【非人類学園】06号(ゼロシックス)のデータ
【掲載日:2025年3月29日(土)】
今後、非人類学園(日韓・中国両サーバー共通)において、シーズン更新以外のアップデートが行われる可能性は極めて低いと考えられます。
詳細につきましては、①、②、③、④の4件のポストをご覧ください。
【掲載日:2025年3月12日(水)】
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非人類学園に登場する06号(ゼロシックス)についてのデータを載せています。
目次 (06号)
ヒーローデータ
06号(ゼロシックス)
入手方法
コイン | 13888 |
---|---|
五色石 | 488 |
プロフィール
種族 | 身長/体重 |
---|---|
無し | 178cm/67.8kg |
誕生日 | 身分 |
9月24日 | 天賦高級中学学生 ↓ 天賦高級中学卒業生 |
CV | |
細谷佳正 | |
人物伝記 | |
感情も自我もない少年。"ある人"の複製品。 それぞれの面を被ると、対応する感情を表す。 |
韓国語表記 | 中国語表記 | 英語表記 |
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06호 | 06号 | No.06 |
キャラクターモチーフ | ||
【六耳獼猴】 「西遊記」に登場する化け猿の妖怪で、あらゆる生物に変身する能力を持つ。 因みに06号のスキン「非我即我」のデザインは、中国四川省の伝統芸能「川劇」に登場する演技の一つ「変面(変臉)」がモチーフとなっている。 |
性能概略
・分身を操るトリッキーなファイター
・分身と本体の同時攻撃で追加効果を起動する
・敵のステータスを恒久的に奪う特徴を持つ
ゲームデータ
下記のスキル説明は一部の固有名詞を除き、翻訳に修正を加えてあります。ご了承ください。
ステータス
|~タイプ|得意分野|
ファイター | ダッシュ |
推奨レーン | 難易度 |
---|---|
猛攻 | ★★★ |
※キャラクター毎に異なるステータスのみ記載
項目 | Lv1 | Lv16 |
---|---|---|
最大HP | 3613 | 7858 |
最大MP | 780 | 1980 |
物理攻撃 | 178 | 377.5 |
物理防御 | 32 | 122 |
攻撃速度 | 0.9 | 1.1 |
5秒毎HP回復 | 40 | 70 |
5秒毎MP回復 | 12 | 30 |
移動速度 | 367 | |
攻撃範囲 | 近接(23ヤード) |
スキル
(パッシブ)非我
スキル効果 |
---|
交戦中、敵ヒーローに、対象の種族に対応する仮面を付与する。この効果は6秒間のCDを持つ。付与された仮面は6秒間持続する。仮面が付与されている敵に通常攻撃、およびスキルを3回命中させた場合、2秒間、移動速度を50%低下させ、さらに対象のステータスを奪う。奪ったステータスはすべて30秒後に返還されるが、その20%は自身に永続的に残る。奪うステータスは50.0+(自身のレベル*5)の最大HP、10+(自身のレベル)の攻撃力、2+(自身のレベル*20%)%の攻撃速度の3つ。ただし、仙族(悲哀の仮面)からは最大HPを、人族(憤怒の仮面)からは攻撃力を、妖族と冥霊(歓喜の仮面)からは攻撃速度を2倍奪う。 |
(スキル1)砕
発動形式 | 射程 |
---|---|
方向指定 扇形 | 49ヤード 約45° |
スキル効果 | |
影の玉を打ち砕き、扇型の指定範囲の敵に250.0+(攻撃力*90%)の物理ダメージを与え、2秒間、移動速度を50%低下させる。分身の攻撃も同時に命中した場合、追加で0.8秒間のめまいを与える。 |
Lv1 | Lv2 | Lv3 | Lv4 | Lv5 | Lv6 | |
---|---|---|---|---|---|---|
基礎 ダメージ | 250 | 300 | 350 | 400 | 450 | 500 |
CD | 7.5 | |||||
消費MP | 80 |
(スキル2)乱
発動形式 | 射程 |
---|---|
自身対象 | 効果半径:20ヤード |
スキル効果 | |
バットを振り回し、周囲の敵に200.0+(攻撃力*80%)の物理ダメージを与える。敵に命中した場合、4秒間、攻撃速度が50%上昇して、物理吸血25%を獲得する。分身の攻撃も同時に命中した場合、追加で150.0+(攻撃力*60%)の物理ダメージを与える。 |
Lv1 | Lv2 | Lv3 | Lv4 | Lv5 | Lv6 | |
---|---|---|---|---|---|---|
基礎 ダメージ | 200 | 240 | 280 | 320 | 360 | 400 |
物理吸血 | 25 | 30 | 35 | 40 | 45 | 50 |
追加 ダメージ | 150 | 180 | 210 | 240 | 270 | 300 |
CD | 10 | 9.5 | 9 | 8.5 | 8 | 7.5 |
消費MP | 70 |
(スキル3)裂
発動形式 | 射程 |
---|---|
位置指定 | 指定半径:55ヤード 効果半径:15ヤード |
スキル効果 | |
指定位置に己の霊能を籠めたボールを打ち込み、周囲の敵に300.0+(攻撃力*80%)の物理ダメージと《非我》の仮面を与えると同時に、自分の分身を生成する。分身は10秒間持続し、周囲の敵を自動的に追いかけ、攻撃する。分身は自身のステータスを継承するが、与ダメージは50%、被ダメージは200%、防御塔からの被ダメージは300%となる。自身がスキルを発動するとき、分身も同時にスキルを発動する。分身が残っている間にこのスキルを再発動すると、分身と自身の位置を入れ替える。この効果は一回の発動につき、一度だけ使用できる。 【Lv12覚醒左】分身と自身の位置を入れ替える効果を、何度でも発動できるようになる。入れ替えのCDは2秒間となる。このCDはCD短縮の影響を受ける。 |
Lv1 | Lv2 | Lv3 | Lv4 | |
---|---|---|---|---|
基礎 ダメージ | 300 | 400 | 500 | 600 |
分身 被ダメージ | 200 | 175 | 150 | 125 |
CD | 30 | |||
消費MP | 150 |
覚醒
覚醒 | ||
---|---|---|
分身の与ダメージ+15% | Lv16 | 分身の持続時間+5秒 |
スキル3の再発動の回数制限がなくなる。再発動のCDは2秒となる。 | Lv12 | スキル2の射程距離+35% |
自身のスキル2と分身のスキル2が同時に命中した場合、それぞれに(対象の減少HP*8%)の耐久値の2秒間持続するシールドを付与する。 | Lv8 | 奪ったステータスの永続化割合+10% |
推奨覚醒
覚醒内容 | 解説 | |
---|---|---|
Lv16 | 分身の持続時間+5秒 | 06号の強力なスキル0をさらに強化出来る。ほとんど一択 |
Lv12 | ||
Lv8 |
性能解説(執筆者:待てど暮らせどカスタード)
概要 | |
---|---|
奇襲、撹乱などを行える単独行動が得意な自己完結ファイター。運用次第で攻めから守りまでこなせる万能なスキル3を駆使するとともに後半にはスキル0でステータス差を作り、強引に試合を制する。 | |
長所 | ・他ヒーローには取れない挙動を取る事が可能で、取れる選択肢が多く幅広い ・全スキルに予備動作や硬直がほとんど無く、敵との接触後、即離脱が容易 ・ダメージ源はスキル+aaなのでビルドの自由度が高く多彩 |
短所 | ・性質上移動距離が多くなりがちなものの、基礎移動速度は並。何かしらの補助が必須 ・スキル3への依存度が非常に高く、CD待ちやレベル4未満の状況では一転してやれることが少ない ・スキル0は相手編成への依存度が高く、さらに弱体解除スキルで消されてしまう |
スキル説明 | |
スキル0 | 06号最大の強み。一度に三つの能力を奪い取り、意識すれば装備一つ分まで能力を手に入れる事も現実的。一度の奪取で最大で下級装備一本分にもなり、地味にスロウも付く為追撃も可能と、まさに至れり尽くせり |
スキル1 | 前方に扇状の判定を出すスロウ付き範囲攻撃技。特徴として範囲攻撃でありながら。分身との同時当ての補助の為、紅孩児のようなロックオン形式を採用している。単体では平凡ながら意外と広い範囲を攻撃できる。 |
スキル2 | 06号の周囲を攻撃する技。強力な追加効果、短いCD、分身との同時ヒットで追加ダメージと名実ともに06号の主力。しかし当たらなければ追加効果も発動しないので注意が必要。 |
スキル3 | 06号最大の特徴。(制限付きだが)自分と全く同じ性能の分身を投げつける唯一無二の大技。分身との位置交換能力がとにかく優秀であり。擬似ブリンクや擬似ロケット等書き連ねるとキリがない程に応用が効く |
特記事項 | |
スキル3の応用の例としては ・分身をjgモンスターなどにけしかけ、06号本体は別行動。危なくなったら位置交換で長距離移動+危機回避 ・同じく分身をミニオンやjgモンスターに投げつけ、本体はリコール。体力が回復した所で位置交換を行い。すぐさま戦線に上がる→擬似ロケット | |
豆知識 | |
1. 新覚醒システムが実装されて以降、06号のグローバル勝率が50%未満を記録したことはない。 2. スキル3の再発動による位置交換時にエゴ(分身)がCCを食らっていると、正常に位置交換が行われないことがある。 3. スキル0で盗む攻撃力の永久値は小数点 “切り捨て” である。 4. スキル3→2→3のコンボを拠点から川付近程度までの超長距離から行うと、通常攻撃のモーションが一時的におぼつかなくなる。 5. スキル1は範囲内なら必中である。 6. スキル3の基礎CDは30秒固定であり、CD短縮+Lv16覚醒右を組み合わせれば、エゴのいない時間を約1.5秒まで抑えることができる。 7. エゴの攻撃優先順位は “近くのヒーロー > 近くのモンスター > 遠くのヒーロー > 遠くのモンスター” 。 8. エゴの視界は他のヒーローと同じく約80ヤードで、視野は約150ヤード。 9. エゴにスキル0のステータス上昇効果は乗らない。 10. スキル2による追加効果はエゴも存在する。つまり、エゴのスキル2でエゴの物理吸血が上がる。 11. スキル2の正確な追加ダメージ発動条件は、短時間にスキル2が2回ヒットすること。(練習室で本体がスキル2を連打していても追加ダメージが出る) 12. エゴのスキル1は、本体とのWヒットが狙えない範囲の場合、本体と鏡合わせのような形で打つ。 13. エゴに順風耳のスキル3が当たる。 14. 相手視点ではエゴは本体と同じ名前であるため、判別方法は HPの減り方と挙動のみ。 15. スキル0が発動した際に与える減速効果は(恐らく)2秒間の50%スロー(スキル1と同じ値)。 16. エゴを出した時のHPは本体の ″現在″ HP参照。 17. エゴは基礎ステータスアップ系の唯一受動効果のみを受け付ける。そのため、防具系の唯一受動でエゴにも使えるものは放射線防護服のみ。 18. エゴが大鵬のスキルを食らっても大鵬のスキルCDは短縮されない。 19. 周りの見方の中でエゴの体力が一番低い場合、提灯ショール・女神のショールのシールド付与対象にエゴが選ばれることがある。 20. スキル0の再発動に必要なCD(6秒)のカウント開始タイミングは、現時点で出現している仮面が消えてから。 21. 仮面は『無所属』のヒーロー(敵の06号および7723)や猫に乗っている敵であっても対象扱いとして処理される。しかし仮面は出現しない上、スキル0の再発動に必要なCDだけが消費される。 22. 主に金闕所属の一部キャラクターは、プロフィール上の種族欄に[情報は削除された]と記載されているが、06号のスキル0により実際の種族は金光聖・多宝が[仙]、それ以外が全員[妖]に設定されていることが分かる。 |
(詳細な運用やビルドについては、ヒーロー名のタグや『ビルドガイドリンク』を用いて検索してください)
スキン
※緑色:日韓サーバー未実装スキン
スキン一覧 | ||
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直近の調整内容
調整日 | 調整内容 |
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2024/04/29 | 【Lv8覚醒 左】 物理・魔法防御+25 ↓ 自身のスキル2と分身のスキル2が同時に命中した場合、それぞれに(対象の減少HP*8%)の耐久値の2秒間持続するシールドを付与する。 【Lv12覚醒 左】 スキル3の再発動の回数制限がなくなる。 再発動のCDは5秒となる。 ↓ スキル3の再発動の回数制限がなくなる。 再発動のCDは2秒となる。 |
2023/06/28 | 非我(パッシブ) 仕様変更 敵ヒーローから奪ったステータスの30%は永続的に自身のものとなる。 ↓ 敵ヒーローから奪ったステータスの20%は永続的に自身のものとなる。 《Lv12覚醒 右》 スキル2の射程距離+50% ↓ スキル2の射程距離+35% |
人物伝記
⓪情報 |
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①不良品・上 |
「06号!」 「はい。」 「来て。」 「はい。」 06号と呼ばれた少年は、指示通り実験台に上がった。 特製合金で出来た実験台は滑らかで冷たい。少年は冷たさに慣れているようで表情に何一つ変わりはしない。 責任者は頷いて、実験を始めた。 実験台と同じ素材で出来た枷(かし)を、少年の首、手首、肘、胸、腰、膝、足首にはめた。 「06号、実験開始。」 「はい。」この間と同じく、少年の目に何の揺るぎもない。 「あの人」に似ているコピーが、何の感情も持たないなんて。 本当に「あの人」なら、豪快不羈(ごうかいふき)、天地不動、三界の平等の力を尽くす。唯一無二な力に悪は立ち去るべし。その本名をする者はおらず、自分で名乗ったのは──「斉天大聖」。 |
②不良品・中 |
「あの人」が戦闘で落とした生物組織欠片を採取して、人類が得意とする科学技術を活かして細胞をコピーし分化させ、仙族の魔法を通して母体環境を極度まで擬態する──。キンチェ生物研究所には先端技術によって培養された「あの人」と姿形同様なクローン人間が並んでいるが、その中の誰一人として「あの人」のような世界を滅ぼすほどの力を受け継いでいない。 生産欠点がある少数の欠陥を除いて、他のクローン人間は、ほぼ同様に平凡だ。 大量の刺激性薬物の注入、残酷な生き残り試練、骨を壊すほどの地獄ですら適合やサンプルを鍛え上げることができなかった。力だけではない、ベースとなる身体能力も雲泥の差だ。 「飼育員」の模擬培養を導入させてから、クローンへの差別馴致を通して、ついに身体能力と戦闘行為が「あの人」に最も近いサンプルの作成に成功した。それが06号だ。 06号のポテンシャルを発揮させ「あの人」に一歩でも近づけるため、実験組は情緒を誘導させる特製マスクまで作った。マスクで情緒を誘発させ共振させ、強引に06号に「感情」を押し込む。 今まで成功したマスクは合計三枚。藍─哀れの顔。橙─怒りの顔。紫─喜びの顔。 |
③不良品・下 |
「それでは『喜びの仮面』から始める。」スタッフは艶めく紫の仮面を06号の顔につける。 仮面が皮膚と接触した瞬間、光が溢れるほど飛び出した。06号の筋肉が収縮し、引き締まった身体から普段より強力なパワーが感じられる。 「06号、状態はどう?」 「どうって?あははは!」06号が狂ったように大げさに笑い出した。 足枷と鎖が軋(きし)み、亀裂が入った実験台が、その不気味な笑いに満ちる。 「あははは!俺は〜なんといい気分だ!ああこれが喜びか!貴様らの首を絞めたいほどにな!」 06号の情緒指示器が耳につんざくほどの警報を鳴らす。 「実験台と鎖はもう持たない!」 「これがお面の効果だ!」実験の責任者が喜びを隠さずに「能力の検査はどうだ?」と聞く。 「ま、まだです……。」 「マスクを変えろ!暴走に怯えるな。増強型高速型を使え!首筋を抑えろ!」夢が叶おうとする瞬間に、正気でいられる人間はいない。 「はい……。」 実験が終わり、マスク装着時に猛烈に足掻いたせいで、06号の身体に、新しい傷跡が残った。 「マスクが誘発した感情は、全て歪んだ感情のようで……。喜怒哀楽、まともな人間ではない。」 「しかも、能力も誘発できなかった。」 「ちっ、でも、マスクのおかげで06号の戦闘力がまた強くなったじゃないか。通常戦力からすると既に三界のトップだろう?」 「意味がない。能力がないと、所詮は欠陥品だ。」 マスクを下ろした06号は落ち着いてきた。新たな傷に対しても、実験者たちの議論に対しても、ビクともしなかった。 「完璧に最も近い欠陥品だ。」 |
④象の威を借る獅 |
06号は感情を持っていない。彼の異なる表情をした3つの仮面はどこから来たのか誰にも分からない。天高では、仮面をつけた彼はまるで別人になるとの噂が広がっている。 金闕生研究所が手配してくれたおかげで、06号は転校生として天賦高級中学に入学することができた。研究所に頼まれたため、学校は生徒会長である白象に、常識のない06号に対する特別な配慮を頼んだ。 生徒会長は忙しかったが、ちゃんと職務を果たしていた。ゴシップが好きな獅妹と服装にうるさい大鵬が06号にインタビューしようとしたが、白象に止められた。 何に対しても興味深い獅妹は白象に止められても、やめる気はなかった。 ある日、白象は急に用事が入ったため学校を休んだ。 「うん、白象がいないなら、ビッグニュースを持ってこよう。」 獅妹は自分の尻尾を撫でながら、何かを企んでいた。 「ターゲットは、あの新入生にしようか。」 顔はかっこいいし、身体つきも良いし、性格は冷たいし、あの銀角よりもっと無表情だ。名前は06号、零陸……変な名前だね。ニュースのネタになるに違いないでしょ!白象が止めようとするなら、意地でもやってやる。 おおお!天高ゴシップグループの新しい話題になりそうだ。爪を揉みながらワクワクしていた獅妹はノートを持って走っていた。「ゴシップ!ゴシップ!ゴシップ!」 獅妹は06号の前にしゃがみこんだ。 「おはよう!零陸!天高宣伝部長の獅妹です。今日は白象の代わりに君にインタビューしたいんだけど!」 06号は獅妹の発言を分析した。「代わり」つまり「獅妹」は権力を持っていない。答えなくてもいい。 06号は顔をそらした。 目を細めた獅妹は自信満々だった。「君の属性はお見通しだ。」 獅妹は咳払いして真剣に装いながら、でたらめを言っていた。 「あの、私、白象に委任されて君にインタビューしに来たのよ。は!く!ぞ!う!だ!よ!」 「OK!」06号は顔を背向けながら獅妹の発言をまた分析していた。キーボード「白象」「委任」。彼女は白象から命令を受けたと分析。獅妹はノートを開いて、構えていた。 「質問!好きな人はいるのかな?」 「好きな人?いない。」 「質問、嫌いな人はいる?」 「嫌いな人?いない。」 「質問、なぜ天高に転校して来たの?」 「命令だ。」 「ねえ、答えが短すぎるよ!零陸くん!」獅妹は頭をかいていた。 「質問!腰に付けた仮面には特別な意味があるの?なぜ持ち歩いてるの?」 「これは気分を表すためだ。」 「え!?なら仮面をつけて私に見せてくれる?」 「仮面は安易に使ってはいけない。」 「白象に好きなようにインタービューしてって言われたんだよ。」獅妹は再び白象を盾にした。 「どうぞ。」 「じゃ、このオレンジ色の仮面をつけて。」獅妹は目を丸くして06号を見ていた。 「はやくはやく!」 「はい。」 怒りの仮面は06号に付けられて、顔に触れた途端、怪しいオレンジ色の光が輝いた。 「かっこいい!それで?」 「で…出て行け!!!!」 06号は人違いのような怖い声で叫んだ。 「零陸……くん?」 「聞こえてないのか?出て行け!」 06号は仮面に憑依されたようにオレンジ色のスモークに包まれた手を獅妹に伸ばす。 「地獄に堕ちろ!!」 「え!?零陸くん、大丈夫?」 06号は立ち上がると、身体を曲げて、筋肉は爆発寸前のごとく膨らんだ。全身から陰気が放たれる。 「はあああ!」 06号はバットを取り出した!狩りが始まるのだ! 「ああああああ!」 気圧された獅妹は逃げた。 「すみません!やめてください!」 仮面がようやく取れた。 獅妹は手すりに捕まりながら激しく喘ぐ。 「やっぱりゴシップとは…命を捧げるほどの仕事だなあ。」 |
⑤ |
ボイス
戦闘 | |
---|---|
敵撃破 | ふっ! |
敵撃破─哀① | 死を選んだのは君だ…。 |
敵撃破─哀② | 朽ち果てるが良い…! |
敵撃破─怒① | 地獄に堕ちろ!! |
敵撃破─怒② | うおおお!! |
敵撃破─喜① | あ〜っ!これが喜びか! |
敵撃破─喜② | これくらいでは動じない。少し笑える程度だ。 |
死亡 | うはっ…! |
死亡─哀① | 見えた…。嘆きの色が…。 |
死亡─哀② | また…長い眠りに落ちるのか…。 |
死亡─怒 | 許さない…!絶対に許さないからな…!! |
死亡─喜 | ふっ…。これくらい朝飯前だ…。 |
復活 | 行きます。 |
防御塔を破壊─哀 | 動けないのか?可哀想に。 |
防御塔を破壊─怒 | 破壊!破壊!破壊ー!! |
防御塔を破壊─喜 | おおっ!君も生きていたのか! |
基地に帰還 | 了解。撤退します。 |
基地に帰還─哀 | はあ…。 |
基地に帰還─怒 | うおあー!! |
基地に帰還─喜 | たくさんの喜びを感じ取った…! |
通常攻撃 | − |
スキル1 | − |
スキル2─哀 | 霊能爆散…! |
スキル2─怒 | 霊能爆散っ!! |
スキル2─喜 | 霊能爆散! |
スキル3 | アルターエゴ。 |
スキル3─哀 | アルターエゴ…。 |
スキル3─怒 | アルターエゴっ!! |
スキル3─喜 | アルターエゴ! |
火力全開 | ふうっ! |
火力全開─哀 | 弱者が何故戦う…。 |
火力全開─怒 | もう怒りが爆発しそうだ…!! |
火力全開─喜 | この喜びは、私にも感じられる! |
挑発─哀 | 哀れなやつだ…。 |
挑発─怒 | もっと…。もっとだっ!! |
挑発─喜① | もっとだ!もっと! |
挑発─喜② | ほら来い!早く! |
対話 | |
アクション1─怒 | はあっ…!!地獄に堕ちろ!! |
アクション2─哀 | 死に直面しないと、生を認識できないのか…。 |
アクション3─喜 | 影に潜り込み、敵を殲滅する!ふははは! |
アクション4 | |
関連チャット喜① | 羊麗先生!電圧を220ボルトに挑戦してみては!? |
関連チャット喜② | なあ〜、笑ってくれよ銀角〜。 |
雑談1 | はい。何かご命令でも? |
雑談2 | 待機中。 |
雑談3 | 勝利をお望みですね。かしこまりました。 |
雑談4 | 排除開始。 |
雑談5─哀 | 世界は悲しみに満ちている…。 |
雑談6─哀 | 希望のない命が、戦いで散っていく…。 |
雑談7─哀 | アリーナ?コロッセオの間違いでは…?私達は皆、檻に入れられた野獣だ…。 |
雑談8─哀 | もう逃げ場は無い。共に黄泉川(よみ)へでも行こうか…。 |
雑談9─怒 | 近寄るなっ!! |
雑談10─怒 | 違う!!この世界は間違っているっ!! |
雑談11─怒 | うううっ!!思いっきり発散してやるっ!! |
雑談12─怒 | 泉に帰れっ!! |
雑談13─喜 | うん?なんか用? |
雑談14─喜 | 常に待機してるよ。 |
雑談15─喜 | ははははっ。試合には全力で望むよ。 |
雑談16─喜 | 粛清の始まりだ! |
特殊 | |
出場 | うおあっ! |
ピック | ご命令を。 |
契約達成 | 私は06号。今日からこちらの配属になりました。 |
MVP1 | |
MVP2 | |
仲良しに達する | 私を存分に使ってください。 |
称賛に達する | 他にご命令はありませんか? |
好きに達する | 自分のしたいこと?理解できません。 |
大好きに達する | |
対話 | |
朝の挨拶 | おはよう、と言うべきか。 |
朝の挨拶 | 何かご命令でしょうか? |
昼間の挨拶 | どうか、ご命令を。 |
昼間の挨拶 | こんにちは。 |
夜の挨拶 | 私は暗闇でも行動できます。 |
夜の挨拶 | おやすみ、それとも、こんばんは、か。 |
深夜の挨拶 | どう答えれば…。うーん、今日は月が綺麗だね。 |
好きなもの | |
嫌いなもの | |
勝利 | |
敗北 | |
誕生日 | 誕生日?確かに特別な日ですね。 |