【非人類学園】ドラキュラのデータ
非人類学園に登場するドラキュラについてのデータを載せています。
目次 (ドラキュラ)
ヒーローデータ
ドラキュラ
入手方法
コイン | 13888 |
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五色石 | 488 |
プロフィール
種族 | 身長/体重 |
---|---|
妖 | 176cm/66.6kg |
誕生日 | 身分 |
10月31日 | 新界第三中学学生 ↓ 新界第三中学卒業生 |
CV | |
立花慎之介 | |
人物伝記 | |
明るい性格を持つ吸血鬼転校生。美味しい食べ物が好きな大食い。 匂いと触感で新しい事物を認知する。 |
韓国語表記 | 中国語表記 | 英語表記 |
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드라큘라 | 德古拉 | Dracula |
キャラクターモチーフ | ||
【ドラキュラ】 ブラム・ストーカーの恐怖小説「吸血鬼ドラキュラ」に登場する男性の吸血鬼。 |
性能概略
・傷つくほどに回復力が跳ね上がるファイター
・ストック制のスキル1が機動力の鍵
・スキル3による強化を交えての殴り合いに優れる
ゲームデータ
下記のスキル説明は一部の固有名詞を除き、翻訳に修正を加えてあります。ご了承ください。
ステータス
タイプ | 得意分野 |
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ファイター | 回復 |
推奨レーン | 難易度 |
猛攻 | ★★★ |
※キャラクター毎に異なるステータスのみ記載
項目 | Lv1 | Lv16 |
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最大HP | 3374 | 7424 |
最大MP | 800 | 2000 |
物理攻撃 | 190 | 412 |
物理防御 | 34 | 115 |
攻撃速度 | 0.9 | 75 |
5秒毎HP回復 | 40 | 56.5 |
5秒毎MP回復 | 16 | 40 |
移動速度 | 367 | |
攻撃範囲 | 近接(23ヤード) |
スキル
(パッシブ)食いしん坊
スキル効果 |
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周囲で敵ヒーローが死亡したとき、美味しい食べ物か賞味期限切れの食べ物のどちらかが出現する。美味しい食べ物を拾った場合、自身のHPを(自身の最大HP*5%)回復する。賞味期限切れの食べ物を拾った場合、《賞味期限切れの食べ物》のストックを1つ獲得する。また、自身の現在HPに反比例し、《採餌スパート》と《動く闇影》の吸血効果が最大40%まで増加する。 |
(スキル1)賞味期限切れの食べ物
発動形式 | 射程 |
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方向指定 | 66ヤード |
スキル効果 | |
〔自動効果〕6秒経過するたびに、あるいは賞味期限切れの食べ物を拾うたびにパンストックを1つ獲得する。最大5ストック。このストック獲得時間はCD短縮の影響を受けるが、4.5秒以下にすることは出来ない。 〔発動効果〕パンストックを1つ消費し、指定方向に賞味期限切れのパンを投げつける。パンは命中した敵を5秒間『流血』させて30.0+(攻撃力*2%)の物理ダメージを毎秒与える。また0.5秒間、移動速度を30%低下させる。流血中の敵にもう一度パンを命中させた場合、流血を解除して240.0+(攻撃力*140%)の物理ダメージと1.2秒間のめまいを与える。自身が大ヴァンパイア状態のときにこのスキルを命中させると、120.0+(攻撃力*60%)の追加物理ダメージを与え、2秒間、追加で移動速度を30%低下させる。 |
Lv1 | Lv2 | Lv3 | Lv4 | Lv5 | Lv6 | |
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基礎 ダメージ | 30 | 45 | 60 | 75 | 90 | 105 |
流血解除 ダメージ | 240 | 360 | 480 | 600 | 720 | 840 |
大ヴァンパイア ダメージ | 120 | 180 | 240 | 300 | 360 | 420 |
CD | 1 | |||||
消費MP | 35 | 40 | 45 | 50 | 55 | 60 |
(スキル2)採餌スパート
自動発動形式 | 射程 |
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自身対象 | 効果半径:17ヤード |
発動形式 | 射程 |
方向指定 | 32ヤード |
スキル効果 | |
〔自動効果〕7秒かけて吸血鬼の力を蓄積する。力が蓄積されている状態で敵に接近したとき、力を解放して周囲の敵に115.0+(攻撃力*110%)の物理ダメージを与える。 〔発動効果〕指定方向に移動し、周囲の敵に210.0+(攻撃力*110%)の物理ダメージを与え、自身のHPを70.0+(このスキルで与えたダメージ*20%)回復する。めまい、または凍結状態の敵ヒーローに命中した場合、このスキルのCDを解消する。大ヴァンパイア状態では、回復量が70.0+(このスキルで与えたダメージ*50%)に上昇する。 【Lv16右覚醒】スキルの発動回数が2回ストックされるようになり、連続で発動できるようになる。ストック獲得のCDは、本来のCDと同等になる。めまい、または凍結状態の敵ヒーローに命中した場合、ストックを1つ獲得する。 |
Lv1 | Lv2 | Lv3 | Lv4 | Lv5 | Lv6 | |
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自動効果 ダメージ | 115 | 160 | 205 | 250 | 285 | 340 |
発動効果 ダメージ | 210 | 270 | 330 | 390 | 450 | 510 |
基礎 回復量 | 70 | 90 | 110 | 130 | 150 | 170 |
CD | 11.5 | 11 | 10.5 | 10 | 9.5 | 9 |
消費MP | 70 | 80 | 90 | 100 | 110 | 120 |
(スキル3)蝙蝠の影護
発動形式 | 射程 |
---|---|
自身対象 | 効果半径:35ヤード |
スキル効果 | |
3秒間その場で力を溜め、スーパーアーマー状態で無数のコウモリを纏う。発動中は自身の被ダメージを25%低下させる。また周囲の敵に0.6秒ごとに105.0+(攻撃力*65%)の物理ダメージを与えて移動速度を低下させ、自身のHPを(このスキルで与えたダメージ*30%)回復する。効果時間の終了と共に7秒間の大ヴァンパイア状態となる。大ヴァンパイア状態では通常攻撃のダメージが70%に低下し、代わりに2段攻撃になる。加えて移動速度が15%上昇し、《賞味期限切れの食べ物》と《採餌スパート》が強化される。 【Lv12右覚醒】大ヴァンパイア状態のときにキルされた場合、HPが0にならず、代わりに一定時間をかけて自身のHPを1600.0+[(自身のレベル)-12]*100回復する。回復中は選択不可かつ無敵を獲得するが、回復が終了するまで移動やスキルの発動は行えない。 |
Lv1 | Lv2 | Lv3 | Lv4 | |
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基礎 ダメージ | 105 | 135 | 165 | 195 |
CD | 60 | 54 | 48 | 42 |
消費MP | 160 | 180 | 200 | 220 |
覚醒
覚醒 | ||
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大ヴァンパイア状態のとき、地形を無視して移動できる。 | Lv16 | スキル2の発動回数が2回ストックされるようになる。ストックは、このスキルのCD分の時間が経過するか、めまい、凍結状態の敵にこのスキルが命中するたびにチャージされる。 |
スキル2の自動効果CD-4秒 | Lv12 | 大ヴァンパイア状態でHPが0になってもキルされず、代わりに通常状態に戻って自身のHPを一定量回復する。回復中は選択不可かつ無敵となる。 |
スキル2の移動距離+20% | Lv8 | スキル1のストック上限+1 |
推奨覚醒
覚醒内容 | 解説 | |
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Lv16 | スキル2の発動回数が2回ストックされるようになる。ストックは、このスキルのCD分の時間が経過するか、めまい、凍結状態の敵にこのスキルが命中するたびにチャージされる。 | スキル2がスタック制となる。 スキル1を絡めなくても容易にスキル2を打てるようになるため、追撃性能もアップする。 |
Lv12 | 大ヴァンパイア状態でHPが0になってもキルされず、代わりに通常状態に戻ってHPを一定量回復する。回復中は選択不可かつ無敵となる。 | ドラキュラ固有の覚醒。 大ヴァンパイア状態であれば、倒されても一定時間後に復活することができる。 |
Lv8 | スキル1のストック上限+1 | スキルコンボを強めるためにも右覚醒がオススメ。 そもそもスキル2は自動効果によって攻撃範囲が広いため、左覚醒はあまり恩恵が感じられない。 |
性能解説(執筆者:しゃけあと)
※2023/05/24のアプデ内容未反映。
概要 | |
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スキルによるHP回復およびLv12覚醒右による復活が特徴的な継続戦闘型ヒーロー。タイプはファイターだが、回復力のおかげでタンク並みの耐久力を備える。 | |
長所 | ・Lv12覚醒右と通販の后羿弓を組み合わせることで、2回復活が可能。 ・スキル0、2、3にHP回復効果があるため、無理にスキル吸血用の装備を積まなくても良い。 ・凍結およびめまい状態の敵に対するスキルコンボが強力。 |
短所 | ・複数人にスキルを命中させないと回復力が下がるため、1vs1では耐久力に欠ける。 ・ドラキュラ単体で敵に挑む場合、スキル1を命中させないとスキルコンボに繋げることが出来ないため、練習が必要。 ・大ヴァンパイア状態以外の時間帯は火力、耐久力ともにやや劣る。 |
スキル説明 | |
スキル0 | このスキルの特徴は以下の2点。 ①スキル2・3の回復効果アップ 自身のHPが少ないほど回復効果が上がるため、危険な状態でもスキルを絡めれば延命することが出来る。 ②特殊アイテムの出現 自身の周囲で敵ヒーローが死亡したとき、その周囲に『美味しい食べ物』か『賞味期限切れの食べ物』のいずれかが出現する。前者を拾った場合、自身のHPを一定量回復し、後者を拾った場合、即座にスキル1のストックを獲得する。自分から拾いに行かないと効果が発動しないため、戦闘中に意識するのは難しい。 |
スキル1 | パンをストックするスキル。発動すると指定方向にパンを投げて持続ダメージ+減速効果を与える。連続して2回当てるとこれらの効果は解除されるものの、代わりに追加ダメージ+めまいを与えることが可能。Lv1ファイトにて貴重なCCを減速効果を備えるスキルとして重宝し、敵に当て続けることでファースト・ブラッドにも繋げることが出来る。 |
スキル2 | ドラキュラのメインウェポンとなるスキル。指定方向に移動し敵にダメージを与えつつ、自身はHPを回復する。自動効果によって触れた敵にダメージを与えられるため、チャージが貯まっている際のスキル2は非常に強力。凍結およびめまい状態の敵ヒーローにこのスキルが命中した場合、CDが解消される。 |
スキル3 | 周囲にダメージと減速効果を与えながら、自身を強化するスキル。強化中は被ダメージ軽減とスーパーアーマーを獲得する。強化が完了すると自身は『大ヴァンパイア』状態となり、AA(通常攻撃)が2段攻撃になるほか、スキル1・2が強化される。発動時は敵をキャッチする能力に優れているなど、先制攻撃に長けたスキル。強化中は移動ができないが、瞬身玉を使うことは可能。発動時のHPが低くても敵を多く絡めれば回復力が上がるため、強気に出ることができる。強化後のスキルコンボが強力なため、如何にスキルを当てることが出来るかが鍵。 |
スキル コンボ | ・スキル1→スキル1→スキル2→スキル2→スキル1→スキル1→スキル2→スキル2→スキル1→・・・ 基本コンボ。コツは2回目のスキル1の後、すぐにスキル2を使用すること。スキル2は連打することで3回繰り返し発動することが出来るが、2回で止めておけば、そこからまたスキル1を起点とするコンボに繋げることが可能。 ・スキル1→スキル1→スキル2→スキル2→スキル3→スキル1→AA→スキル1→スキル2→スキル2→スキル1→AA→スキル1→・・・ スキル3を絡めたコンボ。強化時間には限りがあるため、マークスマンやメイジあたりを狙いに定めると良い。多少受けるダメージが痛くても、スキル回復によるおかげで無理やり押し通すことも出来る。 ・CC起点のコンボ 猫のジャンプ攻撃や、味方の繰り出すCCなどを受けた敵にチェインを掛ける形で、スキル2から飛び込むことも可能。味方に凍結およびめまいを付与できるヒーローがいる場合は、味方の動きに合わせてスキル2から当たろう。 |
特記事項 | |
スキル0による食べ物はミニオン・ジャングルモンスターなどからは出現しないものの、女媧の人形、ラストオーダーの妹達、06号の分身などを倒した際には出現する。 | |
注意点 | |
・スキル3発動時、僅かなタイミングだがスーパーアーマーを獲得するまでにスキが存在するため、その間にCCを受けてしまうとスキル3自体が不発に終わる。 ・Lv12覚醒右を取得した後でも、スキル3による強化が終わる前に倒されてしまうと復活効果は得られない。 ・特記事項に記したヒーローたちの召喚物にはスキル3による回復効果が乗らない上に、スキルコンボも使えない。(ただしスキル2による回復効果は乗る) |
(詳細な運用やビルドについては、ヒーロー名のタグや『ビルドガイドリンク』を用いて検索してください)
相性の良い装備
装備名 | 解説 |
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福禄寿のお守り | 敵に回復阻害を積まれたとしても、回復力が安定する万能装備。 覚醒させるのもオススメ。 |
赤い鎧 | 周囲の敵の物理防御を低下させることができ、その分与えたダメージによって余分に回復できるため相性が良い。 |
スキン
スキン一覧 | ||
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直近の調整内容
調整日 | 調整内容 |
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2023/12/27 | 【スキル1】 数値調整 流血中の敵にもう一度パンを命中させた場合、追加で1秒間のめまいを与える。 ↓ 流血中の敵にもう一度パンを命中させた場合、追加で1.2秒間のめまいを与える。 【スキル2】 基礎回復量 50/70/90/110/130/150 ↓ 70/90/110/130/150/170 |
2023/05/24 | 賞味期限切れの食べ物(スキル1) 仕様変更 6秒経過するたびに、あるいは賞味期限切れの食べ物を拾うたびにパンストックを1つ獲得する。 ↓ 6秒経過するたびに、あるいは賞味期限切れの食べ物を拾うたびにパンストックを1つ獲得する。 この効果はCD短縮の影響を受け、最短4.5秒となる。 蝙蝠の影護(スキル3) 仕様変更 発動中は自身の被ダメージを15%低下させ、スーパーアーマーを得る。 ↓ 発動中は自身の被ダメージを25%低下させ、スーパーアーマーを得る。 |
2022/09/06 | 賞味期限切れの食べ物(スキル1) 仕様変更 8秒経過するたびに、あるいは賞味期限切れの食べ物を拾うたびにパンストックを1つ獲得する。 ↓ 6秒経過するたびに、あるいは賞味期限切れの食べ物を拾うたびにパンストックを1つ獲得する。 新効果 パンが命中した敵は、0.5秒間、移動速度が30%低下する。 CD時間 1.5秒(固定) ↓ 1秒間(固定) 《Lv8覚醒 左》 物理・魔法防御+25 ↓ スキル2の移動距離+20% |
人物伝記
⓪情報 |
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①良い名前はないかな? |
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もうすぐ三中への入学手続きをしなくちゃいけないんだけど、どんな名前で過ごそうか?
非都に留学する以上、やっぱり非都の住民らしい名前じゃないとダメだよな。異国の土地にいるんだから、郷に行っては郷に従わないと。
あ、そういえば、僕の名前はドラキュラ二世だから、名前を聞いた瞬間ヴァンパイアだってバレちゃうよな。
僕は非都の文化-特にグルメ-に強い興味を持ってるから転校したんだ。
一年間の語学研修を受けて…..あ、そうだ!『舌で味わう非都』が教材でね、これがとっても役に立ったんだ!ほら、本に載ってた『ダックの血と春雨スープ』とかね!
おっと、話がズレちゃったみたいだね……。とにかく、名前を考えないと。
でも何が良いのかな?『眉を顰めるヴァンパイア』?『悩めるコウモリちゃん』?いやいや……。
あぁ、面倒くせぇ。今の僕は萎びたトマトみたいに見えてそう……。
②よし、これで決まりだ! |
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あぁ、一体名前は何が良いんだ?
結局、執事-僕よりも先に『ダックの血と春雨スープ』を知っていた紳士-を招いて一緒に名前を考えることにした。
「『蝠』を名字にしてみては如何でしょうか?『蝠』と『福』は同じ発音で縁起が良いし、その上坊ちゃんのアイデンティティも感じられます」
「なるほど!じゃあ、下の名前はどうしよう。『蝠・コーライ』いや『蝠・ライター』ってのはどう?」
「坊ちゃん、それらはあまり名字と合わない感じがします」
執事はドラキュラの提案がお気に召さないようだ。
「分かった!『蝠・二世』ってのはどう!?僕の尊い身分がよーく分かるだろ?もう、本当に僕ってば、賢すぎるなぁ!まいったよ〜」
「うーん……」
紳士は依然として沈黙を貫いている。
「これじゃダメ?じゃあ……『蝠・いっぱい』はどう?毎日お腹いっぱいなコウモリの様子が伝わってくるでしょ?やっぱ僕って賢い!」
「坊ちゃん……」
執事が背中をまっすぐにして、真面目な顔をして言った。
ついに僕の名前が決まる!僕も背中をまっすぐにした。
「どうぞ!」
「……あのう、やっぱり『ドラキュラ』になさいましょうか……」
そんな訳で、未だに非都での僕の名前は『ドラキュラ』のままだ。
③食いしん坊連盟 |
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新界第三中学は、世の中のことを広く受けていることで知られている。
噂通りのところだった、三中に来て間も無く、僕は馬が合う友達に出会えた。
一人は三蔵くん……の武器-禅杖。彼はグルメに詳しい先輩!彼の指導の下で、三蔵くんの料理の腕前も非常に上手くなってる。いつもお喋りだけど、美味しい食べ物を出せば黙ってくれるんだ〜。
もう一人は、鍾馗くん……のお供の幽霊-イエローちゃん。イエローちゃんは禅杖と違って何でも食べる。僕は何でも食べるっていうやり方には賛成しないんだけど、イエローちゃんはいつも僕と食べ物を分けっこしてくれるから、彼も『食いしん坊連盟』に誘ったんだ!
今日もまた、食いしん坊連盟のミーティング(という名目の食事会)だ!栄養たっぷりの食べ物交流を行なった後、栄養のないディスカッションを行なった。
「新鮮な血が飲めないんだったら、赤い食べ物でも良い。色が同じだからね」
僕は可愛らしい見た目の新鮮なトマトを鼻の近くに持っていき、その香りを嗅いだ。
「だろ?禅杖?」
「何が『だろ?』なの〜?」
禅杖は食べることに集中していて、ドラキュラの相手をしている時間などなかった。
「だろ?イエローちゃん?」
「う〜ん、ロリポップの方が美味しいと思うけど……」
そう言って、イエローちゃんはぺろぺろとロリポップを舐めている。
「君が虫歯にならないのは理解できるんだけど、どうして鍾馗もならないの?羨ましすぎるなぁ。僕は虫歯になるのが怖くて、あまりアメを食べないようにしてるんだ。だって、もしそんなことになったらヴァンパイアとしてみっともないだろ?」
「う〜ん、それはきっと鍾馗さまだからだよ!」
イエローちゃんには謎の自信があるようだ。
「鍾馗さまを他の人と一緒に比べることなんか出来ないよ!」
「そっかぁ……」
④根本的な問題 |
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節操のあるヴァンパイアとして、本能と闘わなければならない。本能に勝って初めて一人前の大人に成長したと言える。ドラキュラは、異国へと留学するにあたって先祖代々のマントを受け継いだ。そして、ずっと紳士としてのスタンダードを自分に求めてきた。今のドラキュラには、血の入った袋を口に咥えてあちこち走るようなこともない。初めて出会った人の首を噛んだりするようなマネもしなかった。
我ながら大きな一歩を進んだな。本当にめでたい……。
ただ、進化に伴って当然代償も払わなければならない。
例えば今、ドラキュラはとてもお腹が空いている。時刻は深夜。トマトを4つ食べたのに、空腹でとても寝られる状況ではない。やはり本能には逆らえない。
「そういえば……」
ドラキュラの声には力が全くこもっていない。コウモリたちが彼を囲って鳴き叫んでいる。
「もうこんな時間だから、『ダックの血と春雨スープ』の出前を注文することもできないのか……」
ドラキュラは頑張って話を続けた。大きなため息が出た。
「あぁ……よく考えてみたら、随分長い間新鮮な血を飲んでない気がするな……」
その時、何匹かのコウモリが非都の夜空を駆け抜けてドラキュラの元へと帰ってきた。何やら赤く光るものを抱えている。
「お、おかえり。あぁ、血を持ってきてくれたんだ!すごく新鮮そう〜!」
ドラキュラは起きて、歯を舌で舐めた。彼の様子を見て、コウモリたちが総動員でご主人様のために血を集めてきたのだった。久しぶりに鮮血を飲んだので、ドラキュラはものすごく上機嫌だ。
「みんな、愛してるよ〜。でも、今日の血は小型動物のものみたいだね?普段あまり飲んだことのない味だからか、不思議と甘く感じられるよ。まぁでも、久しぶりに飲んだから気のせいかも〜?」
そう言うと、ドラキュラはコウモリたちにキスをして、眠りについた。
翌日、レッドアンブレラ化学製剤研究所にて。
マウスたちの血液量が何故か大幅に減少したことで、何ヶ月間もかけて準備してきたプロジェクトのデータに大きな間違いが生じた。
「クソっ!僕の実験データが全部ダメになっちまった!!一体誰だ!!!」
九頭虫の叫び声が実験室内に響き渡った。
⑤ |
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ボイス
戦闘 | |
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敵撃破1 | |
敵撃破2 | |
死亡1 | |
死亡2 | |
復活 | |
防御塔を破壊 | |
基地に帰還 | |
通常攻撃 | |
スキル1 | |
スキル2 | |
スキル3 | |
火力全開 | |
挑発1 | |
挑発2 | |
対話 | |
アクション1 | |
アクション2 | |
アクション3 | |
アクション4 | |
関連チャット1 | |
関連チャット2 | |
関連チャット3 | |
関連チャット4 | |
関連チャット5 | |
関連チャット6 | |
雑談1 | |
雑談2 | |
雑談3 | |
雑談4 | |
雑談5 | |
雑談6 | |
特殊 | |
出場 | |
ピック | |
契約達成 | |
MVP1 | |
MVP2 | |
仲良しに達する | |
称賛に達する | |
好きに達する | |
大好きに達する | |
対話 | |
好きなもの | |
嫌いなもの | |
勝利 | |
敗北 | |
誕生日 |