「夜明の統星」プレイヤード
「夜明の統星」プレイヤードの基本データ
出身 | 常夏の国 |
---|---|
年齢 | 28歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 水 |
成長タイプ | 晩成 |
武器 | 十字連弩 |
武器種別 | 弓矢 |
同時攻撃数 | 2体 |
攻撃段数 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,830 | 3,070 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
3,843 | 6,447 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
6,393 | 10,722 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
45 | 2.71 |
リーチ | タフネス |
150 | 49 |
DPS | 総合DPS |
2379 | 4758 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,956 | 7,912 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | - |
---|---|
追加日 | 2019.05.31 |
---|---|
6月新ユニット追加フェス2019 |
属性補正
炎属性
135%
水属性
100%
風属性
74%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
○紹介所(昼)
村のお兄さん「お届け物でーす! ここ、置いておきますねー!」
主人公「うわっ! こ、この箱の山は……!」
「それは私の荷物だ。」
主人公「その声はプレイヤードさん!」
プレイヤード「受け取ろう。」
主人公「プレイヤードさん!?」
プレイヤード「どうしたのかね、主人公殿。 私の顔に何かついているかな?」
主人公「ついてるってレベルじゃないですよ! 刻み込まれてますよ! 一体どうしたんですか、その顔!?」
プレイヤード「普段の顔だが。」
主人公「いつもそんなに空虚な笑顔でしたっけ!? 何か足取りもふらふらしてるし! 箱を開ける手も震えてるし!」
プレイヤード「ははは、何を言っているのだ主人公殿。 そういう君も、心なしか背が低くなったように見えるぞ?」
主人公「それは紹介所の机ですよ!?」
主人公「プレイヤードさん、疲れてるんですよ! 癒術士と他国の様子を視察するって任務があるのに町での仕事まで持ってくるから!」
主人公「ほら、もう今日は寝ましょう! 紹介所の休憩室、借りられますよ!」
プレイヤード「まだ昼ではないか。」
主人公「夜中も働いてる人が言っても全然説得力ないですからね!?」
プレイヤード「仮眠も取っているだろう。」
主人公「あれは机に突っ伏して気絶してるだけって言うんですよ! 早く大地に水平になって毛布をかぶってください!」
プレイヤード「その必要はない。 何のために、私がこれを王国まで届けさせたと思っているのかね。」
プレイヤード「これは、私が懇意にしている科学の国の研究者が元気の水と勇気の水を元に作り上げた、働く全ての人々に贈る究極のエナジードリンク……、」
プレイヤード「『エネルギン』だ!」
主人公「エネルギン……!?」
プレイヤード「これさえ飲めば、心身のあらゆる疲労が一時的に感じられなくなり、更に興奮作用により作業速度が500パーセント向上する。」
プレイヤード「これを継続的に摂取していれば、休憩を取る必要も睡眠を取る必要もなくなる! すなわち……、」
プレイヤード「永遠に仕事ができるのだ!」
主人公「没収ーっ!」
プレイヤード「何!?」
主人公「何で驚いてるんですか!」
主人公「ていうか、何でそんなに仕事してるんですか! 部下の人もいるんでしょ!?」
プレイヤード「部下に仕事を任せきりにはできん。 私ができる仕事は私がやるべきだ。」
プレイヤード「それに私には実績がある。 死に物狂いでアポを取りコネを作り、他国の最新医療を国に持ち込んだという実績が。」
プレイヤード「あの経験が今も活きていてね。 五徹程度なら慣れたものだ。」
主人公「負の遺産だ……。」
プレイヤード「それに仕事とは、休んだところで減りはしないのだよ。」
プレイヤード「誰かがやらなければ、その仕事は永遠に終わらない。 その繰り返しが、課題が山積しているという状況を作り出す。 ここで休んでいる暇はないのだ。」
プレイヤード「国の明日のため、市民の明日のため……、私は立ち止まってはいられない。」
主人公「プレイヤードさん……。」
主人公「いや、そういう問題じゃないですよ。 プレイヤードさんが寝なきゃいけないのはこのままだとプレイヤードさんが倒れちゃうからです。」
プレイヤード「何っ!?」
主人公「さあ、仕事は一旦やめて寝ましょうね! あそこにふかふかのベッドとふかふかの毛布が用意してありますからねっ!」
プレイヤード「し、しかし……、私にはまだやるべきことが!」
主人公「それは幻想です、プレイヤードさん! 今やるべきことは寝ることだけです!」
プレイヤード「何故だ、主人公殿! 何故私のワークライフバランスにここまで口出しするのかね!」
主人公「何でだと思いますか!」
プレイヤード「まさか……、」
主人公「俺にも、退けない理由があるんです。」
プレイヤード「私の部下に頼まれたのか……!」
主人公「その通りです!」
プレイヤード「や、奴ら……! 私を謀ったか!」
プレイヤード「ということは、このエネルギンの山は……、」
主人公「気づくのが遅すぎましたね。 それはただの体に優しいお茶です!」
プレイヤード「誰がここまで芸の細かい真似を!」
主人公「アイウォルツさんです。」
プレイヤード「あいつ!」
主人公「『全部飲むのすげー辛かった、帰ってきたら覚悟しろ』だそうです。」
プレイヤード「逆恨みではないか! というか全部飲んだのか!」
主人公「さあ、エナジードリンクもしばらく品切れです! これでもう逃げ場はベッドにしかありませんよ!」
主人公「リピートアフターミー! おやすみなさい!」
プレイヤード「ぐっ……!」
プレイヤード「否……屈するものか! まだ私は働ける!」
主人公「プレイヤードさん……!」
主人公「……ちゃんと休まないなら、視察任務への協力は打ち切ってもいいんですからね。」
プレイヤード「な……、」
主人公「俺だってプレイヤードさんと一緒に旅したいですけど、このままじゃプレイヤードさんが危険だっていうなら……っ!」
プレイヤード「ま、待ちたまえ、主人公殿!」
プレイヤード「……っ! お……、おやすみなさい……!」
主人公「ミッションコンプリート……!」
主人公「(さすがアイウォルツさんだ……。 『あいつのことは任せとけ』って自信満々だっただけのことはある! 何でそんなに自信満々だったかは謎だけど!)」
主人公「(プレイヤードさんもベッドに入ってくれた! でも心なしか背中が寂しそう! ううっ、さっきはひどいこと言っちゃってごめんなさい!)」
主人公「(でも、これで……)」
主人公「戦いは、終わった……。」
○画面暗転
「もう勉強はやめようよ。 寝る時はちゃんと寝ないとダメだって。」
「心配ないって……、ったく、聞き飽きたよ、そんなの! そう言えばいいって思ってるだろ。」
「その次は『国のため』『市民のため』だろ? そういうのを言い訳にしても無駄だからな。」
「俺にとっちゃ、国とか人とかより義兄さんの方が大切なんだからさ。」
○紹介所(夕方)
プレイヤード「……。」
主人公「プレイヤードさん……。」
プレイヤード「主人公殿?」
主人公「えっと……もう夕方ですよ。 プレイヤードさんが寝た次の日の。」
プレイヤード「……。」
プレイヤード「ああ、これはすまなかった。 君の言う通り、ずいぶん疲れがたまっていたようだ。 長い夢を見ていたよ。」
主人公「何の夢ですか?」
プレイヤード「昔の夢だ。 弟の……、」
主人公「弟さんがいるんですか?」
プレイヤード「ああ。」
プレイヤード「弟がいたんだよ。」
主人公「……。」
プレイヤード「少し顔を洗ってくる。 すぐ戻るから、待っていてくれたまえ。」
○屋外(夕方)
プレイヤード「(もういないんだ。 私の弟だったあの孤児(みなしご)は)」
プレイヤード「(私にできることと言えば、今のあの男が、かつて私の弟だったということを覚えておくことだけだ)」
プレイヤード「(そのことを知っているのは、最早この世に私しかいないのだから)」
プレイヤード「(あいつは、そんな必要はないと言うだろうが……)」
プレイヤード「……。」
プレイヤード「今のあいつには、もう私の存在など必要ないというのにな。」
プレイヤード「確か、紹介所の共用井戸はこの辺りだったか……。」
プレイヤード「……。」
○紹介所(夕方)
メルク「主人公さん、どうしたのですよ? 『プレイヤードさんおやすみ作戦』は見事成功したのではなかったのです?」
主人公「ああ。 でも……。」
主人公「プレイヤードさんがずっと仕事に打ち込んでたのって、ただ仕事が山積みだったからじゃないのかな、って。」
メルク「みゅ?」
主人公「……。 プレイヤードさん……、」
主人公「ベッドの中で、泣いてたからさ。」
○屋外(夕方)
プレイヤード「……私には無用だ。 涙の痕など。」
備考
関連ユニット
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レアリティ別 | |||||
★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 | |
属性別 | |||||
炎 | 水 | 風 | 光 | 闇 | |
武器種別 | |||||
斬撃 | 突撃 | 打撃 | 弓矢 | 魔法 | |
銃弾 | 回復 | ||||
出身別 | |||||
王国 | 妖精の国 | 機械の国 | 和の国 | 空の国 | |
西部の国 | エレキの国 | 魔法の国 | 恐竜の国 | 砂漠の国 | |
死者の国 | 少数民族の国 | 動物の国 | 常夏の国 | 植物の国 | |
科学の国 | お菓子の国 | 雪の国 | |||
コラボユニット |
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
235年まえ ID:fclzpjjwある意味弟を自分の手で消したんだもんな‥‥。お兄ちゃん…。
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
215年まえ ID:hd5wn6zx○紹介所(夕方)
メルク「主人公さん、どうしたのですよ? 『プレイヤードさんおやすみ作戦』は見事成功したのではなかったのです?」
主人公「ああ。 でも……。」
主人公「プレイヤードさんがずっと仕事に打ち込んでたのって、ただ仕事が山積みだったからじゃないのかな、って。」
メルク「みゅ?」
主人公「……。 プレイヤードさん……、」
主人公「ベッドの中で、泣いてたからさ。」
○屋外(夕方)
プレイヤード「……私には無用だ。 涙の痕など。」
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さすらいの癒術師さん
205年まえ ID:hd5wn6zx○屋外(夕方)
プレイヤード「(もういないんだ。 私の弟だったあの孤児(みなしご)は)」
プレイヤード「(私にできることと言えば、今のあの男が、かつて私の弟だったということを覚えておくことだけだ)」
プレイヤード「(そのことを知っているのは、最早この世に私しかいないのだから)」
プレイヤード「(あいつは、そんな必要はないと言うだろうが……)」
プレイヤード「……。」
プレイヤード「今のあいつには、もう私の存在など必要ないというのにな。」
プレイヤード「確か、紹介所の共用井戸はこの辺りだったか……。」
プレイヤード「……。」
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さすらいの癒術師さん
195年まえ ID:hd5wn6zx主人公「何の夢ですか?」
プレイヤード「昔の夢だ。 弟の……、」
主人公「弟さんがいるんですか?」
プレイヤード「ああ。」
プレイヤード「弟がいたんだよ。」
主人公「……。」
プレイヤード「少し顔を洗ってくる。 すぐ戻るから、待っていてくれたまえ。」
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さすらいの癒術師さん
185年まえ ID:hd5wn6zx○紹介所(夕方)
プレイヤード「……。」
主人公「プレイヤードさん……。」
プレイヤード「主人公殿?」
主人公「えっと……もう夕方ですよ。 プレイヤードさんが寝た次の日の。」
プレイヤード「……。」
プレイヤード「ああ、これはすまなかった。 君の言う通り、ずいぶん疲れがたまっていたようだ。 長い夢を見ていたよ。」
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さすらいの癒術師さん
175年まえ ID:hd5wn6zx○画面暗転
「もう勉強はやめようよ。 寝る時はちゃんと寝ないとダメだって。」
「心配ないって……、ったく、聞き飽きたよ、そんなの! そう言えばいいって思ってるだろ。」
「その次は『国のため』『市民のため』だろ? そういうのを言い訳にしても無駄だからな。」
「俺にとっちゃ、国とか人とかより義兄さんの方が大切なんだからさ。」
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さすらいの癒術師さん
165年まえ ID:hd5wn6zx主人公「ミッションコンプリート……!」
主人公「(さすがアイウォルツさんだ……。 『あいつのことは任せとけ』って自信満々だっただけのことはある! 何でそんなに自信満々だったかは謎だけど!)」
主人公「(プレイヤードさんもベッドに入ってくれた! でも心なしか背中が寂しそう! ううっ、さっきはひどいこと言っちゃってごめんなさい!)」
主人公「(でも、これで……)」
主人公「戦いは、終わった……。」
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さすらいの癒術師さん
155年まえ ID:hd5wn6zx主人公「プレイヤードさん……!」
主人公「……ちゃんと休まないなら、視察任務への協力は打ち切ってもいいんですからね。」
プレイヤード「な……、」
主人公「俺だってプレイヤードさんと一緒に旅したいですけど、このままじゃプレイヤードさんが危険だっていうなら……っ!」
プレイヤード「ま、待ちたまえ、主人公殿!」
プレイヤード「……っ! お……、おやすみなさい……!」