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メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -攻略Wiki【メルスト攻略】

「融氷の心炉」スヴィー_include

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作成者: ゲストユーザー
最終更新者: anzu

属性補正

炎属性

100%

水属性

67%

風属性

150%

光属性

100%

闇属性

100%


モデル


ストーリー

ネタバレ注意!

スヴィー「これでよしっと……。手伝ってくれて助かったよ。さんきゅー、主人公。」

主人公「いえ、旅を手伝ってもらってますし、このくらいは。」

主人公「それにしても、大変ですよね、ヴェロニカさんの行く先々で鏡を隠すっていうのは。たしか、大の鏡嫌いなんでしたよね。」

スヴィー「そうそう。面倒だけど、癇癪を起こされるのも面倒だからさあ。ま、これも小間使いの仕事ってやつ?」

主人公「でも、ふとした疑問なんですけど。ヴェロニカさんって鏡を見ないなら、どうやって目の……、ええと、模様をつけてるんですか?」

スヴィー「ああ、あれか。あれは毎朝、あたしが塗ってんだよ。ついでに爪のやつもな。」

主人公「そうだったんですか?」

スヴィー「あいつ、すごい不器用だからなあ。」

スヴィー「初めて会った時からつけてたんだけど、それが濃いわ、はみ出るわでひどすぎてさー。新手のモンスターかと思ったくらいだよ。」

スヴィー「しばらくしてから、やめたらって言ったけど、氷の魔女になった時に自分でつけた制約だからどうしてもやめることはできないらしくてさ。」

スヴィー「まあ、やめらんないなら、使いっぱしりついでにやってやるかって、それからあたしがやってんだよ。」

主人公「へえ……、毎朝って大変じゃないですか?」

スヴィー「まあ、毎日やってりゃ慣れるさ。それにあいつが唯一、おとなしくしてる時間だしな。くくく、ちょっとばかし気分はいいね。」

主人公「気分がいいって……。」

主人公「前から思ってましたけど、スヴィーさんってヴェロニカさんに対して本当にずけずけ言いますよね。」

スヴィー「だって、本気で怒らないってわかってるからさあ。」

主人公「それは信頼ととらえるべきか、ナメてるととらえるべきか……。」

主人公「まあ、ヴェロニカさんってよく怒ってるけど、なんだかんだでスヴィーさんのために、家に暖炉を作ってくれたりしてますもんね。」

スヴィー「ああ、あの暖炉なあ……。半分くらいは自分のためなんだけどな。だってあいつ、寒がりだもん。」

主人公「あんな格好してるのに!?」

スヴィー「そうか、主人公は知らないか。ヴェロニカのやつ、パユに憧れるあまり、やせ我慢してあんな露出狂みたいになってんだよ。」

主人公「た、たしかにパユさんも薄着でしたけど……。てっきり、ヴェロニカさんは魔法で寒さを防いでるのかと思ってました。」

スヴィー「ぜーんぜん。確かに魔法をかければちょっとはマシだけど、それだってずっとかけ続けられるわけじゃない。」

スヴィー「でも、氷の魔女を名乗ってるくせに、寒さに震えるなんて認めるわけにはいかないんだってさ。あたしを言い訳にして、暖炉つけて、あったまってんだよ。」

スヴィー「薬を作るのがうまくなったのも、寒さを我慢するあまり、腹は壊すわ、風邪をひくわを繰り返して、それをどうにかするためだったからな。」

主人公「……な、難儀なひとですね。」

スヴィー「見てて飽きないだろ?」

主人公「そういう問題なのか……。」

主人公「で、でも、半分とはいえスヴィーさんのためであることは確かですよね。」

主人公「そもそもスヴィーさんが寒がってたから、暖炉を作ったって聞きましたし!」

スヴィー「まあ、きっかけがあたしの言葉っていうのはその通りだよ。」

スヴィー「たとえ建前があったとしても、本当に自分のためだけに暖炉を作るのは、あいつの意地が許さないだろうし。」

スヴィー「だからなんていうか、見てて面白いし、かわいいやつなんだよ。ヴェロニカってやつは。」

主人公「面白くてかわいいとまでいきますか……。うーん、あんなにこき使われてるのにそう思えるなんてスヴィーさんって大人な人ですねえ。」

スヴィー「大人っていうかなあ……、あいつを見てたら、そのうちそう思えるようになるって。」

主人公「ヴェロニカさんとほとんど話したことがないせいか、そんな未来がまったく想像できない……。」

スヴィー「それじゃあ、ひとつとっておきのやつ教えてやるよ。」

主人公「とっておき?」

スヴィー「ほんとのこと言うと、あたし、別に寒くないんだよ。」

主人公「え?」

スヴィー「あいつからの制約で弱まってるとはいえ、もともと炎魔法の素養が高すぎるから、むしろ家の中で暖炉をつけられると、ちょっと暑いくらい?」

スヴィー「さすがにパユの氷が相手じゃ押し負けるけどな。」

主人公「じゃ、じゃあ、手がかじかんだりは……、」

スヴィー「しない。」

主人公「薄着なのは……。」

スヴィー「寒くないから。」

主人公「ヴェロニカさんに寒いって言ったのは……。」

スヴィー「あいつが寒そうだったから。」

主人公「へ、へぇー……。」

スヴィー「人間不信で人間嫌いって言ってるくせに、こういうことはすっかり信じちゃうんだから、面白くて、かわいいよな。」

主人公「(ヴェロニカさんってスヴィーさんの掌の上で転がされてる……!?)」


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ゲーム情報
タイトル メルクストーリア 癒術士と鐘の音色(ライン・ストラテジー)
対応OS
  • iOS
  • Android
カテゴリ
  • カテゴリー
  • アクション
    ストラテジー
ゲーム概要 あなたの心を感動で癒す温かなストーリーを、圧倒的ボリュームで送るRPG。 簡単操作ながら遊びつくせない程の遊びと物語の世界へ、今旅立とう!

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