「栗帽士の狩人」グラッセ_include
属性補正
炎属性
86%
水属性
86%
風属性
86%
光属性
170%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
紹介所のお姉さん「主人公くん!逃げてー!」
主人公「へ……?」
グラッセ「がるるる!」
メルク「みゅ!?主人公さん……!なにやらすさんだ目つきの女の子がこちらに走ってきているのですよ!」
主人公「いや、ちょっと……、えっ?そ、そんなのいきなり言われたって……。」
グラッセ「がる、がるるっ!」
メルク「主人公さん!さっさと逃げるのですよー!」
主人公「だけど、どこへ逃げれば……、」
紹介所のお姉さん「なにをボサッとしてるの!?早くしないと大変なことに……!」
主人公「いったいどういう状況なの!?」
グラッセ「うがあああ!」
主人公&メルク「「ぎゃああああ!」」
グラッセ「むぐ、むぐぐぐ。」
主人公「ポケットにあったお菓子、全部とられた……。」
紹介所のお姉さん「おやつの時間にとっておいたケーキ……。」
グラッセ「はっ!」
メルク「みゅ……?」
グラッセ「うーん。どこだろ?なんでわたし、こんなとこにいるのー?」
メルク「ええっと……、正気に戻ったのですよ?」グラッセ「夢、なのかな?おいしそうな水アメがしゃべってるよー。」
メルク「水アメではなくメルクなのですよ……!」
グラッセ「ふーん、そうなんだ。よろしくね、ミズアメルクー。」
メルク「メ・ル・クなのです~!」
グラッセ「それで、あなたはだれなの?」
主人公「ああ、主人公だけど……、君は?」
グラッセ「わたしはグラッセ!これでもスイーツハンターなんだ。だけど、このあたりってぜんぜんお菓子が繁殖してないのね。わたし、もうおなかペコペコで……、あれ……?いきだおれそうなくらいペコペコだったんだけど……。いまはあんまり気にならないなー。あのあと、どうしたんだっけ?そうそう。なんでわたし、こんなところにいるのー?」
主人公&メルク「「……。」」
グラッセ「どうして目をそらすのー!もしかして、ヘンなことでもしちゃった?わたし、空腹の時は人が変わるってよく言われるの。」
主人公「いや、まあ、なんていうか……。」
紹介所のお姉さん「主人公くん、メルクちゃん。」
主人公「ど、どうしたんですか?」
紹介所のお姉さん「……。」
主人公「そんなすがるように見つめられても、紹介所のお姉さんがなにを言いたいのか……。」
メルク「なんだかいやな予感がするのですよ……。」
紹介所のお姉さん(グラッセちゃんをこのまま野放しにするのはあなたたちもマズいと思わないかしら……)
主人公(野放し、ですか……。グラッセにも理性はあると思いますけど)
紹介所のお姉さん(でも、おなかがすくと自制も効かなくなるみたいだわ。たぶん、限界を迎えるとさっきのようにタガが外れて)
主人公(……。)
グラッセ「うーん。いろいろ考えてたら、なんかおなかすいてきちゃったなー。」
主人公&メ「「……!?」」
グラッセ「いまはモンブランが食べたいなー。モンブラン、食べ、たいな。も、もん、ぶ……ら……、んう、うう……!」
主人公「こ、これはまさか……!」
メルク「やはりあれだけのお菓子ではその場しのぎにしかならなかったようなのですよー!」
グラッセ「なんだ?うるせー水アメだな。舐めつくしてやろうか。」
メルク「みゅみゅ!?グラッセさん……!?」
紹介所のお姉さん「まずいわね……。」
メルク(ど、どういうことなのですよ。さっきとはまた様子が違うのです……)
紹介所のお姉さん(あれはまだ第一段階よ。このまま空腹が続けば、きっと理性も失ってしまうわ)
主人公「そ、そういえばこのあたりにスイーツが評判のカフェがあるんだ。グラッセも気に入ってくれるかも……。」
グラッセ「ああ?ほんとだろうな……?わたしの舌が満足できるほどのスイーツが、こんなド田舎にあるなんてとうてい思えねえぞ。」
主人公「そう言われると、ちょっと不安だけど……。」
グラッセ「どっちかはっきりしやがれってんだ!」
主人公「す、すみません!味は保証できますので、とりあえず行きましょう!」
グラッセ「……ったく、しかたねえな。」
主人公「ただその、そのお店の町までちょっと歩きますので……。」
メルク「も、もう少しの辛抱なのですよグラッセさん……!」
グラッセ「それくらい構わねえよ。案内は頼んだぞ、水アメ。」
メルク「だから私はメルクなのですよー!」
紹介所のお姉さん「……。(グラッセちゃんのこと、あとは頼んだわよ)」
メルク(どうして他人事なのですよ~!)
主人公「なんだか結局全部押しつけられた気が……)
備考
入手方法