「釣鐘森の黒蝶」パピヨン_include
属性補正
炎属性
89%
水属性
89%
風属性
89%
光属性
150%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
主人公「仲間になってくれてありがとう。これからよろしくな。」
パピヨン「は、はい……、頑張ります……!」
主人公(ちょっと緊張されてるような……まあ、自分よりかなり大きい相手だもんな……)
メルク「みゅふふ、ここは小さな私の出番なので……、」
パピヨン「……!」
メルク「なぜ主人公さんの時より顔をこわばらせるのですよ!?」
パピヨン「あっ、ご、ごめんなさい。その……自分と、同じような形とサイズの相手には、慣れてなくて……、」
主人公「慣れてない?」
パピヨン「えと、その……、私のお母さまは、釣鐘が森に棲む、大蜘蛛のモンスターなのです。」
主人公「釣鐘が森って……!前にも行ったことがあるけど……、あの時も森にいたのか?」
パピヨン「私はみんなのように糸は吐けませんから……、ずっと森の奥で糸に守られていて、お母さまとともに戦うことも許してもらえなかったのです。」
メルク「お母さんにとても大事にされているのですね~!」
パピヨン「……えへへ、そう、ですね。はじめは旦那さまへの当てつけとして私を育てていたそうですが……、」
主人公「当てつけ?」
パピヨン「私はもともと、旦那さまが母の機嫌を取るための贈り物として赤ん坊のころにさらってこられたそうです。」
主人公「えっ!」
パピヨン「旦那さまは浮気が原因で母と別れることになった方で、今でも母を諦められずに、たびたび釣鐘が森を訪れられるんです。」
パピヨン「その旦那さまが、10年ほど前、羽をたたんで眠っていた赤ん坊の私を珍しい模様の石と勘違いして持ち去ったのです。」
パピヨン「でも……、始まりはそうでもお母さまはそのことを誠実に教えてくれて、今では本当の息子と同じく思ってくれています。」
パピヨン「だから、私はたとえ本当の息子でなくても、お母さまが大好きなのです。」
パピヨン「ですから、それで……、主人公さんたちにお礼がしたくて、仲間にしてほしいとお願いしたのです。」
メルク「お礼なのですよ?」
パピヨン「はい。春の王女のおかげで釣鐘が森には花が咲き、緑があふれました。」
パピヨン「母は縄張りを犯した相手には辛辣なので伝言でもお礼なんて言いませんが、本当はとっても喜んでいるんです。」
パピヨン「お母さまがうれしいと、私もうれしい。だから、あの旅の一行の方々にお礼をしたいと思って。」
主人公「そうだったのか……、」
パピヨン「ですから……、私でよければ、お礼をさせてほしいのですが……、」
主人公「それはありがたいけど、そもそもどうして、一行の中で俺たちを選んで……、」
パピヨン「本当ですか!?ありがとうございます……!じゃあ、さっそく行きましょう!」
主人公「……えと、パピヨン?勇むのはいいけどどうして俺の頭の上に?」
パピヨン「えっ?」
パピヨン「……あっ、ごめんなさい!いつも母にこうして運んでもらっていたので……!」
パピヨン「そうですよね、自分で飛ばないといけませんよね!ごめんなさい、自分より大きい相手にはつい安心してしまって……、」
主人公(あの中で俺が一番、デカいからかあ……)
備考
入手方法
ダイヤスカウト