「長閑な観察者」セルバ
「長閑な観察者」セルバの基本データ
出身 | 植物の国 |
---|---|
年齢 | 17歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★3 |
属性 | 光 |
成長タイプ | 平均 |
武器 | 噴進砲 |
武器種別 | 銃弾 |
同時攻撃数 | 4体 |
攻撃段数 | - |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,270 | 2,150 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
2,540 | 4,300 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
4,415 | 7,525 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
- | - |
移動速度 | 攻撃間隔 |
38 | 3.49 |
リーチ | タフネス |
170 | 37 |
DPS | 総合DPS |
1232 | 4928 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
2,156 | 8,625 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
- | - |
進化 | - |
---|---|
- |
スキル1 | - |
---|---|
- |
スキル2 | - |
---|---|
- |
追加日 | 2018.04.16 |
---|---|
メダル交換所 |
入手方法 | - |
---|---|
- |
属性補正
炎属性
96%
水属性
96%
風属性
96%
光属性
100%
闇属性
115%
モデル
ストーリー
<町中>
主人公「おーい! セルバー!」
<森>
主人公「セルバー! どこだー!」
<洞窟の前>
主人公「セ、セルバ~……。一体どこにいるんだ……。」
<山中>
主人公「はあ、はあ……。」
セルバ「あれ。カントーイじゃん。」
主人公「カントーイじゃん、じゃなくて! 何も言わずにふらっと出ていかないでくれよ……。」
セルバ「うーん。ローザ以外の人間に探しに来られると、何か変な感じがするな。」
主人公「聞いてないし!」
セルバ「それで、カントーイはボクに何の用があって来たわけ。手短にお願いしたいんだけど。」
主人公「何の用って、旅の仲間が急にいなくなったら探すだろ、普通!」
セルバ「確かにボクはアンタの仲間になったけど、それはボクがキミに行動を制限される理由にはならないんじゃない?」
主人公「そうじゃなくて……、単独行動は構わないから、せめて行先だけでも教えてくれないか? 心配するだろ……。」
セルバ「えっ。アンタ、ボクのことを心配してここまで来たの? 何か、変わってるね。」
主人公「もしかして俺、けなされてるのか?」
セルバ「そんなことないよ。『アンタってお人よしだね』って言いたかったんだ。」
主人公「お人よしの『お』の字も聞こえなかったぞ。」
セルバ「いや、カントーイは癒術士だろ。色々と仕事があって、忙しいと思って。」
主人公「そりゃまあ、暇ってわけじゃないけど……、ていうか、そのカントーイって何だよ。」
セルバ「鈍いなあ。アンタのことに決まってるじゃん。」
主人公「俺はカントーイじゃなくて、主人公だから!」
セルバ「そんなの分かってるよ。でも、その主人公って名前はボクじゃなくてアンタの親がつけた名前だろ。」
セルバ「ボクが、ボク以外の人間がつけた呼称でアンタを呼ばなきゃいけない理由なんてある?」
セルバ「意思疎通以外に、他者との共通言語を使用する理由なんか、ボクにはないんだけど。」
主人公「は、はあ……?」
セルバ「ボクの説明義務は遂行されたと思うんだけど、質疑応答の時間は必要?」
主人公「ごめん、セルバ。俺にも分かるように、優しく言ってくれ。」
セルバ「ボク、ここにフィールドワークに来たんだけど、もうそろそろフィールドワークに戻っていい? アンタの疑問には全部答えたつもりだからさ。」
主人公「あっ、はい。」
セルバ「……。」
主人公「(流れるように自分の世界に入ってしまった……)」
主人公「(セルバ……、研究ノートに、観察記録をまとめてるのか)」
主人公「(メフテルハーネの植物図鑑を作る、って言ってたな。そのために1人で国を出て、俺たちの仲間になってくれたって言ってたけど……)」
主人公「……すごいな、セルバ。」
セルバ「……。」
主人公「……。」
セルバ「……。」
主人公「……。」
セルバ「何か言った?」
主人公「ひ、ひとりごとだから気にしないでくれ……。」
セルバ「そう。」
セルバ「……。」
主人公「(スケッチに戻ってしまった……)」
「ぐう~。」
主人公「あれ。セルバ、お腹空いてるのか?」
セルバ「……。」
主人公「(か、顔色が一切変わってない! 視線さえ全く動かなかったぞ!?)」
主人公「(これはもしかして……、やせ我慢でもごまかしでもなく、純粋に、観察に夢中で気づいてないんじゃ……?)」
トムソン「プルルッ!」
主人公「あっ!」
主人公「セ、セルバ! モンスターが……! 癒されてないみたいだ、こっちに来る!」
セルバ「……。」
主人公「すごい! やっぱり聞いてない!」
トムソン「プルルルルッ!」
主人公「うわっ!」
セルバ「どいて。」
トムソン「プルルッ!?」
セルバ「聞き捨てならないね、カントーイ。ボクは聞いてないんじゃなくて、返事をしていないだけだから。」
主人公「セルバ……!」
主人公「ってそれ、聞いてないのよりひどくないか!?」
セルバ「大丈夫だよ。返事が必要だとボクが判断した時は、こうやって返事をするから。」
セルバ「かえって、それ以外の時に無駄なエネルギーを使ってまで相槌を打つのは、ちょっと徒労が過ぎる気がするんだよね。」
主人公「ってことは、今はその時だと……?」
セルバ「まあ、事実こうやってモンスターが襲ってきてるし。」
セルバ「そしてキミは癒術士で、ボクはキミの仲間だし。」
トムソン「プルルルゥッ!」
セルバ「そこらへんはまあ、ちゃんとやるよ。後で、故郷(くに)の幼馴染に目くじら立てられても、もやもやするし。」
セルバ「人付き合いは好きじゃないんだけど、約束した以上はやるからさ。」
<時間経過>
トムソン「ぷるる~。」
セルバ「へえ。癒された後のモンスターって、本当に人間を襲わなくなるんだ。」
セルバ「癒術……。話には聞いていたけど、実際に見るのは初めてだ。ちょっと興味が湧いたよ。」
主人公「そ、そうか?」
セルバ「うん。」
セルバ「ボクは、いいと思うよ。癒術のありかたもだけど……、」
セルバ「そういう希少な力が、周囲にもちゃんと受け入れられてるっていうのは。」
トムソン「ぷるるっ。」
主人公「ん? このトムソン、セルバが観察していた植物を鼻でつついてる……?」
トムソン「ぷるる~。」
主人公「あっ!? た、食べたー!?」
トムソン「ぷるる~。」
主人公「うわわわ……!」
セルバ「おおー。」
主人公「あ、あれ? セルバ、あんまり落ち込んでないな。目の前で、研究してた植物が食べられちゃったのに。」
セルバ「まあ、自然の摂理だからね。」
トムソン「ぶるるっ!」
セルバ「わっ。」
主人公「何か、すごく嬉しそうだ。セルバの服の肌触りがいいのかな。」
トムソン「ぷるる~。」
セルバ「すごいな、このモンスター。人の上で、勝手にひなたぼっこを始めた。ずいぶんボクたちに気を許しているんだね。」
主人公「人間に無闇に襲いかかることがなくなったんだよ。その上で、そのトムソンはセルバに懐いてるんだ。」
セルバ「そうか。癒術によって、人間はモンスターと単なる脅威ではなく、同じ心を持つもの同士として付き合えるようになるんだっけ?」
セルバ「……これが癒術士の仕事なんだね。モンスターと人間を同じ目線へと導き、2つの種族の橋渡しをすることが……。」
<紹介所>
セルバ「いやあ。今回のフィールドワークは、非常に有意義だったよ。」
セルバ「植物の国では見られない植物の観察ができて、更に癒術士の癒術も観察できた。癒されたモンスターの生態まで。」
主人公「まあ、色々あったけど……、セルバが満足してるなら何よりだ。」
主人公「……あれ? そこに描いてあるのは、トムソンか? セルバの専門は植物学なんじゃないのか?」
セルバ「まあね。」
セルバ「でも、植物学が専門だからってそれ以外のことに興味を持っちゃいけないなんてことはない。いや、持つべきだとボクは思うね。」
セルバ「有意義だと思ったから、ボクはこの研究ノートにそれを記した。それだけのことだよ。」
主人公「つまり……?」
セルバ「平たく言うと、ボクたちはみんな、太陽の下で生きる生き物だからってこと。」
セルバ「モンスターも、植物も、人間も……。その中でも、どんなに特異な人間も。」
セルバ「たとえ別の生き物同士だったとしても、ボクたちは争わず温和に、上手くやっていこうと努めることができるはずだ。」
セルバ「森で触れあったトムソンを通じて、ボクはそう考えた。そしてこの気づきは、とても重要だろうと感じたから、こうして書き留めたんだ。」
主人公「ああ、なるほど。うん。そうだな。」
セルバ「アンタがそう言ってくれて嬉しいよ。カントーイ……、いや……、」
セルバ「ツナギ。」
主人公「名前を修正してくれると思ったら予想外の修正をされた!?」
セルバ「何が予想外なの? 心証の変化に応じて呼称を変えるのはごく普通のことじゃない?」
主人公「じゃあつまり、俺はセルバの中で、貫頭衣からツナギになったってことか……? 俺、ツナギなんて着てないのに……。」
セルバ「何言ってるの。」
セルバ「人間とモンスターの橋渡しをするアンタには、きっと『繋ぎ』がふさわしい。そう思ったからボクはアンタを『ツナギ』と呼ぶんだよ。」
備考
「聖誕の煌晄」ローザの幼馴染
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