「慈悲たる焔鐘」メルセディア_include
属性補正
炎属性
100%
水属性
77%
風属性
130%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
(紹介所)
主人公「メルセディアさん!こんなところでうたた寝してたら、風邪ひいちゃいますよ!」
メルセディア「……あら?」
主人公「ああ、よかった。起きてくれたんです……、」
主人公「うわっ!」
メルセディア「ふふ、こんなにあたたかくて気持ちのいい日だもの。もう少しくらい、のんびりしましょうよ。」
主人公「それはわかりますけど、もう少ししたら太陽の位置が変わって寒くなるんです。だから、今のうちに起きておいた方がいいですよ。」
メルセディア「そうなの、残念なこと。」
メルセディア「手を引っ張ってしまって、ごめんなさいね。いつもお越しに来てくれる子に二度寝をねだっているものだから、つい。」
主人公「あ、いえ……寝るなら紹介所の2階の方がいいと思いますよ。じゃあ俺はこれで……、」
メルセディア「ふふ。ねえ、少し私につき合ってくださる?」
主人公「えっ?」
メルセディア「散歩に行きたいのだけれど、私、まだこの町のこと、なあんにも知らないのだわ。そんな私につき合って、一緒に町を歩いてくださらない?」
主人公「ええと、その……、でも、町はまだ……、」
メルセディア「いいでしょう?」
主人公「わ、わかりました!俺もあんまり詳しくないですけど……、」
(町:夜)
メルセディア「ふふふ、楽しかったこと!ここはモンスターと人が共に暮らす素敵な町ね。ねえ、癒術士さん。」
主人公「そう、ですね……。でも、やっぱりまだあちこち復旧の途中です。」
メルセディア「それでも人々は、毎日を楽しそうに暮らしているように私には見えてよ?貴方にはそう見えなかったかしら?」
主人公「み、見えましたけど、でも……」
メルセディア「ねえ、主人公さん。私が貴方と旅をしたいと申し上げた時のこと、覚えてらっしゃるかしら?」
主人公「それは、もちろん……。以前、この町に襲ってきたモンスターを癒やすのを手伝ってもらった後ですから。」
主人公「結局、この町のあちこちが壊れちゃいましたけど……、前は、あんなにきれいな町だったのに。」
メルセディア「ふふ……、もし貴方が空の国に生まれていたら、ミセリ=コルディアの生まれだったかもしれなくってね。」
主人公「え?」
メルセディア「貴方は優しいひとだわ。だからこそ、モンスターを癒せるのでしょうね。そして、だからこそ悲しみに寄り添いすぎてしまう。」
メルセディア「どうしようもないことというのは、必ずあるものよ。」
メルセディア「生まれや血筋、才能に境遇。すでに起こってしまったことや、力を尽くしても防げなかったこと。」
メルセディア「そういうことを嘆くのも後悔するのも、必要なことね。だけど、それだけじゃなかったことも貴方には知っていてほしい。」
メルセディア「ねえ。私は今日、この町を素敵だと思ったわ。貴方にはそう思えなかった?」
主人公「いえ……、思いました。」
メルセディア「そうでしょう?それなら、もう、どうしようもないことばかりではなくて明日のことを考えてみるのもよくなくって?」
主人公「……、はい。」
メルセディア「さあ、それじゃあ日も暮れてきたことだし、今度は夜空の散歩とでも洒落こみましょうよ。」
主人公「わっ、ちょっと、メルセディアさん!」
メルセディア「空から見ても、この町並みは素敵ね。」
主人公「……、」
主人公「あの、メルセディアさん、どうしてわかったんですか?俺がこの間のこと、気にしてるって。何も言ってなかったのに。」
メルセディア「ふふふ。私はミセリ=コルディアをいずれ背負う者だわ。そのくらい、顔を見て声を聞けばわかってよ。」
備考
「誠忠たる慈翼」コルティアはメルセディアの従者
入手方法
ダイヤスカウト