「凛乎の歌劇家」プリシラ_include
属性補正
炎属性
94%
水属性
94%
風属性
94%
光属性
100%
闇属性
120%
モデル
ストーリー
主人公「あっ、プリシラさん! この間は、危ないところを助けてもらってありがとうございました!」
プリシラ「おや、君はいつぞやの癒術士さんだね。 わざわざお礼を言いに来てくれたのか?」
主人公「あの時は言わせてもらえなかったので……。俺たちに気を遣わせまいと、後で合流せずに1人で行ってしまったんですよね?」
プリシラ「え、えっとそれはだね……。」
主人公「それにしてもプリシラさんは歌劇団の役者さんって聞いたんですが、すごく剣がうまいんですね。」
プリシラ「ああ、うちの劇団はあちこちを旅して公演してるからね。だいたいの団員は戦えるんだ。それに、役作りの一環にもなる。」
主人公「役?」
プリシラ「ああ。実は、どうしてもやりたい役があってね。役者になったのも、その役に憧れてのことなんだ。」
主人公「へえ。どんな役なんですか?」
プリシラ「主人公の友人役でね。主人公の恋人に恋してしまうんだ。そして友情を取るか、恋情を取るかで悩み苦しむ。」
主人公「な、なんだか難しそうな役ですね。」
プリシラ「そうだね。見せ場も多いし、役自体の人気も高い。」
プリシラ「ソロやデュエットも確かな歌唱力の必要とされるものばかりだ。」
プリシラ「下手な役者じゃ到底努められないし、この役をやりたい役者はたくさんいる。他の役者よりもなにか光るものがなくちゃ選ばれない。」
主人公「き、厳しい世界なんですね……。」
プリシラ「ああ。役を手に入れられるのはただひとり。だが……、」
プリシラ「『君が好きだ、この体全身が君を求めている。この身を焼く恋の熱は決して冷めることはないだろう……。熱に身を任せて、君を連れ去ってしまいたい。』」
プリシラ「『だが、それ以上に君を愛している。君と、あいつの幸せを願っている。』」
プリシラ「『この愛を月に誓おう。恋の熱よりも深い、愛のぬくもりがここにある。たとえ報われずとも、君が好きだ。』」
プリシラ「『愛したことに、後悔はないから。』」
主人公「……。」
プリシラ「私もこの役と同じだ。」
プリシラ「たとえ選ばれずとも、役を愛し、歌を愛し、劇を愛したことに後悔なんてしないだろう。」
プリシラ「……? どうかしたかい?」
主人公「……あっ、いえ……。すごいなって思って……。思わず見入ってました……。」
プリシラ「そうかい?それはうれしいな……。」
主人公「いつか、プリシラさんが舞台に立つ日がとても楽しみです……。」
プリシラ「ふふ、そういわれては、何が何でも選ばれなくてはね。……そこで相談なんだが。」
主人公「えっ?」
プリシラ「君たちの旅にしばらく同行させてもらえないだろうか……!」
主人公「それはいいですけど、どうして……、」
主人公「あっ、役作りのためですか!?」
主人公「(私生活まで役のことを考えてるなんて……。さっきの演技もすごかったし、この人ならなんだってできるようなイメージさえある……)」
プリシラ「……じ、実は……。」
主人公「……?」
プリシラ「率直に言うと、方向音痴なんだ……!」
主人公「ええっ!?」
プリシラ「うう、ちょっと散歩しようと思ったら劇団の位置がわからなくなったうえ」
プリシラ「それならはぐれた時に落ち合う町に行こうと思ったらまた迷うし……。」
プリシラ「本当はこないだ君たちに合流しなかったのだって道がわからなかったからだし」
プリシラ「この紹介所にいるのも、山道で途方に暮れていたところを通りすがりのパン屋のおやじさんに助けてもらったからなんだ……!」
プリシラ「頼む、次の公演までにはなんとか劇団に戻りたいんだ……!」
主人公「わ、わかりました!そういうことなら協力しますから!」
プリシラ「本当か!?ありがとう……!」
主人公「(い、意外なとこが抜けてる……!)」
備考
「優美なる紫華」ロザリナが座長を務めるローズ歌劇団に所属している
他の団員として「舞奏でる白譜」フリューゲル、「舞台裏の盾士」オーシャン、「風雅の指揮者」ディレットがいる
「迷夢の姫君」シャティアの新たな恋の相手であり、「献身の添い手」スーが性別を伝えるべきか頭を悩ませている
入手方法
ダイヤスカウト、レア以上確定ゴルドスカウト