「夕闇背負う者」エヴラース
「夕闇背負う者」エヴラースの基本データ
出身 | 王国 |
---|---|
年齢 | 19歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 闇 |
成長タイプ | 平均 |
武器 | 長銃 |
武器種別 | 銃弾 |
同時攻撃数 | 1体 |
攻撃段数 | 3段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,910 | 4,290 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
3,820 | 8,580 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
6,220 | 13,980 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
- | - |
移動速度 | 攻撃間隔 |
50 | 2.71 |
リーチ | タフネス |
165 | 45 |
DPS | 総合DPS |
3166 | 3166 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
5,159 | 5,159 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
- | - |
進化 | - |
---|---|
- |
スキル1 | - |
---|---|
- |
スキル2 | - |
---|---|
- |
追加日 | 2018.10.31 |
---|---|
11月新ユニット追加フェス2018 |
入手方法 | - |
---|---|
- |
属性補正
炎属性
90%
水属性
90%
風属性
90%
光属性
145%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
<河原・夕方>
エヴラース「ない!」
エヴラース「どこにもない!」
エヴラース「俺、あの本をどこに落としたんだ……?」
エヴラース「買ったばかりの、しかも、わりと重たいあの本を落とすなんて、俺は迂闊すぎるだろ……!」
主人公「エヴラースさん! 突然紹介所からいなくなったと思ったら、こんなところで何を……、」
主人公「って、葉っぱだらけ!?」
エヴラース「あ、主人公。いや、今は葉っぱどころじゃないんだ。」
エヴラース「実は、大事な本をなくしたことに気づいてさ……。」
主人公「大事な本、ですか?」
エヴラース「ああ。リトニエルが王国に来るって手紙をくれてな?」
エヴラース「急遽入っていた仕事もなくなったし、せっかくリトニエルに会えると思って、珍しい本を村の本屋で買ったんだが……、」
エヴラース「どうやら本屋から紹介所に戻るまでの道の途中で、うっかりその本を落としたみたいで。ずっと探し回ってたんだ。」
主人公「そうだったんですね。でも、ひとこと言ってくれたら、俺も一緒に探したのに。」
エヴラース「いやー、ちょっと、失くしたという事実に驚きすぎて、そこまで気が回らなかった。悪かったよ。」
主人公「それはいいんですけど……。」
主人公「本屋から紹介所に戻るまでの道って、ちゃんと舗装されてますよね? なんでそんなに葉っぱだらけになるんですか……?」
エヴラース「あー、多分、崖から森に下るルートを探した時に付いたのかもしれない。本屋からの帰り、そこで寄り道したからさ。」
主人公「なんで村の果てまで寄り道してるんですか!? まっすぐ帰ってくればいいのに……。」
エヴラース「あははっ。」
エヴラース「『面白そうな道があったら、通ってみる。獣道っぽくても通ってみよう!』が俺のモットーだからな!」
主人公「変わったモットーですね……。」
主人公「それより、エヴラースさん。その頭の葉っぱ、ひとまず取りませんか? 気になりすぎて……。」
主人公「1人でそれを取るのは大変でしょうし、手伝いますよ。あと、エヴラースさんさえよければ、俺も一緒に本を探します。」
エヴラース「おお、それは助かる! ありがとな、主人公。」
<時間経過>
エヴラース「よし、準備は万端! はやく本を探さないと。もう手に入ることもないだろうし……。」
主人公「そんなに貴重な本なんですか?」
エヴラース「ああ。『誰が為の追憶』の復刻版で、王国の有名作家陣の解説が付いてる限定ものだ。」
エヴラース「うちの王立図書館とセーヴリー大図書館が図書協定を結んだことを記念して、出版されたんだよ。」
主人公「『誰が為の追憶』って……。確か、エヴラースさん側からリトニエルさん側の図書館に寄贈した本ですよね?」
主人公「リトニエルさんはその本、読んでるじゃないかって思うんですけど……。」
エヴラース「ん? 装丁が新しくなって、しかも有名作家陣の解説が付いてたら、欲しくなるものだろ? 例え、内容が同じでも。」
主人公「そんなものなんですか?」
エヴラース「ああ、そんなものなんだよ。読書好きってやつは。多分だけど。」
主人公「な、なるほど……。で、その本を探していたと。」
エヴラース「ああ。」
主人公「えっと、崖から森に下るルートは探したって言ってましたよね。それ以外に心当たりはないんですか?」
エヴラース「ないな……。他にもいろんな場所を探したんだが……。」
主人公「うーん……。」
主人公「……あっ。紹介所の中は探しました?」
エヴラース「いや? だって俺は本屋から戻る途中で落として……、」
エヴラース「……あ、そういうことか。つまり主人公は、俺が紹介所に本を持ち帰っていた可能性があるって言いたいんだな。」
主人公「はい。もしかしたら、無意識に紹介所のどこかに置いたままにしているのかもしれませんし……。」
エヴラース「それはあるかもしれない。一回、紹介所に戻ろうか。」
主人公「そうですね。」
<紹介所・夕方>
エヴラース「ない!」
エヴラース「やっぱりない!」
主人公「困りましたね……。紹介所にもないとなると、もう心当たりが……、」
エヴラース「あー、俺は人として失格だ……。リトニエルに渡す本を失くすなんて……。」
本屋のお姉さん「あのー、お兄さん。」
エヴラース「ん?」
本屋のお姉さん「うちのお店で『誰が為の追憶』の復刻版を購入されましたよね?」
エヴラース「あなたは……、本屋のお姉さん。ええ、そうですけど……。俺、何かしました?」
本屋のお姉さん「よかった! はい、これ。」
エヴラース「え? 『誰が為の追憶』の復刻版? どうして……、」
本屋のお姉さん「お兄さん、お代だけ払って、本を受け取らないまま、走り去っちゃったんですよ。やっぱり、覚えてないんですか?」
エヴラース「……覚えてないです。」
主人公「なんだ、そういうことだったのか……。どうりで、どこを探しても見つからないわけだ。」
エヴラース「よ……、」
主人公&本屋のお姉さん「よ?」
エヴラース「よかったあああああ!」
エヴラース「もう見つからないかと思った……! 本当によかった。お姉さん、ありがとうございます!」
本屋のお姉さん「いえ。届けたかいがありました。」
エヴラース「これでリトニエルにサプライズプレゼントができる……!」
主人公「無事に見つかって俺も安心しました。」
エヴラース「ああ、主人公、いろいろとありがとな。」
エヴラース「リトニエル、この本を気に入ってくれたらいいけど。」
本屋のお姉さん「……えっと、お兄さん。よかったらその本、ラッピングしましょうか?」
エヴラース「え?」
本屋のお姉さん「どなたか、大事な方へのプレゼントのようなので……。」
エヴラース「大事な人……。そうですね。ラッピングしてもらえると、嬉しいです。」
本屋のお姉さん「わかりました。包装紙とリボンは何色にしましょう?」
エヴラース「うーん……。俺、そういうのを選ぶセンスないからな……。」
エヴラース「主人公は、わかるか?」
主人公「いえ、俺もよくわからないです……。」
エヴラース「だよなあ。17の女の子ってどんな感じのラッピングだと喜ぶんだ……?」
本屋のお姉さん「なるほど。お渡しする方は女性の方なんですね。好きなお色はわかりますか?」
エヴラース「好きな色……、」
エヴラース「あっ。確か、リトニエル……、彼女は赤色が好きだったような……。前にそんなことを手紙で読んだ記憶があります。」
本屋のお姉さん「赤色、ですね。わかりました。では赤色の包装紙に、金色のリボンでラッピングするのはいかがでしょう?」
エヴラース「いいですね、それでお願いします!」
本屋のお姉さん「かしこまりました。では、彼女さんへのプレゼント、気合を入れてお包みしてきますね。」
エヴラース「か、彼女?」
エヴラース「あ、いえ。そういう意味の彼女ではなくて……、」
「では、またすぐ戻りますので!」
エヴラース「あ、あの!」
エヴラース「……。」
主人公「えっと、エヴラースさん?」
エヴラース「彼女、か。」
主人公「本屋のお姉さん、リトニエルとエヴラースさんが付き合ってると勘違いしたみたいですね……。」
エヴラース「うーん……。」
主人公「えっと、エヴラースさん?」
エヴラース「なあ、主人公。」
主人公「は、はい。」
エヴラース「リトニエルにさ。『好き』って言われたんだけど。」
主人公「え!? いつですか!?」
エヴラース「式典のスピーチの前。あれは『みんなのことも好き』って意味に俺も含まれてるだけと思ってたんだが……、」
エヴラース「本当のところは、どうなんだろうな?」
主人公「いや、俺はそういうの疎くて……。」
主人公「あとでメルクに聞いたら、喜んで相談に乗ってくれると思いますよ。」
エヴラース「そっか。」
エヴラース「……難しいな、友達のままでいようとするのって。」
主人公「ん、何か言いました?」
エヴラース「いや……、」
エヴラース「なんでもないよ。今は、まだ。」
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