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「窮の秘想魔宝」ルタリスク

最終更新日時 :
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作成者: ゲストユーザー
最終更新者: 退会済ユーザー

「窮の秘想魔宝」ルタリスクの基本データ

出身魔法の国
年齢20歳
性別
レアリティ★5
属性
成長タイプ晩成
武器魔宝石
武器種別突撃
同時攻撃数5体
攻撃段数2段

初期体力初期攻撃力
2,6882,788
最大体力最大攻撃力
5,6445,854
覚醒体力覚醒攻撃力
8,7949,154
スキル進化体力スキル進化攻撃力
--
移動速度攻撃間隔
493.26
リーチタフネス
10540
DPS総合DPS
17968980
覚醒DPS覚醒総合DPS
2,80814,040
スキル進化DPSスキル進化総合DPS
--

進化-
-
スキル1-
-
スキル2-
-
追加日2019.08.31
9月新ユニット追加フェス2019
入手方法-
-


属性補正

炎属性

160%

水属性

100%

風属性

63%

光属性

100%

闇属性

100%


モデル


ストーリー

ネタバレ注意!

ルタリスク「『集え。固まれ。輝きを増せ。』……こんなもんか。」

主人公「あっ、ここにいた。」

メルク「ルタリスクさん。頼まれていたお料理の本を買ってきて……、って、なんなのです。この大量の魔宝石は!?」

ルタリスク「魔力をかき集めるのには苦労したわ。土地の違いって大きいわね。ちょうどよかったわ。これ全部、箱に詰め込まないといけないから手伝ってよ。」

主人公「それは構いませんけど……。どこかに送るんですか?」

メルク「もしかして、テオになのです?」

主人公「それなら、俺たちが直接渡して……、」

ルタリスク「この量を?」

主人公「……ガンバリマス。」

ルタリスク「アホか。精神論でどうにかなる量じゃないわよ。大体、そんなことをしなくて済むように『第1のルビラマンダ』をあの子に持たせたんでしょうが。これは魔法の国に送る分。あぁ、色ごとに分けて入れなさいよ。」

主人公「は、はい。」

メルク「それでは、今まで通り魔法の国のための魔宝石作りを続けているのです?」

ルタリスク「そうよ。なんか文句あるわけ?」

メルク「そ、そんなことないのですよ!むしろ、ルタリスクさんが魔法の国のことを少しは好きになったみたいで嬉しいのです。」

ルタリスク「おい、待て。誰があんな国のことを好きになったって?」

メルク「みゅ?で、でも、テオがいなくなっても、これだけの魔宝石を魔法の国に提供しているのですよ?」

主人公「元々、テオに不自由な生活をさせないために、始めたことなんですよね?」

メルク「なのです!それを今も続けているということは、魔法の国に対する愛情が芽生えたと……!」

ルタリスク「こぼすぞ瓶詰め。」

メルク「勘弁してほしいのですよ!」

ルタリスク「はっ、相変わらずおめでたい思考回路してるわね。確かに、テオを救うために手を貸してくれたことに関して、私はあの国に感謝している。だからルール違反のケジメもつけるつもりよ。でも、それとこれとは話が別。一度優しくされたぐらいで許すとでも思ってんの?人間の感情、舐めすぎじゃない?」

メルク「す、すみませんなのです……。」

ルタリスク「私がこうやって今でも魔宝石を作っているのは、そのケジメの一環に他ならないわ。国の手を煩わせたこと、それと……正直、腹を抱えて笑ってやりたいけど、ベルクベルク家に迷惑をかけたことのね。」

主人公「わ、笑ってやりたいんですね……。」

ルタリスク「正直、ざまぁみろという気持ちは隠せない。」

主人公「正直だなぁ……。」

メルク「議会員の資格を剥奪されたと聞いたのですよ。かけた迷惑とは、そのことなのです?」

ルタリスク「ええ。建国の御三家は、一つの家を除いて絶対に最高議会に籍を置く必要があるの。だから私が資格を剥奪されたことで、隠居してた親父が引っ張り出されてきたってわけ。ざまぁ……ちょっと悪いことしたわ。」

メルク「どっちが本音なのかは、あえて聞かないのですよ……。」

ルタリスク「ま、私の勝手で迷惑をかけたのは事実。それに対して一生ネチネチ言われるのも鬱陶しいから、こうしてご機嫌取りをしてるってわけよ。」

主人公「な、なるほど……。」

メルク「で、でも、そのおかげでテオのような子が救われるのです!気持ちはどうあれ、良いことだと私は思うのですよ!」

主人公「そ、そうです!みんな、きっと感謝してますよ!」

ルタリスク「どうだか。誰が作ってるのか、興味も持ってないわよ。」

主人公「あっ……そうか。ベルクベルクの魔宝石は、全部……、」

メルク「みゅ?でも待ってほしいのです。この前、プライアルさんが市場に出回ってる魔宝石の6割がルタリスクさん製だと言っていたのです。」

ルタリスク「あぁ、それね。私も気になったから調べてみたんだけど……、親父の仕業だったわ。」

メルク「お父さんが?」

ルタリスク「どういう心変わりか知らないけど、この一年ぐらいは、仲介業者に求められた場合のみ、名前を公表するようにしてるらしいわ。」

主人公「それってもしかして、ルタリスクさんのことがあったから……?」

ルタリスク「ありえない。」

主人公「ありえませんか……。」

ルタリスク「あの堅物が、娘一人いなくなったところで考えを改めるわけないから。あいつにとって大切なのはベルクベルクの名だけよ。今回のも、どうせその辺の企みがあったんでしょうよ。じゃなきゃ絶対にありえない。」

主人公「……。」

ルタリスク「ちょっと、そういう顔するのはやめなさいよ。私は別に、それが辛いだなんて思ってない。癪だけど、私だって理解はしているわ。ベルクベルクが『そういう連中』じゃなければ、あの国は今よりもっと荒んだ国になってたことぐらい。」

ルタリスク「……それを理解してもなお、私はベルクベルクのやり方に納得ができなかった。だから、あの魔宝石を作って、親父と喧嘩別れして……、テオに、出会えた。この結末に辿り着けただけで、私の人生はお釣りが出るぐらいに幸せなのよ。」

メルク・主人公「……。」

ルタリスク「ま、あんた達に理解しきれるとは思わないけどね。ほら、手が止まってる!今日中に出さなきゃいけないんだから、急いで!」

メルク・主人公「は、はい!」


ルタリスク「ん、手続き終了。」

主人公「よ、よかった!」

メルク「間に合ったのですよ~!」

ルタリスク「はい、ごくろうさん。そのうちお金が送られてくるから、その時にお礼するわ。」

主人公「ただ詰め込むのを手伝っただけですから。」

ルタリスク「借りを作りっぱなしにしたくないだけよ。何に利用されるかわかったもんじゃないし。」

メルク「しないのですよ、そんなこと……。」

ルタリスク「はいはい、そうね。あぁ~、疲れた。」

メルク「みゅ~!信じてほしいのですよ!」

ルタリスク「そのうちね。ほら、さっさと行くわよ。もうお腹空いちゃって……、」

町のお兄さん「あっ、間に合った!そこのお姉さん、ちょっと待ってくれー!」

ルタリスク「あん?何よ。」

町のお兄さん「いやぁ、荷物の中に手紙が紛れ込んでてね。悪いけど、手紙はうちの管轄外なんだ。隣に頼んでもらっていいかな?」

主人公「手紙?」

ルタリスク「……そう、わかったわ。」

町のお兄さん「じゃ、渡したからね。」

ルタリスク「……はぁ。ねぇ、これ出しちゃっていい?」

メルク「勿論構わないのですが……テオ宛なら、私たちで渡しておくのですよ?」

ルタリスク「バーカ、なんでもテオに結びつけるな。……親父宛よ。」

メルク「みゅ……!」

ルタリスク「……今回のこと、尻拭いさせて悪いとは思ってんのよ。ただまぁ、面と向かうと絶対喧嘩になるから。」

主人公「なるほど……。」

メルク「なのですよ~……。」

ルタリスク「……チッ。ほら、ニヤニヤしてないでさっさと行くわよ。ったく、何を期待してんだか。……変わんないわよ、これぐらいじゃ何にも。」

メルク「みゅふふ、そういうことじゃないのです!ルタリスクさんがお父さんにお手紙を出すというのが、なんだかとっても嬉しいだけなのです!」

ルタリスク「……ふん。テオみたいなこと、言うんじゃないわよ。まったく……意味がわからないんだから。」


備考



※ ステータスの項目名でよくわからない場合は「ユニットページについて」を参照してください。
※ 画像やステータスなど掲載の無い場合は情報提供してくださると助かります。ストーリーはネタバレ配慮のため、コメント欄へ直接書き込まず返信から投稿してください。


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コメント (「窮の秘想魔宝」ルタリスク)
  • 総コメント数19
  • 最終投稿日時 2020年01月31日 19:04
    • さすらいの癒術師さん
    19
    2020年01月31日 19:04 ID:ndjsmv9q

    普段針の山みたいな人だけど所々に優しさや暖かみが滲み出てて最高にエモい

    テオとの関係性とか究極に尊い

    • さすらいの癒術師さん
    18
    2019年10月30日 22:52 ID:akjscoe1

    >>3

    ご提供ありがとうございます。ページに反映しました。

    • さすらいの癒術師さん
    17
    2019年10月30日 20:00 ID:lav6ymlv

    >>4

    以上です。途中被ってしまい申し訳ありません。

    • さすらいの癒術師さん
    16
    2019年10月30日 19:59 ID:lav6ymlv

    >>4

    メルク「みゅ……!」

    ルタリスク「……今回のこと、尻拭いさせて悪いとは思ってんのよ。ただまぁ、面と向かうと絶対喧嘩になるから。」

    主人公「なるほど……。」

    メルク「なのですよ~……。」

    ルタリスク「……チッ。ほら、ニヤニヤしてないでさっさと行くわよ。ったく、何を期待してんだか。……変わんないわよ、これぐらいじゃ何にも。」

    メルク「みゅふふ、そういうことじゃないのです!ルタリスクさんがお父さんにお手紙を出すというのが、なんだかとっても嬉しいだけなのです!」

    ルタリスク「……ふん。テオみたいなこと、言うんじゃないわよ。まったく……意味がわからないんだから。」

    • さすらいの癒術師さん
    15
    2019年10月30日 19:58 ID:lav6ymlv

    >>4

    ルタリスク「そのうちね。ほら、さっさと行くわよ。もうお腹空いちゃって……、」

    町のお兄さん「あっ、間に合った!そこのお姉さん、ちょっと待ってくれー!」

    ルタリスク「あん?何よ。」

    町のお兄さん「いやぁ、荷物の中に手紙が紛れ込んでてね。悪いけど、手紙はうちの管轄外なんだ。隣に頼んでもらっていいかな?」

    主人公「手紙?」

    ルタリスク「……そう、わかったわ。」

    町のお兄さん「じゃ、渡したからね。」

    ルタリスク「……はぁ。ねぇ、これ出しちゃっていい?」

    メルク「勿論構わないのですが……テオ宛なら、私たちで渡しておくのですよ?」

    ルタリスク「バーカ、なんでもテオに結びつけるな。……親父宛よ。」

    • さすらいの癒術師さん
    14
    2019年10月30日 19:58 ID:lav6ymlv

    >>4

    ――場面切り替わり――

    ルタリスク「ん、手続き終了。」

    主人公「よ、よかった!」

    メルク「間に合ったのですよ~!」

    ルタリスク「はい、ごくろうさん。そのうちお金が送られてくるから、その時にお礼するわ。」

    主人公「ただ詰め込むのを手伝っただけですから。」

    ルタリスク「借りを作りっぱなしにしたくないだけよ。何に利用されるかわかったもんじゃないし。」

    メルク「しないのですよ、そんなこと……。」

    ルタリスク「はいはい、そうね。あぁ~、疲れた。」

    メルク「みゅ~!信じてほしいのですよ!」

    • さすらいの癒術師さん
    13
    2019年10月30日 19:57 ID:lav6ymlv

    >>4

    ルタリスク「……それを理解してもなお、私はベルクベルクのやり方に納得ができなかった。だから、あの魔宝石を作って、親父と喧嘩別れして……、テオに、出会えた。この結末に辿り着けただけで、私の人生はお釣りが出るぐらいに幸せなのよ。」

    メルク・主人公「……。」

    ルタリスク「ま、あんた達に理解しきれるとは思わないけどね。ほら、手が止まってる!今日中に出さなきゃいけないんだから、急いで!」

    メルク・主人公「は、はい!」

    • さすらいの癒術師さん
    12
    2019年10月30日 19:56 ID:lav6ymlv

    >>4

    ルタリスク「あの堅物が、娘一人いなくなったところで考えを改めるわけないから。あいつにとって大切なのはベルクベルクの名だけよ。今回のも、どうせその辺の企みがあったんでしょうよ。じゃなきゃ絶対にありえない。」

    主人公「……。」

    ルタリスク「ちょっと、そういう顔するのはやめなさいよ。私は別に、それが辛いだなんて思ってない。癪だけど、私だって理解はしているわ。ベルクベルクが『そういう連中』じゃなければ、あの国は今よりもっと荒んだ国になってたことぐらい。

    • さすらいの癒術師さん
    11
    2019年10月30日 19:56 ID:lav6ymlv

    >>4

    メルク「みゅ?でも待ってほしいのです。この前、プライアルさんが市場に出回ってる魔宝石の6割がルタリスクさん製だと言っていたのです。」

    ルタリスク「あぁ、それね。私も気になったから調べてみたんだけど……、親父の仕業だったわ。」

    メルク「お父さんが?」

    ルタリスク「どういう心変わりか知らないけど、この一年ぐらいは、仲介業者に求められた場合のみ、名前を公表するようにしてるらしいわ。」

    主人公「それってもしかして、ルタリスクさんのことがあったから……?」

    ルタリスク「ありえない。」

    主人公「ありえませんか……。」

    • さすらいの癒術師さん
    10
    2019年10月30日 19:55 ID:lav6ymlv

    >>4

    ルタリスク「ま、私の勝手で迷惑をかけたのは事実。それに対して一生ネチネチ言われるのも鬱陶しいから、こうしてご機嫌取りをしてるってわけよ。」

    主人公「な、なるほど……。」

    メルク「で、でも、そのおかげでテオのような子が救われるのです!気持ちはどうあれ、良いことだと私は思うのですよ!」

    主人公「そ、そうです!みんな、きっと感謝してますよ!」

    ルタリスク「どうだか。誰が作ってるのか、興味も持ってないわよ。」

    主人公「あっ……そうか。ベルクベルクの魔宝石は、全部……、」

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タイトル メルクストーリア 癒術士と鐘の音色(ライン・ストラテジー)
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ゲーム概要 あなたの心を感動で癒す温かなストーリーを、圧倒的ボリュームで送るRPG。 簡単操作ながら遊びつくせない程の遊びと物語の世界へ、今旅立とう!

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