「哀涙の華劇者」リィーベ
「哀涙の華劇者」リィーベの基本データ
出身 | 植物の国 |
---|---|
年齢 | 19歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 光 |
成長タイプ | 平均 |
武器 | 二連銃 |
武器種別 | 銃弾 |
同時攻撃数 | 2体 |
攻撃段数 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
2,120 | 2,720 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
4,240 | 5,440 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
6,865 | 8,890 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
51 | 2.18 |
リーチ | タフネス |
120 | 37 |
DPS | 総合DPS |
2495 | 4991 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
4,078 | 8,156 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | - |
---|---|
追加日 | 2020.04.30 |
---|---|
5月新ユニット追加フェス2020 |
属性補正
炎属性
90%
水属性
90%
風属性
90%
光属性
100%
闇属性
140%
モデル
ストーリー
主人公「……。」
リィーベ「楽しかったぁぁぁ! うーん、満足、満足ぅー!」
メルク「すごい量なのですよ……。」
リィーベ「そう? 私買い物行ったら、毎回このくらいは買うわよ。」
リィーベ「帽子を4つ、パンプスを3足……、ブローチ3つにコサージュ5つ。」
リィーベ「……あぁぁっ!?」
メルク「みゅ!? どうしたのですよ?」
リィーベ「忘れてたぁ~、新しい旅行用のバッグがほしかったの!」
リィーベ「今から……って、ちょっと主人公、何へばってるの?」
主人公「え……?」
リィーベ「今から戻って買いに行くわよ!」
メルク「ちょ、ちょっと待つのですよ! リィーベさんはもうバッグを持っているのですよ。」
メルク「ピンクで可愛いですし、まだ綺麗で新しいように見えるのです。」
主人公(メ、メルクが……、必死に俺を庇ってくれてる)
メルク(まかせるのですよ主人公さん。主人公さんのことは私が助けるのです!)
リィーベ「もう、メルクって分かってないわね。今使ってるバッグは3泊4日の小旅行用なの。」
リィーベ「あんた達と旅をするのに、こんな小さなバッグで足りるわけないじゃない。」
メルク「たしかに、リィーベさんのお洋服の量を見たらとてもじゃないけど足りなさそうなのですよ。」
リィーベ「でしょう? それにいろんな国を回るなら、その国のお洋服とかアクセサリーも欲しくなるしね。」
リィーベ「あ! あとこれ……。」
メルク「これは、さっき買っていたブローチなのです?」
リィーベ「そ! ひとつメルクにあげるわ。どっちがいい?」
メルク「リ、リィーベさん……!」
リィーベ「メルクってキラキラしてるもの好きでしょ?」
メルク「そうなのですよ、どうしてわかったのです?」
リィーベ「ふふふ~、わかるわよそのくらい。私ってよぉーく人のこと見てるの。」
リィーベ「メルクが私の買い物中に、何に目を輝かせてたかなんて、すぐわかったわ。」
リィーベ「はい、どーぞ!」
メルク「リィーベさん……、優しいのですよ。」
リィーベ「当たり前じゃない、私は心を入れ替えたの!」
リィーベ「もう前みたいに、わがまま言って人を困らせたり振り回したり、そんな幼稚なことしたりしないわ!」
リィーベ「ちゃんと人に気遣いもできる、大人になったの! ふふふふ……!」
メルク&主人公「……。」
主人公(それってつまり……)
メルク(リィーベさんはきっと、主人公さんを振り回しているつもりなんてないのですよ)
メルク(もしかしたら、私たちに気を遣って今までよりも我慢してくれているかもしれないのです)
主人公(な、なるほど……?)
リィーベ「じぃー。」
リィーベ「ねえ、さっきからなんなのよあんた達。ふたりでこそこそ内緒話してるわけ?」
主人公「え!? いや、えっとですね……。」
メルク「みゅ~……。主人公さん、ここはちゃんとリィーベさんに話した方がいいのですよ。」
主人公「え……?」
メルク「私たちは、これから一緒に旅をする仲間なのです!」
<時間経過>
リィーベ「はぁぁぁ~?」
リィーベ「主人公ってば、今日の買い物でめちゃくちゃ疲れてるの?」
主人公「は、はい……。」
メルク「腕は荷物をもって筋肉痛なのです。主人公さんは、体力がそんなに無いのですよ。」
リィーベ「……そ、そうなの。」
リィーベ「なんか、ごめん……なさい。」
主人公「あ、いえ! ……俺が、普通に疲れたって言えばよかっただけなんで。」
リィーベ「……そうよね。」
リィーベ「主人公が悪いわよね? はっきり言いなさいよ!」
リィーベ「……って、前の私だったら言ってたわ。」
リィーベ「ほんっっとにごめん。反省した。よし、反省したから主人公の肩でも揉むわ。」
主人公「え、気遣いの方向性がなんか違う!?」
主人公「いや、それはいいです!」
リィーベ「そうなの? 役者は先輩とか演出家の肩もみしたり、お茶くみしたり荷物持ちしたりしてるわよ?」
主人公「な、なるほど……。でも俺は、リィーベさんの先輩でもないですし、演出家さんでもない、一緒に旅をする仲間ですから!」
リィーベ「ふぅ〜ん。そういうものなのね。」
主人公「はい、だから大丈夫です。買い物はまた、明日行きましょう。」
主人公「今日はもう行けそうもないんですけど、明日なら大丈夫なんで!」
リィーベ「そう? ありがとう、主人公。じゃあ明日バッグ買いに行きましょう!」
主人公「はい……!」
リィーベ「ふふふ……。メルク、ありがと。」
メルク「みゅ?」
リィーベ「さっき言ってくれたじゃない、『一緒に旅をする仲間』だって、私のこと。嬉しかった。」
メルク「リィーベさん……。」
リィーベ「ほら、私って女優やってるでしょ? 周りはみんなライバルだったから、友達とか仲間と仲良くってあんまり経験なくて。」
リィーベ「パティエ以外の人と出かけたり、遊んだりとかろくにしてこなかったのよね。だからちょっと、今日の買い物は新鮮で……。」
リィーベ「ちょっとテンション上がって、楽しみすぎちゃったかも、ごめんね?」
メルク「そうだったのですよ。リィーベさんと、遊んだりお買い物するのはとっても楽しかったのです!」
主人公「俺も、楽しかったです。……体力が、続かなかっただけで……。」
リィーベ「ふふふ……!」
リィーベ「ありがとう。私も主人公と、一緒だとけっこう楽しい。」
リィーベ「これからも、私が困らせたりしたら教えてほしい。」
リィーベ「私が旅をするのも、パティエに修行してこーいって言われてるからなの。」
リィーベ「だから、遠慮しないで言ってね!」
主人公「パティエさんは、たしかリィーベさんのマネージャーさんでしたよね?」
リィーベ「そうよ。彼女は優しいから、ひどい仕打ちをした私のことを受け入れてくれた。」
リィーベ「それに最近は、前よりずっと厳しいこともいろいろ言ってくるの。この旅もそのひとつね、世間知らずだから勉強しろって。」
メルク「厳しいことを言われると言っても、なんだかリィーベさん、とっても嬉しそうなのですよ。」
リィーベ「……そんなことないわよ?」
<回想>
リィーベ「どうしてパティエは、私を許してくれたの?」
パティエ「……許してないわよ?」
リィーベ「えっ!? え、あの、え……?」
パティエ「ふふふ……。」
パティエ「正直今でも、酷いこと言われたって思ってる。でも、それもリィーベだって思ってるの。あなたはこれからいくらでも変われるし、変わっていく。」
パティエ「私はそばで、あなたを見てようって思ってる。だけど、次リィーベが酷いこと言ったらめちゃくちゃに怒って、反省させるわ。」
リィーベ「……あ、ありが、と。」
パティエ「リィーベ、私はいるから。だから……、小さかったころのあなたを、あなたが許してあげて。」
リィーベ「……それは、両親を許せってこと?」
パティエ「ちがうわ。」
パティエ「リィーベのご両親は、娘の才能に過剰な期待をしてしまったの……。もっと頑張れ、できる……。それが行き過ぎてしまったのかもしれないわね。」
パティエ「でもね、理由はどうであれ、あなたが傷ついたことに変わりはないし、それを許さなきゃいけない、だなんて私は思わないわ。」
パティエ「今すぐ答えがでることでもないし、もしかしたらずっと答えなんてでないかもしれないし、それでもいいの。」
パティエ「ただ、リィーベには子供だった頃のあなたを、許してあげてほしい。そのためには、過去のあなたを認めてあげて。」
パティエ「過去を受け入れて認めても、これからは変えられる。過去の子供だったあなたを、あなたが否定しないであげてほしいの。」
リィーベ「何それ、すっごいむずかしいことじゃない。」
リィーベ「……でも、不思議。やってみようって、今の私は思えてる。」
備考
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