「長靴の魔術師」トレヴァー_include
属性補正
炎属性
170%
水属性
100%
風属性
59%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
トレヴァー「よう、お前さんが主人公だな。」
主人公「ん……?ええっと、もしかして君が……。」
トレヴァー「トレヴァーってなあ俺ンことだ。で、そこの嬢ちゃんがメルクってワケか。」
メルク「トレヴァーさん……!これからよろしくなのですよ~!」
トレヴァー「おうよ、厄介になるぜ。なにぶん世間知らずなもンでなあ。手間かけるかもしれねえが、まあ大目に見てくれよ。」
主人公「そういえば、トレヴァーは廃棄場出身なんだっけ。」
トレヴァー「まあな。だからよ、どうも落ち着かねえンだ。」
トレヴァー「豊富な動植物に、晴れわたる青空、澄みきった川の水。」
トレヴァー「ガラクタに埋もれて育った俺には、目眩がするほどにだだっぴろいこの自然が、珍奇なもンに見えて仕方がねえや。」
トレヴァー「ここは屑鉄1つ転がってねえ。工房からとめどなく吐き出される排煙や、錆びついた鉛のにおいが、今では懐かしいくれえだ。」
主人公「慣れるまでの辛抱だとは思うけど、なにか困ったことがあれば、気軽に言ってくれ。」
トレヴァー「そうかい、そいつは助かるな。」
トレヴァー「話は変わるが、なあ主人公。お前さん、どうして旅なんかしてンだよ?見たところ、年端も俺とそう変わらねえだろう。」
トレヴァー「体つきだって貧相なもンだ。各地を旅してきたタマには見えねえがな。」
主人公「いや、見た目は頼りないかもしれないけど、それならトレヴァーだって俺とあんまり……、」
トレヴァー「ンだと~!?俺はこの冒険で鍛えンだよ……!タッパはねえが、伸び代はまだあるはずだ!」
主人公「……。」
トレヴァー「なに1人だけ悟ったような顔してンだよ!」
メルク「トレヴァーさん……。主人公さんにとって筋肉は少しデリケートな問題なのですよ。」
トレヴァー「なんだ?お前さんも屈強な男になりてえのか?」
主人公「まあ一応、筋肉の夢を捨てたわけでは……。ということはもしかして、トレヴァーも?」
トレヴァー「当然だろうが。俺はデンホルムさんみてえな巨漢になりてえんだ。」
主人公「巨漢……。」
主人公「だけど、トレヴァーって確か魔術師だよな?」
トレヴァー「関係あるか。いざという時に頼れンのは己の肉体のみだろうがよ。」
主人公「なるほど……、己の肉体のみ……。」
トレヴァー「俺と背丈もそう変わらねえってのに、やたらと腕っぷしの立つ先輩がいるからよ。だから俺はてめえの弱さをタッパのせいにしたくねえ。」
主人公「……。」
メルク「でもそれなら、トレヴァーさんはどうして魔術師をやっているのです?」
トレヴァー「たまたまその素質があったからにすぎねえな。だから魔法なんざ、さらさら興味ねえんだよ。」
トレヴァー「とはいえ、俺に貢献できンのはせいぜいこの程度だ。」
トレヴァー「人手がありあまってンならまだしもよ。俺の住んでる廃棄場は、そうもいかねえからな。どいつもこいつも、与えられた役割をこなしてンだ。」
メルク「なんていうか、意外と協調性があるのですよ。」
トレヴァー「まあ、性にあっちゃあいねえがな。俺らの居場所は、俺らの手でつくらねえと。」
メルク「そういうことだったのですね~。」
メルク「だったらなおさら、肉体の鍛錬に固執することはないと思うのですよ。」
主人公「いや筋肉は大切だろ、メルク。いざという時に頼れるのは己の肉体のみだぞ。」
メルク「みゅ!?主人公さん……!?」
トレヴァー「ああ、いきなりどうしたんだ嬢ちゃん。それとこれとは別問題だろうがよ。」
主人公「トレヴァー、お前と出会えたおかげで、いつのまにか忘れてしまっていた、かけがえのないなにかを思い出せた気がする。」
トレヴァー「そうかい。そいつはよかった。」
トレヴァー「お前さんがその気なら、いつでも稽古相手になってやるよ。」
主人公「ああ……!」
メルク「ど、どうして2人とも意気投合してるのですよ~っ!」
備考
「豪胆な人情家」デンホルムがリーダーを務める組織『擦苦羅風』の構成員
他の構成員として、「天衝の二刃」ロレッタ、「情熱の研究員」ヒューズ、「短躯の硬骨漢」カーモスがいる
入手方法
踏破イベント「ロード・トゥ・グローリー④」報酬