「焔晶の放埓」ジューチェ_include
属性補正
炎属性
100%
水属性
77%
風属性
130%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
紹介所のお姉さん「あなたがジューチェさんね。弟のユピテルくんがずっと探していたみたいよ。」
ジューチェ「にゃはは……。そっかぁ、やっぱ心配かけちゃってたかぁ~。」
ジューチェ「料理のこと考えてたらいてもたってもいられなくなって、ついつい家を飛び出しちゃったんだよねぇ~。」
ジューチェ「そのうち連絡とらなきゃとは思ってるんだけど、今はもうすこし外の世界で料理の勉強してたいかなぁ~。」
メルク「料理なのですよ?」
ジューチェ「わたしの住んでたとこだと食材なんて限られたものしかなかったし、輸入品も高価でなかなか手が出せなかったからねぇ~。」
主人公「たしかに、エレキの国の食文化は独特ですよね。」
ジューチェ「うん! 味気ないっ! じつに味気ないよっ!わたしはやっぱり生の食材を調理したいんだよ!」
ジューチェ「それでいつかおうちに帰った時は、家族みんなにとびっきりのごちそうを食べさせたげるんだぁ~っ。」
紹介所のお姉さん「ふふっ、それは弟くんにも喜ばれそうね。」
主人公「これからの旅先でも、おいしい食材に巡り会えるといいですね。俺もジューチェさんの料理、たのしみにしてます。」
メルク「きっと新たな味覚を提供してくれるに違いないのですよ!」
ジューチェ「そのとぉ~り!料理のことならこのわたしにおまかせだよっ!」
主人公「それは頼もしいですね。」
ジューチェ「ではではさっそく未知なる味覚の大冒険!第一弾!」
主人公「えっ、いきなりここで作るんですか……?というか第一弾ってまだ続きあるんですか?」
ジューチェ「このでっかくて脂の乗ったお魚さんを~っ、お鍋にいれてぇ~、ほいほいほいっと~っ!」
メルク「もう聞こえてないみたいなのですよ……。」
主人公「あの……、そんなに調味料ふりかけて平気なんです?魚がとんでもない勢いでヤバそうな色合いに染まっていってるんですけど……。」
ジューチェ「どっこい!」
メルク「みゅみゅっ!?とんでもない火力で焼き尽くされてゆくのですっ!」
主人公「いや、焼き尽くされちゃダメだろ……。」
主人公「(っていうかどっこいってなんだ……)」
ジューチェ「ウェルダンッ!」
主人公「真っ黒なんですけど!」
ジューチェ「う~ん! サクサクでイイ感じだ!」
メルク「しかもさっそく食べているのですよ!?」
主人公「(それ一応、俺に作ってくれたものじゃ……。まあ食べてもらって一向に構わないんだけど)」
メルク「主人公さんに食べてもらうのではないのですよ?」
主人公「(おい、メルク!余計なこと言うな……!)」
ジューチェ「はっ! ご、ごめんごめん!香ばしいにおいにつられてついつい食べちゃった!」
主人公「あ、いえ、どうぞ。ぜんぜんお気になさらず。」
主人公「(未知なる味覚っていっても、未知すぎる……!なんか黒いし!ぜったい味覚音痴だ、この人……!)」
メルク「(すごい嫌がってるのですよ……)」
ジューチェ「お詫びといっちゃなんだけど、このわ・た・しがじきじきに食べさせたげるねぇ~。」
主人公「……!?」
メルク「(逃げ道を失ったのですよ)」
ジューチェ「はい、あぁ~ん。」
主人公「えっ……!」
ジューチェ「……。」
主人公「(そんな期待を込めたまなざしで見つめられても……)」
ジューチェ「ちゃんと口ひらいてよぉ~っ。」
主人公「あ、あ~。」
ジューチェ「ではでは、たぁ~んとご賞味あれぇ~。」
主人公「(そんな塊でいっぺんにっ!?)」
主人公「あ……ああああっ!」
メルク「主人公さんがここまで必死な形相をするのはモンスターに襲われている時くらいなのですよ……。」
ジューチェ「ふふ~ん。まいったか!」
メルク「料理の感想を求める時のセリフではないのですよっ!?」
主人公「……。」
ジューチェ「ありゃ……?寝ちゃった?も~、食事中に寝るなんて失礼だよ~っ。」
メルク「眠くて寝たわけではないと思うのですよ。」
ジューチェ「ま、いっか。そんなわけで第二弾もおたのしみにぃ~。」
紹介所のお姉さん「(ユピテルくんの身のためを思えば、ジューチェさんの消息はまだ伝えない方がよさそうね……)」
メルク「(ご家族のためにも、ジューチェさんには味覚の矯正が必要そうなのです……)」
備考
入手方法
ダイヤスカウト