「執に想う義官」ブリット コメント一覧 (2ページ目)
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さすらいの癒術師さん
102018年08月20日 07:16 ID:huweoa43ブリット「んーふふふ……。それはまぁ、私が研修過程を終えて正式に保安官になってからの話なんだけどね?」
主人公「あ……。」
ブリット「私、研修時代から結構必死に調べたのよ。あの時、自分を救ってくれた人がどこの誰なのか。もしかして、保安官なんじゃないかとも思ったわ。」
ブリット「でも、名前はおろか存在も見つからなかった。んふふ、今考えれば当然なんだけどね?」
ブリット「当時の私はちょっとへこんだわ。自分があの時の言葉通りの人間になれたかをその人に見てもらいたかったから。」
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さすらいの癒術師さん
92018年08月20日 07:15 ID:huweoa43ブリット「『恩義に感じてくれるなら、今度は嬢ちゃんが人を助けてやれる人間になりな』……って。」
主人公「(ジャンゴさんのモノマネ、めちゃくちゃうまいな……!)」
主人公「あっ、でもその言葉が……!」
ブリット「ええ、私を保安官の道に進ませたわ。」
ブリット「私も、あの人みたいにどんな状況でも困っている人を助けられる……、そんな存在になりたいって思ってね。」
主人公「す、すごい……! 今の関係性からは思いつかないほどの運命的な出会いだ!」
メルク「それがどうして、今の形になってしまっているのです!?」
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さすらいの癒術師さん
82018年08月20日 07:14 ID:huweoa43ブリット「んふふ、まったくその通り。でも、屋敷で蝶よ花よと育てられていた私にとってはパニックに陥るのに十分すぎる光景だったの。」
ブリット「助けを求めて、がむしゃらに手を伸ばした時にその手を握ってくれたのが……ジャンゴだったわ。乱暴な手だったけど、妙に安心したのを覚えてる。」
メルク「……本当に、ジャンゴさんとの出会いのお話なのです?」
ブリット「んふふ、まぁ聞いてちょうだい。ジャンゴはそのまま酒場の外まで連れ出してくれて、私は父と合流することができたわ。」
ブリット「そして、お礼を言おうとする私を遮って、ジャンゴはこう言ったの。えぇ、よく覚えている……。」
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さすらいの癒術師さん
72018年08月20日 07:13 ID:huweoa43ブリット「ふふふ、それじゃあ話してあげる。私が保安官になった経緯……、というか、ジャンゴとの出会いね。」
メルク「みゅわ~、ありがとうなのですよ! 実はず~っと、気になっていたのです!」
主人公「(あれ? でも前に似たようなことを聞いたときは、覚えていないって言ってたような……?)」
ブリット「ふふふ、まぁ当事者以外には、そう大した話じゃないんだけどね。」
ブリット「そう……、あいつと出会ったのは、些細な原因で乱闘が起きてしまった酒場だったわ。」
主人公「わ、わぁ、西部っぽぉい……。」
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さすらいの癒術師さん
62018年08月20日 07:13 ID:huweoa43ブリット「でもね、んふふ。私には、どうしても保安官になりたい理由があったの。この職業じゃないと、いけない理由が……。」
主人公「……それって、もしかして?」
ブリット「ジャンゴ!」
主人公「なぜだろう。知っていた気がした……。」
メルク「つまりブリットさんは、ジャンゴさんを捕まえるために保安官になったということなのですね……。」
ブリット「ぶっぶー、残念でした。そこはちょっと違うのよ。」
メルク「みゅ?」
ブリット「私はね、ジャンゴに憧れて保安官になったの。」
メルク&主人公「「……えっ!?」」
ブリット「興味ある?」
主人公「あります!」
メルク「なのですよ!」
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さすらいの癒術師さん
52018年08月20日 07:12 ID:huweoa43ブリット「えっと、私の父は貿易商なの。西部の国ではまだまだ珍しい職業だけど、だからこそ、競合相手が少なくてうまくやれている。」
ブリット「今日のパーティは王国の取引相手が招待してくれたものでね。せっかくだからと、私にも声がかかったの。」
主人公「そ、そうだったんですね。」
メルク「まったく気づかなかったのですよ……。」
主人公「でも、それならどうして保安官に……? お父さんの仕事を継ぐって選択肢もあったんじゃ?」
ブリット「ふふふ、たしかに。保安官は決して安全といえる職業ではない。父の跡をついだほうが遥かに安泰だわ。」
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さすらいの癒術師さん
42018年08月20日 07:11 ID:huweoa43ブリット「はぁ、それにしてもドレスなんて久しぶりに着たから緊張しちゃったわ……。」
メルク「ドレス?」
ブリット「やっぱり、社交界は私のいる世界じゃないわね。砂にまみれてジャンゴを追ってるほうが、よっぽど性にあってるわ。んふふ……。」
メルク「社交界……。」
主人公「……あの、ブリットさん。」
ブリット「ん?」
主人公「もしかしてブリットさんって、名家のお嬢様……だったりしますか?」
ブリット「……。」
ブリット「言ってなかった?」
主人公「言ってなかったです!」
メルク「初耳なのですよ!?」
ブリット「ご、ごめんなさい。言った気になってしまっていたわ。そう、言ってなかったのね……。」
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さすらいの癒術師さん
32018年08月20日 07:10 ID:huweoa43ブリット「ん~、疲れた……。」
主人公「あっ、ブリットさん。」
メルク「おかえりなさいなのですよ~。」
ブリット「ふふふ、ただいま。ごめんなさいね、待たせちゃって。」
ブリット「これ、お詫びになるわからないけど、お土産ね。」
主人公「わ、わざわざすいません! ありがとうございます……、」
主人公「って、すごいご馳走だ!」
メルク「みゅわ~、それに綺麗な宝石もなのです! これは、どうしたのです?」
ブリット「料理はパーティで出ていたものをお土産用にアレンジしてもらったもので……、」
ブリット「宝石は出席者に宝石商の方がいたから、譲ってもらったの。」
主人公「パーティ?」
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さすらいの癒術師さん
22018年08月20日 07:09 ID:huweoa43ユニストです。
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さすらいの癒術師さん
12018年08月16日 14:35 ID:q2qdtn1f西部2女勢これで全員へそ出し達成なのでは
・・・好きなんですね?へそ。