「忠剣の護衛」モルタザ
「忠剣の護衛」モルタザの基本データ
出身 | 砂漠の国 |
---|---|
年齢 | 27歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 風 |
成長タイプ | 晩成 |
武器 | 双剣 |
武器種別 | 打撃 |
同時攻撃数 | 2体 |
攻撃段数 | 2段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
2,810 | 2,250 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
5,901 | 4,725 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
9,801 | 7,800 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
- | - |
移動速度 | 攻撃間隔 |
48 | 2.67 |
リーチ | タフネス |
30 | 70 |
DPS | 総合DPS |
1770 | 3539 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
2,921 | 5,843 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
- | - |
進化 | - |
---|---|
- |
スキル1 | - |
---|---|
- |
スキル2 | - |
---|---|
- |
追加日 | 2020.05.25 |
---|---|
シャペルルルの魔法絵本2020.05.25 |
入手方法 | - |
---|---|
- |
属性補正
炎属性
69%
水属性
145%
風属性
100%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
<砂漠の山・夜>
モルタザ「……、どうして……、オレを助けた。」
ウリダ「命令されたから。ウリダのおーさまに。」
モルタザ「王……?」
ウリダ「ウリダには理解できない。何でおーさまがお前を助けようとしたのか、何でそれをウリダに命令したのか。」
モルタザ「……、」
ウリダ「じゃ。」
ウリダ「さよなら、平民。」
<紹介所>
モルタザ「ほらよ。棚の上の菓子って、こいつでいいんだろ?」
ウリダ「でかした、モルタザ。このお菓子はご褒美。」
モルタザ「オレは別に……、」
ウリダ「ごー。」
ウリダ「ほー。」
ウリダ「うー。」
ウリダ「びー。」
モルタザ「じわじわうるせェ!」
ウリダ「うるさいのはお前。ウリダがせっかく分けてあげたのに。」
ウリダ「受け取ってくれないと、やだやだやだー。分けてあげたのにのにのにー。受け取れ受け取れー、それそれそれー。」
モルタザ「リズミカルな駄々をやめろ! ちょっと楽しんでんだろお前!」
ウリダ「バレた。」
モルタザ「……けど珍しいな、お前がオレに何かくれるなんざ。お前に限っちゃ万に一つもないと思ってたが、まさかオレたちとはぐれたことで、心を入れ替え……、」
ウリダ「うん。ウリダは、パシリのありがたみを再認識した。パシリがいると、生活に潤いが出る。」
モルタザ「オレで私生活を潤すんじゃねェ!」
モルタザ「あ〜ァ、いつも通りすぎて調子が狂っちまいそうだ。オレはお前らとはぐれた間、お前や王サマのことで頭いっぱいだったってのによ。」
モルタザ「オレたちの王サマは何してんのかね。あの野郎、抜けてるようで割としっかりしてると思いきや見た目通り抜けてるところもあるからなァ……、」
ウリダ「おーさまもウリダも、一人でもそれなりにやっていける。」
モルタザ「一人じゃないかもしれねえから心配だったんだろが。ほら、王サマと妹と、もう一人いるだろ。ご乱心ブラコン王子がよ。」
ウリダ「ご乱心ブラコン王子。」
モルタザ「ああいう不逞の輩ってのから王サマを守るために、一応、オレがいるんだからよ。」
ウリダ「うーん。あいつ、いない方がおーさまのため。どさくさに紛れて、砂漠に置き去りにしとこう。」
モルタザ「いい案だな。」
ウリダ「それよりお前、何でおさまと一緒にいないの?」
モルタザ「いつの間にかはぐれてた。」
ウリダ「うわー。」
モルタザ「何だその反応。」
ウリダ「お前が役立たずだと、お前をおーさまに引き合わせたウリダが、役立たずっぽく見えそう。」
モルタザ「オレの出来はお前にゃ関係……、」
ウリダ「あ、お菓子おいしい。」
モルタザ「よかったな!」
ウリダ「もむもむ。」
モルタザ「おい、食べかすついてんぞ。」
ウリダ「うん。」
モルタザ「……。」
「もむもむもむもむ。」
モルタザ「……で?」
主人公&メルク「はっ!」
モルタザ「さっきから遠巻きにじろじろと……。一体何だってんだ、お前ら。」
主人公「い、いや~、特に用事があるわけではないんですが……、」
モルタザ「何か腹にあるヤツは、決まってそう言うだろ。」
主人公「ぎくーっ!」
メルク「みゅーっ、主人公さん! どうして動揺を分かりやすく口に出してしまうのですよ!?」
モルタザ「……。」
モルタザ「ほらよ。」
主人公「わっ!?」
モルタザ「食いたけりゃそう言えよ。オレはどっかのお偉い野郎どもみてえに一人占めなんかしねェ。」
ウリダ「あー。ウリダのあげたお菓子。」
モルタザ「お前の言った通り、受け取りはしただろ。」
ウリダ「へりくつ。」
モルタザ「はいはい、オレが悪かったよ。」
主人公「モルタザさん……。」
モルタザ「んだよ、その反応は。菓子の1つ程度で素っ頓狂な顔しやがって。」
主人公「あっ、その……。率直に言って、意外だったというか……、」
主人公「俺たちの想像していたモルタザさんと実際のモルタザさんがあまりにも違っていて困惑しているというか……。」
モルタザ「そうか?」
主人公「まさかモルタザさんが、れっきとした人間だったなんて……。」
モルタザ「ちょっと待て!?」
主人公「モルタザさんは秘密の遺跡で出土した謎の生命体で、身長は30メートルで体重は85トンで目から怪光線が出るって聞いてたんですけど……、」
モルタザ「疑うということを知れよ!」
主人公「疑いましたよ! でも、ウリダがあんまりにも澄んだ瞳でモルタザさんについて語るから!」
モルタザ「出所こいつかよ!」
主人公「刷り込まれた結果、実際に会うまでモルタザさんは1秒間に50発のパンチを撃てるとばかり!」
メルク「そして実際に会った後も、一抹の期待を拭い去れなかったのですよ……。」
モルタザ「会った後は拭い去れよ!」
モルタザ「つーかおい、ウリダ! お前オレがいないところで何を勝手に……、」
「……。」
モルタザ「いねェ!」
「ウリダは気配を消すのが上手い。」
モルタザ「いた!」
「バレた。」
「すたこらさー。」
「待てゴルァ!」
メルク「行ってしまったのですよ……。」
主人公「ああ……。そしてモルタザさんの最高時速は時速180キロじゃないっぽいな。」
メルク「あれも冗談だったのですね。」
主人公「らしいな。でも……、」
主人公「モルタザさんはウリダに優しいってことだけは、ウリダの言ってた通りみたいだな。」
メルク「みゅ~ん、モルタザさんの見た目や能力よりも、やっぱりそこが一番意外なのです。」
メルク「モルタザさんは、棚の上のお菓子も取るのも、お菓子を受け取るのも嫌々やっているようには見えなかったのですよ。」
主人公「なんだかんだ言って、仲間のウリダにはつい甘くなっちゃうのかもしれないな。」
メルク「みゅふふ、そうかもなのですね~。」
<砂漠の山・夜>
モルタザ「……。おい。」
モルタザ「その王サマってのは、どこにいやがる。一度会ってみねェと、気がすまねェ。」
モルタザ「王族に歯向かってたオレが、その王族に助けられたんだ。落とし前をつけなけりゃ……、納得も……、満足もできねェ。」
ウリダ「落とし前? 決闘でもするの?」
ウリダ「馬鹿な奴。お前の面子なんて、おーさまには関係ない。そもそも、お前とおーさまは対等じゃない。」
モルタザ「……。」
ウリダ「行くんだ。」
モルタザ「止めねェのか? お前の王サマに、剣を振りかざそうとする奴がいるってのに。」
ウリダ「ウリダは命令には従う。お前を助けること以外は、命令されてない。好きにすれば。」
モルタザ「……。」
モルタザ「ウリダって言ったか。オレと一緒に来いよ。」
モルタザ「ここはガキ一人じゃ危ねェだろ。」
ウリダ「……。」
モルタザ「こんな野郎を助けてくれて、ありがとうよ。」
モルタザ「……お前がやめろって言ったら、オレはやめるぜ。命の恩人の言葉にゃ背けねェ。」
ウリダ「ウリダはお前の主じゃない。」
ウリダ「でも、まあ。」
ウリダ「お前は結構、じゅーじゅんだし。パシリとかなら、見どころあるかもね。」
備考
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