「奔途の竜騎手」ラザ_include
属性補正
炎属性
88%
水属性
88%
風属性
88%
光属性
160%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
ラザ「……、」
ラザ(友だちと旅をすることになった……。キファラさんも、喜んでくれた……)
ラザ(友だち……、友だちか……)
ラザ「……友だち?」
――――――時間経過――――――
ラザ(……どうしたものか)
紹介所のお姉さん「あら、ラザくん?どうしたの、そんな難しい顔して?」
ラザ「あっ、いえ……、」
紹介所のお姉さん「なにか困りごとなら言ってみて?私にできることなら、協力するから。」
ラザ「……、」
ラザ「あなたは、なんだか姉に似ていますね。」
紹介所のお姉さん「そう?ふふふ、それなら少しは話しやすいかしら?」
ラザ「……実は、今日……、その……、」
ラザ「と、ともだ、ちと、待ち合わせをしていて……!」
紹介所のお姉さん「ああ、ラザくんって主人公くんたちと一緒に旅をすることになったんだったわね。」
紹介所のお姉さん「って、あら?待ち合わせの時間って、1時間後じゃ……、」
ラザ「……な、なんだか落ち着かなくて、早めについてしまったんです。」
紹介所のお姉さん「ええっ?主人公くんと友だちなのよね?」
ラザ「そ、そう……、だと、思います。」
ラザ「ですが……、しばらく友だちなんてものがいなかったせいか、友だちとはどういうものかわからなくなってしまって……。」
ラザ「あ、あの……っ、名前って呼び捨ての方がいいんでしょうか!?それとも、あだ名の方が……!?」
ラザ「それに、友だちとの会話っていったい何を話せば……!俺、家族とレースの話しかできませんよ……!」
ラザ「はっ! もしや、王国には王国流の友だちの付き合い方みたいなものがあるのでは……!?恐竜の国とは文化なども全然違っているようだし……!」
紹介所のお姉さん「お、落ち着いてラザくん!普通に!いつも通りのラザくんで、普通に接すればいいのよ!」
ラザ「ふつう……、ふつう……、」
ラザ「うっ、いつもの自分が分からなくなってきた……!い、いつもの俺ってどのような感じでしょうか……!?」
紹介所のお姉さん「えっ!?」
紹介所のお姉さん「えーっと、そっけなくて、近づきがたくて、ちょっと怒ってるような表情で、でも、本当は……、」
紹介所のお姉さん「って、ラ、ラザくん……?」
ラザ「……そっけない、ちかづきがたい……、」
紹介所のお姉さん「ち、違うの!その後に、外見はそうだけどほんとは違うって言いたかったの!」
紹介所のお姉さん「だから……、」
ラザ「……そんなやつと友だちでいて、あいつはいいんでしょうか……。」
紹介所のお姉さん「ラザくん……、」
紹介所のお姉さん「ふふ、そうやってお友だちのことを思いやる心があるのに、駄目なわけないじゃない。」
紹介所のお姉さん「ラザくんが無愛想でも、たとえもし、弱かったりしても、ちゃんとラザくんのこと、わかろうとしてくれるわ。」
紹介所のお姉さん「それに、主人公くんだって第一印象はダルそう、弱そう、だしね。」
ラザ「……、」
ラザ「そう、でしたね。あいつは、そういう男でした。」
ラザ「ありがとうございます、あなたのおかげで目が覚めました。」
ラザ「……あいつに世話になった恩を返したくて、ちょっと考えすぎていたようです。」
紹介所のお姉さん「そうだったのね……。」
紹介所のお姉さん「ふふ、でもそれなら、ラザくんが主人公くんの旅を手伝ってあげることで十分返せてると思うわよ。」
――――――時間経過――――――
主人公「ふふふ……。」
メルク「主人公さん、なんだかご機嫌なのですよ。」
主人公「見よ、この力こぶを!ちょっと筋肉がついた気がする……!」
メルク「おお~……。」
主人公「日々、メルクを持ってるおかげかもな!」
メルク「誰が、ダンベルがわりなのですよ!羽のように軽い私を持って、筋肉なんかつくわけないのです!」
主人公「はっはっは、そう言っても、俺に筋肉がついたことは明白……、」
主人公「って、ラザ!もう来てたのか。」
ラザ「ああ。」
ラザ「……い、今、来たところだ。」
主人公「そうか。旅を手伝ってくれてありがとう。これからよろしくな。」
ラザ「ああ。……今度は、俺が助ける側になろう。」
主人公「……ありがとう、たのもし……、」
ラザ「主人公?どうかしたか?俺の腕に何か……、」
村の少年「「あっ、あのにーちゃん、すげームキムキだ!」
村の少年「「あれ?隣にいるのって、よく紹介所で見かける癒術士のにーちゃんじゃん。」
村の少年「「けど……、なんか、あのムキムキのにーちゃんと並ぶといつもの3倍、弱そうにみえるな。」
主人公「……。」
主人公「う、うわああああ!」
ラザ「主人公!?」
主人公「俺より筋肉ある人は、俺に近づかないでください!」
ラザ「な、なぜ……!お前を守ることが恩返しだと思ったのに……。」
メルク「……た、タイミングが悪かったのですよ。」
備考
「操具の補佐員」キファラの家族(義理の弟)
「千竜を狩る獣」ディラ、「駿竜の乗り手」アシクスとはレースのライバル同士
入手方法
ダイヤスカウト、レア以上確定ゴルドスカウト