「呪糸裁つ魔鋏」クチーテル_include
属性補正
炎属性
90%
水属性
90%
風属性
90%
光属性
100%
闇属性
140%
モデル
ストーリー
クチーテル「うぇっ!?わわ、わたし、を旅に……!?」
主人公「ああ、俺たちの旅を手伝ってほしいんだ。」
クチーテル「わたしと旅……、俺の旅を手伝って……、」
主人公「クチーテル?」
クチーテル「め、目が……、」
主人公「目?あっ、ごめん。不躾に見つめ過ぎたか?」
クチーテル「……あっ、あうう、う、うう、えっと、あの、その……、ううん。えへ、よ、よろしく、お願いします……。」
主人公「いいのか!?ありがとう!」
クチーテル「う、うん……。あの、あなたの名前……、」
主人公「そうだった!俺は、主人公。これからよろしくな。」
クチーテル「主人公……、主人公くん……、えへ、えへへ、うん、よろしく、ね。」
主人公「そういえば、クチーテルって仕立て屋さんをしてるんだって?」
クチーテル「……!わたしのこと、知りたがってくれるんだ……!」
主人公「え?」
クチーテル「うん、そう!仕立て屋さんなの!あの、あの、ほら、見て!」
主人公「おお、勝手に糸と針が動いて布を縫っていく!さっきからその棒を動かしてるけど、もしかして、それで指揮してるのか?」
クチーテル「み、見ててくれたんだ、わたしのこと……!」
クチーテル「そう! これ、呪糸裁ち鋏!わたしのお店で使ってる糸は魔力を一緒に撚(よ)った魔導糸だから。」
主人公「へぇ、糸が特別なら鋏も特別じゃないとダメなのか。」
クチーテル「えへ、そうなの。」
クチーテル「えっと、あの……、わたしのお店、アカデミ-とかでも品卸ししてて……、お得意さんも、結構来てくれるんだよ。」
主人公「そうなのか。有名なお店なんだな。」
クチーテル「う、うん……。だから、そのね、主人公くんのこと、ちゃんと養ってあげられるし……、」
主人公「えっ?養う?なんで?」
クチーテル「えっ?だ、だって……、」
クチーテル「あ、そ、そっか。そうだよね、男の子だもんね。養われるばっかりなんて、いやだよね、うん。」
クチーテル「ご、ごめんね。わたし、男の子とおしゃべりしたことお仕事以外じゃ、あんまりなくて。」
主人公「え、あ、そうなのか。」
クチーテル「あっ、お詫びにその服、仕立て直すね!」
クチーテル「でも、もちろん、お詫びなんて理由がなくても主人公くんが言うなら、いつだって仕立て直すし、新しい服を作るからね。」
クチーテル「でも、今回は仕立て直すね。その服、ずいぶん大事に着てあげてるみたいだから。」
主人公「えっ、あ、うん。そうだな。」
クチーテル「ほつれたり、破れたりしてるとこあるけど、きっと服も喜んでるよ。こんなに着てもらえて。」
クチーテル「えへ、わたしもうれしいな。主人公くんがそういう人で。」
主人公「そっか。クチーテルは仕立て屋だもんな。」
主人公「けど、いいのか?服を仕立て直すのって結構大変じゃないのか?俺は、よくわからないけど……、」
クチーテル「気にしないで?わたし、あなたのためなら、なんでもしてあげる。なぁんでも。」
クチーテル「だって、わたしたち……、」
クチーテル「……ううん、えへ、これ以上言うのは、野暮ってものだよね、うん。」
クチーテル「それに、主人公くんも照れ屋さんだし、ね。それじゃあ、服、直しておくね。糸と腕によりをかけて。」
クチーテル「えへ、糸はもちろん、赤だよね。」
主人公「ああ、ありがとう。そうだな、赤だな。」
主人公「(カントーイの色が赤だし)」
~~ 場面転換 ~~
主人公「クチーテルに仕立て直してもらったら新品同様になったな……。さすが、仕立て屋さんだなあ。」
クチーテル「よかった。気にいってくれたみたいで、うれしい。」
主人公「わっ!ク、クチーテル!?」
クチーテル「うん、クチーテルだよ。」
主人公「うん……。」
~~ 暗転 ~~
メルク「みゅ?主人公さん、どうしてそんなにきょろきょろしてるのですよ?」
主人公「い、いや……、最近どこにいっても、クチーテルと偶然出会うから……、」
'メルク''「クチーテルさんと主人公さんの発想が似てるのかもなのですね~。」
主人公「あ、ああ。そう、そうだよな。そうに、違いない。」
クチーテル「えへ、今日はどこにデートなのかな。待ち合わせ場所まで導いて、わたしと主人公くんを結ぶ、赤い糸。」
備考
入手方法
ダイヤスカウト、レア以上確定ゴルドスカウト