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「万象成る不貌」レルハルニー

最終更新日時 :
1人が閲覧中
作成者: ゲストユーザー
最終更新者: まーく

「万象成る不貌」レルハルニーの基本データ

出身魔法の国
年齢34歳
性別
レアリティ★5
属性
成長タイプ平均
武器流星変矢
武器種別弓矢
同時攻撃数4体
攻撃段数2段

初期体力初期攻撃力
2,0003,500
最大体力最大攻撃力
4,0007,000
覚醒体力覚醒攻撃力
6,10010,750
スキル進化体力スキル進化攻撃力
移動速度攻撃間隔
533.10
リーチタフネス
17039
DPS総合DPS
22589032
覚醒DPS覚醒総合DPS
3,46713,870
スキル進化DPSスキル進化総合DPS

スキル1-
追加日2019.09.21
ダイヤ限定★5&★4スカウトフェス2019.09.21

属性補正

炎属性

86%

水属性

86%

風属性

86%

光属性

100%

闇属性

170%


モデル


ストーリー

ネタバレ注意!

主人公「レルハルニーさん、これからよろしく……、あれ? おかしいな、もう来てるはずなんだけど……。」

主人公「……ん?」

主人公「これ、ぬいぐるみか。紹介所にこんなものあったっけ。」

主人公「……。」

???「……。」

主人公「……。」

???「……。」

主人公(じっと見てると、大人じゃないのに童心に帰ったような気がしてくる)

???「(主人公)クン、コンニチハ!」

主人公「こんにちは!」

主人公(ほら、今だってぬいぐるみの声が聞こえて……)

主人公「シャベッタアアア!?」

???「ウワーッ!」

主人公「あっ! ごめん、ついフルスイングで投げ……、」

主人公「いや、違う! ぬいぐるみは悲鳴を上げない! い、一体何がどうなってるんだ!?」

???「ははっ、すみません。ちょっと驚かせすぎてしまいましたね。」

主人公「えっ!?」

???「お初にお目にかかります、癒術士殿。私は……、いや、これでは少し堅苦しいですね。」

レルハルニー「僕はヴェヒター家当主、レルハルニー・ヴェヒター。」

主人公「レルハルニーさん!?」

レルハルニー「はい、そうです。これからどうぞよろしくお願いします!」

主人公「はい、よろしくお願いします!」

主人公「じゃなくて! い、今のは一体何だったんですか?」

レルハルニー「僕の魔法ですが……。」

主人公「いや、どうしてぬいぐるみになって俺を待っていたのかを聞きたいんですけど……。」

レルハルニー「自宅の子供部屋を見ていた時、ぬいぐるみって見ていると童心に帰れそうだからいいなぁ、と思いまして……。」

主人公「えーと、どちらかというと、そういう奇抜な自己紹介をした意図を聞きたいんですが……。」

レルハルニー「ウケを狙いました。」

主人公「ウケ狙いだったんですか!?」

レルハルニー「いい掴みでしょう? 我ながら、僕がどういう人間でどういう魔法使いかが分かりやすく伝わる登場だと思ってるんです。」

レルハルニー「僕、あまり公の場に顔を出さないもので。皆さんが僕のことを忘れていたら悲しいなと思って、こういうキャラで行こうと思ってるんですけど……。」

レルハルニー「うーん、主人公くんのリアクションを見る限り必要以上のサプライズになってしまいそうですね。」

主人公「そう思います。」

レルハルニー「僕、気に入ってたんですけど……。」

主人公「むしろ、そういう魔法のあいさつって魔法の国では日常的なんですか?」

レルハルニー「そんなことないですね。」

主人公「あ、はい。」

レルハルニー「こんなこと日常的にやられてたら毎日気が休まらないですよ!」

主人公「自分で言うんですか……?」

レルハルニー「僕だったら、目に見えるもの何もかもが疑わしくなって何も信じられなくなりますね!」

レルハルニー「まぁ、心配しないでください。僕もいい大人、それも家名を負った人間です。こんなことはたまにしかしませんよ。」

主人公「(たまにはするんだ)」

主人公「えっと、ヴェヒター家……でしたっけ。確か、魔法の国の『建国の御三家』の一つですよね。国で特別な役目を背負ってるっていう。」

レルハルニー「おや、ご存知でしたか。」

主人公「前に、魔法の国の人から聞いたことがあったんです。アプロシウス家の役目は、国を守ること。ベルクベルク家の役目は、国を発展させること。」

主人公「ヴェヒター家の役目は……、あれ? 何だったっけ。」

レルハルニー「さあ、何なんでしょうね。」

主人公「な、何ですか、その笑顔。」

レルハルニー「癒術士殿は答えにたどり着けるのかなぁ、と。」

主人公「教えてくれないんですか?」

レルハルニー「僕たちの家は少し特殊なんです。自分たちから外部に家の話をすることはあまりないもので。」

レルハルニー「主人公くんも、人の話を忘れたのではなく、まだ誰からも聞いていないのだと思いますよ。」

主人公「そんなに変わった家なんですか?」

レルハルニー「内緒です。」

主人公「……何かヒント、ありませんか?」

レルハルニー「秘密です。」

主人公「レルハルニーさん、何か一言!」

レルハルニー「ノーコメントです。」

主人公「こ、ここまで徹底的だと俄然気になってくる……!」

レルハルニー「お答えできず、申し訳ありませんね。」

主人公「あんまり申し訳なさそうじゃない顔に見えますけど……。」

レルハルニー「割とよくあることなので、返事も少しずつ事務的になっていくんですよね。」

主人公「あ、はい……。」

主人公「い、いや! ここまでじらされたら引き下がれない! レルハルニーさんをよく観察すれば、何かヒントが掴めるはず!」

レルハルニー「ははっ、どうぞお好きに。僕でよければ、いくらでも眺めてみてください。」

主人公「そ、それじゃあ! お言葉に甘えて!」

主人公「……。」

主人公「……!」

主人公「……ん?」

レルハルニー「おや、何か掴めましたか?」

主人公「あっ、その……。ヴェヒター家のこととは全然関係ないんですけど。」

主人公「レルハルニーさんって、誰かに似ているなって。」

レルハルニー「……。」

主人公「何か、顔とか目とか、どこかで見た気がするんです。うーん、誰だったっけ……?」

レルハルニー「アインレーラ教授ですか?」

主人公「あ、そうです! レルハルニーさんとアインレーラさんってちょっと似てますよね!」

主人公「……って、あれ? レルハルニーさん、もしかしてアインレーラさんと知り合いなんですか?」

レルハルニー「意外ですか?」

主人公「えっ、まあ……。一緒にいるところが想像しづらいというか。」

レルハルニー「そう考える気持ちも分かります。僕たち、気が合うようには見えないでしょうし。」

レルハルニー「……彼は優秀な魔道具使いですから魔術協会の依頼を受けることもあるんですよ。そういうときは、僕が『見て』いたりするんです。」

レルハルニー「彼はきっと、鬱陶しがっているんでしょうけどね。まぁ……僕も決して、楽しくなないですよ。」

主人公「は、はあ……。」

主人公「でも、ちょっと面白いですね。気が合わないのに見た目が似てるって。」

レルハルニー「……。」

レルハルニー(主人公)「僕が何になっても?」

主人公「……!」

レルハルニー(主人公)「……、」

レルハルニー「……なんてね。」

レルハルニー「今の、面白かったでしょう? こんなに似てないんですよ、僕と彼って。」

 ・・・

主人公「……うーん。」

紹介所のお姉さん「あら(主人公くん。どうしたの? 何か悩み事?」

主人公「さっき、レルハルニーさんと会ったんです。」

紹介所のお姉さん「どうだった?」

主人公「丁寧で、礼儀正しくて優しい人だなって思いました。」

紹介所のお姉さん「へえ、よかったじゃない!」

主人公「でも、自分のことはあんまり話してくれなかったなって。」

紹介所のお姉さん「え?」

主人公「俺、レルハルニーさんと話してたはずなんですけど……。俺はずっと、レルハルニーさんが演じてる誰かと話してたのかもなって、少しだけ思いました。」

紹介所のお姉さん「主人公くん……。」

主人公「……。」

主人公「……はっ! もしかして俺、レルハルニーさんにめちゃくちゃ気をつかわせてしまったのでは!?」

主人公「俺が最初にレルハルニーさんのボケを拾いきれなかったから、レルハルニーさんが俺に気をつかってボケとツッコミのいい距離感を保とうと……!」

紹介所のお姉さん「それは考えすぎじゃない!?」

紹介所のお姉さん「ていうか、そんなの今気にすることじゃないわ。初対面なんでしょ? これから打ち解ければいいじゃない。」

主人公「そうですかね……。」

紹介所のお姉さん「そうよ! 紹介所のお姉さんをやってる私の言うことを信じなさいって!」

主人公「お、お姉さん……! さすがは人材紹介のプロ!」

紹介所のお姉さん「どんとこいよ。じゃ、頑張ってね~!」

主人公「お姉さん、ありがとうございます!」


<場面転換:のどかな町中>

 

紹介所のお姉さん「……うーん。」

レルハルニー(紹介所のお姉さん)「主人公くんに気をつかわせちゃったみたいだな。しばらくは、気をつかわなくてもいいような無神経な変わり者でいるとするか。」


備考



※ ステータスの項目名でよくわからない場合は「ユニットページについて」を参照してください。
※ 画像やステータスなど掲載の無い場合は情報提供してくださると助かります。ストーリーはネタバレ配慮のため、コメント欄へ直接書き込まず返信から投稿してください。


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コメント (「万象成る不貌」レルハルニー)
  • 総コメント数18
  • 最終投稿日時 2023年04月21日 13:45
    • さすらいの癒術士さん
    18
    2023年04月21日 13:45 ID:ocimfz66

    覚醒体力と覚醒攻撃力の値が逆だよ

    • さすらいの癒術師さん
    17
    2020年05月07日 17:18 ID:muob942w

    >>16

    アナグラムというか、ドイツ語wachen(見張る)と英語watchは同根語で、「番人・守衛」という意味自体が「見張る人」から派生しています。

    • さすらいの癒術師さん
    16
    2019年12月10日 14:51 ID:qtcixp4u

    ヴェヒターってドイツ語由来でWächterって書くけど、本来の意味の番人・守衛に加えてアナグラムのWatcherから観察者的なポジションをつけたのかな

    • 修正
    15
    2019年09月25日 21:12 ID:eitb8fyg

    >>1

    -----------

    レルハルニーさんの一人称の変換ミスがありました

    (誤)レルハルニー:ボクはヴェヒター家当主、レルハルニー・ヴェヒター。

    (正)レルハルニー:僕はヴェヒター家当主、レルハルニー・ヴェヒター。

    • さすらいの癒術師さん
    14
    2019年09月23日 16:49 ID:eitb8fyg

    >>1

    <場面転換:のどかな町中>

     

    紹介所のお姉さん:……うーん。

    レルハルニー(紹介所のお姉さん):(主人公)くんに気をつかわせちゃったみたいだな。しばらくは、気をつかわなくてもいいような無神経な変わり者でいるとするか。

    • さすらいの癒術師さん
    13
    2019年09月23日 16:49 ID:eitb8fyg

    >>1

    紹介所のお姉さん:ていうか、そんなの今気にすることじゃないわ。初対面なんでしょ? これから打ち解ければいいじゃない。

    主人公:そうですかね……。

    紹介所のお姉さん:そうよ! 紹介所のお姉さんをやってる私の言うことを信じなさいって!

    主人公:お、お姉さん……! さすがは人材紹介のプロ!

    紹介所のお姉さん:どんとこいよ。じゃ、頑張ってね~!(退場)

    主人公:お姉さん、ありがとうございます!

    • さすらいの癒術師さん
    12
    2019年09月23日 16:48 ID:eitb8fyg

    >>1

    主人公:俺、レルハルニーさんと話してたはずなんですけど……。俺はずっと、レルハルニーさんが演じてる誰かと話してたのかもなって、少しだけ思いました。

    紹介所のお姉さん:(主人公)くん……。

    主人公:……。

    主人公:……はっ! もしかして俺、レルハルニーさんにめちゃくちゃ気をつかわせてしまったのでは!?

    主人公:俺が最初にレルハルニーさんのボケを拾いきれなかったから、レルハルニーさんが俺に気をつかってボケとツッコミのいい距離感を保とうと……!

    紹介所のお姉さん:それは考えすぎじゃない!?

    • さすらいの癒術師さん
    11
    2019年09月23日 16:48 ID:eitb8fyg

    >>1

    レルハルニー(主人公):……、

    レルハルニー:……なんてね。

    レルハルニー:今の、面白かったでしょう? こんなに似てないんですよ、僕と彼って。

     ・・・

    主人公:……うーん。

    紹介所のお姉さん:あら、(主人公)くん。どうしたの? 何か悩み事?

    主人公:さっき、レルハルニーさんと会ったんです。

    紹介所のお姉さん:どうだった?

    主人公:丁寧で、礼儀正しくて優しい人だなって思いました。

    紹介所のお姉さん:へえ、よかったじゃない!

    主人公:でも、自分のことはあんまり話してくれなかったなって。

    紹介所のお姉さん:え?

    • さすらいの癒術師さん
    10
    2019年09月23日 16:47 ID:eitb8fyg

    >>1

    主人公:えっ、まあ……。一緒にいるところが想像しづらいというか。

    レルハルニー:そう考える気持ちも分かります。僕たち、気が合うようには見えないでしょうし。

    レルハルニー:……彼は優秀な魔道具使いですから魔術協会の依頼を受けることもあるんですよ。そういうときは、僕が『見て』いたりするんです。

    レルハルニー:彼はきっと、鬱陶しがっているんでしょうけどね。まぁ……僕も決して、楽しくなないですよ。

    主人公:は、はあ……。

    主人公:でも、ちょっと面白いですね。気が合わないのに見た目が似てるって。

    レルハルニー:……。

    レルハルニー(主人公):僕が何になっても?

    主人公:……!

    • さすらいの癒術師さん
    9
    2019年09月23日 16:47 ID:eitb8fyg

    >>1

    主人公:……。

    主人公:……!

    主人公:……ん?

    レルハルニー:おや、何か掴めましたか?

    主人公:あっ、その……。ヴェヒター家のこととは全然関係ないんですけど。

    主人公:レルハルニーさんって、誰かに似ているなって。

    レルハルニー:……。

    主人公:何か、顔とか目とか、どこかで見た気がするんです。うーん、誰だったっけ……?

    レルハルニー:アインレーラ教授ですか?

    主人公:あ、そうです! レルハルニーさんとアインレーラさんってちょっと似てますよね!

    主人公:……って、あれ? レルハルニーさん、もしかしてアインレーラさんと知り合いなんですか?

    レルハルニー:意外ですか?

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