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【百鬼異聞録】「商店街秘聞」ストーリーまとめ【イベントストーリー】

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目次 (商店街秘聞ストーリー)

▶「商店街秘聞」イベント詳細

章1

商店街で怪事が頻発している。天邪鬼の団体が夜に「幽霊」に襲われた。鉄鼠の神秘的な商店が、宝物を盗んだ盗賊に懸賞をかける告示を出した。この二つの事件、何か関係があるのだろうか……?
天邪鬼黄
『君は聞いたことがあるか。』
天邪鬼赤
『なんの話だ?』
天邪鬼黄
『新しく開店した宝物専門の神秘商店で、また物が盗まれた!』
天邪鬼赤
『それは俺に関係ないだろう……』
天邪鬼黄
『この懸賞告示を君は見ていないのか?』
天邪鬼黄は太鼓から一枚の懸賞告示を取り出した。そこには「宝物盗難犯懸賞、賞金5000銭貨。」と書かれていた。
天邪鬼赤
『一、十、百、千……こんなにたくさんの銭貨だ!』
天邪鬼赤
『俺はこんなに多くの金を見たことがない。』
天邪鬼黄
『けど……』
天邪鬼赤
『もういい、俺たちは鬼青と鬼緑も呼んで、一緒に泥棒を捕まえに行こう!』
天邪鬼黄
『でも、商店街のこと……君は忘れたの?』
天邪鬼赤
『それは、俺たちが前に「厲鬼」に遭遇した場所なのか?』
天邪鬼黄
『もう言わないで、前回君たちはみんな早く逃げたから、私は太鼓を持っていて不便で、もう少しで捕まるところだった!』
天邪鬼黄
『俺は命が危ないと思った!』
白蔵主・参禅
『何の「厲鬼」?君たちは鬼じゃないのか?』
天邪鬼黄
『あ……!!』
天邪鬼赤
『鬼黄、鬼黄!君は……君は目を覚まして!』
天邪鬼赤
『全部君のせいだよ、突然現れて何をするんだ、鬼黄を驚かせて気絶させた。』
白蔵主・参禅
『君たちが言った、商店街はどうしたの?』
天邪鬼赤
『俺、俺はわからない。』
天邪鬼赤
『鬼黄、君は耐えてくれ、俺がすぐに君を家に連れて帰る!』
天邪鬼赤は天邪鬼黄を背負って、急いで離れた。
白蔵主・参禅は地面に落ちた懸賞告示を拾い、何かを考えているようです……
白蔵主・参禅
『神盗……厲鬼……』
白蔵主・参禅
『面白い、この仕事は小白が引き受けた!』

章2

修行から帰った白蔵主は懸賞を受け、探偵を始めた。まずは当然、事の経緯を調査することから始める。当事者の供述によると、商店街に最近「神盗」が現れたという。この「神盗」を捕まえるのは、簡単ではない。
かつて賑やかだった商店街は、今では薄い陰りがかかったようです。
多くの店は早々に閉店し、行き交う数人の通行人も急ぎ足で通り過ぎ、ここで長く留まることを望まない。
鉄鼠の神秘商店だけがまだ灯りをつけていて、彼の忙しい姿がかすかに見えます。
鉄鼠・豪商
『いらっしゃいませ~』
白蔵主・参禅が店内に入ると、鉄鼠は手を止めて、客に敬意を持って挨拶した。
鉄鼠・豪商
『小店に新しく入荷した店の宝物「離火疾行符」は、瞬時にあなたが行きたい場所に到達できます。見てみませんか?』
白蔵主・参禅
『小白は買い物に来たわけじゃない。』
白蔵主・参禅は懸賞告示を受付に置いた。
白蔵主・参禅
『これはあなたが貼ったものですか?』
鉄鼠・豪商
『はい、まさしく私です。』
白蔵主・参禅
『この事件、私が引き受けます。』
白蔵主・参禅
『鉄店主に協力していただけるとありがたいです。』
鉄鼠・豪商
『ほお?白神探だったのですね、どうぞお話しください。』
白蔵主・参禅
『物はいつ盗まれたの?どうやって盗まれたの?』
鉄鼠・豪商
『そうなんです、小僧の宝物は深海から持ち出したものなので、どうしても水気があるんです。それで店の前で干しているんですよ。』
鉄鼠・豪商
『夕方に回収した時、何かが足りないことに気づき、数日間続けてそうで、合計でいくつかの宝物が失われました。』
白蔵主・参禅
『あなたの言うことは、この犯人が毎日一つだけ盗むということですか?』
鉄鼠・豪商
『そうです、これらの宝物は竜宮から来たもので、一つの価値だけで商店街全体を買うことができます!』
白蔵主・参禅
『こんなに大胆で、店主の目の前で物を盗むとは。』
白蔵主・参禅
『犯人の姿を見たことがありますか?』
鉄鼠・豪商
『小僧は置き終わった後、店内に戻って帳簿を確認したが、犯人の姿は見ていない。』
白蔵主・参禅
『そういえば、天邪鬼から商店街が最近幽霊騒ぎになっていると聞いたが、この事件と関係があるのだろうか?』
鉄鼠・豪商
『最近、確かに不明な「厲鬼」が頻繁に現れて、皆が不安になっている。鬼怪が宝物を盗んだ可能性も否定できない。』
鉄鼠・豪商
『でも……もう一つ気になることがあるんです。』
鉄鼠・豪商
『最近、雲華城から「神盗」が来たと聞いています。彼は身軽で、今まで誰も捕まえられません。』
鉄鼠・豪商
『「厲鬼」はあの「神盗」と関係があるのだろうか……』
鉄鼠・豪商
『はぁ……小僧も早く閉店しなければならない、小さな商売なので、これ以上の損失は負担できません。』
白蔵主・参禅
『「神盗」……?』
白蔵主・参禅
『彼がどの城から来たとしても、悪事を働いたら代償を払わなければならない。』
白蔵主・参禅
『この件は私に任せてください!』
白蔵主・参禅
『うん……私の綿密な分析と多方面からの情報によれば、「神盗」はここに住んでいるはずです。』
白蔵主・参禅はひと飛びして、軽やかに屋根の上に降り立った。
自分の腕前に得意になっていたところ、突然目の前に現れた顔に驚かされた。
白蔵主・参禅
『君は……君は誰だ!』
鬼金羊
『あなたが誰なのか聞きたいですね。真夜中に他人の家の屋根で何をしているのですか?』
白蔵主・参禅はこの人物をじっくりと観察した。黒い肌、頭の上には細長い螺旋状の羊の角が生えている。
手には名も知らぬ仕掛けを持ち、無造作に弄っている。
白蔵主・参禅
『あなたの服装を見ると……雲華城から来たのですか?』
白蔵主・参禅
『自身は雲華城の「神盗」なのか?』
鬼金羊
『ほお?私がそんなに有名なのか?』
白蔵主・参禅
『正直に言いなさい、神秘商店の宝物を盗んだのはあなたですか!』
白蔵主・参禅
『正直に白状すれば軽く済むが、抵抗すれば厳しくなる。もし盗んだ宝物をすぐに返してちゃんと謝るなら、小白が鉄鼠の店主に頼んで、罪を軽くしてもらえるようにするよ。』
鬼金羊
『宝物?どんな宝物のことを言っているのか、私はさっぱり分かりません。』
白蔵主・参禅
『数日前、神秘商店で毎日宝物が盗まれ、連続して事件が発生しました。こんなことをするのはあなた以外に誰がいるでしょう!』
鬼金羊
『あら?信じられないなら、私の家に来て探してみて、あなたが言っている宝物があるかどうか。』
白蔵主・参禅
『ふん、小白が見つけたら、どうやって言い逃れするつもりですか!』
白蔵主・参禅は屋内に飛び込み、鬼金羊の住処をひっくり返した。
白蔵主・参禅
『奇妙だ、見てないなあ……。』
鬼金羊
『はあ、言っても信じないだろうけど、本当に私じゃないんだ。』
鬼金羊は額を押さえた。
鬼金羊
『まあ、よい。私の潔白のために、あなたと一緒に真犯人を見つけましょう。』
鬼金羊
『証拠もないのに善良な人を冤罪にするなんて、あなたは本当に無茶です。』
白蔵主・参禅
『証拠……たぶん、うん……確かにない……』
白蔵主・参禅
『でも、小白は必ずこの真犯人を見つけるよ!』

章3

神秘商店の盗難事件は「神盗」とは無関係だった。商店街の幽霊騒ぎの犯人も別にいるようだ。では、真相は一体何なのか?
凶悪な鬼
『あおう——ゲロ——』
凶悪な鬼
『私は世界で最も凶悪な地獄の悪霊ゲロ——!』
凶悪な鬼
『蜃気楼は今や私たちのものだゲロ!』
凶悪な鬼
『そうそう、だからあなたの手にあるクレープを早く渡しなさいケロ!』
一つ目小僧
『鬼……鬼だ……!』
一つ目小僧
『全部、全部君たちにあげるから、私を食べないで……!』
厄鬼は一つ目小僧の手からクレープを奪い取り、血のように赤い口を開けて、貪り食べ始めた。
凶悪な鬼
『本当においしいね、ゲロ。』
凶悪な鬼
『そうですね、商店街のクレープは平安京のより美味しいケロ。』
白蔵主・参禅
『動くな!白探偵が捜査するから、手を挙げろ!』
鬼金羊
『草を打って蛇を驚かせるなと言ったのに、君は……』
鬼金羊は言葉を失い、穴に入りたいほどだった。
鬼金羊
『君はそんなふうに捜査するのか……』
白蔵主・参禅
『あなたが商店街であちこちで破壊行為をして、鉄鼠の宝物を盗み、猫又屋で無銭飲食をし、今度は小妖怪のクレープを奪いに来たんだね!』
白蔵主・参禅
『私の信頼できる分析によれば、80%の犯人は再び事件現場に戻ってくるでしょう。』
白蔵主・参禅
『やっぱり、ここで待ち伏せすれば必ず犯人を捕まえらえる!』
凶悪な鬼
『君は何者だ、私達の道を塞ぐなんてゲロ!』
凶悪な鬼
『君を食べるのが怖くないのかゲロ!』
厄鬼は残りのクレープを一口で飲み込み、体を数回ねじり、その後痙攣し始めた。
痙攣の頻度がますます高くなるにつれて、元の膨大な体が瞬時に八つの小さな塊に分裂した。
小さな部分が全て個別の縮小版の悪霊に変わった。
凶悪な鬼
『見てください、ゲロ太迷陣です!』
言い終わると、小さな厄鬼たちはすぐに移動を開始し、奇妙な陣形を組んだ。
鬼金羊
『ゲロ……?待って!』
白蔵主・参禅
『よし、小白は蜃気楼で長い間鍛錬してきたので、鍛錬の成果を見せる時が来ました!』

章4

「厲鬼」の迷陣は本当に強力だ。厳しい訓練を経たばかりの白蔵主でさえも混乱してしまった。陣法を突破する鍵は……
悪霊の陣形はついに破られたが、白蔵主・参禅はもう支えきれずに倒れてしまった。
凶悪な鬼A
『ゲロ……陣形が破壊されたゲロ!』
凶悪な鬼B
『すごい手段だ、どうやら私たちの究極の法陣を使うしかないゲロ!』
凶悪な鬼A
『高Lvゲロ太迷陣——!』
鬼金羊は目に星が浮かぶ白蔵主・参禅を見て、パートナーの頼りなさを痛感した。
鬼金羊
『鍛錬したのに、これだけのレベル?』
鬼金羊
『よし、今度は私があなたたちと遊んでやる番だ。』
鬼金羊
『こんな小細工、孤児院にいた頃にたくさん遊んだ。』
鬼金羊
『本当に懐かしいですね……』

章5

鬼金羊はさすが雲華城の機関の達人で、迷陣を軽々と突破した。「厲鬼」の正体も明らかになった!
厲鬼の法陣は鬼金羊によって簡単に次々と破られた。
小さな厲鬼たちは地面に倒れ、次々と正体を現した。
白蔵主・参禅
『うん?あなたたちどうして……ちょっと見覚えがある?』
白蔵主・参禅
『あなたたちはまさか……』
白蔵主・参禅
『ゲロ太!』
茨木呱
『どうしよう、見つかっちゃったゲロ!』
酒呑呱
『くそ、この壊れた宝物、なんでこんな時に故障するんだゲロ!』
白蔵主・参禅
『宝物?何の宝物?』
白蔵主・参禅
『鉄鼠の宝物を盗んだのはお前たちか?正直に言え!』
茨木呱
『立ち聞きなんかじゃないゲロ!』
酒呑呱
『私たちは正規のルートで獲得したゲロ!』
金の縁がついた銅鏡が茨木ゲロの体から落ちた。
彼が反応する前に、鬼金羊が素早く前に出て、その銅鏡を先に拾った。
鬼金羊は鏡を長い間眺めて、その鏡の作りに驚嘆した。
金色の枠は普通の鍍金ではなく、職人が金糸で複雑なアカンサスの巻き模様を作り出したもので、各透かし部分の金箔の厚さは髪の毛の直径を超えない。
縁には十二個の薔薇を彫った純金の鋲が埋め込まれており、鏡枠との接合部は完全に密着していて、溶接点が見えない。まるで黄金の蔓が自然に成長して水銀の鏡面を包み込んでいるかのようだ。
鬼金羊
『少なくとも人間の中で皇帝レベルの者が持つことができる宝物だ。』
鬼金羊
『言え、どこから来たのか、さもないと本当に片腕の童子にしてやるぞ。』
鬼金羊は茨木ゲロの爪を一つ持ち上げて宙に浮かせ、茨木童子ゲロは痛くてわんわん泣き叫んだ。
茨木呱
『言うよ、言うよ……縁結神が教えてくれたんだ、古い木の下に私たちが欲しいものがあるってゲロ。』
酒呑呱
『それから私たちはそこへ行ってこの宝物を拾った。』
白蔵主・参禅
『縁結神……古木の下……』
鬼金羊
『どうやら、縁之屋に行かなければならないようだ。』

章6

呱太たちは「厲鬼」のふりをするための宝物が「縁の屋」から来たことを明かした。縁結神はなぜこのような宝物を持っているのか?二人は「縁の屋」に行って調査することを決めた。真相が明らかになる日が近づいているようだ。
商店街の南東側に、新しく開店したばかりの小さな店がある。
朱色の門の上には「縁の屋」という三文字が大きく書かれており、赤い糸が屋根の下に垂れ、金色の鈴と共に風に揺れている。
白蔵主・参禅
『この店はいつ開いたんだ、小白は知らなかった。』
鬼金羊
『君の観察能力は確かにもう少し強化が必要だ。』
白蔵主・参禅
『小白のことをいつも言わないでくれ、小白はちゃんと努力して勉強しているんだから!』
縁結神・成就
『縁之屋へようこそ!』
縁結神・成就
『おお~小白か、久しぶりだね!二人は予約しているのか?』
白蔵主・参禅
『予約?何の予約?』
鬼金羊
『私たちは事件を調査しに来た。』
鬼金羊
『茨木ゲロは彼らがここでこの宝物についての依頼をしたことがあると言った。』
鬼金羊はゲロ太から取り上げた金縁の銅鏡を取り出した。
縁結神・成就
『この鏡にはあまり印象がない……けど……』
白蔵主・参禅
『しかし?』
縁結神・成就
『ゲロ太たちの依頼は確かに受けました。彼らは「蜃気楼を支配できる物」を探しています。』
縁結神・成就
『いたずらだと思って、この依頼を受けたくなかったんだけど、結局、縁の書が本当に指針を示してくれた。』
縁結神・成就
『縁の書は、彼らが求めているものが商店街の北の森の中の古木の下にあると教えてくれました。』
白蔵主・参禅
『古木の下で宝物を拾える……誰かが前もってそこに隠したのだろうか?』
白蔵主・参禅
『つまり、犯人は別にいるということだ!』
鬼金羊
『私も思うに、ゲロ太の知能では、鉄鼠の目の前で物を盗むことは不可能だ。』
白蔵主・参禅
『私たちは真実にますます近づいていると感じます。次のターゲットは、古木を見つけることです!』
密集した森の中に非常に高い古木が立っており、ひび割れた樹皮には苔が生え、傘のような樹冠が雲を突き抜けている。
周囲には灌木が生い茂り、蔓が溝のある樹木を絡みついて、数百年生きている森の巨人を守護しているかのようだ。
白蔵主・参禅
『わあ……大きな木だな。』
鬼金羊
『うん?木の梢に何かあるようだ……』
鬼金羊は白蔵主・参禅が反応する前に、すでに木の梢に登っていた。
絡み合った枝の間に半分朽ちた枯れ枝で作られた巣が挟まっており、青い蔓と苔が層を成して枝を包み込んで、まるで巨大な蛇がとぐろを巻いているかのようだ。
違うのは、鳥の巣の中に何かがキラキラと光っているように見えることです……
鬼金羊
『まさか……』
鬼金羊は推測を抱きながら慎重に近づいた。果たして、巣の中はガラスの破片と透明な小石でいっぱいだった。驚いたことに、青火を放つ避水珠と、伝説の魂を奪うことができる霊玉もあった。
積み重なったアイテムが多すぎて、鳥の巣の片側は明らかに重みに耐えられず、底に大きな穴が開いている。どうやら何かがここから落ちたようだ。
鬼金羊
『これらは、鉄鼠の店の宝物ではないか?』
鬼金羊
『この鳥の巣、まさか……』
心の中の推測が次々と証明される中、雑然とした鳥の鳴き声が鬼金羊の思考を遮った。
以津真天・千尋
『何度も言ったでしょう、もうこれ以上ゴミを家に持ち帰らないで、家にはもう置く場所がないの!』
幼鳥
『でも本当に綺麗だね、家を飾るのに使ったら、どんなに素敵だろう啾!』
鬼金羊
『これはゴミではない。』
以津真天・千尋
『誰か!?』
以津真天はすぐに幼鳥を背後に隠し、少し敵意を持って鬼金羊を見た。
鬼金羊
『恐れないでください、私たちはただ事件を調査しに来ただけで、あなたたちの羽には興味がありません。』
鬼金羊
『君たちが鳥の巣を装飾するために使ったこれらの物は、数日前に神秘商店で失われた宝物であり、これらの宝物は非常に価値があり、鉄鼠の店主を困らせた。』
以津真天・千尋
『自身はこれらの破片が神秘商店の宝物だと言うのか?』
鬼金羊は避水珠を手に取り、暗青色の瑠璃の模様が掌で流転している。
鬼金羊
『これは千年蛟の鱗を溶かして作られた避水珠であり、その美しい模様は普通の破片とは大きく異なると聞いている。』
以津真天・千尋
『これは……確かに凡間の物ではない。』
幼鳥
『地面で拾ったんだ啾……誰もいらないものだと思ったんだ啾……』
幼鳥
『ただキラキラしていて特に綺麗だと思ったから、持ち帰ったんだ啾。』
以津真天・千尋
『申し訳ありません、私の一族はまだ幼く、物事の良し悪しを判断できません。』
以津真天・千尋
『あなたたちが見つけてくれてよかった、さもなければ私たち一族は新たな悪名を背負うことになったかもしれません。』
以津真天・千尋
『これらの宝物を鉄鼠の店主に私の代わりに渡していただけますか?私は一族を連れて直接謝罪に伺います。』
鬼金羊
『問題ありません。鳥類はもともと綺麗なアイテムを巣に装飾する習性がありますし、あなたたちも悪意があったわけではありません。』
鬼金羊
『避水珠と霊玉は受け取るよ。鉄鼠老板に渡すから、安心して。』

章7

真実が明らかになり、宝物は元の持ち主のもとへ戻った。商店街は再び賑わいを取り戻した。待って——!賞金!賞金を忘れずに取りに行って!
鉄鼠・豪商
『避水珠、霊玉、そしてこの写魂鏡、うん……揃った。』
鉄鼠・豪商
『宝物がついにまた小僧の手に戻ってきた。これで損失額を……うん、計算してみよう……』
白蔵主・参禅
『損失?これらの宝物は全部螭璃から手に入れた者じゃないか、コストがあるのか?』
鉄鼠・豪商
『自身はまだ若いからわからないんだ。商売ってのは、稼げなかったお金は損失なんだよ。』
白蔵主・参禅
『小白は子供じゃない!小白はただ体がまだ成長していないだけだ!』
鬼金羊
『現在、物は元の持ち主に戻った。さて、賞金は……』
鉄鼠・豪商
『賞金が欲しいなら、犯人を引き渡して、小僧がしっかりと罰を与えるようにしてください。』
白蔵主・参禅
『これ……小鳥は故意じゃないんだから、どうして犯人と呼ばれるのか。』
鉄鼠・豪商
『それならそうだ。犯人がいなければ、当然賞金もない。』
白蔵主・参禅
『三つ目!』
鉄鼠・豪商
『茨木呱、酒呑呱、これらの宝物を磨いて倉庫にきちんと並べておいて、ついでに床も掃除してくれ。あそこにまだ埃がある。』
鉄鼠・豪商
『きれいにしてから食事をしようね。』
茨木呱
『確認だガ。』
白蔵主・参禅
『君たち?どうしてここに?』
鉄鼠・豪商
『彼らは商店街の公共物を破壊し、無銭飲食をしたので、小僧が代わりに弁償した。今は小僧の店で働いてお金を返している。』
白蔵主・参禅
『これは露骨な搾取だ……!』
チリンチリン——店のドアが開かれ、縁結神が神秘商店に入ってきた。
縁結神・成就
『鉄老板、これは以津真天が私に託した謝罪の贈り物です。』
縁結神は二枚の金の羽をテーブルに置いた。金色に輝く羽は、細かな光が脈絡に沿って動き、灼灼と輝いている。
鉄鼠はそれを見てすぐに羽を手に取り、何度も眺めて手放せず、目を細めて笑っていた。
鉄鼠・豪商
『これは本当にいいものだな、いいものだ!』
鉄鼠・豪商
『小僧はこの二枚の金の羽をしっかり保存しなければならない。本店の看板商品がまた一つ増えた。』
白蔵主・参禅
『はぁ……結局、犯人もいないし、賞金もない。無駄に働いたな……』
鬼金羊
『無駄ではなかった。』
鬼金羊
『蜃気楼に初めて来たとき、熱烈な歓迎はなかったが、独特な方法で皆と知り合いになったのも面白いことだ。』
鬼金羊は小白の頭を撫でた。
鬼金羊
『賞金が欲しいなら、犯人を引き渡して、小僧がしっかりと罰を与えるようにしてください。』
白蔵主・参禅
『小白は愚かな犬じゃない……いや、小白は犬じゃない、狐だ!』
ふざけ合う二人を見て、縁結神は思わず微笑んだ。
彼女の目には、一条の赤い糸が白蔵主、鬼金羊、鉄鼠、そしてゲロ太たちをつなげているように見えた。
そのうちのランク1の分岐が、いつの間にか自身の手に結ばれていた。


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