パーティの時間軸を意識してジャイアントキリングを起こしてみませんか?
パーティの時間軸とは?
簡単に言えば『何ターン目で勝負を決める』目的で設計されたパーティかということです。速攻型なら1〜2ターン目に、中速パーティなら2〜3ターン目に、遅攻パーティなら3ターン目以降に勝ちを掴みに行くイメージです。
これは僕が追い越し戦術を主体として戦うプレイヤーなので意識していることですが、追い越しを決めるターンをどこに設定するか?というのは非常に重要であり、最近の環境では1〜2ターン目に追い越しをかけることが多いです。
※追い越し戦術については『低〜中敏捷ユニットの必殺技!追い越し戦術を解説します♪』で過去に詳しく紹介していますのでよければ参考にしてください。
速攻型
速攻型パーティは1〜2ターン目に勝負を決めに行くパーティです。そのため1ターン目からBBをガンガン発動させるかバフをガン積みして2ターン目には勝負を決めてしまうことが多いです。
特徴としては、耐久力よりも攻撃力に重きを置いた構成にしていることが多く、場合によっては挑発ユニットが1体であり、2ターン目で決められなければ負けでいいと攻撃力に全振りしていることもあります。
具体例としては、1ターン目から覇嵐皇装『轟馬』シリーズを使う戦術や、雷輝襲または燿の雷剣『黄綺』を1ターン目に発動する戦術、そしてカウンター戦術も速攻型に僕の中では該当します。
中速型
中速型パーティは2〜3ターン目に勝負を決めに行くパーティです。挑発ユニット2体&アタッカー3体といった最もオーソドックスな構成で、2〜3ターン目に強力なBBを発動させて勝負を決めるパーティです。
特徴としては、攻守のバランスがよく上位になればなるほど耐久力も攻撃力もハイレベルになる傾向があります。また2〜3ターン目に加速要素を入れて追い越し戦術を仕掛けてくることも多いです。
具体例としては、煌覇炎神ヴァルガス&冥銀の黎神グラデンスまたは冥銀の黎神グラデンスを2体後列に並べている編成、フレアヴィジョンやエタニティ・ロストを複数入れている編成などのイメージです。
遅攻型
遅速型パーティは3ターン目以降に勝負を決めに行くパーティです。耐久重視になるので挑発ユニット2体+回復ユニットまたはデバフ系のBB、挑発ユニット3体の場合もあります。
特徴としては、攻撃力がそれほど高くないことが多いですが、勝負が長引けば長引くほど有利になるようにパーティが構築されていることが多いです。そのため挑発ユニットの耐久力は相当高い傾向にあります。
具体例としては、クリスタルバラージ&燿の雷剣『黄綺』で攻撃力&耐久力を両立させている編成、毒蜘蛛煙獄・ヴェンジェンス・マディク・エレティスなどデバフ系BB、妖蛇の妍纏を採用していることもあります。
時間軸の異なるパーティの倒し方
さてここまでパーティの時間軸という概念について説明してきましたが、ここからはどうすればそれぞれの時間軸のパーティに勝てるのか?という方法について解説していこうと思います。
もし同じ時間軸のパーティ同士で戦えば勝つのはシンプルに強い方のパーティですが、時間軸をずらすことでジャイアントキリングを起こすことができます。これが今回最も話したかった内容です。
vs速攻型
速攻型が最も嫌なことは、自分のリズムを崩されることです。そのため中速型が序盤で加速してきたり、遅攻型がデバフを入れてくるとうまくハマらずに負けてしまうことがあります。
また速攻型はカウンターを想定していないことがほとんどなので、速攻型パーティに合わせてカウンター戦術を仕掛けると意外と成功することが多いです。耐久力が出せないときにオススメです。
vs中速型
中速型が最も嫌なことは、自分が攻める前に勝負を決められてしまうことです。つまり速攻型は中速型に対して有利であると言えます。ただしこれは速攻型が挑発ユニットを2ターン以内に落としたうえで勝負を決めれる攻撃力がある場合のみです。
逆に遅攻型は中速型の必勝パターンを耐えきれるほどの耐久力を備えていなければ負けてしまいます。中速型に対しては攻撃力または耐久力に全振りするのがジャイアントキリングを起こすコツだと思います。
vs遅攻型
遅攻型が最も嫌なことは、序盤にユニットを落とされてしまうことです。もちろん遅攻型の挑発ユニットは耐久力がハンパないことが多いので、速攻型で攻撃力に全振りするのが一つの手段です。
また逆に遅攻型はどうしても攻撃力がそこまでではないことが多いので、妖蛇の妍纏&フレアヴィジョンまたはエタニティ・ロストを比較的決めやすいことが多いです。得意な方は試してみてもよいと思います。
あとがき
今回の内容は僕がランクマッチでパーティを選択するときに意識していた内容です。感覚的になっている部分も多いので、誰にでも当てはまる内容ではありませんが、戦略や戦術を重視するプレイヤーの一助となればと思います。
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