「溢れ出る喜び」コモーツィ
「溢れ出る喜び」コモーツィの基本データ
出身 | 魔法の国 |
---|---|
年齢 | 12歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 水 |
成長タイプ | 早熟 |
武器 | 舞台杖 |
武器種別 | 打撃 |
同時攻撃数 | 3体 |
攻撃段数 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
2,070 | 2,690 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
3,933 | 5,111 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
6,258 | 8,186 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
55 | 2.57 |
リーチ | タフネス |
95 | 48 |
DPS | 総合DPS |
1989 | 5967 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,185 | 9,555 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | - |
---|---|
追加日 | 2018.10.10 |
---|---|
ダイヤ限定★5&★4スカウトフェス2018.10.10 |
属性補正
炎属性
160%
水属性
100%
風属性
63%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
コモーツィ「それでは最後のパフォーマンスになります。お嬢さん、手を出していただけますか?」
村の少女「こう?」
コモーツィ「ありがとうございます。それでは……、ごくり!」
コモーツィ「ワン、ツー、スリー!」
村の少女「わあっ!? 手のひらの上に水の玉が!」
村の少年「すっげー! 浮いてる!」
コモーツィ「よし……!」
コモーツィ「驚くのにはまだ早いですよ……! それもう1度! ワン、ツー、スリー!」
村の少女「水の玉が凍っちゃった!」
コモーツィ「あっ……!」
村の少年「すごいすごい、どうやってるの!」
コモーツィ「……あ、あはは、それは秘密です! さぁさぁ、今日のショーはこれでおしまい! 最後までご覧いただき、ありがとうございました!」
村の少年「えー、もう終わりなの?」
村の少女「ねぇねぇ、次はいつやるの? あなたのショー、また見たいな!」
コモーツィ「えっ、いいんですか?」
村の少年「当り前じゃん! もっともっと、色んなものが見てみたいな!」
コモーツィ「……ありがとうございます! 次回公演が決まったら告知を出しますから、ぜひおいでください!」
村の少年「わかった、楽しみにしてるね!」
村の少女「楽しいショーをありがとう、小さな魔法使いさーん!」
コモーツィ「ち、小さいって……。君たちとそんなに変わらないと思うよ? むしろ、僕のほうが大きくないかなぁ。」
主人公「コモーツィ、お疲れ様。大成功だったな。」
コモーツィ「あ、主人公さん! 見ていてくれたんですか?」
主人公「うん、途中からだけどな。」
コモーツィ「そうだったんですね……。遠慮せず、もっと近くに来てくれれば良かったのに。」
主人公「いや、遠慮というか。あの子たちの中にひとりで混じるのは、ちょっと勇気が必要だったというか……。」
コモーツィ「な、なるほど……。」
主人公「まぁ、それはともかく……。すごいよ、あんなに立派にショーをやり遂げて。」
コモーツィ「それが実は、ひとつだけ失敗しちゃって……。」
主人公「えっ、どこのことだ?」
コモーツィ「最後の水を氷に変えるパフォーマンスなんですが、本当は氷をモンスターの形にしようと思っていたんです。だけど、実際にはただ変化させるだけになっちゃって……、」
主人公「そ、そうだったのか。ミスだなんて、全然気づかなかった……。」
コモーツィ「ふふ、だとしたらたしかにショー自体は成功と言ってもいいのかも……。お客さんに、失敗を悟らせなかったのですから。」
コモーツィ「僕の先生も言っていました。優秀なエンターテイナーは、ショーの中で自分の未熟を悟らせないって。」
主人公「そういう意味なら、コモーツィは充分優秀なエンターテイナーだな。」
コモーツィ「えへへ、恐縮です。」
コモーツィ「でも、失敗は失敗。さっきのショーが完璧でなかったのは事実です。彼らには、もっと良いものを見せられたはずなのに……。」
コモーツィ「チャンスを頂けたのは幸運でした。次は同じ失敗を繰り替えさないように、さっそく練習をしないと……!」
主人公「ちょっとぐらい休憩したほうがいいんじゃないか? さっきまでショーをしていたわけだし……。」
コモーツィ「お気遣いありがとうございます。でもまだ、今日放出すべき魔力量にも達していませんから。どちらにせよ、あともう少しは魔法を使っておかないと。」
主人公「放出?」
コモーツィ「はい。僕は生まれつき、人より魔力の量が多くて、毎日一定量放出しておかないと暴発してしまうんです。」
主人公「ぼ、暴発!?」
コモーツィ「あっ! だ、大丈夫です! 昔こそ、毎日のように暴発させてましたけど……、」
コモーツィ「ショーの練習をするようになってつねに一定の量を外に出すようにしてからは、1度も暴発させてませんから! はい!」
主人公「そ、そうか、よかった……。」
主人公「い、いや、良くはないな! コモーツィにそんな過去があったのか……。」
コモーツィ「はい、当時はいつ魔力が暴発するかわからないものですから、人と交流することすらままなりませんでした。」
コモーツィ「だから部屋に閉じこもりきり、制御もできない自分の魔力と向き合い続けることだけが、僕の日常でした。」
主人公「それは……きつそうだな。」
コモーツィ「でも、そんな日常を先生が変えてくれたんです!」
コモーツィ「ああ、窓の外から見えたあの人のショーは今でもしっかりと憶えています……。自由自在に空を飛び回り、炎の花を咲かせるんです!」
コモーツィ「そして、笑顔……。あの人の笑顔を見た途端に、自分の抱えているものが全部なくなった気がしました。」
コモーツィ「気づけば僕は外に飛び出して、手拍子を打ちながら、先生のショーを楽しんでいました。あの人の表情に釣られて、笑顔になりながら……。」
コモーツィ「笑ったのは、その時が初めてだったかも。全部が終わったら、頬がすごく痛かったです。」
主人公「……今は、そんなこともなさそうだな。」
コモーツィ「はい。笑顔には、すっかり慣れました。」
主人公「そっか……。コモーツィは、本当にその人に出会えてよかったな。今はその人の助手をしてるんだっけ?」
コモーツィ「えへへ、はい! と言っても、本当に偶然のことだったんですけどね?」
コモーツィ「僕がこっそり先生の魔法を真似しているのをあろうことか先生に見つかって……、」
コモーツィ「怒られるのかと思ったら、『才能ある! 一緒にやろう!』って言われました。突然すぎて、思わず頷いちゃいましたよ。」
主人公「あはは、それはびっくりするな。」
コモーツィ「だけど、考えても答えは一緒だったと思います。恩人である先生が見込んでくれたのなら、僕が断る理由なんて何もありません。」
コモーツィ「助手として、精一杯の恩返しをするつもりです。」
主人公「助手として恩返し、か……。なんかいいな、そういうの。」
コモーツィ「えへへ、そうですかね。」
コモーツィ「あっ、でもいつまでも助手でいるつもりはありませんよ! いずれはちゃんと、一人前になるつもりです!」
コモーツィ「先生と肩を並べられるエンターテイナーになって、そしてその、ゆくゆくはショー以外の部分でも支えていければいいな、とか……。」
主人公「コモーツィ?」
コモーツィ「でも現状は、どう考えても弟扱いなんだよな……。こっちの気も知らないで、ベタベタしてくるし……。まったく、先生は鈍いんだから……。」
主人公「おーい……?」
コモーツィ「やっぱり身長かな。せめて先生と同じくらい……ううん、越すぐらいの身長はないと!」
コモーツィ「そうと決まればミルクだ! ミルクをたくさん飲んで、大きくならないと! 目指せ、一座で1番の長身男子っ!」
主人公「あれ、一人前のエンターテイナーは!?」
主人公「(……でも、こんなに元気なコモーツィを見られるのは、その先生のお陰ってことなんだな)」
主人公「(その人に憧れるコモーツィが、これからどんなエンターテイナーになるのか……、なんだか、俺まで楽しみになってきたよ)」
主人公「あはは、俺も自然と笑顔になってる……。その先生にして、この助手ありって感じだな。」
コモーツィ「よーし! 見ててくださいね、先生! いつか、偉大なあなたに並べるほどの立派な男に……、ううん! 立派なエンターテイナーになってみせます!」
コモーツィ「とびっきりの笑顔で人を救ってしまう、そんな、史上最高のエンターテイナーに……!」
備考
関連ユニット
画像 | ユニット名 |
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「我他遇す喜楽」ソリッソ |
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