「影傍の穏弾」ミュエル
「影傍の穏弾」ミュエルの基本データ
出身 | 雪の国 |
---|---|
年齢 | 17歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 闇 |
成長タイプ | 晩成 |
武器 | 2丁銃 |
武器種別 | 銃弾 |
同時攻撃数 | 2体 |
攻撃段数 | - |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,560 | 3,000 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
3,276 | 6,300 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
5,451 | 10,425 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
- | - |
移動速度 | 攻撃間隔 |
44 | 2.41 |
リーチ | タフネス |
160 | 43 |
DPS | 総合DPS |
2614 | 5228 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
4,326 | 8,651 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
- | - |
進化 | 進化後ユニット |
---|---|
進化前:「牡丹雪の銃士」ミュエル |
スキル1 | - |
---|---|
- |
スキル2 | - |
---|---|
- |
追加日 | 2021.04.15 |
---|---|
4月進化開放2021 |
入手方法 | - |
---|---|
- |
属性補正
炎属性
91%
水属性
91%
風属性
91%
光属性
135%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
<紹介所>
主人公「ミュエル、荷物が届いてたぞ。辺境調査隊からだ。」
ミュエル「ありがとうだっぺぇ……。そこ、置いといてくれる……?」
主人公「わかった。」
主人公「それにしても、すごい量の資料だな。全部に目を通すのか?」
ミュエル「んだぁ……。試験の日までに、頭に入れとかねえとなぁ……。」
主人公「はぁ~……大変なんだな。副隊長になるのって。」
ミュエル「だっぺなぁ……。」
ミュエル「これをパスした今の副隊長さんたちは、本当にすごい人ってことだっぺ……。」
ミュエル「おらも、もっと頑張らねぇと……。」
主人公「ああ、応援してるよ。」
ミュエル「んだぁ、あんがとなぁ……。」
主人公「そうだ、応援っていえば……、みんなから色々届いてるの、見たか?」
ミュエル「見たっぺよぉ……。アモルちゃんからは本一冊分の、応援メッセージが届いてたっぺ……。」
主人公「愛は筆を進ませるんだなぁ……。」
主人公「他にも4番隊の人とか、それからジャルキィさん……そうか、あの人も元々は4番隊なんだっけ。」
主人公「あとバルトロメイさんからも手紙……、というか、ラブレターだこれ。一応、応援のメッセージではあるけど。」
ミュエル「えへへ、みんな優しいっぺなぁ……。」
主人公「ミュエルだからっていうのも、あると思うけどな。」
主人公「……あれ?」
ミュエル「どうかしたっぺ……?」
主人公「いや、トラストさんからのが見当たらなくて。」
ミュエル「……。」
主人公「いつもミュエルが手伝いに来てくれる時は、かかさずに手紙をくれてただろ? うーん、どこかに落としたかな。」
ミュエル「……いいんだっぺ。」
主人公「えっ?」
ミュエル「今は、これでいいんだっぺよ……。」
<回想 - 2番基地の廊下>
アモル「ミューエールー!」
ミュエル「あれぇ、アモルちゃん……。」
ミュエル「どうしたんだっぺ、そんなに慌てて……。また、ぎゅうってするっぺ……?」
アモル「うん、するぅ!」
アモル「じゃなくて、じゃなくて! あの噂、マジなの!?」
ミュエル「噂……?」
アモル「4番隊の! 副隊長になるって!」
ミュエル「ああ……。もう他隊まで伝わってるんだっぺなぁ……。」
アモル「じゃあ……。」
ミュエル「正確には副隊長になるんじゃなくて、目指してる、だけどなぁ……。」
アモル「や、やっぱりそうなんだ! ねぇねぇ、大丈夫なの!? ひどいことされてない!? あたし、乗り込もうか! センパイと一緒に!」
ミュエル「ど、どういうことだっぺ……?」
アモル「だって、4番隊の副隊長でしょ? トラスト隊長が隊長になってからずっと空席じゃん! ん? 隊長が隊長……。まぁいいか。」
アモル「しかも、副隊長を目指した隊員は、漏れなく他の隊に異動させられるとか……。」
ミュエル「ああ、それなぁ……。」
ミュエル「事実だっぺ。」
アモル「セーンパーイ! ジュブラーさんとイチャコラしてる場合じゃねー! 殴り込みじゃーい!」
ミュエル「落ち着くっぺ、アモルちゃん……。好きなだけイチャコラさせてあげるっぺ……。」
ミュエル「大丈夫だっぺ……。異動した子はみんな元気にしてるし、4番隊にいた時より活躍できてるっぺよ……。」
アモル「え~、そうなの……?」
アモル「はっ、つまりミュエルが異動する場合は、運命の糸で結ばれたあたしがいる、2番隊になるのは必然!」
アモル「つまりミュエルが副隊長を目指すのは、あたしと同じ隊になるための高度な作戦だったのか!」
アモル「はぁ、はぁ! やばい! ミュエルの愛が健気すぎて呼吸が乱れるっ!」
ミュエル「よしよし、息を整えるっぺ……。悪いけど違うっぺよ……。」
ミュエル「おらの目標は、4番隊の副隊長になることだっぺ……。」
アモル「え。で、でも、それじゃあ異動させられちゃって……。」
ミュエル「だっぺなぁ……。」
トラスト「ミュエル、ここにいたんだね。」
アモル「げっ! で、出たぁ!」
トラスト「……。」
ミュエル「おっとう。健康診断は、もう終わったっぺか……?」
トラスト「ああ。ミュエルは?」
ミュエル「終わったっぺよぉ……。」
トラスト「そう、よかった。」
トラスト「なら少し話そうか。」
アモル「も、もしかして!」
ミュエル「んだぁ、わかったっぺ……。」
アモル「あう、あう。ミュエルゥ……。」
ミュエル「大丈夫だっぺよぉ、アモルちゃん……。」
ミュエル「何も心配いらないっぺ……。」
<回想 - 町中・夜>
トラスト「期待をしていたんだよ。僕が言わずとも、自分で気づいてくれると。」
トラスト「だけどその素振りが無いからね……。残念だけど、直接聞かせてもらおう。」
トラスト「ミュエル、副隊長を諦める気はないのかい?」
ミュエル「……。」
トラスト「実を言うと、わからないんだ。よりによって、なぜ君が副隊長を目指すのかが。」
ミュエル「そうだっぺかぁ……?」
トラスト「ああ。確かに君は優秀だ。副隊長としてやっていける技量もあるだろう。でも、地位を求めるタイプではないはずだ。」
トラスト「それなのになぜ、副隊長の座を望むんだい? それも4番隊の副隊長をだ。」
ミュエル「本当に、わからないっぺ……?」
トラスト「ああ、わからない。」
トラスト「君はずっと近くで見てきたじゃないか。4番隊は副隊長がいなくても成立している。僕が隊長であれば何も問題はないはずだ。」
ミュエル「そうだっぺなぁ……。他の隊なら隊長さんと副隊長さんが分担して、やっとの作業を、おっとうは一人でやれちゃうっぺ……。」
トラスト「じゃあ、副隊長は必要ないだろう?」
ミュエル「ん~……。だどもなぁ……。」
ミュエル「おっとう、もう身体ボロボロだっぺ……?」
トラスト「……。」
トラスト「ラヴィエチル……いや。彼が患者の情報を漏らすわけがないか。」
トラスト「おかしいな。隠し通せているつもりだったんだけど。」
ミュエル「おらも気づいたのは最近だっぺよ……。それでちょっと調べてみたんだけど……、」
ミュエル「あの仕事量なら、身体を壊して当然だっぺ……。」
トラスト「別に構わないんだけどね。子供の為に身を粉にして働くのが父親なんだから。」
トラスト「だけどまぁ、理解ができたよ。君が副隊長を目指す理由については。」
ミュエル「だっぺ……。」
トラスト「そして、その観察眼と情報収集能力。君はとてもいい副隊長になるだろう。」
トラスト「だけど……、」
ミュエル「隣に立つつもりは、ないっぺよ……。」
トラスト「……。」
ミュエル「あなたの後ろで満足だっぺ……。」
トラスト「じゃあ、今のままでいいじゃないか。」
ミュエル「ん~、でも副隊長になったら権限もあがって、おらにできることも増えるっぺ……。」
ミュエル「そしたら自然と、おっとうの仕事量も減るかなぁって……。」
ミュエル「あ、これなぁ。おらが勝手にやるんだぁ……。おっとうが頼ったわけじゃないっぺよ……。」
トラスト「……。」
ミュエル「それでもダメなら、しょうがねぇ……。おら、他の隊に異動するっぺよ……。アモルちゃんも声かけてくれてるしなぁ……。」
トラスト「……はぁ。」
トラスト「久しぶりだな。僕に対してこんなにも挑戦的な子供は。」
ミュエル「んだぁ……。でも反抗期って、そういうもんだっぺ……。」
トラスト「反抗期か、なるほどね。一隊員としてではなく……、」
トラスト「あくまで子供として、か。」
ミュエル「……。」
トラスト「……。」
トラスト「推薦はしてあげられないよ。」
トラスト「『副隊長への昇格資格を持つのは、隊長2名以上からの推薦を持つ者』……。その中の一人にはなってあげられない。」
トラスト「君が副隊長を目指す理由は理解できたけれど、納得したわけじゃないから。」
ミュエル「ん、覚悟の上だぁ……。」
トラスト「なら、君の異動は一旦白紙にしよう。今日の言葉に偽りがないか、僕は見守る。」
トラスト「だけど忘れないで。君が『子供』の枠を外れて、『僕』に近づいたその時は……、」
ミュエル「荷物まとめて他に行くっぺ……。」
トラスト「そうならないことを期待しているよ、ミュエル。」
ミュエル「……。」
トラスト「それじゃあ、この話はおしまい。食事にでも行こうか。」
ミュエル「この辺りだと、あのお店だっぺ……? 健康診断の後にあんな重いものを食べたら、よくないと思うけど……。」
トラスト「でも、ミュエルはあそこの店の料理が好きだろう? ならそれでいいさ。」
トラスト「さぁ行こう。ミュエル。」
<回想 - 雪の積もった森の中>
「もう大丈夫。僕の傍においで。」
<回想 - 町中・夜>
ミュエル(……おらにはきっと、わかんねぇ)
ミュエル(あなたがどうしてそこまで人を拒むのか。父と子の関係に執着するのか。時折、怖くなっちまう時だってあるっぺ)
ミュエル(んだども……。おらの命は、あなたに救ってもらった命。なら救ってもらった分はお返しするっぺ)
ミュエル(たとえあなたに、嫌われても)
トラスト「ミュエル。」
「……んだぁ。」
ミュエル「今行くっぺ、おっとう。」
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