まほやく辞典【ローラン】
ローラン
中央の国に大昔に存在していた、剣の腕は随一、人望も厚く、誰もが尊敬する誇り高い伝説の騎士。その墓標は静寂の森にある。
かつて強襲にあった主君と共に静寂の森へとやってきて、なんとか主君を逃すことはできたが、最期は森で敵に首を刎ねられた。その剣の腕は古い文献にも記載され、王家にも騎士団への入団の声をかけられ断れるほど。自分が仕える主君への忠義を持ち、信念を貫く彼にカインは憧れていた。
燃えるような赤い髪と目で長身の青年の姿は、カインに雰囲気が似ているようだ。
暴虐の騎士
中央の国、静寂の森で突如現れた異変。
夜になると生前と同じ姿で静寂の夜に現れると言われている。静寂の森にはローランの墓がある。結局正体は盗賊だったが、ローランが暴虐の騎士になりかけていた。
騎士と信義のコンチェルト「3話」
騎士と信義のコンチェルト「9話」より