「夜闇に宿る光」レクサイマ
「夜闇に宿る光」レクサイマの基本データ
出身 | 死者の国 |
---|---|
年齢 | 19歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 光 |
成長タイプ | 晩成 |
武器 | 銃 |
武器種別 | 銃弾 |
同時攻撃数 | 1体 |
攻撃段数 | 3段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
2,030 | 2,730 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
4,263 | 5,733 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
7,038 | 9,483 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
7,419 | 10,002 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
51 | 1.89 |
リーチ | タフネス |
155 | 41 |
DPS | 総合DPS |
3033 | 3033 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
5,017 | 5,017 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
5,292 | 5,292 |
スキル1 | リストリクション「くくく、良い感じじゃ」 |
---|---|
8〜12%の確率で3〜10秒間、相手に移動不可状態と被ダメージ上昇状態を与える(最大20秒まで蓄積。残り時間に応じて被ダメージ最大10%アップ。残り時間はフィクセイトルーンの効果と合算)。 |
追加日 | 2019.08.07 |
---|---|
不死者の詩、たゆたう魂が紡ぎし奇蹟 |
属性補正
炎属性
89%
水属性
89%
風属性
89%
光属性
100%
闇属性
150%
モデル
ストーリー
<町中>
「~♪」
主人公「き、聞こえたか? 何か音がしたよな?」
メルク「みゅわわっ! 歌っているような鳴き声が、しっかりはっきり聞こえたのですよー!」
主人公「紹介所のお姉さんから、モンスターっぽい気配がしたから、様子を見てきて欲しいって言われたけど……、」
メルク「この様子だと、紹介所の中に、何かいるのは間違いないのですよ……。」
「~♪ ~♪」
主人公「まただ! 確実に近づいているぞ……。」
メルク「綺麗な鳴き声なのです……。いったい、どんなモンスターなのですよ?」
主人公「もしかしたら、今まで遭遇したことのない、モンスターかもしれないな。鳴き声がここまで人に似たモンスターも珍しいし……、」
「~♪ ~♪ ~♪」
主人公「って、これ……似ているとかじゃなくて、人の声じゃないか?」
メルク「なのですよ! ひょっとして、誰かがくつろいでいるのでは……、」
主人公「そういえば、前に紹介所のお姉さんが言ってたな……。紹介所でお酒を飲んで、そのまま寝ちゃう冒険家志望のおじいさんがいるって……。」
メルク「困ったおじいさんなのですよ……。」
主人公「……しょうがない。おじいさんが夢の世界で大冒険する前に、帰るように言ってあげるか。」
メルク「賛成なのです~! では、さっそく……、」
メルク「みゅみゅ? 白い靄が紹介所から出てきたのですよ!」
主人公「ちょ、これはなんだ!?」
<死者の国に似た景色>
メルク「……こ、ここはどこなのですよ!?」
主人公「さっきまで王国にいたはずだよな? だけど、この景色はどう見ても……、」
主人公&メルク「死者の国!」
「なんじゃい、けたたましい。」
主人公「人の声だ! た、助かった……。」
レクサイマ「ほう、珍しいのう。儚くたゆたう永遠の安らぎに包まれし寝台に、本質である霊魂を実体に宿す者が迷い込むとはな。」
メルク(寝台? 霊魂を実体に宿す……なのです?)
主人公「(何だか不思議な人だな……)」
主人公「ええっと、あなたは一体……。」
主人公「(どこかで会った気がするんだけど、気のせいかな……?)」
レクサイマ「我輩の名はレクサイマ。とうの昔に実体と決別し、今や魂が僅かに放つ波動を繋ぎ合わせた霞のような存在ぞい。」
主人公「霞って……。」
メルク「レクサイマさんは、私たちの前に、きちんと立っているのですよ?」
レクサイマ「くっくっく。どうやらおぬしらとは、波長が合うようじゃのう。まぁ、それはさて置き……。」
レクサイマ「どのようにして、この地に辿り着いたのかや? 安らぎに包まれし寝台に踏み入ってしまうと、還れなくなるやもしれんぞい?」
メルク「でも、ここは死者の国なのですよ? もしそうなら、絶対に帰れないということは……、」
レクサイマ「残念じゃが、真なる意味での死者の国ではない。」
レクサイマ「これは、おぬしらの心の引き出しにしまわれた記憶が、寝台より溢れた波動に結びつき、見覚えのある風景を構築しておるだけじゃよ。」
主人公「確かにちょっと違和感があるかも……。」
メルク「みゅー! ということは、私たちが今いる場所はどこなのです?」
レクサイマ「本来ここはおぬしたちのような、実体あるものが訪れる場所ではないのじゃよ。」
レクサイマ「なぜなら、我輩たちが今いる場所は神の御許であり、永久をもたらす安息なのじゃから。」
メルク「実体あるもの?」
主人公「永久をもたらす安息? ええっと、うーん……、」
主人公&メルク「(さっぱりわからない!)」
主人公「(レクサイマさんって、妙に浮世離れした雰囲気が漂っているけど何者なんだ? おじいさんみたいな喋り方も不思議だし……)」
メルク「(おじいさん? みゅみゅ! もしかして、レクサイマさんが紹介所のお姉さんが言っていた、冒険者志望のおじいさんなのでは……!)」
主人公「(そういえば、そんな話もあったな……)」
メルク「(きっと、この河原は死者の国に似た場所で……。お酒を飲んだレクサイマさんは、楽しい気分になっているのですよ~!)」
主人公「(うーん……王国で、こんな場所見たことないけど……)」
レクサイマ「ほう、何やら思うところがあるようじゃのう?」
メルク「あの、おうちはどこなのです? 迷子になっているなら、私たちと一緒に帰るのですよ~!」
レクサイマ「くくく、我輩の話は少々難解だったかや? わんこと暮らしていた頃も、よく首を傾げられたもんじゃ。しかしのう、我輩はもう還っておるよ?」
メルク「帰っているのです? ということは、ここがレクサイマさんの家なのですよ?」
レクサイマ「うむ、魂の棲家じゃ。」
メルク「みゅうう……。家にしては少し寂しい気がするのですよ……。」
主人公「あの、レクサイマさん……。何か事情があって、ここにいるんですか? もしそうじゃないなら俺たちと町に……、」
レクサイマ「くっくっく、メルクと主人公は、ほんに優しいのう。」
レクサイマ「おぬしらのその優しさが、『アドリスヌの軌跡』を成功に導いたのじゃろうな。」
メルク「みゅみゅっ!?」
主人公「……どうして『アドリスヌの軌跡』のことを!?」
主人公「(な、なぁ……メルク。俺たちは本当に、不思議な世界に迷い込んだのかもしれないぞ……)」
レクサイマ「『UNDEAD』の歌が奇縁を紡いだように、我輩の歌は合縁を紡いだようじゃのう。その結果、通常なら入れぬ領域におぬしらを導いたのやもしれぬ。」
主人公「(『UNDEAD』のことまで知ってるのか!?)」
メルク「(みゅううっ! だんだん不安になってきたのですよ……)」
主人公「レクサイマさん、ちょっといいですか?」
レクサイマ「なんじゃい、急に凛々しい顔をして。」
主人公「えっと、あの……帰るにはどうしたらいいんでしょう?」
メルク「立場がすっかり逆になってるのですよ……。」
主人公「面目ない……。」
レクサイマ「くっくっく、やはりおぬしらは面白いのう。我輩は、ずっとここから見ておったぞい。」
レクサイマ「そして、共に旅ができたなら、きっと楽しい日々になるであろうと、夢想を続けていたのじゃ。」
主人公「レクサイマさんが、俺たちと旅に?」
レクサイマ「とはいえ、我輩は安らぎに包まれし寝台を、魂の棲家とせし者。故に自由気ままに、ここを出て行くことは叶わぬのじゃ。」
主人公「つまり、レクサイマさんは旅がしたくてもできないってことですか?」
レクサイマ「うむ、概ねその理解で正しいぞい。」
メルク「私は主人公さんがいれば、好きなところに連れて行ってもらえるのですが、レクサイマさんは、そうではないのです……。」
レクサイマ「それもまた仕方のないこと。我輩は愛し子と満ち足りた時を過ごし、長く生きた。これ以上望むのも贅沢というものじゃ。」
主人公「でも、ちょっと残念そうですよ……。」
レクサイマ「我輩がかや?」
主人公「いや、その、すみません……。何となく、そんな気がして。」
レクサイマ「(ふむ、良い目をしておる。まるで、わんこと再会したような気分じゃわい)」
レクサイマ「(この者たちとなら、もしかしたら奇跡が起こせるやもしれんのう……)」
レクサイマ「(魂が僅かに放つ波動を繋ぎ合わせた存在である我輩が、実体を持つ者が住まう世界に降り立つという奇跡を……)」
主人公「……あの、レクサイマさん?」
レクサイマ「主人公、メルクよ。我輩は今から、おぬしらに歌を聞かせる。」
メルク「歌なのですよ?」
レクサイマ「そうじゃ。その歌に身を委ねれば、実体あるものがあるべき場所に還れるはずじゃ。」
主人公「それはありがたいんですけど……。レクサイマさんは、どうするんです?」
レクサイマ「尊く愛おしい煌めき持つ、おぬしたちと共に行こう。そのために、心をこめて歌わせてもらうぞい。」
レクサイマ「~♪」
メルク「……みゅみゅ? 紹介所の前で聞いた歌声なのですよ!」
主人公「あれはレクサイマさんの歌だったのか……!」
<紹介所>
主人公「う、ううん……。」
メルク「主人公さん、起きるのです!」
主人公「……メルク? あれ、ここって紹介所だよな?」
メルク「いつの間にか紹介所に戻っていたのですよ……。」
主人公「さっきのは一体何だったんだ? 夢のようで夢じゃないというか……、」
「ふむ、これは良いトマトじゃのう。」
主人公&メルク「……っ!」
レクサイマ「ふむ、やはり事物に備わる本来の性質を味わえるというのは良いのう。うむ、美味しい。」
メルク「レクサイマさんが、トマトジュースを飲んでいるのですよ!」
主人公「ということは……夢じゃなかったのか!」
レクサイマ「くっくっく、のう主人公にメルクや。仲良く、肩を並べて行こうぞ……。実体を失っても忘れられぬ思い出を作りにな♪」
備考
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