「螺拗の晶燦灰」ティーゼ_include
属性補正
炎属性
90%
水属性
90%
風属性
90%
光属性
140%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
メルク「それにしても、まさかあのティーゼさんに仲間になってもらえるとは思ってもみなかったのですよ。」
ティーゼ「……?」
メルク「実は、私たちはティーゼさんも表彰されるこないだの授賞式と研究成果発表会に出席する予定だったのです。結局、授賞式は延期になってその前にあった騒動の説明会だけ見てきたのですが……」
ティーゼ「ご、ごめんなさい。あなたたちも、巻き込まれてた……?」
メルク「みゅっ!ち、違うのです、責めてるわけではないのですよ!あれは研究室の老朽化による事故だったと聞いていたのです。ティーゼさんたちのせいではないのですよ!それに、あの薬の解毒剤を作って、散布してくれたのはティーゼさんたちとのことなのです。むしろ、賞を受けたり、あの騒動をおさめたようなすごい人が仲間になってくれたことに驚いただけなのですよ!」
ティーゼ「ん、わかった……。……ありがとう。」
メルク「ティーゼさんといい、ティーゼさんの隣にいた方といい、お二人ともまだ10代なのに、すごいのですよ~!」
ティーゼ「……ラインハートのこと?」
メルク「みゅっ、そのようなお名前だったと思うのです。お知り合いなのですよ?」
ティーゼ「……同期。一緒の時期に、大学院に飛び級した。共同研究してから、よく実験のこととかで話しかけてくる。」
メルク「そうなのですね~。頭もいいのに、顔もかっこいいなんて、女の子からとてもモテそうな方だったのですよ~。」
ティーゼ「……ラインハートは、本当に、かっこいいから。」
メルク「その反応は、もしやティーゼさんもラインハートさんに想いを寄せて……!?」
ティーゼ「ない。」
メルク「そ、そうなのですね……。」
ティーゼ「わたしは……、ユリウスがすき。」
メルク「ユリウスさんなのです?」
ティーゼ「わたしの、研究助手をしてくれる。いろいろ、手伝ってくれて、助けてくれる。」
メルク「ふむふむ、やっぱり研究はひとりではできないものなのですね!……みゅ?では、今回の旅にも、そのユリウスさんは来られてるのですよ?」
ティーゼ「わたしだけ。」
メルク「そうなのです?」
ティーゼ「……ちょっと甘やかされすぎたって、気づいた。」
メルク「というと……?」
ティーゼ「ユリウスがいないと、どこになにがしまってあるのか、わからないものたくさんある。毎食、ユリウスが用意してくれるから、わたし、パンの焼き方もわからない。こないだ、ユリウスに感謝の気持ちを込めて晩ごはん、作ろうと思ったら……、爆発した。片付けようとしたら、雑巾と間違えて、新しい白衣で拭いてて、しかも拭きとれずに、さらに汚れを増やしてしまった。……結局、ユリウスが片付けてくれるのを見てるだけだった……。無力……。」
メルク「な、なるほど……。それは確かに、自立一念発起してもおかしくないかもなのですよ。」
ティーゼ「この旅で、ユリウスに迷惑かけないですむよう自分のことは、自分でできるようになる……!」
メルク「おお、愛の力なのですよ……!わかったのです、恋する乙女の味方である私も協力するのですよ!」
ティーゼ「あ、ありがとう……!お願いします、師匠……!」
メルク「厳しい修行になるのです。しっかりついてくるのですよ!」
ティーゼ「はい……!」
メルク「ではまずは……、……って、そもそも私も、料理も掃除もさっぱりだったのですよ!」
備考
入手方法
ダイヤスカウト