お姉ちゃん、誰?
「……何もいえん。それが答えだ。
ですが、この偽りを見逃しては、この島から愛が失われてしまうのです!
「あなたは……!
天使は、翼を広げ……窓の外に飛び立った!
「天使様……! 天使様だ!
「愛の女神様に仕える、天使様が……
かと思うと、城の中庭に降り立ち、走っていった!
((飛んでいけばいいのに……))
思い出5
おや……この騒ぎは?
それは、一通の手紙である――
文面は簡潔だった。
『妹の命が惜しければ、夜明けまでに英雄の山に来い』
***
「どこにいる、賊め! 妹を返せ!
「天使様、どうしてこのような場所に!
「そうです。この身に代えてでも、助け出さねば……!
「私は騎士として、多くの戦いに身を投じて参りました。
知らぬうちに、誰かの恨みを買っていたのかもしれません。
「ありえません。誰が私を恨むというのです。
それに、我が国の人々は、善良で公正です。悪意などあろうはすが――
「……タイタス。」
「エアロン! お前まで、どうしてここに……」
「つくづくお前はおめでたいな……」
「何をいってるんだ、エアロン。いや、そんなことよりも、俺の妹が……」
「ラヴィニアをさらったのは俺だ。」
「――冗談はやめろ。」
「……兄さん!」
「ラヴィニア!」
「聖剣を盗んだのも俺だ。お前に罪を着せるために。」
「何故だ……何故そんな……! どうしてお前が……!」
「わからないのか? 本当にわからないのか?」
「わかるわけかないだろう!」
「……そうだったな。お前に……わかるわけはなかったな……!
剣を抜けタイタス。俺の恨みを刻んでやる。」
気づいてあげられなかった……人の心の弱さを……
誰かがいる――――この場に、もうひとり。
このままではダメだ――! やるしかない!
思い出6 (友情覚醒)
見えました……わたしの、なすべきことが!
「どうした! 戦え! タイタス!!
汚らわしいルブラム人が!」
「――――」
「お前を殺したら、ラヴィニアにも後を追わせてやる!」
「エアロン……!」
「死ね!! 俺の前から消えろ!!」
タイタスの剣が、エアロンの剣を跳ね飛ばした!
「はぁ……はぁ……」
「……やはり……お前にはかなわないか……」
「君は悪魔に取り憑かれていたんだ……そうなんだろう?」
「……悪魔か……ククク。お前こそ、天使の声でも聞こえるんじゃないか?」
「何かの間違いなんだろう、これは……!」
「間違いなものか。殺せ。俺は生きている限り、お前と妹に仇をなすぞ。」
「この……悪魔憑きが!!」
「我が友は悪魔に憑かれているのです……救ってやらなければ!」
「苦しみ……
「そんなことが……!
「……戦でも、剣技でも、俺はずっと二番手だった……
認められるのは常にお前だ。お前は英雄で、俺はお前の添え物にすぎない。
お前がずっと嫌いだった……俺の恨みを理解しないお前が。
「……だったら俺は……どうすればよかったのだ!
でも!!
正しいよりも!! 優しいほうが!! 強いんだぁ!!
「……!!
「いまさら、何を始めろと……!
だから! 今日からライバルだ! ぶつかりあいなから、お互いを高めあえ!
というわけで!! 今から腕立て伏せで勝負だ!
***
レインが昼食をもってきた。
レインは食卓に料理を並べる……
聖剣が消えたことも、女神が民人を試すための試練であった――
ルカはそう人々に告げた。人々が心に負った傷はまだ癒えてはいない。
タイタスは旅に出たという。弱さを許す心を身につけるために。
愛だって?どいつもこいつも、自分のことだけだろうか。
聖拳の守護天使
その他
相関図
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KINGS CROWN 記念パーティーの余興 |
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