「天啓の理香師」アルダーシェ
「天啓の理香師」アルダーシェの基本データ
出身 | 空の国 |
---|---|
年齢 | 23歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 水 |
成長タイプ | 平均 |
武器 | 爆弾 |
武器種別 | 銃弾 |
同時攻撃数 | 3体 |
攻撃段数 | - |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,980 | 2,480 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
3,960 | 4,960 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
6,435 | 8,110 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
- | - |
移動速度 | 攻撃間隔 |
61 | 2.61 |
リーチ | タフネス |
105 | 34 |
DPS | 総合DPS |
1900 | 5701 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,107 | 9,322 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
- | - |
進化 | - |
---|---|
- |
スキル1 | - |
---|---|
- |
スキル2 | - |
---|---|
- |
追加日 | 2019.10.01 |
---|---|
10月新ユニット追加フェス2019 |
入手方法 | - |
---|---|
- |
属性補正
炎属性
140%
水属性
100%
風属性
71%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
<町中>
アルダーシェ「さぁさぁ、そこのお姉さま。こちらの新作の香水はいかがです?」
アルダーシェ「早朝のバラ園を思わせる清らかなダーマローズの香りが、貴女の魅力を引き立ててくれますの。」
町のお姉さん「まぁ……! 本当に素敵な香り。この香りをつけただけで絶世の美女になれた気分! いただくわ!」
アルダーシェ「ちょっとそこの、おヒゲが素敵な旦那さん! 少しお話を聞いてくれませんか?」
パン屋のおやじ「悪いな! 俺はパン屋なんでね。食べ物を扱ってるから香水なんて付けられねぇんだ。」
アルダーシェ「なるほど。お仕事柄、香水はつける機会はないかと思いますが……、それでしたら、こちらをどうぞ。」
パン屋のおやじ「なんだこの瓶は?」
アルダーシェ「こちらは数種類のドライハーブとハーブオイルを詰めたハーブポットです。」
アルダーシェ「身にまとう香りではなく、香りを嗅いで癒しを得るために作ったものですの。」
アルダーシェ「仕事の合間、癒しのひと時に香りを楽しんでみてはいかがでしょうか?」
パン屋のおやじ「おお、これはいい匂いだ。香りを嗅ぐだけで、まるで森林にいるようなそんな気分にさせてくれる……。」
アルダーシェ「むふふ……! 毎度、ありがとうございます。」
<紹介所>
メルク「みんなアルダーシェさんが作った香りにうっとりしていたのですよ。」
主人公「香水をつけない人に向けた商品もあるんですね。びっくりしました。」
アルダーシェ「むふふ! ありがとう。ボクは誰にとっても香りを楽しんでもらうことを目標にしているからね。」
アルダーシェ「まだまだ、香りの使用用途も研究していかなきゃいけないと思っているの。もちろん、肝心の『いい香り』についてもね。」
主人公「いい香りを作るだけじゃ、ダメなんですね。」
主人公「そっか、使い方も考えて作るのか。……香りを作るって、なんだか難しそうだな。」
アルダーシェ「むふふ……! そうなの。ボクが空の国の店を譲った調香師がいるんだけど、彼よりずっと話が早いわ。」
メルク「ですが、アルダーシェさんがお店を譲ったということは優秀な調香師さんなのですよ?」
アルダーシェ「まぁね……ただ、腕は一級だけどいかんせん抜けたところがあるの。」
アルダーシェ「おまけにネーミングセンスもないから、生み出した香水に奇天烈な名前を付ける。」
アルダーシェ「発想も斜め上なもので、誰もが好きになる香りというコンセプトで、食べ物の匂いの香りを作ったり……少しズレてるの。」
主人公「聞いてるだけで心配になってきました……。」
メルク「なのですよ……。」
アルダーシェ「むふふ! ボクもとっても心配している。」
アルダーシェ「ま! 新しい物を生み出したいのなら、規定の概念やお作法の範囲にとどまっていたら生み出すことはできないと思うの。」
アルダーシェ「地上に唯一無二の香りを作ることができるとしたら、あの子のような奇天烈さが必要なのかもしれない、とは思っているの。」
主人公「なんだかんだ言って、お店を譲っただけあってその人のこと、とっても期待しているんですね。」
アルダーシェ「とか言って、作れないかもしれないけどね。むふふふ……!」
主人公「それ、笑えませんよ……。」
アルダーシェ「さて、新作の香りも無事完売したわ。旅の出発を待たせしてしまって、申し訳ないの。」
アルダーシェ「さっそく今日から君たちの旅に同行させてもらうわ、あらためて、よろしく頼むわね。」
主人公「あ、はい。こちらこそお願いします!」
メルク「よろしくなのですよ!」
アルダーシェ「君たちは世界各国どんな辺境の地へも、崖の上も……モンスターの腹の中にも突き進んでいくと、紹介所のお姉さまから話を伺ってね。」
アルダーシェ「ボクもそんな旅をしたいと思っていたから、君たちの旅の仲間に加わることができて光栄なの。」
主人公「紹介所のお姉さんは、俺たちのことを、何だと思って紹介してるんだ……。」
メルク「でも間違いでもないのですよ。」
主人公「その話を聞いて、俺たちと旅をしたいって思ったってことはアルダーシェさんは、色んな所に行きたいんですね?」
アルダーシェ「そうなの! ボクはまだ発見されていない素材で、新たな香りを作り出したいの。」
アルダーシェ「それに、地上にはたくさんの国とそれぞれの文化がある。その国の人たちにぴったりの香りを作ってみたいの。」
メルク「なるほどなのです~! 確かに国によって食べ物の好みが変わるように、好みの香りとかもありそうなのですよ。」
アルダーシェ「メルクちゃん、鋭いね。まずは、動物の国の猫族の子のための香りを作りたいの。」
メルク「猫族さんのなのです?」
アルダーシェ「うん、ボクにこの翼を贈ってくれたんだ。そのお礼にね、ボクはその子に香りを贈りたいの。」
主人公「……その背中の羽は、地上に来てからもらった物だったんですね。」
アルダーシェ「病気で翼を失って、空の国を追い出されたんだ。地上に来たばかりのころに、出会った猫族の子が、話を聞いてなくなった翼の代わりにと作ってくれたの。」
主人公「そうだったんですね……。」
メルク「……翼をなくしてしまうと、空の国を出ていかないといけないのですよ?」
アルダーシェ「そうなんだ、それが空の国の決まりなの。」
アルダーシェ「ふたりが悲しむ必要はないよ。だってボクはこんなに可愛い翼を作ってもらったから、何も悲しいことなんてないの。」
主人公「……。」
アルダーシェ「どうしたの、主人公ちゃん。」
主人公「あ、いや……。アルダーシェさんって、すごい大変な思いをしてきたはずなのに、明るくてパワフルですごいなって思って。」
アルダーシェ「病気になる前から、空の国で信じられていることなんて、ボクにはなんの根拠もない話だと思っていたからね。」
アルダーシェ「それどころか、翼を失ったことで家族に反対されていた地上へ来ることができてラッキーだと思ったの。」
アルダーシェ「翼をなくして、空は飛べなくなったけど、前よりずっとボクは自由になった気分だよ。むふふふ……!」
主人公「……聞いたことがあります。空の国では、翼を持たない人に触れたら翼が落ちるって信じられているんですよね。」
アルダーシェ「まったく不思議な話なの。どうして会ったこともない神様の話を信じて、地上の人たちのことを勝手に決めつけられるのか。」
アルダーシェ「実際に、自分の目で地上の人たちがどんな人なのか、確かめればいいのに。それもせずに、神様の教えを信じているの。」
メルク「みゅうー……、生まれた時から、教えられてきたことに疑問を持つのはむずかしいことのように思うのですよ。」
メルク「主人公さんも昔、暗くなっても家に帰らないとどこからともなく現れたモンスターが、お家のおやつを全部食べるというお話を聞いて、怖がっていたのです!」
主人公「あー、あれか。……しょ、しょうがないだろ! 大人がみんな口をそろえて言うんだから、俺以外の子供もみんな信じてたぞ!」
主人公「今思うと、暗くなるまで遊んでいたら危ないから、日が落ちる前に家に帰るようにって、大人たちが作った作り話だったんだと思うんだけど。」
主人公「……そっか。でも、周りが信じてることでもアルダーシェさんは、疑問に思ったんですよね。」
アルダーシェ「むふふ……! かわいいね、主人公ちゃん。」
アルダーシェ「でも今は、ちょっとだけ神様を信じてもいいかなって思えるようになったの。」
アルダーシェ「だって空の国に生まれ、翼を失って追い出された……。この二つの経験がなければ、ボクは地上の人との出会いにこれほど感動することはなかっただろうから。」
アルダーシェ「ボクができることは、この広い地上でいろんな人に会って、理解して……、みんなが幸せになれるような香りを作る。」
アルダーシェ「それが神様からのメッセージかもと思ってるの。」
主人公「きっと、アルダーシェさんならできると思います!」
メルク「私もそう思うのですよ!」
アルダーシェ「むふふ……! ありがとう、主人公ちゃん、メルクちゃん。」
備考
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