「見習い盗賊」シュリカ_include
属性補正
炎属性
160%
水属性
100%
風属性
63%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
メルク「そういえば、
シュリカさんはどうして仲間になってくれたのですよ?」
シュリカ「理由? それはね!
ふふん、お頭にあたしのひつよーせいを認めさせるためだよ!」
メルク「必要性なのです?」
シュリカ「そう! いくら頼んでもあたしはいっつもお留守番だし、
あたしだって、お頭の役に立ちたいのー!
あたしだって、もう一人前の大人なんだからあ~!」
メルク「つまり、シュリカさんは
そのお頭さんに大人と認めてもらって、
お留守番役をやめたいということなのです?」
シュリカ「そうなの!
だから、お頭とか団のみんなとかなしで旅ができれば
きっとお頭だって、あたしがもう一人前だってわかって、
あたしのゆーよーせいを理解してくれるはずなの!」
メルク「なるほど……。
これは、シュリカさんが
大人として認められるための旅なのですね……!
応援するのですよ!」
シュリカ「ほんと!?
ありがとうっ!
ジードとうぞくだ……、うえっふ!
じゃなくて!
ええと、お頭の教えで借りは返すことにしてるの!
協力してくれるお返しに、
メルクちゃんにあたしのとっておきの技を教えてあげる!」
メルク「とっておきの技なのです?」
シュリカ「そう!
これさえ覚えれば、
だいたいの相手に思い通りのことをさせることができるのだ!」
メルク「そ、それはすごいのですよ……!
一体どんな技なのです!?」
シュリカ「よし、実践して見せるから見ててね!
まず寝転がるの!
そして、ここがポイントだよ!
適度に手足をじたばたさせるの!
あんまり派手にやると物を壊してお頭に怒られるから!
それから、こう言い続けるの。
やだやだ!
あたしも連れてってくれなきゃやだあああああ!
お頭のあほー!
一人前になったら連れてってくれるって言ったじゃん~!
連れてってくれるまでお頭の足を離さないんだからあ~っ!
たまに左右にごろごろする!
できればお頭の足をつかんで逃げられないようにするの!
ここで気を付けることはね……。
うっかり泣きすぎて寝ちゃわないことだよ!
寝たら最後……、
問答無用でお留守番係にされて
気づいたら毛布の上で寝かされてるの……!
こうなったらもう、
作り置きしてあるご飯を食べて、お頭に渡された宿題をやって
お頭たちが帰ってくるのを寝て待つしかない……!
でも、これさえ注意すれば、
だいたいのお願い事を聞いてもらうことができるのだ……。
……まあ、今の例でやった、
あたしも連れってっておねだりは
まだ聞いてもらったことがないんだけど……。」
メルク「……シュリカさん……。
一人前と認めてもらえない理由は絶対にそれなのですよ!」
備考
「義胆の剽賊」ジード率いる盗賊団に所属している
他の団員に「夜廻る砂風」サディクがいる
入手方法
「週刊アスキー1000号」(2014/10/14発売)に付属しているシリアルを入力