帝国Ⅱ版アイシャ・思い出
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帝国Ⅱ版アイシャの思い出とボイス
思い出1
<帝国>と<連邦>をめぐる陰謀が 収束し、アイシャは再び 飛行島へと足を踏み入れた。 |
主人公
(!)
アイシャ
やあ。
飛行島からの眺めは、
気持ちがいいね。
主人公
(♪)
キャトラ
やっほー、アイシャー!
アイリス
アイシャさん、こんにちは。
アイシャ
こんにちは。
――君たちは元気そうだね。
キャトラ
なによ、その言い方だと
アイシャは元気がない
みたいじゃない。
アイシャ
ほう、なかなか鋭い指摘だね。
アイリス
なにかあったんですか?
アイシャ
言葉の選びかたを
間違えただけかもしれない。
早計だよ。
アイシャが小さな瓶を取り出した。 |
アイシャ
そんなことより、
君たちを占おうか?
キャトラ
ジェリービーンズ占いね!
やるやるー!
アイシャ
私の占いは、その時の
気分次第だよ?
キャトラ
いいわよー!
だってジェリービーンズ
食べたいもん。
アイリス
もう、キャトラったら……
アイシャ
そうか。
では、君から。
主人公
(!)
キャトラ
ええ!? なんでー!?
アイシャ
待つ楽しみも
悪くないんじゃないかな?
キャトラ
いってることは
わかるけどー!
アイシャ
ふふ、どうぞ。
アイシャがジェリービーンズを 一粒くれた! |
アイシャ
ほう、ザクロ味か。
たしか、前に占ったときも
君はザクロ味だったな。
アイシャ
あの時はたしか、
約束の暗示……
主人公
(♪)
アイシャ
約束を信じて進むこと……
どんなに道に迷っても、約束が
君を導いてくれる、だったか。
アイシャ
……約束か。
アイリス
アイシャさん?
アイシャ
……なんでもないよ。
守れない約束は、
したことがないからね。
アイシャ
すまないね。
今日はこれくらいで失礼するよ。
アイリス
アイシャさん。なんだか
元気がなさそうだったね。
キャトラ
アイシャだって人間だもんね。
そんな日もあるわよ。
キャトラ
でも、せっかく飛行島に
遊びに来てくれたんだし、
このまま帰すわけには
いかないわね!
アイリス
うん、そうだね!
主人公
(♪)
思い出2
(※花畑)
アイリス
わぁ……、きれい!
キャトラ
絶好のピクニックポイントだわね!
アイシャ
私の趣味ではないが、
綺麗なことは否定しないよ。
アイシャ
――――しかし、
無理やり連れ出した理由が
ピクニックとはね……
キャトラ
いいじゃない。
たまには気晴らしも!
アイシャ
どうやら気を
遣わせてしまったらしいな、私は。
キャトラ
あら、
その考えかたはソーケーかもよ?
アイシャ
……まいったね。
アイリス
アイシャさん、お昼ごはん
作って来たんですけど……
アイシャ
食事は苦手だが、
君の料理なら――
いただくよ。
アイリス
はい♪
アイリスがランチボックスを 取り出した。 |
アイリス
紅茶もどうぞ。
アイシャ
ありがとう。
アイシャ
マスカルテルフレーバーの紅茶、
これは帝国産紅茶の、
……セカンドフラッシュかな。
アイリス
はい、そうなんです!
香りがとてもいいですよね。
アイシャ
ああ、紅茶のシャンパンとは
よく言ったものだな。
アイシャ
サンドウィッチは――
……はむ。
アイリス
お口にあいましたか?
アイシャ
ああ。
お礼にジェリービーンズでも――
女の子
ちょうだいちょうだい!
男の子
僕も僕も!
アイリス
……アイシャさん?
アイシャはジェリービーンズを アイリスに渡した。 |
アイシャ
……占いは、やめておこうか。
…… |
………… |
アイシャ
さて、せっかくだから、
散歩でもしようか。
キャトラ
いいわね。
アタシも行くー!
主人公
(♪)
アイリス
みんな行くの?
なら、私も。
キャトラ
じゃあみんなでハイキングね!
…… |
………… |
キャトラ
って、ここどこよ!?
アイシャ
古い、遺跡だね
どうやらハイキングが
過ぎたようだ。
キャトラ
なんだかオバケでも
出てきそうね。
アイシャ
興味深いが、
今日の趣とは反するな。
戻ろうか。
???
待たれよ!
???
妾の城に足を踏み入れた以上、
逃がしはせん。
キャトラ
出たー! オバケー!
思い出3
???
オバケだと? 無礼な!
(※女性が姿を現す)
キャトラ
え? どういうことよ。
アイシャ
見たところ、霊体かな?
キャトラ
霊体って、幽霊ってこと!?
やっぱりオバケじゃない!
トゥーリオ
オバケではない!
妾はトゥーリオ。
この城の姫である。
キャトラ
城? 遺跡みたいに見えるけど……
トゥーリオ
城である。どう見ても。
アイシャ
……では城で。
キャトラ
いいの!?
アタシ納得できないんだけど!
アイシャ
いいのさ。
というより、どちらでもいい。
アイシャ
それでトゥーリオ姫は、
なぜ私たちに声を
かけてくださったのですか?
トゥーリオ
容易い質問よ。
トゥーリオ
ただひとつ、
妾の願いを叶えるため!
アイシャ
願い、か。
なるほど。
トゥーリオ
其の方に聞く!
トゥーリオ
毎夜、心を燃えあがらせ、
火をつける氷の名前は?
主人公
(?)
トゥーリオ
――もし問いに答えられたら、
結婚してやろう。
アイリス
け、結婚!?
キャトラ
なんで結婚なのよ!
べつに結婚したくないんだけど!
トゥーリオ
妾の問いに答えなければ、
<遺跡>の外に
出ることはできぬと知れ!
主人公
(Σ)
キャトラ
横暴よ!
それよりアンタいま、
遺跡っていったわね!?
トゥーリオ
答えなければ、
二度とこの城の外に
出ることはできぬと知れ!
アイリス
(言い直したわ!)
(※ギギギギギゴトンと音がする)
キャトラ
わ、なんの音!?
アイリス
遺跡の入り口が閉じたみたいだわ。
キャトラ
ぎにゃー!
出られないじゃない!
アイシャ
そのようだね。
トゥーリオ
言ったであろう。
遺跡を出たくば、
妾と結婚するよりほかにない!
キャトラ
意味不明だわ!
主人公!
こうなったら、いつもの光で――
アイシャ
慌てる必要はないよ。
アイシャ
面白そうじゃないか。
退屈よりはいい。
私が付き合おう。
アイシャ
トゥーリオ姫、わかりました。
その問いかけ、
私が答えてみせましょう。
思い出4
アイシャ
毎夜、心を燃えあがらせ、
火をつける氷の名前、ね……
アイシャ
答えなければ
ここを出ることはできない。
アイシャ
謎を解いたら解いたで
結婚か……面白い。
キャトラ
面白くないわよ~。
キャトラ
八方塞がりじゃない。
結婚も嫌だし、
ここから出られないのも嫌よ。
キャトラ
カニカマ食べれなく
なっちゃいそうだし!
アイシャ
まぁ、騒いだって
どうにかなるものじゃないさ。
アイシャは遺跡を探索し始めた。 |
アイリス
アイシャさん?
アイシャ
なにかヒントはないかと思ってね。
アイリス
わぁ、こんな場所もあったんですね。
アイシャ
お姫様が生きていた頃は、
本当に城だったんだね。
アイシャ
――おや?
ボロボロの日誌を見つけた! |
キャトラ
それはなに?
アイシャ
姫の日誌みたいだな。
なんとか読めそうだ。
アイシャ
……ふむ。
キャトラ
なにかわかった?
アイシャ
……ああ、お姫様の守備は
鉄壁だったようだ。
キャトラ
鉄壁?
アイシャ
姫に求婚する王子は
たくさんいたようだ。
アイシャ
しかし姫は、私たちにした時と
同じ質問をぶつけ――
アイシャ
求婚する王子を、
ひとり残らず追い払ったらしい。
アイシャ
――容姿ばかり褒める
男たちに、
姫は決してなびかなかった。
アイシャ
見た目ばかり
褒められるのは、
窮屈だろうね。
アイリス
そうかも、しれませんね……
アイシャ
しかし、これほど
ロマンチストな姫であれば
答えは恐らく……
キャトラ
答え、わかったの!?
アイシャ
――ふふ、どうかな。
占ってみるとしよう。
アイシャはジェリービーンズを、 指で弾いた! |
アイシャ
あむっ。
――ふむ、トマト味。
情熱の暗示だ。
思い出5
トゥーリオ
それで、答えがわかったと申すか。
アイシャ
はい。
ご期待に添えられるかと。
主人公
(!)
トゥーリオ
ほう。では聞こう。
毎夜、心を燃えあがらせ、
火をつける氷の名前は?
アイシャ
毎晩、理想に思いを馳せる……
それは姫、あなたの心。
トゥーリオ
!?
アイシャ
そして燃え上がるような情熱の火、
理想に届かねば
容赦なく突き放す――
アイシャ
それは姫、
あなたの情熱を包む氷――
トゥーリオ
……!!
アイシャ
問いかけの答えは、ひとつ。
アイシャ
答えは、トゥーリオ。
姫、あなたの名前です。
トゥーリオ
!!!!
トゥーリオ
…………
キャトラ
ど、どうなの、正解なの?
トゥーリオ
く、くぅ……
正解である……
キャトラ
やったー!
さすがアイシャね!
アイシャ
では姫、約束通り、
私と結婚を……
主人公
(!)
トゥーリオ
……認めぬ!
妾は、其の方と
結婚など、認めぬぞ!
アイシャ
ふふ、どうしてです、姫?
トゥーリオ
だって其の方、女であろう!?
アイシャ
結婚に男も女も関係ないのでは?
この大事、
大切なのは、勢いですよ。
(※アイシャがトゥーリオに近づく)
トゥーリオ
しかし、妾の理想は、
こんな――
妾は姫であって……
アイシャ
違います。
トゥーリオ
――え?
アイシャ
トゥーリオ。
あなたの名前はトゥーリオです。
アイシャ
君は君だ。
君らしく、考えればいい。
トゥーリオ
……!!
アイシャ
――トゥーリオ。
トゥーリオ
――よ、よせ!
よにかく認めぬ!
妾は結婚など、認めぬぞ!!
アイシャ
そうですか……
姫も往生際が悪い。
アイシャ
いいでしょう。
ならば、私から提案があります。
トゥーリオ
て、提案とは、なんだ。
アイシャ
夜明けの訪れを告げる、
約束された導きの名前は?
トゥーリオ
……妾に、答えろと申すのか?
アイシャ
ルーンの光が煌めくまでに
お答えください。
当たればこの結婚、
取りやめにいたします。
アイシャ
――いかがですか?
トゥーリオ
――わ、わかった。
受けてたとう。
トゥーリオ
…………
トゥーリオ
慈悲。
アイシャ
違います。
トゥーリオ
清廉。
アイシャ
残念。
トゥーリオ
……恋。
アイシャ
惜しい。外れです。
トゥーリオ
うわ、わからぬ……
くっ、答えは、――
いったい……!
キャトラ
ダメ!
キャトラ
そろそろ
主人公が光りだすわ!
トゥーリオ
そ、そんな!?
思い出6
(※主人公が光る)
アイシャ
答えは、これです――
アイシャが小さな瓶を取り出した! |
トゥーリオ
ジェリー、ビーンズ……?
アイシャ
おひとつどうぞ。
トゥーリオ
……これは。
アイシャ
薔薇の味。
暗示は<愛>。
トゥーリオ
<愛>……!
トゥーリオ
――まさか、答えは――
アイシャ
姫が求めていたものです――
トゥーリオ
!
アイシャ
――それだけを、
求めていたのでしょう。
トゥーリオ
ああ……
主人公
(!)
アイリス
お姫様の体が徐々に――!
キャトラ
消えていくわ……
トゥーリオ
――其の方……
感謝を……
ありがとう。
(※トゥーリオが消える)
キャトラ
いったい、どういうこと……?
アイシャ
霊体は強い意志を持って
現世にとどまろうとするらしい。
アイシャ
現世に思い残した未練を、
ほぐしてあげたのさ。
アイリス
じゃあ、
お姫様が求めていたものは……
アイシャ
答えの通り。
アイシャ
…………
(※子供たちのことを思い出す)
(※記憶の中の子供たちが笑う)
アイシャ
さまよい続けるなんて、
退屈な悲劇だよ。
アイシャ
『我は認めない。簒奪者よ。
我はこの悲劇を拒絶する』
主人公
(?)
アイシャ
――なんでもない。
独り言さ。
ボイス
状態 | ボイス |
---|---|
キャラ詳細画面 | アイシャだ。未来を占おう。 |
Lvアップ | さて、何が出るかな |
スキル | 結果はどうかな? |
AS1 | 私は拒絶する |
AS2 | 実証終了、これが答えだ |
交代時(入) | 失礼するよ |
交代時(出) | 邪魔をしたな |
クエスト開始時 | さて、始めるとしよう |
クエスト中放置 | 鳥籠の中はつまらない |
クエストクリア時 | 過ちは棄却されるものだな |
戦闘不能時 | 幕を下ろす、次は… |
タウン1 | 御機嫌よう |
タウン2 | 思考することは、生きている証さ |
タウン3 | 感情で動いては駄目だよ |
タウン4 | 当然の帰結だな |
タウン5 | 可能性を賭けよう |
攻撃1 | ふっ |
攻撃2 | どうだった |
被ダメ1 | うっ |
被ダメ2 | んうっ |
被ダメ3 | まずいな |
手を振る/お辞儀 | ご機嫌よう |
バンザイ/ハイタッチ | よしよし |
土下座/頭を抱える | すまない |
温泉 | 素晴らしい。適温だな |
【キャラ説明】 帝国の特務機関<狩猟戦旗>の一員。 恐れるは退屈。求めるは問い。 |
【プロフィール】 本名:アイシャ・アージェント (cv.井上麻里奈) 二つ名:[解き明かす者]→[X-燃え盛る〈業火〉] 種族:人間 (職業:地質学者) 所属:帝国戦旗(元老院直属の特務機関) 年齢:20代前半 出身地:不明 人間関係:仕事仲間→ジュダ、ニナ、キリエ、ヴェロニカ どこか似てる→エリス |
同時期登場キャラ
帝国戦旗Ⅱ ~REQUIEM~ 2018/3/16
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