「番外門の毒蛾」ヒュチュカ
「番外門の毒蛾」ヒュチュカの基本データ
出身 | 妖精の国 |
---|---|
年齢 | 19歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 闇 |
成長タイプ | 平均 |
武器 | 独毒注射 |
武器種別 | 突撃 |
同時攻撃数 | 2体 |
攻撃段数 | 3段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
2,420 | 2,220 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
4,840 | 4,440 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
7,915 | 7,215 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
8,305 | 7,585 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
61 | 2.06 |
リーチ | タフネス |
120 | 47 |
DPS | 総合DPS |
- | - |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,502 | 7,005 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
3,682 | 7,364 |
進化 | - |
---|---|
- |
スキル1 | クリティカル(炎光) |
---|---|
炎・光属性モンスターの体力が50%以下の場合、0.51〜?%の確率で即座に癒す(対象の体力が低いほど確率が増加)。 |
スキル2 | - |
---|---|
11月新ユニット追加フェス2021 |
追加日 | 2021.11.08 |
---|---|
11月新ユニット追加フェス2021 |
入手方法 | - |
---|---|
- |
属性補正
炎属性
90%
水属性
90%
風属性
90%
光属性
140%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
<黒い背景画面>
「ごほっ!ごほっ、ごほっ!」
「あ、ああ……父さんは平気だ。はは、まさか病気で寝込むことになるなんてな……。小さい頃以来だよ。」
「変ね。お互いに健康だけが取柄だったのに。けほっ、けほっ……!」
「ふふ、ありがとう。大丈夫よ。それより、あなたは平気?」
「そう、よかった。なら、うつらないうちに向こうに行ってなさい。」
「……ごめんなさいね。お母さんたちもすぐに治すから。」
「ああ。そうしたら、また一緒に過ごそう。だから待っていてくれ。」
<画面替え・とある秋の森>
???「ヒュチュカ。」
「……。」
「誰、私の名前を呼ぶのは。」
「誰、こんなところまで来た馬鹿は。」
「……いえ、誰だっていいわ、そんなの。とっとと消えて。」
???「いや、丁重にお断りしよう。」
「……状況把握もできない、危機感もない、底抜けの能天気さんみたいだから、消えた方がいい理由も教えてあげる。」
「この森、昔は緑で茂ってたの。だけど私一人が来ただけで、この通り。どうしてかわかる?」
「……毒よ。」
「私の翅から分泌される鱗粉には、生まれつき生物に有害な毒が含まれているの。それのおかげで……御覧の有様よ。」
「当然、人間にだって有害よ。2、3日、動けなくなるのは覚悟することね。」
「だからとっとと消えて。あなたが倒れたって、こっちは世話する気なんてないし……、」
「そもそも、できないんだから。」
???「……そうか。」
「そうよ。だからもう……、」
???「それで?もうこっちの話をしてもいいのかな?」
「……は?」
「……ちょっと待って。あなた……私の毒が効いていないの?」
???「己の不幸にしか目に止まっていないようだから、私は懇切丁寧に教えてやるとしよう。」
???「私のマスクは空気清浄機能付きだ。この程度の毒は無効化できる。」
「なっ……。」
???「では次はこっちから質問だ。お前がさぞ悲壮感たっぷりに語り、こうしてあっさりと対処されたその毒……。」
スティーノス「もっと有効に活用してみないか?」
<画面切り替え・紹介所(昼)>
ヒュチュカ「はい、300ゴルドね。」
ヒュチュカ「これで痛みは引くと思うけど、続いたり、ひどくなるようならまた来なさい。新しい薬を処方してあげるから。」
町の青年「助かります!ヒュチュカさんの薬はよく効くからなぁ……。」
ヒュチュカ「それはどーも。ほら、用が済んだならとっとと帰りなさいよ。」
町の青年「はい!ありがとうございます!」
「よかった。これであの子と出かけられそうだ!」
ヒュチュカ「……。」
主人公「お疲れ様、ヒュチュカ。」
ヒュチュカ「ん?なんだ、あなたたちか。」
メルク「相変わらず好評なのですね、ヒュチュカさん特製のお薬!」
主人公「町のお医者さんも言ってたぞ。ぜひ材料を教えてほしいって。」
ヒュチュカ「はっ、医者ならそれぐらい自分で調べろっての。」
主人公「いや、そうしたら、しらない材料があったらしくてさ……。珍しい材料でも使ってるのか?」
ヒュチュカ「まぁね。私しか知らないんじゃないかしら。」
主人公「それを承知で、自分で調べろって言ってたのか……。」
ヒュチュカ「要は企業秘密ってことよ。自力で調べられないなら諦めろって伝えといて。」
町医者「いーや、諦めないわ!」
主人公「うおっ!?」
ヒュチュカ「こいつか……。」
町医者「そう!私こそがご紹介に預かった医者よ!」
メルク「しょ、紹介はしていないのですよ?」
ヒュチュカ「はぁ~……面倒くさ。」
ュチュカ:聞いてたならわかったでしょ。薬の材料は教えないし、譲らないから。」
町医者「そうは言わずにヒントだけでも!ね、ね!どこで手に入るの!?」
ヒュチュカ「……私が心に決めた相手なら、誰でも手に入れられるわ。」
町医者「ひぃ~、どうしても察してしまう否定の意思~。」
ヒュチュカ「伝わって嬉しいわ。」
ヒュチュカ「別に薬を卸さないって言ってるんじゃないんだから。それで我慢しなさいよ。」
町医者「うう~!あなたはそれでいいの!?」
ヒュチュカ「いいって、なにが?」
町医者「だってその材料を……、ううん、せめて成分だけでも公開すれば……!」
町医者「すべての薬の効能は飛躍的に上昇することになる!もっと多くの人を救うことが出来るのよ!?」
メルク「そ、そんなにすごいものだったのです!?」
ヒュチュカ「……そうね。」
町医者「医学に、携わる者として、救える人が増えるのは願ってもないことでしょ!だからどうか公開を……!」
ヒュチュカ「勘違いしているようだけど。」
ヒュチュカ「私は別に、顔も知らない誰かを救いたくて、医者をやってるわけじゃないから。」
町医者「え……。」
ヒュチュカ「そもそも、医学を学んだのも、成り行きみたいなもんだしね。」
町医者「な、成り行き?」
ヒュチュカ「そう。面倒な男に絡まれてね。私の持っているものを有効活用しないかーとか、何回も何回も勧誘に来たんだけど……、」
ヒュチュカ「断ってたらそのうち、医学書を持ってくるようになったのよ。せめぜ自分で制御できるようになれって。」
ヒュチュカ「こちとら文学も読めないのに、嫌がらせかと思ったけどね。だけどムカついたから文学を覚えて……、暇も持て余してたし、本も読むようになった。」
ヒュチュカ「で、読み終わったころに、そいつはまたやってくるのよ、新しい本と一緒に。何度も何度も。」
ヒュチュカ「どれだけ辛く拒絶したって……何度も。」
町医者「……。」
町医者「……その制御できるようになれって、言われたものはどうなったの?」
ヒュチュカ「どうにかなったから、こうしてここにいるに決まってるでしょ。……10年ぐらいかかったけど。」
ヒュチュカ「定期的に薬を飲まなきゃだけど、まぁ、あの時より遥かにマシよ。」
ヒュチュカ「こうして誰かと、どうでもいい話もできるようになったわけだしね。」
主人公&メルク「……。」
町医者「そう……。よかったわ。」
ヒュチュカ「……。」
ヒュチュカ「そういうわけだから……悪いけど、私は別に医学に思い入れも、使命感もないの。だから世の為、人の為に何かするつもりはないわけ。」
町医者「そ、そうなのね……。」
メルク「でも、ヒュチュカさん!こだわりがないということなら、教えてあげてもいいのではないのです?」
主人公「俺もこのお医者さんにはお世話になってるけど、絶対に悪用とかはしないと思うぞ。」
町医者「ふ、二人とも……。」
ヒュチュカ「……そんなのは百も承知だわ。」
町医者「えっ!?」
ヒュチュカ「だけど言ったでしょ?材料は私が決めた相手にしか譲らないって。その枠はもう、埋まっているのよ。」
ヒュチュカ「そしてこれ以上、増やすつもりもないし、あいつと並ぶ相手が出てくるわけもない。」
ヒュチュカ「だから私は、あいつ以外の誰にもこの毒を渡さない。」
ヒュチュカ「この毒は、あいつだけを侵すものだから。」
町医者「そう……。」
町医者「って、えっ?いま、毒って……。」
ヒュチュカ「……答えは教えないわ。だけど、私の言動や薬から勝手に推測したり、分析するのはあなたの勝手。」
ヒュチュカ「わかるといいわね。わかりっこないだろうけど。」
町医者「ヒュ、ヒュチュカさん……!」
ヒュチュカ「ふわぁぁ……、疲れた。じゃあ私、お昼寝するから。うるさしくないでよ。」
主人公「ああ。」
町医者「ありがとー、ヒュチュカさーん!」
ヒュチュカ「……はぁ、わかんない奴ね。さっき言ったばっかりでしょ?」
ヒュチュカ「うるさくするなっての。」
備考
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さすらいの癒術師さん
192022年02月27日 17:17 ID:et0g9gdg町医者:って、えっ?いま、毒って……。
ヒュチュカ:……答えは教えないわ。だけど、私の言動や薬から勝手に推測したり、分析するのはあなたの勝手。
ヒュチュカ:わかるといいわね。わかりっこないだろうけど。
町医者:ヒュ、ヒュチュカさん……!
ヒュチュカ:ふわぁぁ……、疲れた。じゃあ私、お昼寝するから。うるさしくないでよ。
主人公:ああ。
町医者:ありがとー、ヒュチュカさーん!
ヒュチュカ:……はぁ、わかんない奴ね。さっき言ったばっかりでしょ?
ヒュチュカ:うるさくするなっての。
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さすらいの癒術師さん
182022年02月27日 17:16 ID:et0g9gdgメルク:でも、ヒュチュカさん!こだわりがないということなら、教えてあげてもいいのではないのです?
主人公:俺もこのお医者さんにはお世話になってるけど、絶対に悪用とかはしないと思うぞ。
町医者:ふ、二人とも……。
ヒュチュカ:……そんなのは百も承知だわ。
町医者:えっ!?
ヒュチュカ:だけど言ったでしょ?材料は私が決めた相手にしか譲らないって。その枠はもう、埋まっているのよ。
ヒュチュカ:そしてこれ以上、増やすつもりもないし、あいつと並ぶ相手が出てくるわけもない。
ヒュチュカ:だから私は、あいつ以外の誰にもこの毒を渡さない。
ヒュチュカ:この毒は、あいつだけを侵すものだから。
町医者:そう……。
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さすらいの癒術師さん
172022年02月27日 17:16 ID:et0g9gdg町医者:……その制御できるようになれって、言われたものはどうなったの?
ヒュチュカ:どうにかなったから、こうしてここにいるに決まってるでしょ。……10年ぐらいかかったけど。
ヒュチュカ:定期的に薬を飲まなきゃだけど、まぁ、あの時より遥かにマシよ。
ヒュチュカ:こうして誰かと、どうでもいい話もできるようになったわけだしね。
主人公&メルク:……。
町医者:そう……。よかったわ。
ヒュチュカ:……。
ヒュチュカ:そういうわけだから……悪いけど、私は別に医学に思い入れも、使命感もないの。だから世の為、人の為に何かするつもりはないわけ。
町医者:そ、そうなのね……。
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さすらいの癒術師さん
162022年02月27日 17:16 ID:et0g9gdgヒュチュカ:そう。面倒な男に絡まれてね。私の持っているものを有効活用しないかーとか、何回も何回も勧誘に来たんだけど……、
ヒュチュカ:断ってたらそのうち、医学書を持ってくるようになったのよ。せめぜ自分で制御できるようになれって。
ヒュチュカ:こちとら文学も読めないのに、嫌がらせかと思ったけどね。だけどムカついたから文学を覚えて……、暇も持て余してたし、本も読むようになった。
ヒュチュカ:で、読み終わったころに、そいつはまたやってくるのよ、新しい本と一緒に。何度も何度も。
ヒュチュカ:どれだけ辛く拒絶したって……何度も。
町医者:……。
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さすらいの癒術師さん
152022年02月27日 17:15 ID:et0g9gdg町医者:すべての薬の効能は飛躍的に上昇することになる!もっと多くの人を救うことが出来るのよ!?
メルク:そ、そんなにすごいものだったのです!?
ヒュチュカ:……そうね。
町医者:医学に、携わる者として、救える人が増えるのは願ってもないことでしょ!だからどうか公開を……!
ヒュチュカ:勘違いしているようだけど。
ヒュチュカ:私は別に、顔も知らない誰かを救いたくて、医者をやってるわけじゃないから。
町医者:え……。
ヒュチュカ:そもそも、医学を学んだのも、成り行きみたいなもんだしね。
町医者:な、成り行き?
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さすらいの癒術師さん
142022年02月27日 17:15 ID:et0g9gdgヒュチュカ:聞いてたならわかったでしょ。薬の材料は教えないし、譲らないから。
町医者:そうは言わずにヒントだけでも!ね、ね!どこで手に入るの!?
ヒュチュカ:……私が心に決めた相手なら、誰でも手に入れられるわ。
町医者:ひぃ~、どうしても察してしまう否定の意思~。
ヒュチュカ:伝わって嬉しいわ。
ヒュチュカ:別に薬を卸さないって言ってるんじゃないんだから。それで我慢しなさいよ。
町医者:うう~!あなたはそれでいいの!?
ヒュチュカ:いいって、なにが?
町医者:だってその材料を……、ううん、せめて成分だけでも公開すれば……!
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さすらいの癒術師さん
132022年02月27日 17:14 ID:et0g9gdgヒュチュカ:はっ、医者ならそれぐらい自分で調べろっての。
主人公:いや、そうしたら、しらない材料があったらしくてさ……。珍しい材料でも使ってるのか?
ヒュチュカ:まぁね。私しか知らないんじゃないかしら。
主人公:それを承知で、自分で調べろって言ってたのか……。
ヒュチュカ:要は企業秘密ってことよ。自力で調べられないなら諦めろって伝えといて。
町医者:いーや、諦めないわ!
主人公:うおっ!?
ヒュチュカ:こいつか……。
町医者:そう!私こそがご紹介に預かった医者よ!
メルク:しょ、紹介はしていないのですよ?
ヒュチュカ:はぁ~……面倒くさ。
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さすらいの癒術師さん
122022年02月27日 17:14 ID:et0g9gdgヒュチュカ:これで痛みは引くと思うけど、続いたり、ひどくなるようならまた来なさい。新しい薬を処方してあげるから。
町の青年:助かります!ヒュチュカさんの薬はよく効くからなぁ……。
ヒュチュカ:それはどーも。ほら、用が済んだならとっとと帰りなさいよ。
町の青年:はい!ありがとうございます!
よかった。これであの子と出かけられそうだ!
ヒュチュカ:……。
主人公:お疲れ様、ヒュチュカ。
ヒュチュカ:ん?なんだ、あなたたちか。
メルク:相変わらず好評なのですね、ヒュチュカさん特製のお薬!
主人公:町のお医者さんも言ってたぞ。ぜひ材料を教えてほしいって。
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さすらいの癒術師さん
112022年02月27日 17:14 ID:et0g9gdgそうよ。だからもう……、
???:それで?もうこっちの話をしてもいいのかな?
……は?
……ちょっと待って。あなた……私の毒が効いていないの?
???:己の不幸にしか目に止まっていないようだから、私は懇切丁寧に教えてやるとしよう。
???:私のマスクは空気清浄機能付きだ。この程度の毒は無効化できる。
なっ……。
???:では次はこっちから質問だ。お前がさぞ悲壮感たっぷりに語り、こうしてあっさりと対処されたその毒……。
スティーノス:もっと有効に活用してみないか?
<画面切り替え・紹介所(昼)>
ヒュチュカ:はい、300ゴルドね。
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さすらいの癒術師さん
102022年02月27日 17:13 ID:et0g9gdg……いえ、誰だっていいわ、そんなの。とっとと消えて。
???:いや、丁重にお断りしよう。
……状況把握もできない、危機感もない、底抜けの能天気さんみたいだから、消えた方がいい理由も教えてあげる。
この森、昔は緑で茂ってたの。だけど私一人が来ただけで、この通り。どうしてかわかる?
……毒よ。
私の翅から分泌される鱗粉には、生まれつき生物に有害な毒が含まれているの。それのおかげで……御覧の有様よ。
当然、人間にだって有害よ。2、3日、動けなくなるのは覚悟することね。
だからとっとと消えて。あなたが倒れたって、こっちは世話する気なんてないし……、
そもそも、できないんだから。
???:……そうか。