「冬渡る雨翅」キーリ
「冬渡る雨翅」キーリの基本データ
出身 | 妖精の国 |
---|---|
年齢 | 15歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 水 |
成長タイプ | 晩成 |
武器 | 弓 |
武器種別 | 弓矢 |
同時攻撃数 | 3体 |
攻撃段数 | - |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,560 | 2,440 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
3,276 | 5,124 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
5,451 | 8,499 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
- | - |
移動速度 | 攻撃間隔 |
62 | 2.67 |
リーチ | タフネス |
155 | 31 |
DPS | 総合DPS |
1919 | 5757 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,183 | 9,549 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
- | - |
進化 | 進化後ユニット |
---|---|
進化前:「透翅の水射手」キーリ |
スキル1 | - |
---|---|
- |
スキル2 | - |
---|---|
- |
追加日 | 2018.06.14 |
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6月進化解放2018 |
入手方法 | - |
---|---|
- |
属性補正
炎属性
160%
水属性
100%
風属性
63%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
主人公「キーリ? 紹介所の窓からなにか見えるのか?」
キーリ「結婚式。」
主人公「結婚式?ほんとだ。」
キーリ「……、シャメルたちは?」
主人公「ん? ああ、まだみたいだ。」
主人公「って、会う約束の1時間も前なんだからそりゃそうだろうけど。」
キーリ「私への苦情?」
主人公「そんな風には言ってないだろ。」
キーリ「ならいいけど。」
キーリ「……でもまあ、ごめん。早くつきすぎるのも迷惑だよね。」
主人公「いや、いいよ。 どうせ俺も暇だったし。」
主人公「あ、結婚式。ちょうど指輪の交換をしてるみたいだな。」
キーリ「指輪、ね……。」
主人公「それ、キーリの小指にはまってるの、勿忘草でできた指輪だよな。」
キーリ「まあね。」
主人公「シャルメと交換したんだろ?よかったな。」
キーリ「別に。」
主人公「……。シャルメと喧嘩でもしたのか?」
キーリ「してない。というか、会ってもない。」
主人公「え?」
キーリ「寄宿学校を出てから、ほとんど会ってない。たまに葉書のやりとりをするだけ。」
主人公「な、なんで。」
キーリ「さあ。でも最近、忙しいらしいね。」
主人公「忙しい?それならそれで会えないだけなんじゃ……、」
キーリ「男に言い寄られすぎて忙しいらしい。」
主人公「んんっ!?」
キーリ「いつか、シャルメも結婚するんだろうね。友だちよりも大事な、特別なただひとりを見つけて。」
主人公「キーリがやきもち焼いてる……。」
キーリ「単なる可能性を言っただけ。事実でしょ。私たちはもう寄宿学校に通う少女じゃないわけだし。」
主人公「で、でも、友だちと恋人はまた別だろ?友だちは友だちとしてまた別の特別が……、」
キーリ「どうだか。今回、4人で集まることになったのだって、エトラージュと主人公が言ったからだし。」
キーリ「まあいいけど。勿忘草の誓いだって所詮は子どもの遊びだし。シャルメにとっても、……私にとっても。」
主人公「……スネてるのはわかったけど、大事なものをそんな風に言わない方がいいと思うぞ。あの時はシャルメが無事でよかったって言ってただろ。」
キーリ「それはそれ。あの時はあの時でしょ。」
キーリ「駆り立てる情熱が愛を捉えた瞬間に、色褪せた惰性へ変わってしまうように。満たされると感じられる味は鈍くなる。」
主人公「フィーユが言ってた言葉、だっけ。」
キーリ「そう。」
主人公「キーリにとってのシャルメもそうだって?」
キーリ「別に駆り立てられるような情熱じゃないけど。」
主人公「……情熱が色褪せた惰性に変わったんなら、なんで約束より2時間も早く来たんだ?」
キーリ「たまたま。シルフィカ姉さまたちの手伝いが早く終わったから。」
主人公「ふーん……。」
キーリ「……。」
主人公「……。」
キーリ「……。」
キーリ「……主人公に会いに来たって可能性は考えないわけ?」
主人公「そうなのか?」
キーリ「違うけど。」
主人公「おい。」
キーリ「主人公がしつこいからでしょ。」
主人公「俺なりの心配なんだけど……、」
キーリ「それにしては聞き方が悪趣味。」
主人公「キーリがやけにつんけんしてるからだろ。」
キーリ「人のせいにするんだ。」
主人公「うっ……。」
キーリ「……なんてね。」
キーリ「ごめん。子どもっぽいのはわかってるよ。寄宿学校も出たのにね。」
主人公「キーリ……。あのさ、シャルメは……、」
キーリ「主人公は、離れて気づいたことってある?」
主人公「えっ?」
キーリ「主人公が言ってたメルクって子。その大事な友だちと、寄宿学校に入ったときは離れ離れになったでしょ。」
主人公「ま、まあ、そうだな。」
キーリ「離れて気づいたこと、ある?」
主人公「えーっと……、まあ、あると言えばあるな。」
キーリ「どんなこと?」
主人公「……これ、シャルメと関係あるのか?」
キーリ「さあね。」
主人公「……、別にいいけどさ。」
主人公「そうだな。メルクが自分で動けないってことは話したよな。」
キーリ「ビンの中に入ってるんでしょ。」
主人公「ああ。それでいつも俺が持ち運んでるんだけどさ、改めてメルクの気持ちを考えたというか。」
キーリ「どんな気持ち?」
主人公「なんというか……、あの寄宿学校で飛べないの、俺だけだっただろ。それがもどかしくてさ。」
主人公「メルクもそう感じることがあるのかもなって。」
主人公「もし、メルクと一緒にそのもどかしさを共有してたら気づけなかったんだろうなって思ったんだ。」
キーリ「ふーん。」
主人公「自分から聞いといてその反応の薄さ……。」
キーリ「主人公も、居心地のいい秋の檻から出たわけだ。私たちと同じように。」
主人公「え?」
キーリ「落ちた果実がやがて腐りゆくことがわかっていても、四季のうちで最も満たされる季節。飽食と怠惰が許される、豊穣の秋。」
キーリ「だからこそ、永遠の秋を望んでしまう。知らない間に町を世界の狭間に落とすほど。」
主人公「……。」
キーリ「シャルメは言ってたよね。」
キーリ「私が扉守の力を無意識に使った理由は、学校から出て、私が嫌ってた元の生活に戻りたくないからだろうって。」
主人公「……ああ。」
キーリ「本当は別の理由だったらどうする?」
主人公「別の理由?」
キーリ「エトラージュ曰く、私はやきもち焼き、らしいから。」
主人公「……初めからシャルメに関することで、扉守の力を使ったって?」
キーリ「かもね。」
キーリ「……なんて、証明なんてできないけど。でも、もしそうだとしたら、シャルメもとんだやつと勿忘草の誓いをしたものだよね。」
主人公「……シャルメと大差ない気もするけどな。」
キーリ「そう?」
キーリ「……まあいいよ。今の話、シャルメには内緒でよろしく。」
主人公「……俺、ふたりに隠し事ばっかり頼まれてるな。」
キーリ「それはお気の毒さま。」
キーリ「でも、これは私なりの友情だと思ったら?実際、隠し事を共有できる相手は、君くらいしかいないし。」
主人公「エトラージュは?」
キーリ「あいつ、よかれと思って口軽いから。」
主人公「俺は?」
キーリ「悩んでるうちに問題は終わってるタイプ。」
主人公「ひ、否定できない。」
キーリ「……けど、時々は役に立つ。」
主人公「……。」
主人公「わかったよ。シャルメとキーリが仲直りできるように俺も手伝うよ。」
キーリ「わかったって何。別にそんなこと頼んでないし。」
主人公「さっきのは相談できる相手は俺しかいないってことだろ。」
キーリ「……。」
キーリ「友だちってむかつくね。」
キーリ「でもまあ……、」
キーリ「ありがとう。」
備考
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