松鼠桂魚・エピソード
◀ エピソードまとめへ戻る
◀ 松鼠桂魚へ戻る
松鼠桂魚のエピソード
自然を愛し、太陽の下で過ごすのが好きな女の子。生存本能に長けており、決して病まない前向きさを持つ。 生活用品を集めるのが好き。
Ⅰ.何よりの冒険
「叫化鶏、桜の島まであとどのくらい?」
「知らねえよオラも行ったことないんだから。佛跳牆の頼みでもなけりゃ、こんなところまで船を出さないさ。」
「雇われの身でつべこべ言わないの!桜の島の美食と、見知らぬ土地の冒険が待ってるよ!ほら急いで!」
「もうかなり急いでるよ――や!松鼠桂魚、ほら!陸地が見えてきたよ!」
陸地と聞いて、あたしは船の舳先へすっ飛んでいった。
島が目の前に現れたところだった。雲に隠れたそびえる山々、上の方では少し雪も積もっているようだ。
「本当だ!これが桜の島なのね!」
「喜ぶのはまだ早い。途中の小島かも知れないからな。上がってみよう!」
船が岸に近付いていく。この付近には意外にも港はないようだ。仕方なく船を停泊させると、ボートを漕いで上陸した。
あたしはボートから飛び降りると、砂浜をしっかりと踏みしめた。陸地に足が付いた安定感に思わず手を高く上げ、大きく伸びをする。張り詰めていたものが緩んだ感じ。
「別に、ただ『好きなように見て回ればいい』って。それで、村の状況を詳しく記録してほしいというのが委託だよ。」
「やったー!好きなところに行けるのね!じゃ、まずはこの辺でご当地グルメでも!」
あたしは叫化鶏に「早く船から下りておいで」と手を伸ばしたが、断られた。
「船の見張りをしなきゃ。目を離した隙に堕神に船に乗られたらたまらないからな!どうせいろいろ見て回るんだろう?じゃ、オラにも美味しいものを買ってきてくれよな!」
「は~い。じゃ、十日後に帰ってくるから、それまで大人しく待っててね~」
「気を付けな、何かあったらオラのところに戻ってくるんだぞ」
「大丈夫~どんなところでもちゃんと戻ってこられるわ!それに佛跳牆から、桜の島についていろいろ書かれた旅行記ももらってるしね」
あたしは叫化鶏に安心してもらいたくて、懐に入れていた旅行記をかざしてみせた。
この旅行記は佛跳牆と仲良くなってもらったもので、桜の島の風習に関して書かれていた。
その時は書いてあるのが風景や遺跡じゃなく人間のことばかりでつまらない本だと思ったけれど、読み終えた後はこの未知の土地を旅してみたいと思うようになった。
あたしは旅好きで、光耀大陸はおおかた行ったし、グルイラオも何度か、だけどいずれも大陸だ。
危険な海を渡るのは、さすがに一人じゃ心細い。大波や、凶暴な堕神も恐ろしいし、下手をすれば海の藻屑となってしまうかも知れない。
だから桜の島で商売をやりたがっている佛跳牆から情報収集の委託を受けた時は、二つ返事で応じた。
知らない土地を探検するのは、何より面白い冒険だからね!
Ⅱ.金貨は使えない
「う~お腹いっぱい。おじさん、お勘定!」
「はーい、五通宝です。」
あたしは佛跳牆から報酬の一部としてもらっている手付金から、金貨五枚を数えて店主に渡し、ぽんぽこりんになったお腹をさすって店から出ようとしたら、呼び止められた。
「お客さん、うちは通宝しか受け付けてないんだよ。これは何だい?」
「え?通宝って金貨じゃないの?ここのお金って大陸とは違うのかな?」
あたしはわけもわからず店主の方を見た。どうやら怒らせてしまったらしい。
「通宝は通宝だよ!何だいその金貨って!これじゃタダ食いじゃないか!」
「いや、そんなつもりじゃなかったんです。通宝は金貨とは違うって、この旅行記に書いてなかったから。ただ呼び方が違うだけかなと……」
「そんな御託並べられてもね!」
「あの……じゃ、しばらくここで働かせてもらうっていうのはどうでしょう?それに、しばらくこの島に滞在するつもりなんで、こっちのお金が必要なんです。あたし、体力ならありますよ?どうです?」
「ダメだ!そんな特例を認めたら、こっちは商売あがったりだ。うちでタダ飯を喰ったらどんなことになるか、見せしめのためにも許すわけにはいかん!」
「や、やめて!危ないよ!」
まさか棍棒を持って殴りかかってくるとは。
反撃すれば怪我をさせてしまうと思ったので、あたしは後ずさりを続けてテーブルの上に飛び上がった。店主の棍棒が振り下ろされてようとしたその時、あたしは釣り竿を投げて針を相手の後ろ襟に引っかけ、釣り上げた。
空中に吊り上げられた店主はまるで魚のようにジタバタとあがき始めた。あたしはテーブルの隣にしゃがみ込み、両手を合わせた。
「ここは落ち着いて、話し合いましょうよ?」
「こ、この小娘――!」
「……はい、五通宝。僕が代わりに払っておきますから、どうか冷静に」
「五通宝じゃ足りない!最低十通宝だ!」
「わかりました。お嬢さん、この人を離してやりなさい」
僧侶のような服装をした食霊がやってきて、あたしを助けてくれた。あたしが好奇心から見やると、頭に奇妙なお面をつけているけど優しそうな表情を浮かべた食霊だった。
あたしは店主を解放し、心からのお詫びを述べると、助けてくれた食霊の方に向き直った。
「ありがとうございます!大陸じゃこんな目に遭ったことないわ。知っていたら、野外で食べ物を探していたのに。本当に、助けてもらえなかったらどうなっていたか!でも、お礼なんて何もできません、ここで使える通宝も持ってなくて、どうすれば……」
「……いいですよ、このぐらい。よそから来たから、知らなかったんでしょう。ここも以前は金貨を使っていたんですが、大陸との貿易が途絶え、人の往来も減ったので、独自の貨幣に取って代わられたんです。知らなくても不思議じゃないですよ」
「どうりで!じゃ、この島では野宿して、食べ物も外で探すしかないな~」
「野宿?どこへ行くおつもりで?」
「ここ、ここ!この本によれば火山のふもとにある村に、祭壇として祀られている鍾乳洞があって、神様が住んでいると信じられているんですって!ね、面白そうでしょ!」
「え?その本を見せてくれませんか?」
「は~い、で、この本がどうしたんです?」
「これは……僕が書いた本のようですね。」
「え!?」
Ⅲ.神の花嫁
あたしは納豆と旅を続けた。
あ、そうそう、納豆というのがあたしの危機を救ってくれた食霊。桜の島をずっと旅しており、そこでの経験を書き記していたの。
この旅行記がどういった経緯で外に出たのかはあたしも納豆も知らない。あたしより前に冒険に来た人が、大陸に持ち帰ったのかもね!
出会いは縁だ。さらに素晴らしいことに、納豆の目的地はちょうどあたしが行きたいと思っていた村だった。
納豆は「その村にいるあるお嬢さんから、南国の黒真珠を持ってくるよう頼まれている」と言う。
「え?南国の黒真珠?なぜそんなものを?」
「なかなか手に入らないからですよ。神の祝福を受けているとされる南国の黒真珠には、不思議な薬効があって、粉にして水に溶かして飲めば万病長寿の薬になるそうで。幼いころから病気がちのお嬢さんでして、だから……」
「わかった、助けてあげたいのね!」
「ただ……探すのに何年もかかってしまったんです。お嬢さんは……今どうしているだろう」
「きっと待ってるよ!」
旅を続けるうちに、あたしは納豆と打ち解けてきた。納豆は恥ずかしがり屋で、喜ぶとお面を顔に被り、笑顔を見せないようにする。
助けてもらった恩もあるし、あたしは野宿の間、なるべく納豆によくしてあげることにした。
摘んできた木の実や、焼いた鳥の肉も、一番大きくて美味しいところを最初にあげた。野獣に遭遇したら、もちろんあたしが飛び出して追い払ってやった。
あ、そう言えば一緒に来た叫化鶏は……
彼とは長い付き合いだから、お互いの能力も知っている。危険な目に遭うことはないだろう。
それに、酒と肉さえあれば文句は言わない奴なのだ。船の物資もあたしが戻る頃までなら足りるだろうし。
「ここです、でも……」
「荒れ果ててるね……本に書いてあったのと違うよ」
「なぜかは僕にも……」
納豆はお嬢さんを探しに行った。あたしは村の外に立ち尽くし、まるで天災にでも遭ったみたいに荒れ果てた村を、どうしたのだろうと思いながら見ていた。
村の中を少し歩くと、一人のおばあさんに会った。げっそりと憔悴しきった顔をしている。
「あの、この村はなぜ……?」
「神の怒りよ……もう何年も収穫がないの……生きていけないわ……」
「怒る?神がなぜ?おや、あれは……?」
さほど遠くないところを、数人の人によって担がれた輿が進んでいく。輿に乗っているのは女の子、白いワンピース姿で、顔を覆って泣いている。
「……神の婚礼ですよ。もうお帰りなさい、見るべきものなんて何もないところだから」
神の婚礼?
あの女の子は花嫁?
呆気にとられているあたしを、おばあさんはそれ以上話したくないのか、小さな東屋に連れていった。
しばらくして、納豆も戻ってきた。泣きたいのを必死にこらえた顔をしている。こちらまで泣いてしまいそうだ。
「納豆、お嬢さんには会えたの?」
納豆は首を横に振り、嗚咽を漏らしてこう言った。
「何年も前に、神の花嫁に選ばれてしまったそうです……」
「その、神の花嫁って?」
「つまり……神に捧げられたと……」
「ええ!?」
Ⅳ.忘れられない冒険
かつて信心深いこの村では、十年に一度神に「花嫁」一人を差し出し、次の十年の収穫を恵んでもらえるよう願う儀式が行われていた。
だが時代が移り変わるにつれ、人々はその儀式を疎かにするようになり、さらには自分の娘を神に差し出したがる親もいなくなった。
しかし数年前、納豆が立ち去った直後に、村は大規模なイナゴの被害に遭った。村民たちはこれを神の怒りだとして「花嫁」一人が生贄として捧げられることとなった。
だが誰も自分の娘を差し出したがらない。そこで、納豆が言っていた女の子が選ばれた。
「ずっと病気がちなんだ、どのみち長くは生きられまいさ」「このまま生かしておいても食料の無駄だ、いっそこの子を神に捧げて村が助かった方がいい」
「ひどい!あんまりじゃない!」
納豆から事情を聞いたあたしは、激高のあまり飛び上がった。
納豆はあたしの突然の反応に驚いたらしく、一歩後ずさりして、それから続きを話し始めた。
「ですがあのおばあさんによれば、それでも村の収穫は何年間もよくならなかったそうです。そこで皆は病弱な花嫁を差し出したのがよくなかったんだろうと、今度は健康なのを……」
こんな話は聞いたことがない。あたしはショックのあまり言葉を失っていた。
大陸で「神の花嫁」の話は聞いたことがある。だが目の当たりにするのは初めてだ。本人の意思を無視して娘の命を捧げてまでも、神様にすがる人間がいるとは……
それにしても可哀そうな女の子たちだ……何とかできないだろうか……
花嫁……そうださっきの花嫁!あの子を助けてあげよう!
「納豆納豆!『花嫁』が生贄にされるのって、もしやあの『祭壇』って呼ばれる鍾乳洞!?」
「うーん……そうかもしれませんね?」
「じゃ、あそこへ行って、もしあの子が生きていたいって言うなら、助けてあげようよ!」
その夜、あたしたちはいつもと違う冒険に出た。
今まで自分の楽しみのためだけにしていた冒険を、今回は他人の命を救うためにするのだ。
神がいると言われる鍾乳洞はその実、ちっとも怖くない場所だった。
よくある鍾乳洞だ。ごつごつした怪石や垂れ下がっている鍾乳石、それにどこかから聞こえてくる水のポタポタ垂れる音。歩くたびに足音がこだまして、大声で会話しようものなら、遠くから怪しい叫び声となって返ってくる。
こんな暗くて気味の悪いところに神が住んでいると思うなんて、人間の思考回路ってよくわからない。
すぐに、あたしは納豆と鍾乳洞の一番奥まで来た。
そこで見たのは、ぞっとする光景――転がっている数人分の白骨死体だった。皆、純白の花嫁衣裳を身に着けている。
これ……みんな「花嫁」?
どんな気持ちで死んでいったんだろう。きっと絶望的だったに違いない……
納豆が黒真珠を持ってきてくれるのを待っていたお嬢さんもこの中にいるのかな。
それに、これから連れてこられるあの子も……
「誰か、誰かいる?」
何度も叫んだが返事はなかった。そこであたしは「あの子はここから逃げ出したんだ。これからどこかに隠れて幸せに暮らすんだろう」と自分に言い聞かせた。
だが松明を持ってい歩いていくと、石柱の下にあの子が倒れていた。額の血痕は、すでに固まっている……
冒険はこうして終わりを迎えた。冒険の終わりが悲しいのなんて初めてだ。
あたしも納豆も何もできなかった。納豆は真珠をあげる相手を失い、あたしはあの子を助けられなかった。
そもそもこんなことはあたしたちの想定外で、女の子を助けようとしたのも単なる思いつきだったが、失われなくていい命がこうして失われていくのを見るのはとても悲しい。
人間との付き合いは、自分が今までしてきた冒険とは違うのだとあたしは悟った。
美しい景色を眺めて幸せを感じるだけではなく、悩みや苦しみもつき纏うのだった……
Ⅴ.松鼠桂魚
松鼠桂魚は冒険好きな女の子で、大自然の作り出す奇景や、あっと驚く絶景を見るのが大好きだった。
それまで主な旅先は名前は知られているものの行く人は稀な風景地や遺跡だったのが、佛跳牆から委託を受け、人間の集まる場所に行くことになった。
桜の島に行くのを、佛跳牆からの委託とはいえ松鼠桂魚は楽しみにしていた。
だが桜の島へ行きたいと思ったのは、佛跳牆がくれた旅行記のせいだったのだろうか?
松鼠桂魚と納豆は悲しみからすぐに立ち直ることができず、鍾乳洞から出るとすぐに見つかってしまった。
叫び声を上げただけで、村中に「神を冒涜した」ことを知られ、彼らは村から追い出された。
何とか危機をやり過ごすと、どんな表情をしていいかわからない納豆は面をつけ、顔を隠した。
松鼠桂魚は納豆をどう慰めていいかわからず、仕方なく一緒に船に乗って帰ろうと誘った。お互い心を慰め合う方法が見つかるかも知れない。
納豆は首を縦に振らなかった。女の子に渡すはずだった黒真珠を松鼠桂魚に渡し「お達者で」と言い残すと、一人でその場を立ち去った。
松鼠桂魚は納豆の後ろ姿を見ながらため息をついた。張り詰めていた緊張の糸が緩んだせいで両肩がだらりと下がり、これ以上ないぐらい打ちひしがれた姿であった。
期待に胸を膨らませて向かった冒険がこんな形で終わってしまったことに、松鼠桂魚は疲れを感じていた。しばらく他の場所にも冒険には行きたくなかった。そこで、一人叫化鶏が待つ船に向かって歩いていった。
叫化鶏は松鼠桂魚が落ち込んでいるのを見て、食べ物を持ってくる約束を忘れたことはおくびにも出さず、それどころか限られた食糧で「ご馳走」を作って松鼠桂魚に食べさせ、恐る恐る何が起きたのか聞いた。
松鼠桂魚は叫化鶏が用意してくれたご馳走を見て、収穫を祈って少女を神に捧げる村のこと、鍾乳洞で自ら命を絶っていた少女のことなど、嗚咽を交えながらすべて叫化鶏に話した。
叫化鶏は女の子に目の前に泣かれたことがなかったので、にわかに慌てたが、結局松鼠桂魚に肩を貸し、背中を叩いて慰め、自分の話も聞かせた。
「人間なんて身勝手なものさ。自分のために他人を犠牲にする時に一番よく使われるのが『神様』なんだ。実際に効果があろうがなかろうが、そう言えば罪悪感が消えるからな……だけど彼らもいつかは気が付くだろう。それに、人間がみんな残酷なわけじゃない。別の村に行けば、いい思い出が残ったかも知れねえな」
「自分を責めるなよ。お前は単なる旅行者、しかも元からあの島に行く予定じゃなかったんだ。お前の出会った食霊はもっと辛いだろう。自分の生活している土地で、かつて笑顔を向けてくれた女の子たちが死んでいくんだから。」
松鼠桂魚は他人を慰める叫化鶏を初めて見た。普段何も言わず自分と食べ物の奪い合いをする相手から、こんなに優しい言葉が出るとは。
それに、叫化鶏の言葉で松鼠桂魚はようやく気が付いた。よそ者の自分よりよほど辛い思いをしているのは納豆だ、と。あの村にしばらく滞在したことがあり、死んだ女の子たちに笑顔を向けられたこともあったかも知れない納豆――黒真珠の約束をしたお嬢さんもいたのに。
松鼠桂魚の心は相変わらず悲しみに沈んでいたが、冷静になってみると、それは納豆に対する申し訳なさに変わっていった。
自分の悲しみに浸っているばかりで納豆の気持ちなんて考えることもしなかった。自分より悲しんでいたはずの納豆は、それを面の下に隠し別れ際に慰めの言葉までかけてくれたのに。
もしできるなら、自分も深い悲しみの中にいる納豆を慰めてあげたい。
「叫化鶏、一緒に納豆のところへ行こう!あんたがそうしてくれたように、あたしも納豆を慰めてあげたいの。あたしがダメなら、あんたが行ってよ!」
「どうしてオラが!?」
「納豆を探すのを手伝ってよ。納豆は他にもたくさん旅行記を書いているはずだから、直接それを手に入れられたらあたしたちの任務は終わったも同然、佛跳牆も喜んでくれるだろうし、たんと弾んでもらった報酬でまた美味しいものをたくさん買おうよ!ね――」
「うん……じゃ……オラも一緒に行くよ!」
保護者を自称していた叫化鶏はこれほど悲しんでいる松鼠桂魚を見て、一人で情報収集に出すのは忍びないと思ったのだ。
出発前、彼らは海上の堕神に見つからないように、船を目立たないところへ隠しておいた。
それから、松鼠桂魚は叫化鶏と様々な場所を旅したが、残念なことに再び納豆に会うことはなかった。だが旅先で会った人々に、松鼠桂魚は人間に対する認識を新たにした。
場所によって風景が異なるように、人間だって場所によって違うのだ。
叫化鶏の言うことは正しかった。人間はみんな残酷なわけじゃない。
松鼠桂魚は善良な笑みを浮かべる人々に出会うと、その笑顔を美しい思い出として、心の奥にしまっておくことにした。
関連キャラ
◀ エピソードまとめへ戻る
◀ 松鼠桂魚へ戻る
Discord
御侍様同士で交流しましょう。管理人代理が管理するコミュニティサーバーです
参加する-
-
ななしの投稿者
62019年03月05日 17:56 ID:gc1f1kur1話 最後
-
-
ななしの投稿者
52019年03月05日 17:55 ID:gc1f1kur1-4
-
-
ななしの投稿者
42019年03月05日 17:55 ID:gc1f1kur1-3
-
-
ななしの投稿者
32019年03月05日 17:55 ID:gc1f1kur1-2
-
-
ななしの投稿者
22019年03月05日 17:54 ID:gc1f1kur1-1
-
-
ななしの投稿者
12019年03月05日 17:54 ID:gc1f1kur松鼠桂魚