「救医の朗鹿」ウィルクム
「救医の朗鹿」ウィルクムの基本データ
出身 | 動物の国 |
---|---|
年齢 | 17歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 炎 |
成長タイプ | 早熟 |
武器 | 薬袋 |
武器種別 | 回復 |
同時攻撃数 | 1体 |
攻撃段数 | 4段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,820 | 3,420 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
3,458 | 6,498 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
5,483 | 10,398 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
5,823 | 10,984 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
49 | 2.32 |
リーチ | タフネス |
140 | 35 |
DPS | 総合DPS |
2801 | 2801 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
4,482 | 4,482 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
4,734 | 4,734 |
スキル1 | ディフレクト(炎) |
---|---|
パーティー内の炎属性ユニットが受けるダメージを8.2〜10%ダウンさせる。 |
追加日 | 2023.04.09 |
---|---|
ダイヤ限定★5&★4スカウトフェス2023.04.09 | |
入手方法 | 各種ダイヤスカウト |
各種ダイヤスカウトから入手可能 |
属性補正
炎属性
140%
水属性
100%
風属性
100%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
「(ずっとその広い背中を追いかけてきた。あんたのようになりたいって)」
「(いつの間にかオレの中に根付いていた偏った常識を覆して、誰かを思いやる強さを教えてくれた)」
「(だけど……)」
「(変わっていく仲間を見て、気づいたんだ。その背を追っているだけじゃだめだって!)」
ウィルクム「確かにきっかけはあんただけど、ただ、追いかけるのはもうやめるんだ。」
ウィルクム「今よりも、もっと薬師としての実力をつけて少しでも多く、苦しむ人やモンスターを助けたい。」
ウィルクム「ニルハさん、オレ……、決めたんだ。」
ウィルクム「あんたを!憧れを、越えてみせるよ!」
<場面転換>
主人公「随分、奥深くまで来たな。暴れているモンスターがいるからって聞いて来てみたけど……、」
メルク「そのモンスターには、いまだに出会えずなのですよ。」
主人公「うーん、もう少しこの辺りを回ってみるか。目撃者によると、この辺りがなわばりだって言ってたし、移動している可能性は低いはずだ。」
メルク「とはいえ、もう少しすると日が暮れ始めるのです。気を付けるのですよ。」
主人公「ああ……、」
「う、うわぁあああ!ちょ、ちょっと待ってくれ!」
主人公「な、なんだ、今の声!」
メルク「それに、どこかで聞いたことがあるのです。」
「チュン!」
「ピュルルー!」
主人公「モンスターの声も聞こえたぞ!というか、こっちに近づいて……、」
ウィルクム「わわっ、オレの頭をつつかないでくれ!」
チュンカ「チュチュン!」
主人公「ウィルクム!?なんでここに……、」
ウィルクム「おおー!主人公とメルク!久しぶりだなぁ……、」
ウィルクム「って、言ってる場合じゃないんだ!あいつ、あの鳥っぽいモンスター!羽の付け根が傷ついてるんだよ!」
主人公「えっ!?」
ウィルクム「多分、何かにぶつかったんだと思う。放っておいたら傷口が化膿するかもしれないし、なんとか薬を塗ってやりたかったんだけど……、」
ウィルクム「オレが急に近づいたせいで敵だと思ったのか、他のモンスターたちも呼んで、大ごとになっちまったんだ。」
ユラスシカバ&チュンカ「……。」
ウィルクム「(さっきは失敗したし、これ以上、モンスターたちを怖がらせたり、驚かせたりしないようにしないと……!)」
ウィルクム「(焦るな、オレ。笑顔、そう笑顔で優しく話せば大丈夫だって!やるぞ!)」
ウィルクム「よーしよし、ウィルクム様に任せりゃ安心だぜ。ほーら、怖くない怖くない……、」
チュンカ「チュン!」
ウィルクム「なんで怒るんだ!?」
メルク「みゅーん、言動に怪しさがにじみ出ているのです。」
ウィルクム「嘘だろ!?」
ユラスシカバ「ピュルー!」
主人公「俺もモンスターが心配だし手伝うよ。癒術を使えば、落ち着いてくれるかもしれない。」
主人公「と言ったものの、俺、戦闘はからっきしで……、よければ、少しの間モンスターを引き付けて欲しいんだ。」
ウィルクム「わかったぜ!それなら、お安い御用だ!」
ウィルクム「よし、いくぞ!」
<場面転換>
ウィルクム「……っと、後はこの薬を塗れば完了だ。痛みの方はどうだ?」
チュンカ「ちゅん!」
主人公「大丈夫そうだな。」
チュンカ「……ちゅん!」
ユラスシカバ「ぴゅるるー!」
主人公「モンスターが暴れていた原因は、怪我で気が立っていたからだったんだな。」
メルク「無事解決できてよかったのですよ。これで、モンスターも町のみなさんも安心してくれるのですよ。」
ウィルクム「また、怪我をしたらいつでも来いよ!まあ、怪我をしないのが一番だけどな!」
「ちゅちゅん!」
ウィルクム「……。」
ウィルクム「……。」
「……あああ!」
メルク「ウィルクムさんが崩れ落ちてしまったのです!」
主人公「急にどうした!?」
ウィルクム「くっ、放っておいてくれ相棒。天才でも時には反省するものなのさ。」
主人公「相棒!?」
メルク「キャラがブレブレなのですよ!」
主人公「ていうか、本当にどうしたんだ?大丈夫か?」
ウィルクム「……ああ。正直に言うと、ちょっと自分が情けなくなったんだ。」
主人公「えっ?」
ウィルクム「……。」
<場面転換>
「人と関わることが苦手だって言ってたヴィリオもシャトランを通じて、少しずつ人と交流を持つようになった。」
「『お節介』だのなんだの言いながらも、シャトランともよく会話をするようになったしな。」
<場面転換>
「それに、シャトランも。『狼族と鹿族を結ぶ懸け橋になるんだ』って……、」
「村を導く頭領になるためにって、鹿角衆の頭領となるべく厳しい修行に励んでる。」
<場面転換>
ウィルクム「それに比べてオレは……。」
ウィルクム「ニルハさんと対等になりたくて、薬師として沢山の人やモンスターを助けたくて。」
ウィルクム「モンスターと交流がある王国まで来たってのに、主人公たちに助けてもらわないと、怪我の手当もしてやれなかった。」
ウィルクム「オレが目指す立派な薬師への道のりは遠いってことか。」
メルク「ウィルクムさん……。」
ウィルクム「オレさ、ニルハさんに『成長して帰ってくる!』って宣言して意気揚々と出てきたんだ。」
ウィルクム「なのに、早速つまずくなんて情けないぜ。」
主人公「……俺は薬師として成長したいって思って、それを行動におこした時点で前進してると思う。」
主人公「たとえ思うことはできても、行動にするって勇気がいることだから。」
メルク「なのですよ!」
メルク「それに、ウィルクムさんは怪我をしているモンスターに歩み寄ろうとしていたのです。」
メルク「その優しい気持ちで、この先も続けていけばきっと素晴らしい薬師になると思うのですよ。」
ウィルクム「続けて……、」
ウィルクム「……!」
<場面転換>
ウィルクム「はぁ……、やっぱすげーよな、ニルハさん!あんな難しい薬をあっさり作っちまうんだもんな。」
シャトラン「ははっ、そうだな。」
ヴィリオ「あのさ、父さんだって初めからなんでもできたわけじゃないよ。」
ヴィリオ「昔はよく調合中に爆発を起こしたり、もう二度と口にしたくはないくらい強烈な味の薬を作り出したり……わりとやらかしてる。」
ウィルクム「え!?そうなのか!?ニルハさんって、何でもできる天才薬師なんだって思ってた。」
ヴィリオ「そんなわけないでしょ。まぁでも、天才っていうなら努力の天才だと思う。こんな僕を治すために諦めずにいてくれたんだから。」
ヴィリオ「だからまあ、君も頑張れば君が目指す良い薬師になれるんじゃない?」
ウィルクム「……ヴィリオ。」
シャトラン「ああ、よく言ったヴィリオ!俺は感動したぞ!」
ヴィリオ「ちょっと、手を広げて向かってこないで。」
シャトラン「ははっ、相変わらずだなあ。だが、ウィルクム、ヴィリオの言うとおりだぞ。」
ヴィリオ「……うん。諦めなければできることもあるって教えてくれたのはシャトランや君なんだし……応援くらいはする。」
ウィルクム「おう、ありがとな!」
<場面転換>
ウィルクム「(……ああ、そうだった。初めから完璧である必要はない。『これから』が大事だったな)」
ウィルクム「(焦りすぎて、忘れるところだったぜ。それにオレを応援してくれる仲間もいる)」
ウィルクム「(何でもかんでも一人でやるんじゃなくて、もっと周りを見て、自分の役割をちゃんと見極めないとな)」
ウィルクム「ありがとな、二人とも。モンスターのこともだけど、おかげで大事なことを思い出せた。」
主人公「いや、俺は癒術士として、できることをしただけだから気にしないでくれ。」
主人公「それより、モンスターのことを気にかけてくれてありがとな。」
ウィルクム「ああ!」
ウィルクム「しかし、やっぱり癒術士はすごいな……、」
ウィルクム「ん、癒術士……?」
主人公「……?」
ウィルクム「そうだ!なあ、あんたらさえよかったら、しばらく一緒にいさせてくれねえか?」
ウィルクム「あんたと一緒ならモンスターのことも学べるかもしれない。モンスターのことがわかれば、もっとうまく手当したりすることもできると思うんだ。」
ウィルクム「なぁ、だめか?」
主人公「そんなの……、」
メルク「いいに決まっているのですよ!」
主人公「ちょうど俺たちも旅の仲間を探してたんだ。ウィルクムが一緒なら心強いよ。」
ウィルクム「よっしゃー!これから、よろしくな!」
<場面転換>
おじさん「そうか。モンスターを落ち着かせてくれたんだな。」
主人公「はい。もう大丈夫だと思います!」
おじさん「で、こちらはどちらさんだ?森へ向かった時はいなかったと思うが。」
ウィルクム「へへっ、よくぞ聞いてくれました!オレはウィルクム!凄腕の薬師を目指して修行中の鹿族だ!」
ウィルクム「憧れを越えて、一人前に!沢山の人やモンスターを救うためやってきたんだぜ!改めて、よろしくな!」
備考
関連ユニット
画像 | ユニット名 |
---|---|
「護許す蒼貫豪」シャトラン | |
「朋想の慧狼」ヴィリオ |
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