「無季の孤秘」イレーグル
「無季の孤秘」イレーグルの基本データ
出身 | 妖精の国 |
---|---|
年齢 | 10歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 闇 |
成長タイプ | 晩成 |
武器 | 封紫宝 |
武器種別 | 回復 |
同時攻撃数 | 2体 |
攻撃段数 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,650 | 2,430 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
3,465 | 5,103 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
5,715 | 8,478 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
52 | 2.88 |
リーチ | タフネス |
140 | 28 |
DPS | 総合DPS |
1772 | 3544 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
2,944 | 5,888 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | - |
---|---|
追加日 | 2021.09.10 |
---|---|
シャペルルルの魔法絵本2021.09.10 |
属性補正
炎属性
110%
水属性
110%
風属性
110%
光属性
110%
闇属性
140%
モデル
ストーリー
<とある秋の森>
「この道をまっすぐ進めば奇宿舎につくのね。ありがとう、母さん。道順は覚えたわ。」
「……ごめんね、本当はこの後も一緒に出掛けるって約束してたのに。あの子、また熱を出しちゃって……。」
「ほら、ここのところ雨が続いたでしょう?イレーグルは季節の変化に影響を受けやすい体質だから。」
「いいのよ、今はイレーグルの傍にいてあげて。一番辛いのはあの子だもの。」
「奇宿舎に向かう準備はできたし、これでもかんなぎの娘としての素質があったのよ。一人でも平気よ。」
「……ああ、そうだわ。母さん、これをイレーグルに渡してあげて。」
「これは?」
「身体に受ける影響を減らす道具の一種らしいの。偶然店で見つけて……、これで少しでもあの子の体にかかる負荷を取り除けたらいいなって。」
「それにこれ、あの子に似合いそうでしょ?」
「わかったわ、渡しておく。ありがとね。」
<画面切り替え・黒い画面>
イレーグル「(……その後すぐに、姉さんは消えた)」
イレーグル「(その当時は、灰色いもむしが連れ去ったのだとか、いくつかの噂が流れたけど……)」
イレーグル「(そんなんじゃない。だって、姉さんは……)」
<画面切り替え・紹介所>
イレーグル「……。
主人公「どうした、イレーグル?さっきから隅の方でじっとして。」
イレーグル「……落ち着かないんだ。ぴょこ頭たちと会うまで、長い間ずっと外に出たことがなかったから。」
主人公「え、そうなのか?」
メルク「何か理由があるのですよ?」
イレーグル「……戒めのために。」
イレーグル「ボクの体質のせいで、大切な人を傷つけてしまったから。ボクは……、」
ウィンテッル「必殺、ウィンテッルー……、突撃なのですぅ!」
イレーグル「……何、急に。」
ウィンテッル「また一人で悩んでいそうな気配を感じて、飛んできたのですぅ。」
イレーグル「……余計なお世話。」
ヘルフィート「というなら、あまり暗い顔をするな。お前が落ち込む度に、ぴょこ頭が賑やかになる。」
ウィンテッル「今のは、ヘルフィートちゃんなりの心配の言葉なのですぅ。」
ヘルフィート「また、鼻をつままれたいようだな。」
ウィンテッル「いつものようにはいかないのですぅ。今回はかわしてみせるのですよー。」
レンティリア「みんななかよしなの。」
イレーグル「……。」
レンティリア「もちろん、イレーグルもなの。だから、レンテお手製のネコさん帽子を被るの。」
レンティリア「なかよしの証なの!」
イレーグル「……いらない。」
レンティリア「ガーン、なの。でもせっかくまた会えたからめげないの。」
イレーグル「ボクもめげずに断り続けるから。」
ウィンテッル「はわぁ……、レンティリアちゃん頑張るのですぅ。わたしも帽子をかぶったイレーグルくんを見てみたいのですよー。」
イレーグル「見てどうするの。自分で被るといいでしょ。」
メルク「なんだかんだで楽しそうなのですよ。」
主人公「だな。」
イレーグル「(……一度離れたら、ボクなんていらないっていうと思ったのに……。みんなの態度は何も変わらない)」
イレーグル「どこにいても、ボクを一人にしない。キミたちはボクを置いて行かないんだね。」
イレーグル「ボクはキミたちと違うし、自分の属する季節だって愛せないのに。」
ヘルフィート「……何を言い出すかと思えば、そんなの今更だろう。」
ヘルフィート「ここにいないソマリリスもそうだが、お前の周りには必要以上に面倒を見たがるおせっかい焼きしかいない。」
ヘルフィート「でなければ、お前の家に足繁く通うはずがないだろう。そう簡単に一人になれると思わないことだな。」
イレーグル「……あまりボクを甘やかさないでほしい。忘れそうになるから。」
<画面切り替え・とある妖精の森>
「(……季節の変化や季節の異常を感じ取ると、それが体調にあらわれる……)」
「(今は少し穏和されるようになったけど、それでも眠気と倦怠感があって……、悪化すれば熱だって出る)」
「(姉さんは優しくて何でもできた。それもあって、母さんたちはいつだってボクに付きっ切りで……)」
<画面切り替え・黒い画面>
「(誰も姉さんの孤独に気づかなかった。そうなった原因のボクの傍にいるのが嫌で、姉さんは出て行ってしまった)」
「(……年に1度、ボク宛に届く手紙のおかげで、安否だけは確認できるけど……、姉さんにそんな道を選ばせてしまったのはボク……)」
「(だからボクはいらない。季節なんていらない。そう思って母さんたちからも離れ、別宅にこもり季節をやり過ごしていたのに……)」
<画面切り替え・紹介所>
イレーグル「(……いつの間にか、ボクの周りはこんなに賑やかになった)」
イレーグル「(主人公たちだって当たり前のようにボクという存在を受け入れて接してくれる)」
イレーグル「(……こんなの勘違いしてしまう。ボクは許されていい存在じゃないのに)」
イレーグル「姉さん……、」
主人公「ん?そういえば、イレーグルが今握ったその首飾り……、」
イレーグル「……な、何?」
主人公「すごく綺麗だなと思って。宝石とかそういうものの価値とかは正直よくわかんないんだけどさ……、」
主人公「イレーグルによく似合ってるっていうか……、」
メルク「イレーグルさんのために作られたといっても過言ではないのですよ!もしかして、誰かからの贈り物だったりするのですよ?」
イレーグル「……そう。姉さんがくれたもの。」
ウィンテッル「イレーグルくん、お姉さんがいたのですねー。初耳だったのですー。」
レンティリア「レンテも初耳なの。イレーグルはあまり自分のことを話さないの。」
レンティリア「だから、今知ることができて嬉しいの!」
主人公「へぇ、そうだったのか。」
主人公「イレーグルのお姉さん、イレーグルのことを大事に思ってるんだな。」
イレーグル「……どうして、そう思うの。」
主人公「え、だって、相手に似合うものを贈れるってことはそれだけ相手を見てるってことだろ?」
ウィンテッル「わたしも主人公くんと同意見なのですぅ。」
イレーグル「……え?」
ヘルフィート「何を驚いて……、お前、まさかそんな初歩的なことにも気づいてなかったのか。」
イレーグル「それは……、この首飾り……封紫宝をくれたのは姉さんの最後の優しさだと思ってたし……。」
ヘルフィート「……私はお前の事情を多少知っている。……ああ、いつものことだが理由は聞いてくれるな。悪いとは思うが、答えられないからな。」
イレーグル「……。」
ヘルフィート「お前の姉から年に1度、手紙が届いてるのだろう?」
ヘルフィート「思わぬ相手に手紙を送るほど、暇な者はいないと思うが。」
イレーグル「……だって、ボクは。」
レンティリア「イレーグル、悲しい顔なの。どこか痛いの?」
ウィンテッル「……ふむぅ。1度の突撃だけじゃたりないみたいなのですぅ。」
ウィンテッル「ウィンテッルー……、突撃と見せかけて、手をぎゅーなのですぅ。」
イレーグル「ちょっと、意味が分からない。」
ウィンテッル「クールな切り返しなのです。でもー……、」
レンティリア「ぬげないの。」
ウィンテッル「そうなのですぅ。イレーグルくんと初めて会った時から、絶対なかよくなると決めていたのですよー。」
ウィンテッル「こうして触れることを許してくれるようになったのですぅ。もっともっとなかよくなれると確信しているのですよー。」
イレーグル「……ほんと、変なヤツら。こんなボクと仲良くしたいなんて……。」
主人公「(……笑った。ちょっと心配だったけど、大丈夫みたいだな)」
レンティリア「ウィンテッル、言われてるの。」
イレーグル「……キミもだよ。」
イレーグル「(でも……、そんなキミたちだから、少しだけ、信じたいと思ってしまう)」
イレーグル「(姉さんのことも……、希望を捨てられなくなってしまう)」
イレーグル「(もし、みんなの言う通り姉さんがボクをまだ思ってくれているのだとしたら、もう1度会いたいって言ってもいいんだって)」
備考
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炎 | 水 | 風 | 光 | 闇 | |
武器種別 | |||||
斬撃 | 突撃 | 打撃 | 弓矢 | 魔法 | |
銃弾 | 回復 | ||||
出身別 | |||||
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死者の国 | 少数民族の国 | 動物の国 | 常夏の国 | 植物の国 | |
科学の国 | お菓子の国 | 雪の国 | |||
コラボユニット |
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さすらいの癒術師さん
132021年09月11日 10:49 ID:brp15hjgレンティリア:ウィンテッル、言われてるの。
イレーグル:……キミもだよ。
イレーグル:(でも……、そんなキミたちだから、少しだけ、信じたいと思ってしまう)
イレーグル:(姉さんのことも……、希望を捨てられなくなってしまう)
イレーグル:(もし、みんなの言う通り姉さんがボクをまだ思ってくれているのだとしたら、もう1度会いたいって言ってもいいんだって)
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さすらいの癒術師さん
122021年09月11日 10:48 ID:brp15hjgウィンテッル:ウィンテッルー……、突撃と見せかけて、手をぎゅーなのですぅ。
イレーグル:ちょっと、意味が分からない。
ウィンテッル:クールな切り返しなのです。でもー……、
レンティリア:ぬげないの。
ウィンテッル:そうなのですぅ。イレーグルくんと初めて会った時から、絶対なかよくなると決めていたのですよー。
ウィンテッル:こうして触れることを許してくれるようになったのですぅ。もっともっとなかよくなれると確信しているのですよー。
イレーグル:……ほんと、変なヤツら。こんなボクと仲良くしたいなんて……。
主人公:(……笑った。ちょっと心配だったけど、大丈夫みたいだな)
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さすらいの癒術師さん
112021年09月11日 10:48 ID:brp15hjgイレーグル:それは……、この首飾り……封紫宝をくれたのは姉さんの最後の優しさだと思ってたし……。
ヘルフィート:……私はお前の事情を多少知っている。……ああ、いつものことだが理由は聞いてくれるな。悪いとは思うが、答えられないからな。
イレーグル:……。
ヘルフィート:お前の姉から年に1度、手紙が届いてるのだろう?
ヘルフィート:思わぬ相手に手紙を送るほど、暇な者はいないと思うが。
イレーグル:……だって、ボクは。
レンティリア:イレーグル、悲しい顔なの。どこか痛いの?
ウィンテッル:……ふむぅ。1度の突撃だけじゃたりないみたいなのですぅ。
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さすらいの癒術師さん
102021年09月11日 10:48 ID:brp15hjgレンティリア:レンテも初耳なの。イレーグルはあまり自分のことを話さないの。
レンティリア:だから、今知ることができて嬉しいの!
主人公:へぇ、そうだったのか。
主人公:イレーグルのお姉さん、イレーグルのことを大事に思ってるんだな。
イレーグル:……どうして、そう思うの。
主人公:え、だって、相手に似合うものを贈れるってことはそれだけ相手を見てるってことだろ?
ウィンテッル:わたしも主人公くんと同意見なのですぅ。
イレーグル:……え?
ヘルフィート:何を驚いて……、お前、まさかそんな初歩的なことにも気づいてなかったのか。
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さすらいの癒術師さん
92021年09月11日 10:48 ID:brp15hjgイレーグル:(……こんなの勘違いしてしまう。ボクは許されていい存在じゃないのに)
イレーグル:姉さん……、
主人公:ん?そういえば、イレーグルが今握ったその首飾り……、
イレーグル:……な、何?
主人公:すごく綺麗だなと思って。宝石とかそういうものの価値とかは正直よくわかんないんだけどさ……、
主人公:イレーグルによく似合ってるっていうか……、
メルク:イレーグルさんのために作られたといっても過言ではないのですよ!もしかして、誰かからの贈り物だったりするのですよ?
イレーグル:……そう。姉さんがくれたもの。
ウィンテッル:イレーグルくん、お姉さんがいたのですねー。初耳だったのですー。
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さすらいの癒術師さん
82021年09月11日 10:47 ID:brp15hjg<画面切り替え・黒い画面>
(誰も姉さんの孤独に気づかなかった。そうなった原因のボクの傍にいるのが嫌で、姉さんは出て行ってしまった)
(……年に1度、ボク宛に届く手紙のおかげで、安否だけは確認できるけど……、姉さんにそんな道を選ばせてしまったのはボク……)
(だからボクはいらない。季節なんていらない。そう思って母さんたちからも離れ、別宅にこもり季節をやり過ごしていたのに……)
<画面切り替え・紹介所>
イレーグル:(……いつの間にか、ボクの周りはこんなに賑やかになった)
イレーグル:(主人公たちだって当たり前のようにボクという存在を受け入れて接してくれる)
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さすらいの癒術師さん
72021年09月11日 10:47 ID:brp15hjgヘルフィート:ここにいないソマリリスもそうだが、お前の周りには必要以上に面倒を見たがるおせっかい焼きしかいない。
ヘルフィート:でなければ、お前の家に足繁く通うはずがないだろう。そう簡単に一人になれると思わないことだな。
イレーグル:……あまりボクを甘やかさないでほしい。忘れそうになるから。
<画面切り替え・とある妖精の森>
(……季節の変化や季節の異常を感じ取ると、それが体調にあらわれる……)
(今は少し穏和されるようになったけど、それでも眠気と倦怠感があって……、悪化すれば熱だって出る)
(姉さんは優しくて何でもできた。それもあって、母さんたちはいつだってボクに付きっ切りで……)
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さすらいの癒術師さん
62021年09月11日 10:47 ID:brp15hjgウィンテッル:はわぁ……、レンティリアちゃん頑張るのですぅ。わたしも帽子をかぶったイレーグルくんを見てみたいのですよー。
イレーグル:見てどうするの。自分で被るといいでしょ。
メルク:なんだかんだで楽しそうなのですよ。
主人公:だな。
イレーグル:(……一度離れたら、ボクなんていらないっていうと思ったのに……。みんなの態度は何も変わらない)
イレーグル:どこにいても、ボクを一人にしない。キミたちはボクを置いて行かないんだね。
イレーグル:ボクはキミたちと違うし、自分の属する季節だって愛せないのに。
ヘルフィート:……何を言い出すかと思えば、そんなの今更だろう。
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さすらいの癒術師さん
52021年09月11日 10:46 ID:brp15hjgウィンテッル:今のは、ヘルフィートちゃんなりの心配の言葉なのですぅ。
ヘルフィート:また、鼻をつままれたいようだな。
ウィンテッル:いつものようにはいかないのですぅ。今回はかわしてみせるのですよー。
レンティリア:みんななかよしなの。
イレーグル:……。
レンティリア:もちろん、イレーグルもなの。だから、レンテお手製のネコさん帽子を被るの。
レンティリア:なかよしの証なの!
イレーグル:……いらない。
レンティリア:ガーン、なの。でもせっかくまた会えたからめげないの。
イレーグル:ボクもめげずに断り続けるから。
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さすらいの癒術師さん
42021年09月11日 10:46 ID:brp15hjgイレーグル:……落ち着かないんだ。ぴょこ頭たちと会うまで、長い間ずっと外に出たことがなかったから。
主人公:え、そうなのか?
メルク:何か理由があるのですよ?
イレーグル:……戒めのために。
イレーグル:ボクの体質のせいで、大切な人を傷つけてしまったから。ボクは……、
ウィンテッル:必殺、ウィンテッルー……、突撃なのですぅ!
イレーグル:……何、急に。
ウィンテッル:また一人で悩んでいそうな気配を感じて、飛んできたのですぅ。
イレーグル:……余計なお世話。
ヘルフィート:というなら、あまり暗い顔をするな。お前が落ち込む度に、ぴょこ頭が賑やかになる。