「不屈の勇璧」パリストス_include
属性補正
炎属性
100%
水属性
63%
風属性
160%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
パリストス「よう、主人公!ひっさしぶりだなあ、元気にしてたか?」
主人公「お久しぶりです、パリストスさん。いろいろありましたけど、なんとかやってますよ。パリストスさんもこれから仲間になってくれますしね。」
パリストス「ははは、なんだ。お前もちょっとは、言うようになったなあ。」
パリストス「そうそう。勇敢なるガランドルの末裔、パリストスが仲間になるんだ。お前たちのことは、守ってみせるぜ。」
パリストス「今度こそ、最後までな。」
主人公「パリストスさん……、」
主人公「……じゃあ、この機会にサインをもらっておかないといけませんね。」
パリストス「俺はもうサインはやってねえんだが……、しょうがねえなあ、あの冒険を共にしたよしみだからな?」
パリストス「ま、価値が出てくるのは姫さんが女王陛下になられた時だろうがな。」
主人公「ああ、そういえば……、フロイレイダさんからの勲章、断ったらしいですね。サローディアからしかもらえないって。」
パリストス「まあな。ありがたい話だし、前の俺ならすぐさま飛びついてあちこちに見せびらかしてただろうが……、」
パリストス「今の俺が膝を折る王は、姫さんだからな。……あいつが断った理由も、俺と同じだろう。」
主人公「そうですか……。パリストスさんたちらしいですね。」
パリストス「はは、一族のみんなにもそう言われたよ。スガロルのことは、まあ……、複雑そうだったけどな。」
主人公「そういえば、あの後、故郷に報告に帰るって言ってましたね。」
パリストス「ああ。それで、もしかしたら怒られるかもしれねえって思ってたが……、」
パリストス「その逆だった。むしろ、それでこそガランドルだって10日も続く大宴会だよ。」
パリストス「とはいっても、理由の半分は酒を飲みたいだけなんだろうけどな。」
主人公「はは……、みなさん、酒が好きなんですね。でも、よかったですね。」
パリストス「おう。」
パリストス「……、ずっと、一刻も早くガランドルの名誉を回復しなくちゃいけねえって思ってた。」
パリストス「でも、一族のやつらがああやって笑って酒を飲んでくれたから、……うれしかったよ。」
パリストス「たとえ反対されたって俺の選択を覆すつもりはなかったが、それでもな。」
主人公「パリストスさん……、」
パリストス「ま、いつか本物の勲章をあげられるまではって言って、こないだ、姫さんから代わりに花冠をもらったからな。しばらくはそれを見せびらかすさ。」
パリストス「俺にはちょいとばかし、その……、可愛すぎるけどな。」
主人公「た、確かに……。」
パリストス「だがまあ……、……これで、ようやくガランドルの祖も報われたような気がするよ。」
主人公「え?」
パリストス「この花冠は、俺の智勇を認めたものだと、姫さんは言っていた。」
パリストス「臆病者だと言われ続けたガランドルの俺に、噂でも、伝承でもなく、本当に俺のことを知った上で、王たる器を持つ、姫さんがそう言ってくれたんだ。」
パリストス「たとえ今はまだ、多くの妖精たちにガランドルの誇りを認めてもらえずとも、万人が認めるような本物の勲章じゃなくても」
パリストス「今はそれだけで、祖も、……俺も、嬉しいんだ。……きっと、ここからはじまることが、本当に大切なことなんだってわかったからさ。」
主人公「……、」
パリストス「……きっと、変わっていくのはとてもゆるやかだ。そして、すぐには気づかないような些細なことからなんだろう。」
パリストス「……知ってるか?黒の森で、花が咲いているのが見つかったらしい。いつ咲いたのかもわからない白い花が。」
主人公「あの森に……、」
パリストス「……黒の森に咲くあの白い花のように。蜂蜜茶を共に飲んだ地を知る者がそうだったように。」
パリストス「いつかガランドルのことも、そういう風にゆっくりとでいい。変わっていくのなら。」
パリストス「それでいいって、今は思ってるんだ。」
主人公「……いつか、ガランドルといえば勇敢で賢い一族だって誰からもうたわれる日が来ますよ。」
主人公「だって、パリストスさんは人間の俺から見たって、すごくかっこよくて、強くて、勇気ある人でしたから!」
パリストス「……はは、そう言われちゃ、ますますお前の護衛を頑張らねえとな。」
パリストス「そうだ!」
パリストス「それでいつか、慈悲の心で数多くのモンスターを癒し、人々とモンスターの懸け橋となった大癒術士の仲間、ガランドルのパリストスって名を広めてもらわなくちゃな!」
主人公「ええっ、俺、そんな大人物に……!?かいかぶりすぎですよ……。」
パリストス「いーや、そんなことはないぜ。なんたって。」
主人公「なんたって?」
パリストス「妖精とモンスターのためにあの黒い霧へ立ち向かった意味を、きっとこの俺が、誰よりも知ってんだからな。」
備考
入手方法
Lv40以上の★2パリストスがパーティに入っている状態で、チュラマダ出現クエストをクリア:一定の確率でパリストスが進化