「鉱麓の守護者」トーリス_include
属性補正
炎属性
89%
水属性
89%
風属性
89%
光属性
150%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
トーリス「うーん……、」
主人公「どうしたんですか?」
トーリス「いや、町を出る決心はできたんだが、やっぱり置いていく家族のことが心配でさ……。」
主人公「そりゃそうですよね……。」
トーリス「ああ、心配だ……。」
トーリス「ロッジのやつは昔、よくテトラに乗ろうとして失敗してたんだ。」
トーリス「その時は俺がそばにいたから、落ちる前に受け止めてやれたが、もし、俺がいない時にまたテトラから振り落とされてたら……」
主人公「だ、大丈夫ですよ。こないだだって、すごく上手に乗せてもらってたじゃないですか。」
トーリス「だ、だが、万が一にも、ついうっかり足を滑らせて落ちたりしたら……。」
トーリス「いや、ロッジだけじゃない。テトラだって、ロッジを乗せて背中を痛めたりしたら……、」
主人公「トーリスさんを乗せてへっちゃらな顔してるんだから、大丈夫ですよ。」
トーリス「そうかな……。心配しすぎってよく言われるんだが、どうしてもさ……。」
主人公「大事な家族のことだし、心配しちゃいますよね。だけど、エッタだっているんだし助け合えば……、」
トーリス「そうだ、エッタだ……。エッタは昔、廃鉱に秘密基地を作るとかなんとか言って迷ったことがあるんだ……。」
トーリス「夜になってもエッタの姿を見つけられなかったときは、さすがに絶望しそうになった……。」
トーリス「あいつはたまに思いもつかないことをやらかすからな……。あの時はテトラと協力してなんとか探して、事なきを得たが……。」
トーリス「今はあいつが鉱山を守る役目を負ってるし……。うっかり鉱山に入って、モンスターから逃げてるうちに迷って、それから……。」
トーリス「うわあああ、やっぱり心配だ!俺、帰る!」
主人公「そ、そうはさせるか!」
トーリス「主人公……!お前は裏切らないと思ってたのに!」
主人公「リタさんからトーリスさんが心配性すぎるってことは聞いてるんですよ!」
主人公「旅立つまでは理由をつけて帰ろうとしてくるはずだから行かせるなと頼まれてるんです!」
トーリス「なっ……!ここまでリタの手が回っていたとは……!」
主人公「観念して下さい!俺たちと一緒に旅立つって、夢を追いかけるって決めたじゃないですか!」
トーリス「け、けどもし あいつらが俺のいないうちに大変な目にあってたら……!」
主人公「たとえば……?」
トーリス「夢中でツブティを追いかけてるうちに、いつの間にか鉱山の迷路で迷ってたり、鉱山から出てきたモンスターに襲われたり」
トーリス「喧嘩したり、俺がいないことを寂しがって枕を涙で濡らしたり、それから、それから……、」
トーリス「俺がいないからって 歯磨きをしないで寝て、虫歯になったり、嫌いなものを残して栄養が偏ったり」
トーリス「俺がいないという急激な環境の変化に耐えられず 精神的に不安に陥った結果、なにか病気にかかるかもしれないし……!」
メルク「主人公さん、そろそろ出発なのですよ!」
主人公「わかった!じゃあ、トーリスさん、行きましょうか。」
トーリス「俺の話、聞いてた……!?」
主人公「聞いた結果です。」
主人公「ほら、行きますよ!エッタたちからも頼まれてるんです、トーリスさんを無理やりにでも連れてけって!」
トーリス「ま、まて! 1度戻ろう!
リタにロッジとエッタのお気に入りのブランケットをフワフワに洗う方法を教えるのを忘れた!」
主人公「2人が、それ使ってたの もう2年も前のことって言ってましたよ。」
トーリス「えっ、うそ……。」
主人公「トーリスさんがいつまでも楽しそうに洗ってるから言い出せなかったらしいですよ。」
トーリス「……。」
主人公「はい、行きましょうね。」
トーリス「うん……。」
主人公(……なんかかわいそうになってきた……)
備考
「軌条の繋ぎ手」エッタは同じ孤児院の家族
入手方法
ダイヤスカウト