「紅縞の銃士」レイミィ_include
属性補正
炎属性
93%
水属性
93%
風属性
93%
光属性
125%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
レイミィ「こんにちは。あなたたちが癒術士の一行?」
主人公「ああ、主人公だ。これからよろしくな。」
メルク「仲間になってくれてうれしいのです!私はメルクなのですよ~!」
レイミィ「歓迎してくれてありがとう。私はレイミィ。またの名を……、」
レイミィ「って、今はプライベートだし、これは言わなくていいんだった。」
主人公「またの名?」
レイミィ「えっと……、えへへ、コードネームなの。トリプルストライプっていう。」
メルク「コードネームなのですよ!?なんだかかっこいいのですよ~!なにかの組織に所属してるのです?」
レイミィ「うん、臨時だけどね。私の役目は情報屋で、予防注射の知らせを受けたらすぐに知らせるの。」
主人公「よ、予防注射?」
レイミィ「あはは、年下の子たちばっかりの組織だから。科学倶楽部っていうんだけどね。」
メルク「なるほど~……、普段はどんな活動をしてるのですよ?」
レイミィ「世界征服。」
主人公「えっ!?」
レイミィ「を謳いながら、町で起きたちょっとした事件を解決したり、迷いモンスターを探したりかなあ。」
主人公「征服するどころか、平和に貢献してる……!」
レイミィ「みんな、いい子たちばかりだからねえ。世界征服して注射のない子どもに優しい世界を作るんだって言ってる子もいるし。」
メルク「それは半分くらい、自分のためのような気もするのですよ。」
主人公「でも、 レイミィはどうして科学倶楽部に?年下の子たちの面倒を見るためとか?」
レイミィ「うーん、おしい!」
メルク「そうなのです?てっきりそうなのかと思っていたのですが……、ではどういう理由なのですよ?」
レイミィ「それはそのぉ……、」
レイミィ「科学倶楽部にいる、ある小さな男の子に今からいろいろ仕込んで、将来は私の理想の旦那様に育て上げるため!」
主人公「えっ。」
レイミィ「きゃっ、言っちゃった!恥ずかしい!」
主人公「恥ずかしいっていうか、恐ろしいよ!いろいろ仕込む!?」
レイミィ「運動も勉強もできる優しくて力強い男の人に夜景の綺麗なレストランでプロポーズされることが私の将来の夢だから!」
主人公「だ、だからって、なにも小さな男の子を自分好みに育てあげなくても……。」
レイミィ「至って合理的な判断じゃない。待ってたって理想の恋人は現れないし、探したとしても見つかる保証はないもの。」
メルク「どれで自分の手で育てるのが1番ということなのですね。まさかそんな動機で科学倶楽部に入っていたとは……。」
レイミィ「あの子を初めて見た時ピンときたのよ。この子には私の理想の旦那様になる素質があるって……!」
主人公「その子にとって、よかったのか悪かったのか……。」
主人公「うう、俺はどうしたらいいんだ。止めるべきなのか、見守るべきなのか……!」
町の子供「はあ、計算の勉強やだなぁ。お母さんは将来のためっていうけど、別に何になりたいわけでもないしー……。」
レイミィ「あっ!」
主人公「レイミィ?」
レイミィ「あの子もいいなあ。一応、ツバつけとこ!」
メルク「ツバ!?」
主人公「待て、レイミィ!いったい何をするつもり……、」
レイミィ「ねえ、そこのキミ~!計算ってねえ、楽しいんだよ~!知らないなんてもったいない!」
町の子供「えっ、そうなの?」
レイミィ「そうそう、例えばねー。」
メルク「意外と普通に教えてるのですよ。」
主人公「普通どころか、めちゃくちゃ教えるのうまいぞ。」
町の子供「そっか、そういうことだったんだ!お姉ちゃん、勉強って面白いね!ボク、もっといろんなこと知ってみたい!」
レイミィ「そっかそっか!それなら、お姉さんが手取り足取り教えてあげるねー!」
レイミィ「好きなことをたくさん見つけたら、きっと将来やりたいことも見つかるからね。今はいろんなことを勉強してみようね。」
メルク「見事に子どものやる気を引き出してるのですよ!」
主人公「なんて理想的な教師なんだ……!」
メルク「で、でもレイミィさんには科学倶楽部に理想の旦那様候補がいるのではなかったのです?」
レイミィ「いるけど、その子が将来、私のことを好きになってくれるかはわからないでしょ?」
主人公「え?それは含めて育ててるんじゃなかったのか?」
レイミィ「う、うわあ……、よくそんなことを思いつくね。人間性を疑うよ。」
主人公「なんで俺の方が責められる感じなの!?」
レイミィ「私のことを好きになるように育てたってそんな箱庭で作られた気持ちになんのロマンもないよ。私もあの子も不幸せになるだけ。」
レイミィ「私はね、あの子にあの子自身の意思で、私のことを好きになってほしいの。」
レイミィ「いろんなものを見て、知って、私好みの男に育って、その上で私のことを選んでほしい。」
メルク「レイミィさん……。」
レイミィ「そういうわけだから、私のことを好きにならない可能性もあるでしょ?それで将来有望そうな子を見つけたらツバつけてるんだ。」
主人公「いい話かと思ったら!」
レイミィ「まあ、あの子が好きになってくれるに越したことはないけど……。」
「お姉ちゃーん、次の問題はー?」
レイミィ「はーい!」
レイミィ「ってことで、またあとでね!話の途中でごめんなさい!でも私の将来がかかってるから!」
メルク&主人公「……。」
主人公「ど、動機がどうあれ、教師として優れてることは確かだな。」
メルク「たしかにレイミィさんの教え方なら、運動も勉強も好きになれそうなのですよ。」
主人公「にしても、変なところで現実的だな。」
メルク「夢見がちとロマンチストと現実主義が混ざり合ったらレイミィさんのようになるのかもしれないのですよ~。」
備考
「燦爛の蒼晶砲」チェレンシーの研究所をアジトに活動をしている
「策謀の野心家」スラヴァ、「磨石の銃士」エルラは同じく科学倶楽部のメンバー