「絆飾なる従者」オーウェン
「絆飾なる従者」オーウェンの基本データ
出身 | 死者の国 |
---|---|
年齢 | 15歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 炎 |
成長タイプ | 平均 |
武器 | 十字弓 |
武器種別 | 弓矢 |
同時攻撃数 | 1体 |
攻撃段数 | - |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,750 | 3,310 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
3,500 | 6,620 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
5,675 | 10,820 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
- | - |
移動速度 | 攻撃間隔 |
57 | 2.17 |
リーチ | タフネス |
150 | 49 |
DPS | 総合DPS |
3051 | 3051 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
4,986 | 4,986 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
- | - |
進化 | 進化後ユニット |
---|---|
進化前:「格子盤の従者」オーウェン |
スキル1 | - |
---|---|
- |
スキル2 | - |
---|---|
- |
追加日 | 2019.11.13 |
---|---|
11月進化開放2019 |
入手方法 | - |
---|---|
- |
属性補正
炎属性
100%
水属性
71%
風属性
140%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
<紹介所>
オーウェン「ふたりとも、暇をもらって悪かったな。」
メルク「オーウェンさん、お帰りなさいなのですよ!」
主人公「お帰り! 死者の国に帰ってたんだよな。どうだった、楽しかったか?」
オーウェン「ああ、充実した休みになった。そうだ、ふたりに土産があるんだ。」
オーウェン「主人公にはクッキーとマフィン、メルクには死者の国の土産物屋で買った指輪だ。」
主人公「メルクが好きなものだ……。相変わらずオーウェンは気が利くよな、ありがとう。」
メルク「ありがとうなのですよー! とっても、綺麗なのです。」
メルク「みゅみゅ? オーウェンさん、その手のブローチは……?」
オーウェン「……。」
主人公「オーウェン? どうしたんだ、嬉しそうだな。死者の国で、なにかいいことでもあったのか?」
オーウェン「……よかったら、俺の土産話も聞いてもらえないか?」
主人公「本当か? 実は、俺たちも聞きたいと思ってたんだ。な、メルク?」
メルク「そうなのですよ! オーウェンさんの嬉しそうな顔を見ていたら、ますます聞きたくなったのです!」
オーウェン「感謝する。今回の暇を貰ったのは、マスターにお伝えしたいことがあったからだ。」
主人公「オーウェンってさ、いつも帰国したらミスティカさんのところに行ってるんだろう?」
主人公「あらたまって伝えたいことなんてさ、どうしたんだ?」
オーウェン「実は、ずっと考えても言えないことがあった。俺が旅に出るきっかけを与えてくれたのは、マスターの勧めがあったからだ。」
オーウェン「最初、旅に出てみるように言われた時は悩んだんだ。従者である俺が、主の側を離れてしまっていいのかと思っていたからな。」
オーウェン「旅を始めたばかりの頃も、主人公たちとの旅は楽しいと思ったが、従者としてこれでいいのかと、疑問は消えなかった。」
主人公「……そんなこと、考えてたのか。俺、ずっと気づかなかった。」
オーウェン「……でも、お前たちと旅を続けて分かったことがあった。……だから、あの頃伝えられなかった気持ちをマスターにお伝えしようと思ったんだ。」
<回想 - ミスティカの邸宅>
オーウェン「異国の地で手に入れました、お茶とお菓子がございます。お時間がよろしければ、ご用意いたしますがいかがでしょうか?」
ミスティカ「くすくす……、今日はもう急ぎの予定はないの。ぜひ、いただくわ。あら、とっても綺麗な緑ね……美しいお茶。」
オーウェン「こちらは和の国のお茶でございます。お茶菓子は同じく和の国で親しまれている、お饅頭でございます。」
ミスティカ「オーウェン、あなたも一緒にどうかしら? せっかくだから、旅のお話でも聞かせてちょうだい?」
ローレン「おい、ミスティカ! このローレンさまの呼び出しすっぽかしてんじゃねーぞ!」
ミスティカ「……あらあら、騒がしいのが来たわね。」
ローレン「あぁ!?」
ミスティカ「ローレン、あなたからの呼び出しは日程を調整してと返事をしたはずよ?」
ミスティカ「くすくすくす。ノックもせず部屋に入るなんて、恥ずかしい人。」
ローレン「だぁー! うるせーな!」
オーウェン「ローレンさま、落ち着いてください。マスターにご用件がありましたら、一度私が日程を調整させて……、」
ローレン「なんだ? オマエ帰ってきてたのか。マノロが言ってたぞ、チェスの対戦相手がいなくて退屈だってな、ハハッ!」
オーウェン「……、マノロの元へは、後ほど挨拶に伺う予定です。」
ローレン「ふーん、オマエが帰ってきてたのか。……じゃあ、今度にしといてやるよ、邪魔したな。」
オーウェン「……ローレンさまは、相変わらずですね。しかし、今回はずいぶんあっさり帰っていきましたね……、」
ミスティカ「くすくすくす。彼女でも空気を読むことがあるのね、驚いた。」
ミスティカ「それよりも、和の国のお茶が冷めないうちに頂くとしましょう?」
オーウェン「はい。それでは、マスターのお言葉に甘えてご一緒させていただきます。」
ミスティカ「……うん、とってもおいしいわ。お茶の苦みが、甘いお饅頭に合うわね。」
オーウェン「マスターのお口に合ってよかったです。安心いたしました。」
ミスティカ「くすくす……。オーウェンはもう私の食の好みなど、充分知っているじゃない。」
ミスティカ「あなたが用意したもので、私の好みに合わなかったことなんてないわ。」
オーウェン「勿体なきお言葉、ありがとうございます。」
オーウェン「……マスター、あの……、実は少し、お話したいことがあります。」
ミスティカ「くすくすくす。あらたまってどうしたのかしら?」
オーウェン「実は……、マスターから旅に出ることを勧められた時、私にはその意図がわかりませんでした。」
オーウェン「それどころか、……納得できていませんでした。私は従者で、マスターのおそばにいなければお仕えすることができません。」
オーウェン「それなのに……、なぜ私に旅に出るように勧めたのだろうと、疑問でした。」
ミスティカ「なぜ、オーウェンは、その時に私に聞かなかったのかしら?」
オーウェン「……主の命令は、従者にとって絶対です。異を唱えるようなことはしたくありませんでした。」
オーウェン「……なによりも、お仕えしているマスターの真意を従者として理解することができない己の未熟さを恥ずかしく思い、聞くことができませんでした。」
ミスティカ「くすくす。今は違うのかしら?」
オーウェン「……。……はい。旅に出たおかげで、私は少し変わったように思います。」
オーウェン「いろんな人との出会いや、知らない世界を見ることで、私は自分の未熟さをあらためて知りました。」
オーウェン「そして、未熟であることは恥ずかしいことではない。……そう感じることができました。」
オーウェン「……マスターは、そのことを私に気づかせるために旅に送り出したのですか?」
ミスティカ「オーウェン、あなたはとても気が利いて頭もいい。なんでも察して、先回りして動ける私のとっても優秀な従者だと思っているわ。」
ミスティカ「でも、その分どこかわからないことがあっても、わからないと言えないところがあった。」
ミスティカ「くすくす……。人より優秀だからかしら?」
ミスティカ「『わからないこと』が少ないせいでオーウェンは必要以上に『わからない』ことを怖いと感じていたのかもしれないわね。」
オーウェン「……マスターは、ずっと気づいていたんですね。」
ミスティカ「旅は人を成長させる、とはよく言うけれどどうやら、その言葉は真実だったということね。」
オーウェン「……はい。」
<紹介所>
オーウェン「……ずっと抱えていたものを、すべてマスターにお話しできた。」
オーウェン「その時に、マスターからいただいたのが……、」
メルク「そのブローチなのですよ?」
オーウェン「……ああ。はじめて、マスターから身に着けるものをいただいた。」
メルク「嬉しそうなオーウェンさんを見ていたら、なんだか私たちも嬉しいのです!」
主人公「その……、」
オーウェン「主人公?」
主人公「いや、俺もオーウェンがお嬢様に認めてもらえたのは嬉しいんだけどさ……、」
主人公「えっとさ、ほら、本当は旅に出る気なかった……、って、言ってただろ。今は、旅をするのはどう思ってるんだ?」
オーウェン「俺はまだ、成長しなければならないと思っている。そのためにも、これからも旅を続けていきたい。」
オーウェン「お側にいて、身の回りのお世話をしてお仕えすることも、従者として大事だと思う。」
オーウェン「でも、今より成長してマスターの力になることも従者の役割だ。だからマスターのために、この旅を続けて成長しようと思う。」
主人公「……よかった! オーウェンには何から何まで甘えちゃってるからさ、ちょっと心配で……。」
メルク「主人公さんは、オーウェンさんのおかげで、忘れ物も朝寝坊もしなくなったのですよ?」
主人公「ははは……。と、とにかく! オーウェンにも、一緒に旅してよかったって思ってもらえるならいいんだ。」
主人公「これからもよろしくな!」
オーウェン「これからもよろしく。」
オーウェン(マスター、アントール家当主の令嬢であるあなたの、もっと力になれるように……、私はまだ、旅を続けます)
備考
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