「清雅なる教師」ミーミア_include
属性補正
炎属性
90%
水属性
90%
風属性
90%
光属性
100%
闇属性
140%
モデル
ストーリー
主人公「仲間になってくれてありがとうございます。これからよろしくお願いします。」
ミーミア「ええ、こちらこそ。」
メルク「たしかミーミアさんはある妖精さんを探すために旅をしているとのことですが……、」
ミーミア「ええ。」
メルク「ミーミアさん、弓を握る手が震えて……。」
ミーミア「ああ、申し訳ありません。彼女のことを思い出して、つい、怒りがふつふつと……。」
主人公「落ち着きあるミーミアさんをここまで怒らせるとはいったい何があったんだ……。」
ミーミア「実は、わたくし、家庭教師として雇われているのですが、先日、その教え子が逃げだしてしまったのです。」
メルク「そ、そうだったのですよ……。その子を探して、旅をしているということなのですね。
ミーミア「そうなのです。彼女は村長の娘で、いずれは村を治めるべき立場にあります。」
ミーミア「扉が開かれ、こちらの世界との交流も増えてきた現在、文字が歴史の勉強は皆を導く者として必要となるもの。そのことを何度もお教えしたつもりだったのですが……、」
ミーミア「まったく伝わっていなかったようですね。」
メルク「みゅっ!ミ、ミーミアさん、持っている弓がギシギシいってるのですよ!」
ミーミア「失礼しました。自らの不甲斐なさに、つい。」
主人公「え、えっと、その……、ほら、あんまり勉強、勉強って言われても逆に反発するといいますか!」
「ちょっと遊びまわれば、そのうち自分から戻ってきて勉強したいって言いだすんじゃ……、」
ミーミア「甘いですね、主人公さん。」
主人公「ひょえっ!」
ミーミア「今までそう思って、わたくしも村長も彼女のサボリ癖をある程度は黙認してきました。」
ミーミア「彼女が授業をサボって、予定の時間に部屋におらずとも、書き取りの宿題を欲しいものリストの絵で提出されても、あまり縛ってはかわいそうだと、注意に留めていたのです。」
ミーミア「その結果……、なにも変わりませんでした。あげくに、諭そうとした村長のヅラを吹き飛ばすという暴挙まで……。」
主人公「お、おてんばな子なんですね……。」
ミーミア「ええ、まったく。」
ミーミア「しかたがありませんので、その後は彼女を椅子に縛り付ける作戦に変えました。」
ミーミア「村からも出られないように見張りを立て、店には授業時間に彼女を入れないようお触れをだしました。」
ミーミア「すると真面目に勉強をするようになりましたので、安心していたのですが……、先日、部屋に行くと」
ミーミア「勉強つまんないから遊びに行ってくる!おみやげ買ってくるから許してねっ?あんまり怒っちゃ、お肌に悪いよ!」
ミーミア「との書き置きだけが残され、彼女はいませんでした。椅子の下を見れば、いつのまに掘ったのか村の外まで続く脱出用の穴が……。」
ミーミア「……。」
メルク「ミミミ、ミーミアさん!弓が!弓がまっぷたつに!」
ミーミア「失礼、つい怒り冷めやらず。」
ミーミア「いけませんね。こんなありさまでは論理的な会話もできません。申し訳ありませんが、少々頭を冷やしてまいります。」
主人公「は、はい。」
メルク「……ミーミアさんは怒らせないようにするのですよ。」
主人公「そうだな、ミーミアさんの手と心労のためにもな……。」
備考
「爛漫な蝶妖精」チュールの家庭教師
入手方法